site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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子猫ちゃん  陣痛  刺身  シャワー  

やっと産まれました…

2011/09/12 (月)  カテゴリー: 下の話
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日の内容はかなりエグいので食事中の方や心臓の弱い方は読まないでください。

気分が悪くなる可能性大です。

また社会通念上ふさわしくない表現も含まれているので、こころの狭い方にはお勧めできません。











さて今日はアルツ君の出産に立ち会いました。

通常であれば毎日子猫ちゃんを産み落とさなくてはいけないのですが、ここ数日子猫ちゃんを生んでいません。
(ー_ー)!!

最初の陣痛は夕飯時にやってきました。

アルツ君が分娩室に駆け込みます。

独りきりの出産です。

また分娩室は狭いので医師も看護師も立ち会えるようなスペースは有りません。

『ヒーヒーフー』という掛け声こそはありませんが、額の横に青筋を立てていることをうかがわせるようなうめきが…。

ゥ=ゥ=ゥ= ┌(;´゚ェ゚)┘

けっして子猫ちゃんの産声ではありません。

15分くらいは分娩室にこもっていたでしょうか…!?

どうやら陣痛は引っ込んでしまったようです。

フラフラになってアルツ君が分娩室から出てきます。

看護師長のキノコさんも黙ってアルツ君の真剣な面持ちを見守るだけです。

アルツ君がゆっくりと腰をおろします。

「ε-(。・д・。)フー」

茶の間には緊張が走ります…。

-=・=- -=・=-

ドクターのヤッチがアルツ君に声を掛けます。

「産まれた?」

「……。」

どうやらまだのよう…。

ようやく自分を少し取り戻したアルツ君。

自分の目の前にある刺身に箸をつけます。

一口二口噛みしめたところで再び陣痛が…。

((( ;゚Д゚)))ゥッ!

またしても分娩室に呼ばれます。

「何だってこんななっちゃったー?おかしいぞ!ふんっ!」

わけのわからぬ小さな悲鳴が静まり返った食卓にこだまします。

ドクターはまだこの時事態の緊迫さに気づいていないので久しぶりに食べる刺身を堪能しています。

(*´゚艸゚`*)まぃぅ~♪

師長は何時ナースコールがかかってもいいようにおしんこなんぞをちびりちびりつまんでいます。

師長が少し霜降りがかった赤身の刺身に手を付けようとした瞬間ナースコールが…。

「お~い!」

余談ですがこの「お~い!」という言葉大変便利です。

誰でもこの言葉を聞けば一瞬にして何が起こっているかの推測がつくからです。

日本人で良かったと思わせる瞬間でもあり、これを聞いて競馬場を彷彿する人はよほどのギャンブラーでしかありません。

経験豊富な師長はあわてて事態の緊迫さを読み取り、すぐさま分娩室に向かいます。

「大丈夫?」

「俺は大丈夫なんだけど、ケツが大丈夫じゃないんだよ~。」

ピンときた師長は質問の答えを噛みしめます。

「お尻が痛いの?」

「お尻が痛いんじゃなくて俺が痛いんだよ。」

こうなると経験豊富な師長も翻弄されます。

「どういうこと?」

「どういうことかわかれば呼んだりしないよ~。」

どうやら子猫ちゃんはすぐそこまで来ているようです。

しかし子猫ちゃんが外に出ようとするとアルツ君の幼なじみのお菊ちゃんが邪魔をしてとうせんぼをする…。

押し合いになり、お菊ちゃんが悲鳴を上げる…。

お菊ちゃんは押し合いの際に若干の切り傷を負い、子猫ちゃんの羊水が染みてそれをアルツ君に「痛い」と訴えているようです。

看護師長が患者の説得に回ります。

「あんまり力入れても仕方ないからイッペン出てきなさいよ。」

執刀医もロビー(茶の間)で頭を抱えオペの方針を練り込みます…。

患者のアルツ君も師長の説得に折れ、仕方なく分娩室からお尻の辺りを押さえながら出てきます。

と思った瞬間!またもや陣痛が!

あわてて患者は分娩室に舞い戻ります。

押しつぶされるとお菊ちゃんが悲鳴を上げるので一応患者もお菊ちゃんに気を使ってゆっくり腰をおろします。

というよりそうせざるを得ない…。

今度こそ本気モード突入です。

その証拠に床には脱ぎ捨てられたズボン。

そして分娩室には『分娩中』をあらわす赤いランプが点灯しました。(換気扇)

「本当に大丈夫なの?」

「待ってろよッ!」

期待はできませんがアルツ君の意気込み(息込み)にかけるしかありません。

しかしやはり予想は的中です…。

・゚・(゚うェ´゚)・゚・

お外に早く出たい子猫ちゃんとお菊ちゃんが喧嘩を始めたようです。

「お~い。痛くてどうにもなんないぞっ~」

多分子猫ちゃんの頭は相当固く、お菊ちゃんがまわりのお皮膚ちゃんに応援を要請しているようです。

執刀医は決意を露わにしました。

不幸にして今日はディスポーザブルの手袋はありません。

引越し用のラバー軍手も考えましたが衛生面に若干の問題があります。

そう久しぶりの素手での敢行です。

「もう踏ん張るのやめてそのまま何にもしなくていいから出てきちゃいなよ。」

観念したのか患者はフラフラと分娩室から出てきます。

患者の腕を支え、分娩室からオペ室(風呂場)に誘導します。

なかなかの誘導ぶり。

軽やかな手綱さばきです。

オペ室にも『手術中』のランプを点灯させます。

オペ室のシャワーでまず洗浄します。

お菊ちゃんにお湯をかけると幼なじみのアルツ君が飛びのいて悲鳴を上げます。

子猫ちゃんには悪いけれど子猫ちゃんの頭をお湯で少し溶かすような要領で強めにシャワーを浴びせます。

患者が歓喜の悲鳴を上げます。

「あああん!」

ドクターが患者を勇気づけます。

「男だろ!すこし我慢しろっ!」

「男だから我慢できないんだろっ!」

こういう時でも屁理屈だけは忘れません。

ドクターはロビーで練り込んでいた施術案を試すことにしました。

患者を浴槽のヘリに座らせます。

脚は湯舟の中でちょうど足湯に浸かるような恰好です。

浴槽のヘリは幸い幅が10センチ弱です。

お菊ちゃんが少し露出するような感じで…。

洗い場にすこし突き出たような格好にしてアルツ君を座らせました。

ヤッチは洗い場の方から身を屈め、お菊ちゃんとご対面です。

コンニチワ━( ´・∀・`)ノ━!!

お菊ちゃんは初対面のヤッチに恥ずかしがるのかと思ったら、まわりのお皮膚ちゃんたちと仲良く腕を組み、シワがなくなり若返っています。

かすかに出血は見られるもののむしろまわりのお皮膚ちゃん達が青ざめてお皮膚ちゃんのシワを伸ばすような引っ張り方をしています。

お菊ちゃんの口元には子猫ちゃんの頭がもう見えています。

「こんななにでっかくなるんんだ~。」

ドクターはオペ中にもかかわらず、大きく開いたお菊ちゃんをのぞき込み感心します。

お菊ちゃんの口元は野球ボール1個分はありそうなぐらいで、まわりのお皮膚ちゃん達がこれでもかというくらい膨れ上がっています。

ドクターはお菊ちゃんにシャワーを掛けながら指をお菊ちゃんの口元に持って行きます。

お菊ちゃんは感じやすい体質なのかはたまた患者が感じやすい体質なのか、またしてもアルツ君は飛びのきます。

「あああん。」

こうなれば強行突破しかありません。

患者の腰辺りを片手で押さえつけ指をねじ込もうとします。

またしても悲鳴で飛びのきます。

作戦変更!

看護師長に鉗子(菜ばし)を要求します。

麺棒も考えましたが強度に不安が残ります。

そう。子猫ちゃんの頭は固く粘質です…。

看護師長も見つめる中シャワーを掛けながら菜ばしで子猫ちゃんの頭をゆっくりそして少しずつかきだします。

ひとつ…。ふたつ…。またひとつ…。

スーパードクターの華麗なテクで腫瘍のような子猫ちゃんの頭が取り除かれていきます。

どれだけ時間が経過したでしょうか?

ドクターも風呂場の熱気と臭気で汗だくです。

近くにあった手ぬぐいを鉢巻きにして本気モード突入です。

何割か腫瘍を取り除いたあたりで患者が大声をあげます。

「ああ!出そうだぞ!!」



ああー!!!!

\(◎o◎)/!

ダッーンッ!!!!


子猫ちゃんの全身が洗い場に見事に産み落とされました!!

あまりの勢いにスーパードクターも一瞬身をよけるほどの勢い!!

子猫ちゃんはかなりの健康優良児。

(*^_^*)

父子共に健康です。

(^^)/

むしろ妊夫の方がスッキリ。

\(^o^)/

でも早めに流産した方がいいのに…。

アルツ君

さすがです…

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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Comment


(・Д・`)

…大変でしたね

ちー |  2011/09/13 (火) 12:36 No.165 -

ちーさんへ

はい。

…大量でしたね

ヤッチ |  2011/09/13 (火) 12:45 [ 編集 ] No.166 -

Re: やっと産まれました…

本当に大変なことだと思います。
弟妻ちゃんの70代、お母さんが最近、アルツ型とのことで通院していると聞きました。一人での入浴・買い物が出来なくなってしまったそう。

myu*myu* |  2011/09/13 (火) 16:03 [ 編集 ] No.167 -

myu*myu*さんへ

こんばんは。

> 本当に大変なことだと思います。

無事出産できましたので

結果オーライということで…。

ヤッチ |  2011/09/13 (火) 17:52 [ 編集 ] No.168 -

昔・昔・その昔

20数年前、姑が舅のブツを菜ばしでかき出すって話を聞いたときに、
いつか分担が廻ってくるのでは?と恐れて野菜系のサプリを買い与えた事があります。
後年は、徐々に腸の働きが悪くなり緩下剤を常用していました。
繊毛運動っていうのかな?押し出す力が弱くなるみたいです。
手足だけでなく、体の中も頭の中も耐用年数が…

kage |  2011/09/13 (火) 19:34 No.169 -

お疲れさまでした!

笑い声が出そうになるのを
堪えながら最後まで読ませていただきました(⌒_⌒)

子猫ちゃんとも格闘しなきゃいけないんですねぇ
ヤッチさんとキノコさんが、アルツ君のことを
大切にしてるんだなぁといつも思ってます。

また遊びに来ます♪(^-^)v

ゆうっ♪。 |  2011/09/13 (火) 20:04 [ 編集 ] No.170 -

kage さんへ

こんばんは。

> いつか分担が廻ってくるのでは?と恐れて野菜系のサプリを買い与えた事があります。
> 後年は、徐々に腸の働きが悪くなり緩下剤を常用していました。
> 繊毛運動っていうのかな?押し出す力が弱くなるみたいです。

便秘薬も飲んでたんですけどね~。

> 手足だけでなく、体の中も頭の中も耐用年数が…

原価償却費はすでに耐用年数を超えているので計上していません。

売却すれば売却損の可能性も…。

ヤッチ |  2011/09/13 (火) 21:05 [ 編集 ] No.171 -

ゆうっ♪。さんへ

こんばんは。

> 子猫ちゃんとも格闘しなきゃいけないんですねぇ

まだ悪阻が残っているので
おそらくまた次なる子猫ちゃんを妊娠しています。

> ヤッチさんとキノコさんが、アルツ君のことを
> 大切にしてるんだなぁといつも思ってます。

死因はなんですかと聞かれたときに

「子猫ちゃんを産み落とせなかったからです。」

というのは家族の方が恥ずかしいですからね。

ヤッチ |  2011/09/13 (火) 21:14 [ 編集 ] No.172 -

ヤッチさんは作家ですか??

何かの小説ですよね??
状況がわかりすぎて、笑ってたら、旦那に変な人呼ばわりされました。

賞金が差し上げられればよいのですが…
大賞受賞は、間違いなしです(^_^.)

ちなみに看護師としては、お菊さんへの負担を考えると、グリセリン注入をお勧めします(^_-)

“みず” |  2011/09/13 (火) 22:05 No.173 -

“みず”さんへ

こんばんは。

> 何かの小説ですよね??

いいえ。これは立派なドキュメンタリー。

> 状況がわかりすぎて、笑ってたら、旦那に変な人呼ばわりされました。

そうこれであなたも立派な変態です。

> 賞金が差し上げられればよいのですが…
> 大賞受賞は、間違いなしです(^_^.)

お金は結構ですのでアルツ君に生食500mlと50%大塚糖液、それに管注でイジジク浣腸をたんまり全開で右腕あたりブッ挿して下さい。

> ちなみに看護師としては、お菊さんへの負担を考えると、グリセリン注入をお勧めします(^_-)

さすが!!それならお肌にもやさしいですね。

ついでに尿素も混ぜますか。

ヤッチ |  2011/09/13 (火) 22:24 [ 編集 ] No.174 -

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