site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
モード変更
記事中のキーワード
(クリックすると同じキーワードを含む記事を表示します。)
バス  スーパーマーケット  老人健診  

紹介してもらった診療所での診察〜出発編〜

2012/02/02 (木)  カテゴリー: 診察
smartphone
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

先日お話ししたように、昨日は普段かかり付けの主治医に紹介状を書いてもらった先の診療所へ診察に行ってきました。
(記事はこちら→認知症の薬の服用履歴〜アリセプト、メマリー)

問題だったのはアルツ君がバスと電車を乗り継いで、紹介先の診療所まで歩いて行けるかということです。

近所のスーパーマーケットに水を汲みに行ったり、主治医のクリニックに行くだけでバテてしまうのですから、果たして体力が持つかどうか…。

(-_-;)



途中のお漏らしも心配だし、バスで最寄駅まで行くにしても、やはりバス停までは徒歩だし、アルツ君はおそらくここ何年も電車に乗ったことが有りません。

最初から難関が待ち受けています。

最悪タクシーを呼んで、診療所まではタクシーを使ってしまうということも考えたのですが、これから先、診察してもらうに当たって毎回タクシーを使うのも費用面でかなりの負担になってしまいます。

最初にアルツ君が診療所まで歩いて行けるかどうかを調べて、ダメそうならまた違う方法を考えようと多数決で決まりました。

もちろん多数決の参加者はヤッチだけですが、なにか!?

前の晩から、紹介状やらリザーブの紙パンツを準備していると、電話が有り、姉も会社を休んで一緒に行ってくれるとの事。

当日はアルツ君の体力的なことも考え、早目に家を出ることに…。

姉が家に向かいに来てくれるというので、姉が来るのを待っていると、キノコさんもお出かけ用の衣装を着ています。

「なに?どうしたの?」

ヤッチがキノコさんに声をかけます。

「いやあ。わたしも今後のことがるから、やっぱり行っておいた方がいいでしょ!?」

「一緒に診察を受けるっていうこと?」

「違うわよ!!診てもらうのはおじいちゃんだけよ。」

こうして、きび団子こそ、やりはしませんでしたが、アルツ君はちょっとした桃太郎状態です。

アルツ君には診察を受けに行くという風には言っていません。

『老人健診』を受けに行くという名目です。

姉がやってきたので、4人で出発です。

「なんだ?なんだ?遠足にでも行くのか?」

アルツ君がみんなに言い放ちます。

「違うわよ!!パパの老人健診!!」

姉がさっそく突っ込みます。

「そっか!?なんで俺の老人健診にこんな大勢していくんだ?」

確かに…。

(^_^;)

「途中で逃げ出さないように、みんなで監視だよ。」

今度はヤッチがアルツ君に声をかけます。

「バカ言え!!俺は逃げたりなんかするわけないだろ。それよりどこまで行くんだ?」

「はじめて行くB駅にある診療所だよ。」

「へー。B駅!?ずいぶんとまた遠くに行くんだなあ…。」

アルツ君、植木職人の前にサラリーマン経験が有り、そのころに通勤していた会社がこのB駅のそばに有ります。

どうもそのことを覚えているらしく、B駅がどこかわかるようです。

「パパ。歩いて行くんだけど、歩いて行ける?」

姉がそれとなくアルツ君の体調を確認します。

「歩いて行く以外に何か方法が有るのか?空でも飛んでいくのか?」

「そういうわけじゃないけど、途中でくたびれたりしないかしら!?」

「大丈夫だよ。それよりばあさんの方がくたびれちゃうんじゃないのか!?」

確かにキノコさんも遠出などしたことないので、若干不安が有ります。

「私はそろそろ付いて行くから、大丈夫よ。」

お伴が多いせいか、アルツ君、いつもに増して張り切っています。

これなら行きは心配ないような感じに思えます。

バス停までは、いつも水を汲みに行くスーパーマーケットの手前に有るので、難なくクリアです。

キノコさんとアルツ君はシルバーパスを持っているので、料金はかかりません。

最近できた路線バスなので、まだ知名度が低いのか乗客はほとんどいません。

空席ばかりが目立ち、難なく座席をゲットできました。

A駅までは10分かかるかかからないかで到着です。

ただ、降車口が駅と直結していないので、駅までまた少し歩かなくてはなりません。

でも、これも難なくクリアです。

アルツ君、調子が良いようです。

A駅に到着しました。

私鉄の駅ですが、最近こちらの線路は高架化を促進していて、駅改良工事が終わったばかり。

改札口には階段を利用して登らなくてはなりません。

でも、やはり工事したばかりなので、バリアフリーを意識した設計のようです。

エスカレーターが設置されています。

ヤッチとアルツ君はエスカレーターを利用しようとしましたが、姉がエレベーターを発見し、大声で呼びます。

「こっち!!こっち!!」

こういうところは女性の目は鋭い…。

(^_^;)

改札口に着くと第二の難関が待ち受けています。

そう…。

自動改札機です。

姉が切符を買い、みんなに渡します。

でもキノコさんが不安そうな表情…。

「あれ…。どうやって切符入れるの…?」

普段、電車に乗ったことのない人間には御もっともなご意見であります。

お寺の境内に入る前に睨みをきかせている怖い仁王様のすぐそばに立っている気持ちでしょうか。

「お前。そんなのも分からないのか?簡単だぞ。」

アルツ君。知ったかぶりをします。

結局ヤッチが二人の切符を預かり、自動改札機の前に立ちます。

ティッシュ配りのお兄さん状態です。

「切符を入れると、向こうに切符が出てくるから、それを取って中に入って。」

最初に改札の中に入ったのはキノコさん。

難なくクリアです。

続いてアルツ君。

切符を取るまでは良かったのですが、ヤッチの方に戻って来ようとします。

「戻って来なくていいんだよ。中に入るんだよ。」

「これ(切符)はどうするんだ?」

「持ってていいんだよ。」

ヤレヤレ┐(´д`)┌

ヤッチも改札の中に入り、二人の切符を再び回収して、エレベーターでホームに降ります。

幸いグッドタイミングで各駅停車が来ました。

混んでいる急行や準急はとても二人には無理です。

(^_^;)

『電車とホームの間が広く開いています。ご注意ください。』というアナウンスが流れました。

健常者には『そんなことぐらい、わかってるよっ!!』という場面ですが、二人を連れてきて、何と優しい配慮なんだとつくづく感じました。

すき間が大きいと二人とも手すりにつかまるか、誰かの支えが無いと電車に乗り込めません。

(^_^;)

ラッシュアワーの時間帯は過ぎて、ちょっと落ち着いている時間帯なので、優先席以外でも座ることができました。

これでB駅までは電車に乗っていれば、到着です。

アルツ君久々乗る電車がうれしいのか目をパチクリ。

まったく落ち着きが有りません。

家では座った途端に傾眠なので、毎日電車に乗せていれば、認知症の改善に効果が有るかも!?

B駅に到着です。

改札を出れば、診療所までは100mくらいの直線です。

改札を出る前に改札内のトイレに入りますが、アルツ君は『出ない』とのたまいます。

紙パンツも確認しますが、失禁は無い様子。

最後の難関に向かいます。

ヤッチはまたティッシュ配りのお兄さん状態。

「切符を入れるから、そのまま外に出ちゃって。」

キノコさんクリア。

アルツ君、またもやヤッチのところに戻ろうと…。

「そんなに俺のことが好きなのか?出るの向こうっ!!」

ヤレヤレ┐(´д`)┌

想定外の順調さで予約時間の1時間前に着いてしまいました。

駅前にカフェが有ったので、そこで予約時間まで時間を潰すことに…。





ブログランキングに参加しています。
クリックで是非応援をお願いします。
    ↓
にほんブログ村
にほんブログ村へ

人気ブログランキング
人気ブログランキングへ


コメントを見る 0 件
ツイートする

キーワード検索 : バス スーパーマーケット 老人健診 

FC2スレッドテーマ : 認知症を介護する家族の悩み (ジャンル : 福祉・ボランティア

この記事のURLhttp://alzheimers.blog.fc2.com/blog-entry-238.html   Facebook   Twitter   はてなブックマーク hatena

2012/02/02 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

«« この前の記事へ (過去)  | ホーム |  この次の記事へ (未来) »»

【この記事のカテゴリー】
【同じカテゴリーの記事(前後10件)】

Comment

コメント:を投稿する 記事: 紹介してもらった診療所での診察〜出発編〜

  • お気軽にご質問やコメントをどうぞ! (過去の記事でも大歓迎)
  • コメント本文以外の表示させたくない項目は空欄でも構いません。
  • 非公開(ヤッチだけが読める)を選択すると、コメント内容は記事に表示されません。
  • プレビューボタンを押すと送信前の表示を確認できます。 (送信はされません。)

  ←設定しておくと、後から修正/削除もできます。
  非公開コメントとして投稿する(ヤッチだけが読めます)

Trackback

▲TOP