site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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体力維持が今後の課題

2014/07/05 (土)  カテゴリー: 認知症の症状
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

すっかり、ブログの更新をさぼってしまっていました。

アルツ君のところへはちょこちょこ面会に行っているのですが、記事にできるような話題がありません。

ヤッチが面会に行っても、アルツ君、すぐに疲れてしまい、ベッドで寝入ってしまいます。

こうなると、ヤッチも施設に長居するというわけにもいかず、早々に引上げてくることが多くなってしまいます。

当然、会話も少ないので、記事にする話題もナシで帰ってくることの繰り返しです。

近くの公園をアルツ君と散歩しても、居室に戻ってくると、アルツ君はすぐにベッドで横になり、グーグーと寝息を立てて、眠ってしまいます。

アルツ君が自分の足で歩いて散歩したというのなら、疲れてしまうというのもわかりますが、散歩している間はずっと車椅子に乗ったままです。

屋外に出ると、屋内にいる時よりは色々な物音が耳に飛び込んで来るし、目もキョロキョロ動かすことが多くなるので、もしかすると、それだけで、アルツ君にとっては、疲れる事なのでしょうか…。

歩行についてもかなり怪しい状態になってしまいました。

施設の廊下の手すりなどにつかまり、つたい歩きをしているときも、ヨロヨロとしてしまうので、目を離せない状態です。

何だか、ここ最近は認知機能の低下より、体力の低下の方が速いような気がします。

これを含めて、認知症の進行というのかもしれませんけどねぇ…。

認知症の進行に歯止めをかけるのも重要なことですが、並行してアルツ君の体力維持が今後の課題になって来そうです。

昨日もアルツ君のところへボタモチを持って、面会に行ってきました。

ヤッチ:「大好物のボタモチを持って来たけど食うか?」

アルツ君:「大好物って言うほどでもないけど、食ってやってもいいぞ。」

ヤッチ:「じゃあ、一番の好物っていうのは何なのさ?」

アルツ君:「そうだなあ…。ボタモチかなあ…。」

ヤッチ:「それを大好物って言うんじゃないのかよ!」

アルツ君:「まあ、まあ、腹の中に入っちまえば、みんな一緒だ!」

ヤッチ:「じゃあ、お茶だけにしておくか?」

アルツ君:「そう言わずに、食わせろよ?」

ヤッチ:「食い終わったら、散歩だぞ?」

アルツ君:「今日はダメだ。」

ヤッチ:「何で?」

アルツ君:「天気が悪い。」

ヤッチ:「今日は雨が降ってるから、それらしい理由になったけどさ、いつも『天気が悪い。』で逃げてないか?」

アルツ君:「それほどでもないよ…。」

ヤッチ:「じゃあ、外は無理だから、廊下を渡って、向こうの棟(ムネ)まで行って、テレビを観よう!」

アルツ君:「『むこうのムネ』って何だよ?お前が言うと、ものすごくイヤらしく聞こえるな?」

ヤッチ「じゃあ、向こうのケツでも、あそこの太ももでもいいや。とにかく少し歩くのさ!」

アルツ君:「ちぇっ。」

ヤッチ:「だいたい、いつもボタモチを食べ終わると、寝ちゃうんだから、今日は寝かさないぞ?」

アルツ君:「かっー!厳しいですねぇ…。」

ヤッチ:「ベッドで寝てばかりいて、体を動かさないと、どんどん歩けなくなっちゃうぞ?」

アルツ君:「そうかなあ…。」

ヤッチ:「このままだと、正月を迎えられないかもしれないぞ?」

アルツ君:「大丈夫だよ。毎日正月やってるから…。」

ヤッチ:「この分だと、焼き場に持って行っても、口だけが、なかなか焼けないんだろうなぁ…。」

アルツ君:「醤油でも掛けとけ!」

アルツ君がボタモチを食べ終わりました。

ヤッチ:「じゃあ、スーパーカー(歩行器)を持ってくるから、待ってて。」

ヤッチは廊下に置いてある歩行器を居室に持ってきます。

歩行器を居室に常に置いておけば良いのでは!?というご指摘もあるかと思いますが、実はヤッチもこのことを以前のケース会議で提案しました。

ただ、やはりヨロヨロしているアルツ君なので、立ち上がろうとして、よろけてしまった時、歩行器にしがみついてしまうような事があると、かえって危険だということで、施設側では廊下の邪魔にならない位置に置いて管理しているようです。(確認したわけではないので、推測です。)

ヤッチ:「スーパーカーを持って来たぞ。立てるかい?」

アルツ君:「当たり前さよ~。」

アルツ君は椅子に腰かけていて、ヤッチは歩行器をアルツ君の背後まで持ってきました。

ヤッチ:「なんだか、立ち上がるのも、『やっと』っていう感じだなあ…。」

アルツ君:「食い終わったばかりだからな!?」

ヤッチ:「その切り返しの速さと同じぐらい早く体も動くといいけどな。」

アルツ君;「スピード違反になるぞ!?」

ヤッチ:「で、立ち上がったら、ぐるっと回転して!」

アルツ君、立った状態で、自分が腰かけていた椅子に両手を添えて、椅子をガタガタとさせています。

どうやら椅子を動かそうとしている様子です。

ヤッチ:「なに?どうかしたのか?」

アルツ君:回転するんだろ?」

ヤッチ:「そうだよ。」

ふたたび、アルツ君、椅子をガタガタ…。

ヤッチ:「旦那さん、そうじゃないよ。椅子を回すんじゃないよ。自分の身体を回転させるんだよ!」

ヤッチもわかってはいるのですが、ついつい声が大きくなってしまいます。

アルツ君:「チクショー、こいつ、なかなか回らないよ…。」

ヤッチ:「椅子は関係ないよ。椅子からゆっくり手を放して、振り返ればいいんだよ。」

アルツ君の視界に歩行器を置いてあげなかったので、かわいそうなことをしてしまいました。

(-_-;)

アルツ君:「なーんだ!そうか!す~ぐ、わからなくなっちゃうんだよな~。」

そう言いつつ、まだアルツ君、椅子から手を放しません。

ヤッチ:「両方、イッペンに手を放すと倒れちゃうから、ゆっくり片手を放して、ゆっくり体の向きをかえてごらんよ。」

アルツ君:「こいつ、4本足だぞ?」

ヤッチ:「椅子のことじゃないよ。自分のことだよ。」

アルツ君:「なーんだ!そうか!す~ぐ、忘れちゃうんだよな~。」

ヤッチ:「忘れちゃうことを覚えてるんだから、まだ首を吊るのは早いよ。」

アルツ君:「ちぇっ。他人のことだと思って勝手なこと言いやがって!で、どうするのよ?」

ヤッチ:「ちょっと、待って。記念撮影をしておいてやるから。」

chair

アルツ君は依然として、自分の身体の向きをかえるわけでもなく、椅子と格闘しています。

アルツ君:「で、早く教えろよ!どうするのよ?すぐ忘れちゃうんだからさ…。」

ヤッチは介助に入り、アルツ君の体の向きをかえ、アルツ君の背後にある歩行器のところに立たたせました。

アルツ君:「なんだ、そういうことかよ…。ふぅ…。」

ヤッチ:「忘れないように、ばっちり、証拠写真を撮っておいたから。」

アルツ君:「ふん。くだらんことをしやがって。覚えてろよっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

覚えていられるんでしょうか…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/05 | コメント (4) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

空調設備が故障し、蒸し暑い特養

2014/07/16 (水)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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外は意外に涼しいんだな!?

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

もう、アルツ君の入所している特別養護老人ホームの批判や悪口を記事にするのはやめようと思っていましたが、なかなかそうは問屋が卸してくれません。

不愉快にさせてしまいそうな記事なので、御了解いただいた上で、ご覧になって下さい。

また、これから書かせていただくことは、アルツ君の入所している施設に関することであって、特別養護老人ホーム全般に関する普遍的な事柄ではないということをご理解下さい。

固すぎですかね?

はい、タイトル通り、アルツ君の入所している特養の空調設備が一昨日(2014/07/14)から故障し、冷房の入っていない状態が続いています。

一昨日のいつから故障しているのかは、定かでは有りませんが、姉がその日の夜、面会に訪れた時にはすでに故障していたとの事です。

昨日(2014/07/15)火曜日のお昼過ぎに姉からヤッチに電話が入ります。

姉:「今日、あんた、パパのところへ面会に行く?」

ヤッチ:「そう思って、今準備中だけど?」

姉:「なら、よかった。実はパパの居る施設の空調が壊れて、冷房が効かないんだわ~。」

東京は日中、連日30度以上の真夏日が続いています。

ヤッチ:「えー!そいつは大変だな!昨日の夜は幾分風が有って、マシだったけど…。」

姉:「だけど、暑いのに、かわりないわよ。」

ヤッチ:「ま。そりゃそうだけど…。」

姉:「昨日の夜も暑くて冷房が効かない状態だったから、パパが寝る時に部屋の戸を開けて、『今夜は窓を閉めないでね。』って、言って帰ってきたんだけど、すぐ忘れちゃうでしょ!?ていうより、覚えておけって言う方が無理じゃない?」

ヤッチ:「忘れるのが商売だからな…。」

姉:「でしょ!!で、施設の人がまめにチェックしてくれていればいいんだけど、もしかすると窓を閉めて寝ちゃったりしていて、体調を崩していないか心配なんだわ~。」

アルツ君が体調を崩していれば、ヤッチより先に、まず身元引受人である姉に連絡が入ることになっていて、もし、すでにアルツ君が体調を崩していれば、姉に連絡が入っているはず…。

そんな事も忘れているところをみると、そうとう動揺していたのかもしれません。

ヤッチ:「で、空調のほうは、修理の目途がたってるの?」

姉:「いやあ、施設のほうは『すぐに直します。』って言っていたけど、時季が時季だけにねえ…。それに全館故障したわけじゃなくて、残念なことにパパの居るフロアだけが涼しくならないらしいんだわ~。向こうのフロアは寒いくらいに冷房が効いていたわ。」

アルツ君の入所している特別養護老人ホームは、敷地内に2棟建っていて、棟と棟が渡り廊下でつながっています。

利用者(入所者)はそこを基本的には、自由に行き来できて、姉の言う『向こうのフロア』というのは、別棟のことです。

つまり、同じ3階でも冷房が入っていない棟と入っている棟が存在するわけです。

ヤッチ:「そうだよなあ、すぐに修理に来てくれる業者がいたら、よっぽど普段から注文が少ない業者だよなぁ…。」

姉:「まあ、空調のほうは施設が業者なりを呼んで修理するんだと思うけど、パパのほうの面倒をちゃんとみてもらえるかどうかが心配なんだわ~。」

ヤッチ:「いや、いや修理より旦那さんのお世話のほうが、特養の本業でしょ!」

姉:「まあ、今日面会に行ってくれるんだったら、ちょっとその辺のところも含めて様子を見て来てよ?」

ヤッチ:「了解。これから出かけて来るよ。」

そんなわけで、昨日の火曜日(2014/07/15)に特養に出かけてきました。

時刻は暑い盛りの午後2時半ごろ。

施設のエントランスに入ると、ヒンヤリとした空気が肌に伝わって来ます。

どうやら、1階の空調は問題ナシのようです。

施設のエントランスに有った温湿度計を見ると、温度は27.5度、湿度は52%とデジタル表示されていました。

ヤッチはエレベーターを使って3階に上がります。

エレベーターが空きます。

エレベーターを下りてすぐのフロアはアルツ君のいる棟ではなく、別棟になります。

ここでも、やはり姉の言う通り、空調は問題なく動いています。

ヤッチは渡り廊下のほうに視線を移します。

渡り廊下には、ビル清掃の時などに、ワックスを乾かす時に使うような大型の扇風機が置かれ、アルツ君の居る棟に向かって、勢いよく羽根を回しています。

たぶん、空調が効いている棟から空調の効いていない棟に冷気を送り込もうとしているのでしょう。

ヤッチはその扇風機のほうに向かって歩き出し、渡り廊下を渡ります。

扇風機を追い越した辺りからでしょうか、やはり湿度を感じる空気に変りだします。

渡り廊下を渡り切った辺りで、もうアルツ君の居る棟の空調が効いていないことがはっきりわかりました。

扇風機の風は感じますが、冷房の空気ではありません。

暑い…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

途中、各所に扇風機が置かれているのが目に飛び込んできます。

アルツ君が廊下の『定位置』に腰かけていないので、居室に向かいます。

廊下側の居室を出入りするための扉は開いたままです。

ヤッチはその開け放たれた扉をノックし、居室に足を踏み入れます。

居室内は廊下よりもさらに暑く、蒸し風呂のような熱気です。

アルツ君はベッドに横たわっています。

暑いわけです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

居室にある南側の窓はしっかりと閉められています。

しかもカーテンは開け放たれている状態…。

ヤッチはその状況を見て、アルツ君に声もかけずに、すぐに居室を出ます。

そして、生活相談員さんのいらっしゃる事務所を訪ねます。

ちょうど最初に目にした大型の扇風機が回っているあたりが生活相談員さんのいらっしゃる事務所。

ちなみに回っていたのは扇風機ではなく、扇風機のハネです。

事務所に向かう途中に、普段アルツ君のお世話をして下さっている職員さんの何人かとすれ違いましたが、その方達にはあえて声を掛けませんでした。

生活相談員さんのいらっしゃる事務所も扉が開いていたので、ヤッチは生活相談員さんがいらっしゃることを確認し、声を掛けます。

ヤッチ:「ちょっといいですか?」

生活相談員さん:「あ、どうも!」

生活相談員さんが廊下に出ていらっしゃいます。

ヤッチ:「あのさ、扇風機を回してるのはわかるんだけどさ、窓を開けないの?」

生活相談員さん:「と、おっしゃいますと?」

ヤッチ:「居室の窓は、あえて開けていないの?」

生活相談員さん:「お父様のいらっしゃるお部屋のことですか?」

ヤッチ:「親父の部屋もそうだけど、他の方達の部屋も…。」

生活相談員さん:「お部屋にお伺いしてもよろしいですか?」

ヤッチ;「そのつもりでお伺いしたんで。親父の奴、顔を赤らめてグッタリしちゃってるよ。」

ヤッチは生活相談員さんと一緒に足早にアルツ君の居室に向かいます。

居室に戻り、先にヤッチが生活相談員さんに話し掛けます。

ヤッチ:「見ておわかりの通り、窓は閉め切りだよ。しかも親父の部屋には扇風機もないし、これじゃあ、『熱中症になれ!』って言ってるようなもんだよね?」

グッタリしていたアルツ君が、ヤッチの声で目を覚まし、ヤッチに向かって大声で怒鳴ります。

アルツ君:「男がつべこべ文句を言うなっ!黙ってろっ!」

ヤッチ:「おうっ。よかった!死んでなかったんだ!」

アルツ君:「うるさい!!簡単にひとを殺すなっ!!」

アルツ君、いつもとは違う本気モード。

暑さで嫌になっているのも理由のひとつだと思います。

ヤッチ:「悪い。悪い。謝るよ。ボタモチ持って来たんだけど、それで勘弁してもらえるかな?」

生活相談員さん:「ちょうど、おやつ時ですから、召し上がられたらいかがですか?」

アルツ君;「あんたにそう言ってもらっちゃあ、食わないわけいかないじゃんかよ。」

生活相談員さん:「いえいえ、私と○○さん(アルツ君)の仲じゃないですか。」

アルツ君:「じゃあ、食おうかな。」

アルツ君の機嫌はおさまりました。

ヤッチは話を元に戻します。

ヤッチ:「扇風機で向こうの棟の冷気を取り込もうという考えはわかるんだけど、無理があるでしょ!?せめて部屋の窓は開けて、風を入れてやるとか、逃がしてやるとかしないと…?」

そう言いながら、ヤッチは窓を全開にします。

生活相談員さん:「申し訳ありません…。お昼ご飯の後、お父様は廊下のいつも場所に座っていらして、それから、2時ぐらいにお部屋にお戻りになられました。その時にお父様をお部屋にお連れしたのは、僕なんです…。その時、窓を少し開けておいたんですが…。たぶん、その後に、お父様が、ご自分で閉めてしまわれたのかと…。」

ヤッチ:「なるほど…。事情はわかりました。でもごめんなさい、これだけの状況なんだから、マメに職員さんに見回ってもらわないと…。閉めてあるなら、開けるくらいはできるでしょ?俺が来た時は、ホントにグッタリしてたんだから。」

生活相談員さん:「申し訳ありません。こちらの棟は南側なので、日中窓を開けると、暑い空気が中に入って来てしまうので…。」

ん…、微妙に矛盾するご意見…。

ヤッチ:「それにしても南に面してない部屋の窓も開いていないところが有るみたいじゃない?もちろん、利用者さんによっては開けられない事情もあるかと思うけど…。でもなあ、今のままじゃ、暑い空気をカクハンしてるだけのような気がするんだけどなぁ…。対角線上に窓をちょっとでも開けてやれば、いい風が入ると思うんだけどなぁ…。」

生活相談員さん:「そうですね…、ベランダに打ち水をして、それから窓を開けようかと考えていて、今、打ち水をさせていただいているところなんですよ…。」

ヤッチ:「打ち水を否定するつもりはないけど、空気の流通の方が大事だと思うけどな…。寝たりきりの方達の部屋では、廊下側からベッドや対面の窓に向かって扇風機を回しているみたいだけど、少し窓を開けた方がいいような気がするんだけど…。みんな脱水症状にならないかな…。」

生活相談員さん:「それはうちの職員も看護師も居りますので…。」

ヤッチ:「ほんとに?」

生活相談員さん:「はい。」

ヤッチ:「偉そうに言うつもりはないけど、偉そうに言わしてもらうけど、こんな状況なんだから、頻繁に見回りなり、巡回しようよ。それに開けられる窓を開けようよ。」

生活相談員さん:「そうですね。窓を開けて、空気の流れを作った方が良さそうですね。」

ヤッチ:「で、修理のほうは業者に依頼しているんですよね?いつごろ、直りそうですか?」

生活相談員さん;「今日中(7/15中)には。ただ、業者も繁忙期なので、忙しいようで…。ただ、福祉関係の施設なので、優先的に直してくれという話をしてあります。」

ヤッチ:「何日もこんな状況が続いたら、元気な人でも元気でなくなっちゃうんだから、はやいとこ直してくださいよ。」

生活相談員さん:「それは、もう。」

ヤッチ:「ご存知のように『暑い』、『寒い』と言葉にできない方もいらっしゃるわけだし、遠慮して言えない人もいるっていうことも忘れないでほしいです。」

生活相談員さん:「わかりました。」

その後、アルツ君にボタモチを食べてもらい、別棟の冷房の効いた涼しい場所へ足を運び、しばらくそこでテレビを観て過ごしました。

今でこそ、夏場、暑い地域では、各家庭にエアコンが有る事は珍しいことではなくなってきました。

ヤッチの過ごした幼少期ではまだエアコンのある家はブルジョアでした。

近所にエアコン(その頃はエアコンという言葉より、クーラーと呼ぶ方が主流でした。)が設置されると、どうにかその家の冷気をもらえないかと、友人同士で議論したものです。

クーラーのある家の窓にホースを差し込んで、自分の家に引き込むとか…。

また、夏場は銀行に行くのが楽しかったようにも思えます。

銀行は冷房が必ずと言ってよいほど効いていて、なぜか銀行には冷水器が設置されていて、そこで冷たい水をガブ飲みした記憶が有ります。

あの足で踏むと水が出て来る冷水器も見かけなくなってきましたね。

って、何の話をしていたんでしたっけ?

空調のことでしたね。

生活相談員さんは、すぐに空調を直すようなことをおっしゃっていましたが、結局、ヤッチが施設を後にした夕方になっても、業者さんらしい車は特養に停まっている気配は有りませんでした。

空調設備の修理が遅れることが有れば、それだけ特養に入所している人達の健康状態が気になるところです。

なわけで、今日(2014/07/16)も特養の様子を見てきました。

依然、扇風機が各所に置かれているところをみると、空調設備は直っていないようです。

前日の風景とは変わって、スポットクーラーなるものが何機か置かれていました。

工場、作業所といったところで、働いた経験のある方ならお分かりになると思いますが、家庭用の洗濯機くらいの大きさの本体に太いホースのようなものが付いていて、そこから冷風を出す簡易エアコンのような物です。

冷気だけをこの長いホースの先から出すのなら、このスポットクーラーはすぐれものですが、残念ながら、排気熱を本体上部あるいは背部から出します。

つまり、冷気と排気熱の行って来いの状態ですから、部屋全体の温度を下げるものではありません。

ここの特養の上層部の指示(憶測です。)でこのようなスポットクーラーを入手し、職員はその指示のもとに、スポットクーラーを運転させているのだと思いますが、ヤッチとしては、何で自然の風を取り入れようとしないのかがわかりません。

ハッキリ言って、理解に苦しみます。

今日も寝たきりの利用者さんの部屋の窓が閉めきりのままで、その寝ている利用者さんに向かって、扇風機の風が当てられているところがいくつかありました。

もちろん、あてられている風は決して心地の良い風ではありません。

書かせていただいていることは、テレビのニュースや新聞記事になってもおかしくないとヤッチは思うくらいなのですが、どうも施設で働いている人たちの緊迫感のようなものは、残念ながら伝わって来ませんでした。

わざとそう装っているのかもしれませんが…。

スポットクーラーを入手できる予算が有るくらいなら、人員を増やすべきではないのか????

同じフロアの別棟では、空調は正常に働いて、涼しい環境が有るのですから、交代交代でも良いから、涼しい場所で日中の暑い時間帯だけでも利用者さん(入所者さん)を避難させてあげることはできないのでしょうか?

ヤッチが一番申し上げたかったことはこのことです。

そして、今日、生活相談員さんではない別の職員さんにこのことをぶつけてきました。

職員さんの話では、『すでにそういった措置はとらせていただいている。』との答えでした。

でも、ヤッチが見る限りでは、ほとんどの利用者さんは蒸し暑い環境にいらっしゃる様子で、涼しい別棟で過ごしているようにはとても見えませんでした。

そして、この空調設備が元に戻るのは、早くても今度の日曜日(2014/07/20)になるという話もいただきました。

特別養護老人ホーム

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

特別養護老人ホーム

さすがッスね!

(; ̄ー ̄川 アセアセ

蒸し暑い環境に置かれているのは物ではなく、人間です!!

物でもかわいそうです!!

できることなら、代わってあげたいが…。


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2014/07/16 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

蒸し暑い特養~途中経過01

2014/07/18 (金)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日の東京は曇天で、日差しが無い分、普段に比べて屋外の温度も低め。

最高気温は30℃くらいの一日だったようで、体感的には、まあ過ごしやすい一日だったのではないでしょうか。

アルツ君の入所している特別養護老人ホームの空調設備は依然故障したままです。

そして、今日もアルツ君のところへ様子を見に行ってきました。

今日は職員さんの計らいなのか、自ら率先してなのかわかりませんが、空調の効いている別棟のデイルームのソファに腰かけていました。

ヤッチ:「どう?睡眠不足になっていない?」

アルツ君:「ない、ない。朝までグッスリだよ。」

ヤッチ:「なんで、わかるの?朝までグッショリなんじゃないの?」

アルツ君:「バカ。ああいうこと言ってやがるんだからなぁ~。」

ヤッチ:「まあ、グッタリじゃなくてよかったよ。」

アルツ君:「それより、ばあさん(キノコさん)はどうした?」

ヤッチ:「昨日、確か旦那さんに会いに来たんじゃないのか?覚えてない?」

アルツ君:「覚えてないな~。ばあさんなんて、30年くらい会ってないぞ!?」

ヤッチ:「たぶん、昨日、旦那さんのところに、うちわを持って来ているはずだよ。あとで部屋に行ったら、きっと有るから、確認してみな?」

アルツ君:「ウソをつけ。来てるもんかよ。」

ヤッチ:「じゃあ、ばあさんに這ってでも、顔を出すようにきつく言っておくよ。」

アルツ君:「別に這って来なくてもいいぞ。すり減っちゃうからな!?」

ヤッチ:「それより、自分の部屋、暑くないか?」

アルツ君:「俺には暑いも寒いも関係ないよ。火の中でだって寝られるぞ!?」

ヤッチ:「さすが、皮膚の鍛え方が違うね~。」

アルツ君:「まあ、それほどでもないさよ~。」

ヤッチが面会に行った時は、まあいつも通りといったところでしょうか。

バテ気味な姿を予想していましたが、大丈夫そうです。

アルツ君には、空調の効いたこのデイルームに居てもらい、その間、ヤッチはアルツ君の居室を少し片づけに行きました。

ちょっと、気になったので、温度計を持参し、居室の温度を測ってみました。

アルツ君の居室の温度

100均の温度計なので正確かどうか疑問ですが、29.7℃という数字です。

これ、ちなみに、居室の入り口の扉も南に面した窓も全開にして測った温度です。

比較的しのぎ易い一日とはいえ、やはり居室の空気はこもりがちで、晴れて暑い日を考えると…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

熱中症だけは避けたいものです…。

今度の日曜日に窓枠に取りつけるタイプのエアコン(クーラー)が各部屋に簡易的に設置され、月末に本格的な空調設備の工事になるようです。

順調に進めば良いのですが、ヤッチのネガティブ思考では、窓枠タイプのクーラーが設置された段階で、アルツ君が、

『こんなうるさい機械を置いたのは誰だっっっーーー!!』

と大騒ぎしそうな気配です。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

そのパワーが残っているとよいのだが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/18 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

蒸し暑い特養~途中経過02

2014/07/21 (月)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

記事を書き始めたのは、日付の替わる前の日曜日だったんですけど、もう日付は月曜日になってしまいましたね。

さて、不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、東京は比較的しのぎ易い日が続いています。

昨日、日曜日は夕方には雷が鳴り出し、大雨が…。

そんな中、ヤッチのところへ姉から電話が…。

姉:「やっぱり、パパ、新しく取り付けてもらった、エアコンのコードを暴れて、壊しちゃったんだわ~。」

日曜日は、本格的な空調設備が入るまでのつなぎとして、各部屋にルームエアコンが取り付けられることになっていた日です。

ヤッチ:「コードって、今日、新しく取り付けてもらったエアコンのこと?」

姉:「そう。私がちょうど、面会に来た時に『誰がこんなもん、付けやがったっっっーーー!!』って、部屋から廊下にコードを放り投げてたのよ…。」

ヤッチ:「で、エアコンは壊れちゃってるの?」

姉:「いや~、まだ試していないから、わからないけど…。」

ヤッチ:「施設の職員は知ってるの?」

姉:「うん、それはもちろん。コードも職員が持ってる…。」

ヤッチ:「じゃあ、職員さんに言って、直してもらえばいいじゃん。」

姉:「それが、どうも頼りになりそうもないんだわ…。パパがコードを外したのは私が来る前みたいだったから、普通なら元通りになっているはずじゃない!?」

ヤッチ:「生活相談員さんは?」

姉:「不在みたい…。今日は涼しいから、パパのほうは、穏やかに寝てるけどね。」

ヤッチ:「今日は良くても、明日、また暑かったら、困るべ。」

姉:「でも、取りつけた業者も帰っちゃったみたいだし…。」

ヤッチ:「外、大雨なんだよな…。ん…。わかったよ!今、道具を持ってそっちに行くよ!」

姉:「私もこれからまた、あいにく仕事に戻らなくちゃならないのよ…。」

ヤッチ:「面会時間って何時までだっけ?」

姉:「夜は9時までよ。」

ヤッチ:「俺がそっちに着くのが、早くて8時だから、時間内に直せるかな…。」

姉:「その辺は、私が事情を説明しておくから。」

ヤッチ:「わかった。なるべく早くそっちに行くよ。」

そんなわけで、雷雨の中、アルツ君の居る特別養護老人ホームまで、合羽を着て、エアコン修理に行ってきました。

施設の面会の手続きは姉が済ましてくれていたようで、姉はもう施設を出てしまっているようです。

アルツ君の居室はすでに電気が消えています。

寝ているところを起こしてはいけないと思って、そっと居室に忍び込みます。

アルツ君:「誰だ!」

アルツ君がヤッチの気配に気づきます。

ヤッチ:「エアコンの修理業者の者です。」

アルツ君:「なんだ、お前かよ…。」

ヤッチ:「お前で悪かったなぁ…。夜ご飯まだ食べてないから、腹ペコだよ。」

アルツ君:「じゃあ、俺と同じだな。」

ヤッチ:「旦那さんは食べ終わってると思うよ。その証拠に全部入れ歯外してるじゃんかよ。

アルツ君:「そうかぁ…。食べたのかぁ…。で、ばあさん(キノコさん)は?」

ヤッチ:「この大雨だもの、今頃へそを隠して縮こまってるんじゃないかな?」

アルツ君:「しょうがない奴だなぁ…。で、ばあさんはどこにいるんだ?」

ヤッチ:「○○川のそば…。」

アルツ君:「そうかぁ…。川で流されてるんじゃないのか?で、ばあさんは、何してる?」

しばらく、この問答が続き、なかなかヤッチは先に進めません。

アルツ君が眠りについたので、仕事の準備を始めます。

前記事で、窓枠に取りつけるタイプのエアコンが付くとヤッチは申し上げましたが、取り付けられたエアコンは普通のご家庭にあるものと同じタイプのものだったようです。

ただ、少しだけ違うのは、ドレンホースを壁に穴をあけて通すのではなく、窓枠から室外に出しています。

また、取り外すことになるので、躯体に穴をあけることを避けたのかと思います。

ご家庭内にあるエアコンの電源(コンセント)はエアコンのすぐそばに有ると思いますが、特養ではもともと全館空調ですから、ルームエアコンを設置することを想定していません。

設置したエアコンのそばに電源(コンセント)がなく、延長コードで、居室の入り口にあるコンセントから電源を取っていたようです。

壁の長さと床の長さを合計すると、4メートル強でしょうか。

その延長コードをアルツ君が引き抜いてしまったわけです。

壁伝い、床伝いに太い延長コードがむき出しになっていれば、アルツ君の習性上、引き抜く、もしくは引きちぎるは当然のことです。

ヤッチにしてみれば、想定内の出来事…。

施設側にも再三このことは申し上げて来たんですけどねぇ…。

ある意味、これも想定内…。

(-_-;)

ヤッチは夜勤の職員さんに声を掛け、アルツ君が廊下に放り投げたという延長コードをもらいに行きます。

ヤッチ:「これ、壊れちゃってるの?」

職員さん:「いや、確認していないので、わかりません。」

ヤッチ:「じゃあ、もらっていって試してもいい?」

職員さん:「あ、それはもちろん。」

やはり、延長コード隠すような配慮はして下さっていなかったようですね。

延長コードのところどころを養生テープで固定していただけのようです。

まだ、電話機がコードレスではなく、黒電話などをご存知の方ならおわかりになると思いますが、あのコードをいかに目立たたないように配線するか、けっこう悩みましたよね。

今回も、その配慮があまりなされていなかったということです。

ヤッチは延長コードが使えるか確認します。

電源を入れたところ、延長コードもエアコンも故障していないようです。

ヤッチはコンセントが他の場所にないか、さがします。

クローゼットの下にテレビ用にコンセントが有ったのを思い出します。

ここなら、アルツ君の寝ているベッドの下に延長コードを這わせることができるので、今まで電源を取っていた場所より、延長コードを目立たたなくできます。

どうしても、むき出しになってしまう部分は、マスキングテープ、養生テープ、布テープなどを駆使して、固定し、目立たたなくします。

床の部分もむき出しのままだと、転倒の原因になりますから、段ボールをコードの上にかぶせ、段ボールの縁をすべて養生テープでふさぎました。

写メを撮りたかったのですが、あいにくガラケーのヤッチ…。

シャッター音でアルツ君を起こしてしまう可能性大なのであきらめました。

また、他の入所者さんやアルツ君を起こしてはいけなかったので、出来るだけ静かな作業を心がけたため、ことのほか時間を食ってしまいました。

結局、エアコンの設置業者か施設の職員がエアコンから延びたコードを目立たたないように固定すれば良いだけの話で、修理は完了です。

なんで、ヤッチがそれを代行してるんですかね?

まっ、エアコンが動作するようになったからいいかっ!!

涼しくなったしな!?

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

って、誰が?

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/21 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

フェルガードとフェルゴッド

2014/07/23 (水)  カテゴリー: フェルガード
▲ Page Top
フェルガード®100MとLA


こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君の入所している特別養護老人ホームでは、7月14日(月)から、空調設備が故障し、冷房が入らず、蒸し暑い状態が続いていましたが、ついこの間の7月20日(日)に居室に一時的にルームエアコンが設置され、とりあえず、蒸し暑い状態は回避されました。

居室内はルームエアコンのおかげで、快適に過ごせますが、アルツ君が食事を摂り、くつろぐ場所である廊下は、蒸し暑い状態が続いていて、今月末の本格的な空調設備の工事を待たないと改善されない模様です。

ちょっとと言うか、おおいにかわいそうな状況ですが、暑さをしのげる場所が確保できたので、まあ、一息といったところでしょうか。

さて、今日はサプリメントの話題です。

このブログをご覧の方なら、フェルガード®のことをご存知の方も多いはず。

フェルガード®は株式会社グロービアが製造・販売しているフェルラ酸を主原料とする栄養補助食品。

いわゆる健康食品、サプリメントの類です。

あくまでも、サプリメントであって、医薬品ではないので、効果・効能をうたってしまうと、薬事法に抵触してしまいそうなので、ここではあえて触れないことにしますが、口コミでひろまって、ご家族の中にフェルガード®製品を愛飲されているという方も多いのではないでしょうか。

関連記事:フェルガードの種類と購入方法 [ アルツ君は職人 ]

我が父、アルツ君にもフェルガード®100を最初に飲んでもらったのをきっかけに、様々な種類を飲んでもらいました。(フェルガード®といっても、製品には様々な種類が有ります。)

現在は夕食後に、一包だけ、お守り程度に、フェルガード®Bを飲んでもらっています。

で、このフェルガード®製品ですが、もともとフェルガード®100とNewフェルガード®は、株式会社グロービアが正規販売代理店や承認代理店(以下販売代理店等と呼ばせていただきます。)制度を設けていて、そこから、購入することが可能でした。

過去形で書いてしまいましたが、現在(2014年7月)も販売代理店等は存在します。

販売代理店等の多くは自社でホームページを開設し、そこで、フェルガード®100とNewフェルガード®に関しては、ショッピングサイトを併設し、我々消費者もネット購入するということが可能でした。(フェルガード®100とNewフェルガード®以外の製品についてはもともと購入できません。)

ところが、株式会社グロービアが2013年9月30日にNewフェルガード®の供給をストップし、終売となってしまいました。

つづいて、2013年11月29日にフェルガード®100の供給がストップしてしまいました。

勘違いしないでほしいのは、すべてのフェルガード®製品の供給がストップし、生産中止あるいは販売中止になったわけではなく、生産が終了し株式会社グロービアからの販売代理店等に供給がストップしたのは、上記フェルガード®100とNewフェルガード®の2つの製品だけで、その他の製品は株式会社グロービアから販売されています。

また、株式会社グロービアの供給が終了したといっても、販売代理店等が在庫を持っていれば、販売は継続されます。
2014年7月現在でも、まだ販売代理店等の中には在庫を持っていて、販売を継続しているところもあるようです。

ただ、もともと販売代理店等に供給されていたフェルガード®製品はこの2つだけのようなので、販売代理店等の在庫が無くなってしまうと、事実上販売代理店等から購入できるフェルガード®製品は無くなってしまいます。

ネット購入といっても、株式会社グロービアから直接という形を取らないと原則購入することは不可能となるわけです。

株式会社グロービアのホームページ上では、フェルガード®製品は『医師推奨のもとに購入できる』といったニュアンスで製品説明が表記されているため、表向きには医師の紹介が無いとフェルガード®製品は今後、購入できないことになってしまいます。

これについては、後述させていただきます。

この辺に目をつけたんですかね…。

このフェルガード®100とNewフェルガード®終売のアナウンスが、株式会社グロービアのホームページ上で出たあたりでしょうか、それともそれ以前からだったのか、わかりませんが、検索サイトで『 フェルゴッド 』なる製品がヒットするようになりました。

®マークが付くのか付かないのかも定かではありませんが、GoogleやYahoo!などの検索サイトで『フェルゴッド』なる文字を入力すると、大手通販サイトで、この製品が多数販売されていることがわかると思います。

ヒットしたサイトを閲覧してみると、やはりこの『フェルゴッド』という製品は、フェルガード®と同じフェルラ酸のサプリメントです。

実際に購入して製品を確かめたわけではないので、正確な情報ではないかもしれませんが、ヤッチが閲覧したサイトでは、この『フェルゴッド』の総販売元は合同会社 ナチュラルビューティNWとなっていました。

そして、製造元はワキ製薬株式会社となっていました。

この会社のホームページが存在したので、ジャンプしてみました。

ページ内に製造している健康食品の一覧が有ったので覗いてみましたが、更新されていないのか、『フェルゴッド』の文字は見当たりませんでした。

で、このフェルゴッドですが、調べた限りでは、『フェルゴッド』と『Newフェルゴッド』という二つが有るようです。

フェルラ酸とガーデンアンゼリカの量を調べてみると、

フェルゴッド(1包2gあたり)
フェルラ酸 100.0mg
ガーデンアンゼリカ 20.0mg
Newフェルゴッド(1包2gあたり)
フェルラ酸 100.0mg
ガーデンアンゼリカ 100.0mg

偶然の一致なのか、これ、終売となったフェルガード®100と、Newフェルガード®と成分比率が一緒です。

  • フェルガード®100 = フェルゴッド
  • Newフェルガード® = Newフェルゴッド

内容を異にしているのは、フェルゴッドにはカジメという海藻類から取れるシアノールというものが含まれているようです。

あとはフェルガード®100が1包1.5gなのに対し、フェルゴッドは2g。

通販サイトに掲載されていたフェルゴッドとNewフェルゴッドの商品説明を読んでみると…。

▽引用
  • フェルガード100の後継にどうぞ!
  • フェルガード100と原料の基本は同じ
  • テレビ放映で話題沸騰!頭をよく使う方に大人気♪
  • Newフェルガードにかわるフェルラ酸含有食品。
△引用

価格はというと、フェルゴッドもNewフェルゴッドもフェルガード®100、Newフェルガード®のそれぞれ半値くらいでしょうか。

だいたいですよ、フェルガード®製品を販売している株式会社グロービアさん、フェルラ酸それにガーデンアンゼリカ抽出物について、日本での特許を持つ会社の特許権を侵害しているとして、裁判で争っている最中じゃなかったでしたっけ?

少々ややこしい話になってきますが、フェルガード®、フェルゴッドと同じく、フェルラ酸サプリメントとして、ANM176®(エイ・エヌ・エム・イチ・ナナ・ロク)というものが有ります。

ANM176®は韓国サイジェニック社が開発し、フェルラ酸、フェルラ酸誘導体ならびにガーデンアンゼリカ等の植物に含まれるデクルシノールを使用した特許が2009年に登録され、この日本国内における専用実施権(専用実施権特許第4350910号)は株式会社エイワイシーに付託されています。

訴状内容が明らかではないので、詳しいことはわかりませんし、そして原告もどこの会社なのか詳しい情報は有りませんが、上記特許を侵害しているとして、販売差し止めを求めて、株式会社グロービア(被告)と裁判になったようです。

[追記]
いわゆるフェルガード裁判の原告は、やはり株式会社エイワイシーで間違いなさそうです。
ネットに公開されている判決文を見つけ出したので、リンクを貼っておきます。
解読したいのですが、ヤッチの脳の委縮の方が先行しそうです。
(; ̄ー ̄川 アセアセ
» 特許権侵害差止請求事件の判決文(H26/4/16言渡 PDFファイル)


今年(2014年)4月に株式会社グロービアが勝訴し、原告はこれを不服として控訴したようです。

2014年4月16日
某健康食品メーカーから訴えられていた特許権侵害差止請求裁判について、2014年4月16日(水)東京地方裁判所より、私どもの主張を100%認める勝訴判決がだされました事をご報告申し上げます。
また、原告が主張している特許と原告製品自体も関係がないことも結論付けられました。
株式会社グロービアのホームページより引用

特許権侵害販売差止請求の裁判に関するお知らせ
2012年8月からの「フェルガード」特許権侵害販売差止請求の訴訟で棄却の判決を受けた事に対し、特許第4350910号(フェルラ酸とフェルラ酸誘導体ならびにガーデンアンゼリカ等の植物に含まれるデクルシノールを使用した特許)の解釈が裁判所と特許庁の間で相違があるとして、原告であるANM176®のメーカー側では、不当判決として、4月30日に控訴しました。
引き続き、控訴審を見守りたいと思います。


そんな中に『フェルガード100と原料の基本は同じ』なんて言って、フェルゴッドを販売しちゃって大丈夫なんでしょうかね~????

どれが本物で、どれが偽物なのか、わからなくなってきてしまいますね?

いや、そんな議論をすること自体が空虚なことなのかも!?

そして、前述したように、フェルガード®の製造・販売元である株式会社グロービアのホームページでは、『フェルガード®を相談できる医療機関』などというページが存在し、まずは相談できる医療機関を受診しないと、フェルガード®を購入できないような印象を受けます。

もちろん、フェルガード®にも、今話題のハーブが含まれているわけですから、たとえ医薬品ではないサプリメントといえ、安全安心に利用するためには、専門家のアドバイスを受けた方が良いに決まっています。

でも…。

毎月、ヤッチのもとに株式会社グロービアから案内が封書で送られてきます。

その中のパンフレットの中にちょっと気になることが書かれていました。

Q&A形式で文章が書かれていました。

このパンフレットには無断転載、無断複製禁止の文字が書かれていたので、そっくりそのまま文章を載せるわけにはいかないので、内容的なものを書かせていただきますね。

フェルガード®・メディカルシリーズは医師の紹介や処方がないと購入できないかという質問です。

メディカルシリーズというのは、終売になったフェルガード®100とNewフェルガード®以外の製品と考えてよいと思います。

言い換えれば、販売代理店等では扱っていないフェルガード®製品です。

これに対しての答えは、メディカルシリーズは、医療機関の紹介、あるいは医師の推奨で購入される人が多いという前提に立った上、『自分自身の意思』で購入するときは、株式会社グロービアに連絡すれば、『購入可能です。』と…。

さらに紹介医師がいない人で、フェルガード®の購入経験がある人は、オンラインショップの利用も可能になるようです。

つまり、医師の紹介が無くても、購入実績を作れば、ネット購入が可能になるという話です。

オンラインの入力フォームには紹介医師の名前を記入する欄が有りますが、そこにどうやって入力すれば良いかまで書かれてありました。

路線変更したんですかね…。

それとも最初からだったんですかね…。

くれぐれもヤッチから聞いたって言って、購入しないようにお願いしますよん!

(; ̄ー ̄川 アセアセ

普段、フェルガード®を株式会社グロービアから購入されている方からすると、どれもご存知の話ばかりかもしれませんが、御存知の無い方もいらっしゃるようなので、あえて記事にしてみました。

そう言えば、ヤッチも医療機関の紹介を受けていなかったかなぁ…???

ヤバヤバなことを書いているので、この記事、削除するかもです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ついでに、ブログ閉鎖なんてことにならないように、応援もよろしくです。

m(__)m


追記 ~ 2014/11/19
特許権侵害の裁判について、原告側の控訴が棄却され、結審したようです。
2014年10月29日
ANM176側より弊社に提訴されました特許権侵害差止請求事件は一審(東京地裁)ニ審(知財高裁)とも原告の請求は棄却され弊社の主張が全て認められたことをここにご報告申し上げます。
ANM176側が主張している特許(第4350910号)と製品ANM176とは全く無関係であることも一審、二審とも確認されました。本特許に食品は含まれません。そもそも本特許とガーデンアンゼリカとは無関係ですし、フェルラ酸の量も特定されていません。
株式会社グロービアのホームページより引用

» 判決文(平成26年10月23日判決言渡)


追記 ~ 2016/03/02
フェルガードに関して、気になる記事を教えていただいたので、リンクを貼っておきます。
以前はフェルガード製品の一部は販売代理店経由でどなたでもネット購入することができました。
しかし現在は医療機関経由で購入することが原則になっています。
あくまでも推測ですが、以下のリンク先にフェルガード製品のネットでの販売中止の理由のヒントがあるのかもしれません。

(注)
リンク先のページが削除されている場合もありますので、あらかじめご了承ください。


(こちらもご参考までに)
リンク先のページが削除されている場合もありますので、あらかじめご了承ください。



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2014/07/23 | コメント (10) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

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