site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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紹介してもらった診療所での診察〜出発編〜

2012/02/02 (木)  カテゴリー: 診察
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

先日お話ししたように、昨日は普段かかり付けの主治医に紹介状を書いてもらった先の診療所へ診察に行ってきました。
(記事はこちら→認知症の薬の服用履歴〜アリセプト、メマリー)

問題だったのはアルツ君がバスと電車を乗り継いで、紹介先の診療所まで歩いて行けるかということです。

近所のスーパーマーケットに水を汲みに行ったり、主治医のクリニックに行くだけでバテてしまうのですから、果たして体力が持つかどうか…。

(-_-;)



途中のお漏らしも心配だし、バスで最寄駅まで行くにしても、やはりバス停までは徒歩だし、アルツ君はおそらくここ何年も電車に乗ったことが有りません。

最初から難関が待ち受けています。

最悪タクシーを呼んで、診療所まではタクシーを使ってしまうということも考えたのですが、これから先、診察してもらうに当たって毎回タクシーを使うのも費用面でかなりの負担になってしまいます。

最初にアルツ君が診療所まで歩いて行けるかどうかを調べて、ダメそうならまた違う方法を考えようと多数決で決まりました。

もちろん多数決の参加者はヤッチだけですが、なにか!?

前の晩から、紹介状やらリザーブの紙パンツを準備していると、電話が有り、姉も会社を休んで一緒に行ってくれるとの事。

当日はアルツ君の体力的なことも考え、早目に家を出ることに…。

姉が家に向かいに来てくれるというので、姉が来るのを待っていると、キノコさんもお出かけ用の衣装を着ています。

「なに?どうしたの?」

ヤッチがキノコさんに声をかけます。

「いやあ。わたしも今後のことがるから、やっぱり行っておいた方がいいでしょ!?」

「一緒に診察を受けるっていうこと?」

「違うわよ!!診てもらうのはおじいちゃんだけよ。」

こうして、きび団子こそ、やりはしませんでしたが、アルツ君はちょっとした桃太郎状態です。

アルツ君には診察を受けに行くという風には言っていません。

『老人健診』を受けに行くという名目です。

姉がやってきたので、4人で出発です。

「なんだ?なんだ?遠足にでも行くのか?」

アルツ君がみんなに言い放ちます。

「違うわよ!!パパの老人健診!!」

姉がさっそく突っ込みます。

「そっか!?なんで俺の老人健診にこんな大勢していくんだ?」

確かに…。

(^_^;)

「途中で逃げ出さないように、みんなで監視だよ。」

今度はヤッチがアルツ君に声をかけます。

「バカ言え!!俺は逃げたりなんかするわけないだろ。それよりどこまで行くんだ?」

「はじめて行くB駅にある診療所だよ。」

「へー。B駅!?ずいぶんとまた遠くに行くんだなあ…。」

アルツ君、植木職人の前にサラリーマン経験が有り、そのころに通勤していた会社がこのB駅のそばに有ります。

どうもそのことを覚えているらしく、B駅がどこかわかるようです。

「パパ。歩いて行くんだけど、歩いて行ける?」

姉がそれとなくアルツ君の体調を確認します。

「歩いて行く以外に何か方法が有るのか?空でも飛んでいくのか?」

「そういうわけじゃないけど、途中でくたびれたりしないかしら!?」

「大丈夫だよ。それよりばあさんの方がくたびれちゃうんじゃないのか!?」

確かにキノコさんも遠出などしたことないので、若干不安が有ります。

「私はそろそろ付いて行くから、大丈夫よ。」

お伴が多いせいか、アルツ君、いつもに増して張り切っています。

これなら行きは心配ないような感じに思えます。

バス停までは、いつも水を汲みに行くスーパーマーケットの手前に有るので、難なくクリアです。

キノコさんとアルツ君はシルバーパスを持っているので、料金はかかりません。

最近できた路線バスなので、まだ知名度が低いのか乗客はほとんどいません。

空席ばかりが目立ち、難なく座席をゲットできました。

A駅までは10分かかるかかからないかで到着です。

ただ、降車口が駅と直結していないので、駅までまた少し歩かなくてはなりません。

でも、これも難なくクリアです。

アルツ君、調子が良いようです。

A駅に到着しました。

私鉄の駅ですが、最近こちらの線路は高架化を促進していて、駅改良工事が終わったばかり。

改札口には階段を利用して登らなくてはなりません。

でも、やはり工事したばかりなので、バリアフリーを意識した設計のようです。

エスカレーターが設置されています。

ヤッチとアルツ君はエスカレーターを利用しようとしましたが、姉がエレベーターを発見し、大声で呼びます。

「こっち!!こっち!!」

こういうところは女性の目は鋭い…。

(^_^;)

改札口に着くと第二の難関が待ち受けています。

そう…。

自動改札機です。

姉が切符を買い、みんなに渡します。

でもキノコさんが不安そうな表情…。

「あれ…。どうやって切符入れるの…?」

普段、電車に乗ったことのない人間には御もっともなご意見であります。

お寺の境内に入る前に睨みをきかせている怖い仁王様のすぐそばに立っている気持ちでしょうか。

「お前。そんなのも分からないのか?簡単だぞ。」

アルツ君。知ったかぶりをします。

結局ヤッチが二人の切符を預かり、自動改札機の前に立ちます。

ティッシュ配りのお兄さん状態です。

「切符を入れると、向こうに切符が出てくるから、それを取って中に入って。」

最初に改札の中に入ったのはキノコさん。

難なくクリアです。

続いてアルツ君。

切符を取るまでは良かったのですが、ヤッチの方に戻って来ようとします。

「戻って来なくていいんだよ。中に入るんだよ。」

「これ(切符)はどうするんだ?」

「持ってていいんだよ。」

ヤレヤレ┐(´д`)┌

ヤッチも改札の中に入り、二人の切符を再び回収して、エレベーターでホームに降ります。

幸いグッドタイミングで各駅停車が来ました。

混んでいる急行や準急はとても二人には無理です。

(^_^;)

『電車とホームの間が広く開いています。ご注意ください。』というアナウンスが流れました。

健常者には『そんなことぐらい、わかってるよっ!!』という場面ですが、二人を連れてきて、何と優しい配慮なんだとつくづく感じました。

すき間が大きいと二人とも手すりにつかまるか、誰かの支えが無いと電車に乗り込めません。

(^_^;)

ラッシュアワーの時間帯は過ぎて、ちょっと落ち着いている時間帯なので、優先席以外でも座ることができました。

これでB駅までは電車に乗っていれば、到着です。

アルツ君久々乗る電車がうれしいのか目をパチクリ。

まったく落ち着きが有りません。

家では座った途端に傾眠なので、毎日電車に乗せていれば、認知症の改善に効果が有るかも!?

B駅に到着です。

改札を出れば、診療所までは100mくらいの直線です。

改札を出る前に改札内のトイレに入りますが、アルツ君は『出ない』とのたまいます。

紙パンツも確認しますが、失禁は無い様子。

最後の難関に向かいます。

ヤッチはまたティッシュ配りのお兄さん状態。

「切符を入れるから、そのまま外に出ちゃって。」

キノコさんクリア。

アルツ君、またもやヤッチのところに戻ろうと…。

「そんなに俺のことが好きなのか?出るの向こうっ!!」

ヤレヤレ┐(´д`)┌

想定外の順調さで予約時間の1時間前に着いてしまいました。

駅前にカフェが有ったので、そこで予約時間まで時間を潰すことに…。





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2012/02/02 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

紹介してもらった診療所での診察~診察編~

2012/02/02 (木)  カテゴリー: レビー小体型認知症
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« 紹介してもらった診療所での診察~出発編~

カフェで時間を潰し、ようやく予約時間が近づいてきました。

少し早いですが、診療所に向かいます。

診療所の自動ドアを開けると、すぐ横に受付が有りました。

受付には女性が二人いて、少し忙しそうに電話の応対などに追われていました。

廊下と待合室は兼ねた造りになっているようです。

ヤッチは受付で紹介状や健康保険を渡し、初診の登録を済ませます。

完全予約制なのか、診療所内はアルツ君の予約より一つ前の患者さんの同伴者が一人いるだけです。

その方たちの診察が終わったのか、アルツ君の名前が呼ばれます。

アルツ君の名前を呼んだのが先生のようです。

家族4人がゾロゾロと診察室に入り込みます。

初対面の挨拶から始まり、家族の自己紹介を済ませると、アルツ君の自己PRが始まります。

「俺は元気だと思ってるんだけどさぁ~。どっか悪い所でもあるのかね~?」

アルツ君がさっそくフレンドリーな口調で先生に問いかけます。

「なごやかそうで良いお父さんじゃないですか~。それはこれからいろいろ調べてみないとわからないですね~。」

先生も感じがよく、とてもなごやかな雰囲気をかもしだしています。

「名古屋だか大阪だか知らんけど、俺は元気だと思ってんだけどさぁ~。」

ヤッチは書いて持って来てくれと言われた認知症の薬の服用履歴と症状などを書いたメモを先生に手渡します。
(認知症の薬の服用履歴の記事はこちら→認知症の薬の服用履歴~アリセプト、メマリー)

【気がついたおもな症状】
  • 日にちや曜日の感覚が無い
  • 意欲の低下
  • 傾眠(一日中目を閉じている)
  • 食事をしたことや入浴したことをすぐに忘れる
  • 夜間に食事
  • 甘い物を好む(昔からではあるが)
  • 夜間の頻尿
  • 小失禁(トイレの場所はわかる)
  • 転倒(一人で起き上がれない)
  • 立ち上がり方がわからない(最近はやや改善)
  • 前傾
  • 左に傾いて歩く
  • 左足を上手く折りたためない
  • 左手親指の痙攣
  • 歩いている途中に前のめりになり、転倒しそうになる。
  • 食事の途中に寝てしまう(最近は改善)
  • 時々人が枕元に立っている夢を見る
  • 便秘(1週間)
  • 内痔核


先生はヤッチのメモに目を通しながら、認知症の薬の服用履歴にも目を通します。

「うんうん。ということは、今はメマリーを2.5mg飲んでいることですね。」

先生はヤッチに顔を向けます。

「はい。主治医は5mgの処方でしたが、自己判断で錠剤を半分に割って飲んでもらっています。」

「メマリーは半分じゃ意味がないかもしれないな~。」

「とおっしゃいますと?」

「効果が上がるのが5mgからだから、2.5mgならむしろ飲まない方が良いかもしれないな~。」

ここでアルツ君が口を挟みます。

「そうそう。何でもあんまりイッパイ飲まない方がいいよん!!」

一同苦笑…。

今度は先生はアルツ君の腕の上がり具合を確かめたり、腕を揺さぶったりして何か触診をしています。

「一応、テストをしてみますかね?」

長谷川式簡易知能評価スケールのようです。

以前にも主治医のクリニックでこやつをやりましたが、惨たんたる結果。
(記事はこちら→長谷川式簡易知能評価スケール)

でも今日のアルツ君。ギャラリーが多いせいか、非常にさえています。

今回は30点満点中14点だそうです。

でも相変わらず、『野菜の名前を思いつくだけ全部あげて下さい。』の質問に答えられたのは『小松菜』だけ…。

(-_-;)

知的機能障害でいくと中程度ということになるそうです。

程度はどうであれ、アルツハイマー型認知症であるのは間違いないようです。

ここでヤッチは気になっていたレビー小体型認知症についてたずねます。

「先生、父にレビーの疑いはないんでしょうか?」

「これから調べてみないと、まだ何とも言えませんが、もしレビーだとしてもそんなに強い方ではないと思いますよ。レビーの方だったらもっと表情が硬い感じですから、お宅のお父さんのように、表情が豊かじゃないんですよねえ…。」

「歩いている最中に歩行がどんどん前傾して、支えないと転倒しそうになることもあるんですが…。」

「それはもしかしたらレビーの可能性が強いですね…。ちょっと歩いてもらいましょうか!?」

アルツ君に立ってもらい、診察室の中を歩き回ってもらいます。

「んー…。微妙なところですね。パーキンソンだと歩幅がもっと狭くなるのですが、お父さまの場合は、さほど歩幅は狭くないですね。もっと小刻みに歩くようだったら、確実にパーキンソンですけどねえ…。ただ確かに身体が前傾してしまいますね。」

「身体が横に流れるのはどうでしょうか?」

「私の見る限りでは、左足をかばって歩いているという見方もできるなあ…。」

ちょっと歯切れの悪い印象でしたが、先生がここで一つ提案を…。

「いずれにしても長いことMRIも撮っていないようですから、一度MRIを撮ってみましょうか?それと一緒に心筋シンチも撮ってみてはいかがでしょうか?」

心筋シンチ!?

ちょっとチンチンが切り取られるようなイメージですが、こやつを撮るのがレビー小体型認知症かどうかの判断材料になるらしい…。

【引用1】
Q.
心筋シンチ検査って何ですか?

A.
正確には心筋シンチグラフ(あるいはシンチグラフィー)といいます。
人体に安全な水準の放射性薬剤を注射し、特殊なカメラで心臓を撮影することで、
心臓の筋肉の状態や血流を画像化できる検査です。
回答日時:2007/5/27 15:03:33
Yahoo!知恵袋より引用


【引用2】
Q.
レビー小体型認知症の診断に、循環器系の心筋シンチ検査が有効なのはなぜですか?

A.
とてもいい質問だと思います。
レビー小体型の認知症の方は、認知症状のほかに、自律神経系の異常がみられることが分かっています。心臓に限って言えば、心臓の交感神経の脱落がみられます。
心筋シンチの検査にもいろいろありますが、シンチの中には自律神経の働きを調べる検査もあります。
シンチの検査で心臓の交感神経の神経伝達物質(主にノルアドレナリン)の濃度を調べることで、交感神経が脱落していないかどうかを判断することができます。
同じような検査は、パーキンソン病の患者さんでも行うことがあります。パーキンソン病の患者さんにも、同じように交感神経の脱落がみられるので、心筋シンチで交感神経が脱落していないかどうか調べることがあります。
うすっぺらい知識で申し訳ありません。お役にたてれば幸いです。
回答日時:2010/9/21 17:09:39
Yahoo!知恵袋より引用


で、そのために紹介状を書いてもらい、ここまでたどり着いたのですから、断ってしまっては、来た意味は無くなります。

(-_-;)

「是非お願いします。」

「わかりました。それでは、地域連携で検査をしてもらえるところが有るので、そちらに紹介状を書いておきますので、検査を受けて下さい。うちの方では、血液の検査をしておきますね。」

アルツ君流に言わせてもらえば、『またお見合い?』といったところですが、仕方が有りません。

(-_-;)

「今後、服用する薬はどうしたら良いでしょうか?」

ヤッチが先生にたずねます。

「アリセプトで眠気が出るんですよね!?普通アリセプトは眠気が出る方よりは、むしろ興奮してしまう方の方が多いんですよねえ~。まれに眠気が出る方もいらっしゃいますが、お父様もこのレアケースに入るのかなあ…。むしろメマリーの方が眠気がひどくなる方が多いんですよ~。メマリーを止めて…。貼り薬が有るのでこちらを試してみましょうか?」

「飲薬ではないんですね?」

「はい。アリセプトと同じような作用をするお薬ですけど、こちらの方は徐々に皮膚から吸収されていくので、飲薬と違って一気に血中濃度が上がらないという利点を持っています。」

アリセプトで少々痛い目に会っているヤッチは、自分自身がアリセプトに対して薬剤過敏になっている面は否めませんが、一応承諾することにしてみました。

(^^ゞ

「一番少ない量の4.5mgから始めていきましょう。最終的には18mgまで持って行くのですが、これはお父様の経過を見ながら…。あと、夜間に起きたり、頻尿になるということなので、漢方が有りますが、こちらはどうでしょう?抑肝散(ヨクカンサン)という薬ですが…。」

「ではそちらも処方していただけますか?」

「わかりました。こちらは就寝前に飲んでいただいて結構ですから。」

「あと、先生フェルガードを飲んでもらっていますが、これはどうしたら良いでしょうか?」

「特に問題はないと思いますが、フェルガードには若干ガーデンアンゼリカという成分が含まれているので、今は薬を切り替えて経過を見るという段階なので、いったん中止してみて下さい。」

結局アルツ君の処方してもらった薬は以下のようになります。
【アルツ君が処方してもらった薬】
イクセロンパッチ4.5mg(認知症の薬 外用薬)
ツムラ抑肝散エキス顆粒 2.5g
※携帯で閲覧の方はこちらを参照ください→おくすり110番
iモード
Y!ケータイ
ez
認知症関係ではない血圧の薬や便秘薬についてはこれまで通り、普段かかり付けの主治医のクリニックで処方してもらうことになりました。

MRIや心筋シンチの検査がまた別の病院で2週間後に有ります。

料金を支払い、2週間後の予約を取り、診療所を跡にしました。

exelon.jpg
イクセロンパッチ外装


exelon02.jpg
イクセロンパッチ(貼る位置)


exelon03
イクセロンパッチ
アルツ君の背中


yokukakusan.jpg
抑肝散





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2012/02/02 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

紹介してもらった診療所での診察~帰宅編~

2012/02/02 (木)  カテゴリー: 食事
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« 紹介してもらった診療所での診察~診察編~

診療所を出て調剤薬局で薬をもらうと、とうにお昼時を回っていました。

アルツ君も相当お疲れのはず…。

(^^ゞ

姉の提案で近くで見つけた中華料理屋で少し遅いランチです。

「パパ、お腹空いたでしょう?イッパイ食べなね。」

「そうでもないよ。普通だよ。普通。」

中華料理屋に入ると、すでにランチタイム時はピークも過ぎていたので、うまい具合に4人掛けのボックス席が空いていました。

アルツ君とキノコさんは奥の壁側に座り、アルツ君の対面にヤッチ、キノコさんの対面に姉の着席です。

「パパは何が食べたい?」

「何だって食べるよん!!美味いものなら何だって食うよん!!」

今考えると、疲れて考える気力が無かったようにも思えます。

「じゃあ、パパは中華丼を食べな!!私がセット頼んで、私の餃子を上げるから。ママは?」

「私は、焼きそばみたいのがいいわ。」

「うん。わかった!!焼きそばね!?」

こういう時も仕切るのはやっぱり姉です。

ヤッチは酢豚定食を頼み、姉はラーメンと餃子のセットです。

すぐに姉の頼んだラーメンと餃子のセットが来ます。

姉はアルツ君に餃子を渡します。

アツアツなのでアルツ君ちょっと食べずらそう…。

今度はヤッチの酢豚定食が届きます。

年寄り夫婦の注文したものが後回しになってしまいました。

(-_-;)

続いてキノコさんの焼きそばがテーブルに…。

なかなかアルツ君の注文した中華丼が来ません。

(´ェ`)ン-・・

ついにアルツ君、餃子を完食。

それでも中華丼は到着しません。

キノコさんはキノコさんで肉が食べられないので、肉を皿の端に積みあげながら、麺と野菜の部分だけを食しています。

しびれを切らしたアルツ君がキノコさんの積みあげた肉の山の解体にかかります。

(((´~`))) モグモグ

「遅いわね。まだあんたの来ないの?私こんなに食べられないから、私のを上げるわよ。」

キノコさんが自分の焼きそばの皿をアルツ君の目の前に差し出します。

「おっ!!いらないのか?じゃあ。食べちゃうぞ!?」

半分以上は残っているであろう焼きそばをパクつきだします。

今日のアルツ君いつもに増して食欲旺盛。

あっという間にキノコさんが残した焼きそばを平らげてしまいました。

「すごい食欲ね?よくそんなに入るわね?」

キノコさんがびっくりしています。

そうこうしているうちに、やっとアルツ君が注文した中華丼が到着です。

「もうそんなに入らないでしょ?食べられる?」

姉がアルツ君に声をかけます。

「大丈夫だよん!!食べられるよん!!」

気がつけば、アルツ君、ヤッチのタマゴスープも横取りしています。

「後で大丈夫かしら!?」

キノコさんはアルツ君の胃袋が心配な様子。

「大丈夫だよ。ダメならダメで外に出るだけだから…。」

確かにこのポジティブ思考には学ぶべき点が多く有ります。

(;´・ω・)

結局中華丼も完食。

姉が残した杏仁豆腐も平らげました。

アルツ君のお蔭でテーブルは完全制覇です。

ヤタ──v(-∀-)v──♪

お茶を飲んで、一息ついたところで店を出ます。

「もうお腹いっぱいで動けないんじゃないのか?」

ヤッチが一声かけます。

「普通だよ。普通。」

何なでしょう????

この食欲…。

帰りも同じルートで同じような展開で家路に着きました。

一つ違っていたのは、夕飯のおかずを買うため、いつものアルツ家の近所のスーパーマーケットに寄ったこと。

「おっ?俺の好きなボタモチが有るぞ。」

「まだ、食べるの?」

キノコさんは開いた口が塞がらないと言った表情です。

「だって朝から何にも食べてないぞ!?」

出たっ!!

(-_-;)

結局食べられるなら、食べさせちゃえというので、姉がレジカゴにボタモチを放り込みます。

いつもならとうにヘロヘロのはずなのに、どこにこんなエネルギーが有ったのでしょうか…。

スーパーマーケットからの帰り道は少し足取りは重いようでしたが、自力で家にたどり着くことができました。

そして…。

さっそくボタモチに食らいついちゃってます。

(-_-;)

「ほんとにそんなに食べて大丈夫なの?お昼に中華料理屋でイッパイ食べたんだよ?」

さすがの姉もビックリしています。

「そうだっけ?」

「えっ!?覚えてないの?」

「行ったような気もするけど、行ってないような気もするなぁ…。」

「誰か隣に座っていなかった?」

「あっ!!そうだ!!ばあさんが隣りに座ってたぞ。そうだ。そうだ。思い出した。」

「あとは誰がいた?」

「えーとー。そうだ!?お前(姉)もいたなぁ?」

「正面には誰が座ってた?」

「正面?」

「うん。正面。」

正面にはまぎれもなくヤッチです。

「正面は誰も座ってなかったぞ!?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

透明人間

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

【関連記事】
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2012/02/02 | コメント (14) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

認知症の父親を持つ実の息子の心境は?

2012/02/04 (土)  カテゴリー: ヤッチ
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

コメントの中に、『認知症の父親を持つ実の息子の心境は?』というものをいただいたので、記事にしてみたいと思います。

こういう真面目な文章を書くのは得意ではないので、多分上手くまとめられないので、皆さんの文章力で、ヤッチの乱文を上手い具合に組み立ててやってください。

m(__)m

だいたい自分の心境もすぐコロコロと変わるので、今から書くことは数日先にはどうなっているかわからないのでその辺のところをあらかじめご承知ください。

さて、どこから書きましょうか?

やっぱり最初の方から書かないとわからないですもんね。

じゃあ、ヤッチがキノコさんのお腹にいる時から書きますか!?

いえいえ。

(^_-)

実はもともとアルツ君はお花屋さん。

盆栽が趣味だったこともあって、脱サラしてお花屋さんを始めたんです。

はじめたのは、40年も前の話でしょうか。

まだヤッチが小学校の低学年だった頃の話です。

アルツ君は店をキノコさんにまかすかたわら、造園関係の知り合いがいたので、その方の手伝いをする形で庭木の剪定の技術を身につけます。

そのころから、店のお客さんに自分の家の庭木の剪定をしてという方が、ポツリポツリといらっしゃるようになり、アルツ君は二足のわらじを履くことになっていきます。

また店も2店舗構えるようになり、キノコさんが自宅の店、アルツ君が自宅から少し離れた新店舗での営業です。

年を追うごとにヤッチも小学校低学年のままではいられませんから、成長をします。

アルツ君がお客さんから庭仕事を頼まれると、店を空けないと庭仕事はできませんから、店番をヤッチに手伝わせたり、アルバイトを頼んで対応します。

その後、ヤッチが大学を卒業すると、アルツ君の花屋を本格的に手伝うようになります。

ヤッチに花屋としての風格が増してくると、アルツ君は店をヤッチにまかせ、植木職人が本業になっていきます。

もちろん、ヤッチが仕入れに行っている間など、どうしても店を空けなくてはならない時は、アルツ君が店番。

そう…。

このころから、アルツ君と喧嘩が絶えなくなってきます。

少しだけ技術が身についてくると、偉そうにヤッチも店の経営に口出しするようになります。

他人様ならこんなことはないと思いますが、やはりここは親子。

どうしても思ったことを口走ってしまいます。

つまらないことですが、商品の陳列一つでぶつかり稽古です。

「これはここに並べた方がいいんじゃないか?」

「いや、こっちの方が綺麗に見える。」

「いや、それは無いだろっ!!」

「勝手にせいっ!!」

アルツ君が店を放棄して、自宅に帰ってしまうようなことも頻繁になってきます。

お客さんが大勢いらっしゃるときは別として、いつの間にか二人が同時に同じ店に立つことは少なくなって行きます。

けっこう険悪の中です。

(-_-;)

同じ空間で同じ空気を吸うのも嫌なぐらい…。

お互いに、しゃべると喧嘩になるので、店に二人で立っている時は会話も事務的な会話です。

アルツ君も植木職人に専念するようになり、あまり店に立つことも少なくなっていきます。

ヤッチが店に出ているときで、アルツ君が庭仕事に出ているような場合に、お客さんから庭木の剪定を頼まれたりすると、それをアルツ君に伝えるのは、直接本人にではなく、メモ書きを渡すか、キノコさんづて…。

アルツ君は昔から早く寝てしまう方だったので、ヤッチが店を終えて自宅に帰って来るころには、アルツ君はすでに御就寝。

二人が自宅で顔を合わすこともあまり無かったように思えます。

会話を交わすとしても、業務連絡が大半で、一家団欒の和気あいあいの日常会話は有りません。

事情が有って店は2006年頃にたたんでしまいましたが、アルツ君はその後も植木職人を続けます。

アルツ君の植木職人のお客さんはほとんどが、店のお客さんですが、店をたたんでも、ごひいきにして下さるお客さんがたくさんいらしたので、お得意様としてアルツ君の顧客リストにその後も名を連ねます。

まだ70代後半とは思えないほど元気で、地下足袋を履き、自動車も一人で運転し、三角梯子にスイスイと登り、チョキチョキです。

店をたたんで3年が経過した頃でしょうか…。

このブログで記事にしたこともあると思いますが、早朝、お得意様の家に仕事に出かけると言って、自動車で出かけたアルツ君。(記事はこちら→認知症の新薬メマリーだけを服用)

すぐに、自動車で自宅に戻って来てしまいます。

どうしても、お得意様の家の場所がわからないというのです。

お得意様というくらいですから、定期的にお邪魔して剪定などの手入れをやらせていただいているお宅です。

なのに場所がわからない…。

「どうも(お得意様の家に行く)自信がない…。なんか調子悪い…。」

アルツ君が自宅に戻って最初に吐いた言葉です。

この時に近所の脳外科に行き、診断されたのがアルツハイマー型認知症です。

現在のかかり付けの主治医とは違いますが、そこでアリセプト5mgを処方されました。

その時はまだ正直アルツハイマーだなんて言われても実感がわきません。

次の日になれば、元通りに戻るだろうなんて感じです。

今もそうですが、会話だって特に支離滅裂なことを言うわけではないので、多分周りの人はアルツ君が認知症なんて誰も思わないと思います。

診断された当初は自転車にも乗り、結構アクティブに動き回っていたし、第一診断が下されたあとも、職人仕事をしばらくこなしていたんですから…。

ところがこの病気の怖さは目に見えないゆっくりした速度で進行していきます。

「いつの間に潮が満ちて来たの?」という具合で気付いた時には離れ小島状態です。

失禁が出るようになり、改めて今の主治医のところに行くようになってから、ヤッチ自身もこれじゃあとても仕事なんてさせられないと痛感します。

それは、アッパーカットを食らってズシンっと来るショックよりは、ボディーブローを食らったようなジワーっと来るショックです。

トイレに入って尿意が来る時のあの寂しい感覚にも似ています。

多分トイレでため息をついているかもしれません

┐(-c_,-。)y-~

もう元のように颯爽と地下足袋で歩き回る姿は見ることはないのかなあ…。

一番初めにヤッチの中で映像として浮かんだのが、このアルツ君の地下足袋姿。

手甲は数々の力仕事をしてきた職人の黒く太い腕に巻きついて、はち切れんばかりです。

家族が病気でもしようものなら「鍛え方が足りないからそうなるんだっ!!」と叱咤する職人の強い口調です。

そんな職人さんは茶の間で意欲を失い、首を垂れている…。


もう取っ組み合いの喧嘩をすることもないのかなぁ…。
もう怒鳴りつけられることはないのかなぁ…。


これが認知症と診断された父を目の当たりにした時の感想です。

思い出が遠くに追いやられるようなさびしい感覚だったと記憶しています。

(ノД`)シクシク

引き金は俺が引いちゃった!?などと考えたこともあります。

バ━| o|。゚+.ヾ(・∀・)ノ゚+.゚|o |━ン

でもこの辺がちと他人と違うので参考にならないかもしれませんが、ヤッチはあまりこういうことを引きずらないタイプ。

\(^o^)/

なっちゃったもん仕方ないかっ!?
何とかなるだろっ!?

けっこう早目にシフトチェンジしてしまいます。

できるなら、元通りに地下足袋を履かせてやりたいけど、ダメならダメで違うこと考えればいいかっ!?…です。

(^.^)/~~~

よく友人からは、「お前自分が崖っぷちに立たされてるのわかってるのか?よくそんなサバサバしてられるな?」と言われます。

決って返す言葉は「だってそうなんだもん。仕方ないじゃない。」です。

わかりづらい話ばかりで恐縮ですが、ブログの中でヤッチとアルツ君はかなりフレンドリーな関係に描かれています。

実は昔は犬猿の仲だったんですね…。

アルツ君は元々気短かなタイプ。

ヤッチも負けてはいません。

リングに放たれると二人はすぐに喧嘩をはじめます。

キノコさんが割って入り、二人は視線を合わせたまま肩でゼーゼー…。

「来るなら来いよ!!」のにらみ合いは続いてしまいます。

でもここ最近はどうでしょう…。

ほとんど喧嘩という喧嘩はしていません。

これ…。

アルツ君が一人で自分のことを自分でこなせなくなってきてからです。

たとえば、寝巻のボタンを自分で上手につけられない…。

手を出さずにはいられないようなことも起きてきます。

仮にボタンをつけるのをヤッチが手伝うとして、アルツ君が病気でなかったら、ヤッチの手を払いのけていると思います。

今のアルツ君は手を払いのけることは有りません。

むしろじっとしてつけてもらえるのを待っている状態です。

言葉は悪いかもしれませんが、飼い主に服従する犬のような状態です。

ある種の信頼関係かもしれません。

で、その時の心境は?

それはこれとてショックでしたよ…。

今まで上目線でしか物を言わない人でしたから、そんな人が、少しおどおどした表情を浮かべるんですから…。

「あーあ。こんななっちゃたよー。」という残念な気持ちでいっぱいです。

でも「来る時がきたなあー。」という気持ちのほうが強かったようにも思えます。

「誰かが世話しなきゃいけないんだあー。」と覚悟めいた気持ちに置き換えることもできるかな!?

もちろんこれに見返りなど有りません。

無償の奉仕です。

お金大好きのヤッチになぜこれができるのでしょうか?

ココが言葉で説明できない部分でもあります。

嫌だなという反面、仕方がないなとそれほどカッカッせずにできるのです。

もちろん「ふざけんなよ~!!」という時もたくさんあります。

でも全体としてみれば、手を出して世話したりしている…。

時には谷底につき落とすこともありますが…。

アルツ君本人はどうなんでしょう?

アルツ君がお風呂に入る時に、最近脱衣所が寒いので、まず茶の間の暖かい場所で裸にします。

茶の間を出てお風呂に入る時に、先にアルツ君が脱衣所にドアを開けて入り、風呂場の扉を開けて、風呂場の洗い場に乗り込みます。

ヤッチが後から洗い場に入り、アルツ君の身体をお湯で流します。

このとき、アルツ君が茶の間から脱衣所に入る時ですが、ヤッチが後から続いて入って来るのを知っているにも関わらず、脱衣所のドアを閉めてヤッチが入って来ないようにする仕草をみせます。

「お前はくるな!!」という意思表示にも見えます。

ここはやはり男同士、親子と言ってもいやなんだなぁと思います。

なんとなく、余所余所しい雰囲気が芽生えます。

アルツ君の身体をシャワーで流しているときは、毎回、初デートの車内で会話が途切れた初々しいカップルのような状態に陥ります。

でも、ヤッチにアルツ君の唇を奪う勇気は有りません。

(当たり前だろっ!!)

ヤッチは自分の髪を切ってもらう時に鏡をじっと見つめていることや髪を切ってくれているお姉さんと目を合わすこともできませんが、あんな気持ちかもしれません。(←意外にシャイな面もあります)

もっとも偉そうにできるほど毛量が無いので、伏し目がちになるのかもしれませんが…。

結局、男同士とはいえ、親子とはいえ、未だにアルツ君の息子さん(←ヤッチじゃないよっ!!)を洗うことは有りません。

まだ、そこまで老いぼれていないからというのも理由ですが、「いやなんじゃないかな!?」と思うからです。

洗体用のタオルを渡し、息子さんを自分で洗ってもらっています。

拭くときもお股だけは自分で拭いてもらっています。

何が言いたいのか?

これ、もしヤッチに奥さん、嫁さんがいたらということです。

幸いなのか、不幸なのかはわかりませんが、独身であります。

(^^ゞ

ヤッチの奥さんを仮に紗季ちゃんとしましょう。(旧姓:相武紗季[理想])

多分、アルツ君の世話は、紗季ちゃんがやることになるでしょう。

やるなと言っても、紗季ちゃんは責任感の強い子です。

でもどうでしょう?

血のつながった親子でもよそよそしい空気が漂うんですよ~。

紗季ちゃん最初は我慢して、アルツ君の背中なんぞを流します。

そのうち、お調子者のアルツ君がのたまいます。

「紗季ちゃん!!おれのアソコも洗ってよっ!!」

紗季ちゃんがヤッチのところに飛んできます。

「あなた!!あんなベエな御父様とは一緒に生活できませんっ!!わたし、里に帰らしていただきます!!」

( ̄^ ̄)!!

夫のヤッチにはアルツ君の世話をしなけりゃならないというプレッシャーと、世話を紗季ちゃんにさせているという負い目を感じ、これがストレスに変わります。

紗季ちゃんは「なんで私が、他人のジイサンの股ぐらを洗わなきゃならないのよっ!!私は家政婦じゃないのよっ!!」

もし、紗季ちゃんがおとなしい性格でなにも愚痴を言わずに、淡々とアルツ君の世話をしていたら、今度は勘のいいヤッチのことですから、余計にストレスになること必至です。

もうこうなると不穏な空気しか漂わなくなってしまうでしょう。

今、義父や義母の介護をされている奥様のみなさ~ん!!

ご自身の旦那さんは元気ですか~?

旦那さんがウツになる前に離婚しましょう!!

とまあ冗談はともかく、ヤッチがアルツ君のお世話が何とかできている(??)のは単純に独り身だからかもしれません。

家族の協力も十分得られています。

いかにも、ヤッチが温厚で仙人のように描かれているのは、もちろん自分で記事を書いているからです。

(^^ゞ

でも時にキノコさんが自分の旦那をかえりみない場合は腹も立てます。

「だって、あんたがやってくれてると思ったから…。」の一言に切れたりもするんですよ。

結局責任のなすりつけ合いをやっているということです。

「なんで俺が?」、「なんで私が?」、「お前がほんとはやるところだろ!!」、「あんたがやればいいのよ!!」と思っているうちは仙人にはなれないということでしょうか?

認知症の仙人になるのもどうかと思いますが…。

(^_^;)

言葉が適切でないかもしれませんが、ヤッチの今の頭の中はアルツ君は鬼ごっこでいうところのオミソです。

オミソをサポートしながら家族みんなでオミソを楽しませながら、鬼ごっこをやっているというのが日々の生活です。

「俺はそんなのやりたくないよ。」と行って頭に手をまわし、土管の上に寝そべっているやつに腹を立てたり、オミソが暴走するときが有って、鬼ごっこが成立しない日も有ったりと波乱ではありますが…。

こう考えると、役割分担やチームプレーさえ上手く行けば良いということになるのでしょうか…。


くだらないことを書きならべてしまいましたが、一つだけこの病気に救われたことが有ります。

それは、アルツ君がこの病気にならなかったら、今のような親密な関係は生まれなかったということです。

未だに口も利かずに仏頂面して日々を送っているかもしれません。

毎日ぎすぎすした日よりは、言いたいことを何でも言える今の生活の方が幸せかもしれません。

でもやっぱりアルツ君のお漏らしの世話で自分の時間を侵食されるのは、ときどき腹立たしいのも矛盾していますが、本音でもあります。

(^^ゞ


やはりうまいこと書けませんでした。

わからない点、お気づきの点はコメントをお気軽にいただけたらと思います。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


あっ。そうそう…。

気持の切り替えはどうしてるのという質問もいただいていましたね!?

あまり、これといったものが無いのですが…。

どなたかのブログのコメントにも書いたかもしれませんが、自動車の窓を閉め切って思い切り『叫ぶ!!』です。

(^^ゞ


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2012/02/04 | コメント (14) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

脳梗塞!?パーキンソン!?

2012/02/05 (日)  カテゴリー: 姉&ボタモチ
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日の記事は昨日の出来事です。

昨日はいつもだと姉が来て、近所のスーパーマーケットに行き、アルツ君はボタモチを買ってもらえる日なのですが、姉は出勤らしく来ない様子。

「今日はボタモチはお預けだな!?」

ヤッチがアルツ君に言います。

「ボタモチ食べないと、死んじゃうぞ。」

「じゃあ、今日はその日だな!?今のうちに自分で戒名考えておいたら?」

「バカ言え!!戒名なんて俺が考えるもんじゃないぞ!!」

「じゃあ。俺が考えてやろうか?そのかわり高いよ。」

「お前につけてもらうくらいなら、死んだ方がましだ!!」

わけのわからん会話をしているところに姉が参上です。

「会社早く抜けられたから、行こう!!」

「どこへよ?」

「わかってんでしょっ!?素直になりなさいっ!!」

そう言って、姉はアルツ君の顔を揉みクシャにします。

「冷たいっ!!お前の手は冷たいな~。死人の手みたいだぞ。」

「死んでるかもよ!!さあ。早く行こう!?」

「どこへ?」

「だからボタモチ!!買いに行くんでしょっ!?」

「はいはい。ボタモチなら行きますよん!!」

そう言って二人は近所のスーパーマーケットに出かけて行きます。

ヤッチは、アルツ君が居ない間に二階のトイレの床に吸水シートで、アルツ君のおしっこ対策です。


どうしてもアルツ君、座っておしっこができません。

(-_-;)

またひどい時は便器必要無いじゃんっ!?というくらい前にこぼしてしまいます。

(-_-;)

そのため、ベッドや布団で使う吸水シート二つ折りにして利用しています。

アルツ君のおしっこ対策も終盤に近づき、そろそろ二人が帰って来る時間です。

ヤッチの携帯が鳴ります。

「もしもし、パパが転んじゃって…。ちょっと来てくれる!?」

姉からの着信です。

「またぁ~???」

ヤッチもアルツ君のおしっこ対策シートの作成途中でしたが、中断してスーパーマーケットに向かいます。

スーパーマーケットで転んだのか、途中の道路で転んだのか聞いていなかったので、道路で転んでいた場合のことも考えて、キョロキョロしながら向かいます。

午後5時を回っていましたが、ちょっと暗くなってきているので、遠くまで見通せません。

自宅とスーパーマーケットのちょうど中間あたりでしょうか。

道路に尻もちをついて、へたり込んでいる老人の姿が見えます。

ヤッチはその老人の元へ小走りで近づきます。

やはりアルツ君です。

姉がそばにしゃがみ込んで、アルツ君に話しかけています。

姉がヤッチの存在に気がついたようです。

大きく手を振っています。

ここでヒーローものの戦隊ドラマならメインテーマのBGMが鳴り響くところですが、BGMは鳴り響きませんでした。

スポンサーの予算の問題なのでしょうか。

ヤッチは少し息を切らす素振りを作り、一応迫真の演技を見せる演技でアルツ君に駆け寄ります。

先に言葉を発したのは姉の方でした。

「私が起こそうと思ったんだけど、私の力じゃ起こせなくて…。」

キノコさんの時もそうでしたが、体重は減っているとはいえ、まともに力の入らず、地面にへたり込んでいる老人を立たせるというのは、女性の力では無理なのでしょうか。

ヤッチは二人にたずねます。

「頭は打ってない?」

「頭はおでこのところを擦り剥いているわ。」

「そうなんだよ~。ヒリヒリ痛いんだよ~。」

どうやら意識はしっかりと有るようです。

「他にどっか痛いところない?」

「左腕をちょっと打ったみたい。」

姉の話だと、スーパーマーケットの帰り道に、アルツ君と軽く腕組みをして歩いていたようです。

すこし身体が重そうで、歩きづらそうにしていたのでサポートしながらだったそうな…。

姉は片手に買い物袋を持ちアルツ君は手ぶらです。

何もない平坦のところなのに、突然アルツ君の膝がカックンとなり、そのまま前のめりに倒れて行ったようです。

姉はアルツ君の腕組みしている手を引いて、流れていくアルツ君の身体を止めようとしたらしいのですが、力が足りず、アルツ君は受け身を取ることなく、アスファルトの地面に落ちて行ったようです。

「左腕動かすことできるかい?」

ヤッチはアルツ君にたずねます。

「大丈夫だよ。ちょっと痛いけど…。」

「ちょっと痛いのは大丈夫じゃないだろ!?でも動かせるみたいだな。」

「ああ。治ってきた。」

「他は?」

「他は大丈夫だな。そうだ?俺のボタモチどうした?」

「私が今日は買い物袋に入れて持ってるよ。」

普段なら、自分のブルゾンのポケットに入れているところなので、不幸中の幸いになるのでしょうか。

ボタモチのことは忘れないでいるのは、さすがと言わざるを得ませんが、転倒したことがよほどショックなのか、言葉に覇気が有りません。

何かちょっと挙動不審でオロオロしている様子です。

「立たせたら自分の力で立っていられそうかい?」

「ああ。大丈夫だよ。」

「足に感覚有るかい?」

「なかったら、お前お化けだぞ…。」

「それだけ口が動けば大丈夫だろ!?じゃあ起こすよっ!!」

ヤッチはへたり込んで足を投げ出しているアルツ君の背後から手をまわし、羽交い絞めするようなポーズをとります。

「お腹痛くないかい?」

「ああ…。」

「立たせるとき、少しきつい感じになるかもしれないよ?」

「ああ…。」

「じゃあ。起こすよ!!」

ヤッチは立つと同時に、アルツ君の体重を利用して後ずさるようなイメージで、アルツ君の身体を引きます。

アルツ君の足が地面を踏みしめるまで少し時間がかかりましたが、自力で立つことができました。

(>ω<;)ふぅ・・・

「〇〇ちゃん(ヤッチのこと)が居てよかったね~。」

姉もホッとしたのか、言葉を発します。

「ほんとだなぁ…。悪いなぁ…。」

「なんだよ!なんだよ!ドラマのエンディングみたいじゃないかよ!?まだ家まで帰るって言う大仕事が待ってるんだぞ。」

ALWAYS 三丁目の夕日'64を彷彿されては困ります…。

(・・;)

「歩けるのか?」

まだアルツ君のバックを取っているヤッチはアルツ君の耳元に息を吹きかけます。

「ああ…。歩けるよ…。」

帰りは姉と二人でアルツ君の力の抜けた身体を支えながら、ゆっくりと歩きます。

少し元気が戻ったアルツ君に話しかけます。

「受け身も取らずに、アスファルトにぶつかっていったのか?」

「あいつ。固いんだよ。」

「そりゃそうだ。でもフラフラと転ぶなんて、鍛え方が足りないんじゃないのか?」

「バカ言え!!俺がアスファルトを鍛えてやったんだ!!」

「まあ。アスファルトは鍛えてもらう必要はないと思うけどな。」

何とか家に到着です。

心配していたキノコさんが飛び出してきます。

「大丈夫?」

「普通だよ。普通…。ああ。痛い…。」

そう言いながらも、擦り剥いたおでこを触ろうとするアルツ君。

「ああ。さわっちゃダメよ。中で消毒しましょ。」

surikizu
[おでこの傷]


前回の転倒の記事はこちらです↓
幸せの緑のタオル

茶の間で消毒すると、『痛い、痛い』と大騒ぎ…。

何とか治療を済ますと、安心したのか茶の間で仮眠です。

姉はその間に帰ってしまいました。

1時間ちょっとしたところでアルツ君が目を覚まします。

「あー。ヒリヒリする…。」

「目を覚ましたの?覚えてる?」

キノコさんがアルツ君に声をかけます。

「転んだのだろ?覚えてるよ。なんであんなところで転んだんだろうなぁ…。」

転倒したときの記憶はちゃんと有るようです。

「ボタモチも食べないで寝ちゃったのよ。」

「俺かぁ?あー。今日はいいよ…。」

ちょっと珍しい発言です。

(・・;)

「どうやって帰ってきたか覚えてる?」

「んー。あいつ(姉)と帰ってきたんじゃなかったっけ!?」

この辺は記憶が曖昧なようで…。

「誰が起こしてくれたか覚えてる?」

「ああ。覚えてるよ。」

「じゃあ、誰?」

「起こしてくれたのは、たしか、あいつ(姉)だよ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/02/05 | コメント (8) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

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