site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。

やはり材木病はレビー小体型認知症か?

2012/01/03 (火)  カテゴリー: レビー小体型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今年になってからではないのですが、FC2のブログこのごろエラーが多くて困っています。

ユザータグというものが設定できるんですが、これがいつの間にか消滅してしまっています。

ユザータグはキーワードと言い換えても良いものです。

記事を書くたびに自分でこれは重要かなと思う語句を一つ一つの記事ごとに設定してアップロードしておくと、後でブログにどんなことを書いたかを検索するときに探し出しやすくなります。

もちろんメリットはヤッチだけではなく、読んで下さる方も適当な語句を入力して、ブログ内検索したときにもこのタグが設定してあれば、タグの設定してある記事がヒットして記事が探し出しやすくなります。

これはPCだけの機能で携帯やスマホの方にはあまり関係ないことなんですが、このユーザータグは一つの記事に10個まで設定できるので、記事を書き終わった後にいつもせっせと拾い集めてアップロードしています。

別に設定しなくても機能するし、設定しているタグ(キーワード)は、『ボタモチ』、『風呂』などのどうでもいいような言葉が多いので、読まれている方には、それこそどうでもいいようなことなんですけどね…。

でも一応どの記事にも設定しているので何とはなしに継続してやっています。

でもせっかく拾い集めて設定したのにいつの間にか設定が消えてしまっていることが最近しょっちゅう起こります。

記事を読み返そうとするとタグが消えている…。

せっかく苦労して拾い集めたのに…。

(。・´_`・。)エ-

何がいけないのかわかりませんが、絶不調です。

(^^ゞ

絶不調といえばアルツ君も同じ…。

ついに風呂の浴槽の中で立ち上がれないという大惨事を引き起こしてくれました。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

昨日はこのため、記事を書くこともままならず、年始にしてすでに毎日更新の連続記録がストップしてしまいました。

(つд⊂)エーン

服を脱がせ、身体を洗い、洗い流した後に湯舟に入ってもらうといういつもと変わらぬ行程です。

とくに体調がすぐれないという様子でもなく、相変わらずあー言えばこー言う節を炸裂しながらの入浴タイムです。

最近は、お風呂場や脱衣所が極端に冷えてしまうので、なるべくタイルなどに熱いお湯をかけて、湯舟と外気に極端に温度差ができないような配慮も完璧とは言えませんが怠らないように心がけています。

アルツ君が湯船に浸かっている間はヤッチは外で待機です。

一緒に入れるほど浴槽は大きくないので物理的な問題でそうしています。

時々寝てしまうこともあるので扉を開けては生存の確認をします。

昨日の晩もいつもと変わらぬ1シーンです。

「ああ。気持ちいい。これなら明日の朝まで入っていたいな~。」

「入っててもいいけど、そのまま霊柩車と骨壺のお世話になるよ。」

「焼かれるのは嫌だから、埋めてくれよ。」

「じゃあ、このままコンクリート流し込むか?」

「嫌だいっ!!」

「あんまり長湯するとのぼせるから、ほどほどにな。」

「あー。わかったよ!!」

アルツ君が湯船から出るタイミングは毎日の事ですから、ヤッチの方も自然と身についています。

アルツ君が湯船から出る頃になるとヤッチも風呂場に入り、アルツ君が出るのを手伝います。

左足が浴槽のヘリに引っかかって出られなくなるので、ひざを折りたたむのを手助けする以外はかなりきつそうですが、何とかまだ自分で浴槽から這い出てきます。

昨日もアルツ君が湯船から出る時間を見計らってお風呂場に向かい、扉を開けます。

アルツ君両手を浴槽のヘリにつかまり、ちょうどスクワットをするような姿勢です。

順手で逆上がりをする前のクラウチングの姿勢とでも言いましょうか…。

和式のトイレで自分の前に有る手すりにしがみついていると言ってイメージできた方は確実にヤングではありません。

あとは、腕を引きつけながら重い腰を上げれば、立ち上がれます。

でもアルツ君なかなか逆上がりをしようとしません…。

(お尻を拭こうとしません)

???

「どうした?」

逆上がりをしようと試みるアルツ君にヤッチが声をかけます。

「うん…。立てないんだよな…。」

茶の間などで普通に立ち上がるよりは、お風呂のお湯の中で自由に足を動かせる分、こっちの方がスムーズなはずです。

「のぼせたか?心臓バクバク言ってないか?」

「バクバクは言ってないけど、ドキドキはしてるぞ。」

まだ冗談が通じているのでそんなにヤッチも深刻ではありません。

「ドキドキしてるのはいつもより早いかい?」

「いや。別に心臓はおかしくないぞ。それより足が動かないんだよな…。」

何度か逆上がりを試みようとしますが、上体だけはやる気をみせますが、下半身が言う事を聞かない感じです。

「もういいよ。無理しなくて!!ちょっとじっとしてな。」

浴槽の外からヤッチがアルツ君に手を差し伸べます。

「これにつかまって立てないかい?」

「立てるか立てないかはやってみないとわからないな~。」

アルツ君ヤッチの手にしがみついてきます。

ヤッチも後ろに傾きながら背筋を駆使します。

でも気合いだけでアルツ君全然立つ気力が有りません。

(-_-;)

「力入ってるのか?」

「入れてるよ~。でも全然ケツが持ち上がらないんだよ…。」

だんだんヤッチも真剣です。

ヾ( -`д´-,,)

アルツ君の体力では、とても立ち上がれそうもありません。

今度は抱き上げて立ち上がらせる作戦に変更です。

でも…。

たいてい浴槽と洗い場の高低差は当然洗い場のほうが高い位置にあります。

そう…。

プールの中で溺れている人間をプールの外から引き上げようとしているようなものです。

プールの中にいる人間をプールサイドから一人で引き上げるには相当な力が必要です。

(-_-;)

でもできるかどうかちょっとだけやってみちゃいました。

(^^ゞ

アルツ君にヤッチの首に手をまわしてもらい、引き抜く作戦です。

アルツ君の肩は水面から上に出ているとはいえ、そん所そこらの青首大根とはわけが違います。

けっこうお宝物の自然薯(じねんじょ~やまいも)の可能性すらあります。

ヤッチは思いっきり踏ん張ってみますが、ちょっとこのミッションは無理なようです。

やってみるとお分かりになると思いますが…。

と言ってやる人はいらっしゃらないと思いますが、一見湯船にお湯が有るので、お湯の浮力で簡単に引き抜けそうな感じがしますが、実は逆…。

^_^;

お湯が邪魔します…。

ことのほか重いことが今さらわかりまたまた作戦変更です。

このまま時間をかけていては、お宝物の自然薯を傷つけてしまうことにもなりかねません。

ましてや腕などを引っ張り上げて、腕が引きちぎれてしまえば、市場に出荷して競りにかけることもかないません。

ここからは銘打って遺跡発掘作戦です。

まずはアルツ君の体力の消耗を考えないといけません。

(さっきから湯船に浸かったままのわけですから…)

まずは、浴槽のお湯を抜きます。

(早く気づけよ!!!)

キノコさんにはアルツ君が立てなくなった時点で応援を要請していましたが、オロオロするばかりで視点が定まりません。

オロオロ((;ω;))オロオロ

『タオルを持ってきて』と言ったのに何を思ったのか伊達巻を持ってくる始末…。

(-_-;)

浴槽のお湯を抜き取ったところでまずはお宝の余計な土はおおむね取り除きました。

アルツ君は浴槽の中であぐらをかいてへたり込んだ状態です。

今度はお宝物の自然薯の水分をタオルで丁寧にぬぐいます。

水分を拭き取ったところでアルツ君に下着のシャツを着せます。

さっきまでは濡れていたので、それが潤滑油の代わりをして力が入りませんでした。

服を着ておいてもらった方が摩擦が増える分力が入りやすくなります。

生身の人間に柔道の技をかけるよりは、柔道着を着ていてもらう方が、奥襟は取りやすいという発想がそうさせたのかもしれません。

アルツ君に声をかけます。

「引き上げたら自分で立って居られそうかい?」

「ああ。何とかなるとおもうよ…。」

自分が立てないというショックからか吐息混じりですが、意識はあるようです。

「そしたら俺が抱きかかえて持ち上げるから、俺の首に手をまわして後ろで組んでみて?」

「そうそう。」

「今度は俺の肩にあごをのせて?」

「はいよ…。」

「『せーの』で立ち上がるからね?」

「あいよ…。」

「じゃあいくよ?せーの!!」

アルツ君を抱き上げるのと同時に、ヤッチは自分の身をなるだけ後ろにのけぞらせようとしますが、のけぞれるほどスペースは有りません。

ベアハッグをしてアルツ君の身体をヤッチの後ろに投げ飛ばすようなイメージなのですが、あいにくヤッチのすぐ後ろに浴槽伝いの風呂の壁が立ちはだかります。

アルツ君の体重を利用してヤッチは後ろに身体を引けば腰の負担は軽くなります。

でも我が家の風呂はそんな十分なスペースを確保できないのです。

(-_-;)

やはりここは男の子。

アルツ君の身体を絞めつけないように注意しながらも、ここは力任せです。

てこの原理や介護のセオリーみたいなものは通用しないと勝手に決め込みます。

(汗`・ω・ι)タラー

アルツ君の身体を持ち上げた時よりもさらに腰に力を入れます。

d┤*`・ェ・´ *├o

まったく下半身にアルツ君力が入っていない感じなのでかなり必死な状況です。

ようやくアルツ君の体が伸びてくれました。

(>ω<;)ふぅ・・・

でもアルツ君と二人で手と手を取り合ってテネシーワルツを踊っているような恰好は実はまだ浴槽の中。

(-_-;)

浴槽から出ないとミッションはコンプリートしません。

このまま朝まで二人で踊り続けるわけにも行きません。

(>ω<;)ふぅ・・・

ちょっと閃いちゃいました。

゚+.(っ´∀`)っ゚+.゚

アルツ君を浴槽のヘリにゆっくりと腰かけさせます。

ちょうど洗い場を背にして、足は浴槽の中と言った足湯状態です。

浴槽のヘリと言っても我が家の浴槽はステンレス製で10センチ前後しかありません。

アルツ君を支えていないと洗い場側ににそのまま倒れ、タイルに後頭部を強打する可能性が有ります。

アルツ君の身体を右腕で支え、少しヤッチも息を整えます。

息を整えたところで再び作業開始です。

洗い場に有った風呂用の椅子を浴槽のヘリまでたぐり寄せます。

アルツ君がお風呂にまだ元気に一人で入れた頃に、今までの背の低い椅子では立ち上がるのが大変だということで、わざわざ介護保険を使って購入した椅子です。(関連記事:福祉用具と職人の妻)

huronoisu_20120103211837.jpg

たぐり寄せたところでアルツ君のちょうどお尻の真後ろまで位置調整をします。

風呂用の椅子の方が高さはちょっと浴槽のヘリより低いかな!?

でもこっちの方が好都合。

アルツ君のお尻をスライドさせてお風呂用の椅子に載せてしまおうという魂胆です。

2012010322040000.jpg 2012010322050000.jpg

うまい具合にアルツ君のお尻をスライドさせることが出来ました。

後は車椅子に移乗させるときの要領です。

浴槽に残ったままの足を浴槽から引き出します。

アルツ君のお尻を支点にして身体を横に向けつつ、足を浴槽の外に…。

一応これで救出することはできました。

(>ω<;)ふぅ・・・

ここでアルツ君のひとこと…。

「おい!!俺の足はどこに持ってった?」

(; ̄ー ̄川 アセアセ

まだ下着の上だけしか来ていないアルツ君に着替えをしてもらわないといけません。

まだ風呂の椅子に腰かけ、うつむいたままのアルツ君に声をかけます。

「立てるかい?」

「あ?」

アルツ君が顔を上げます。

「立・て・ま・す・か?」

「大丈夫だよ!!何ともないさ~。立てるよ~!!」

いつものドヤ顔のアルツ君です。

つかまりはしたものの自力で立ち上がれます。

一人でスタコラ茶の間に歩いて行きます。

まだ下半身フルチン状態…。

(-_-;)

服を着せ、ソファに深々座らせ休ませます。

そして救出劇からまだ30分も経っていない頃だったと思います。

キノコさんがアルツ君の横に腰かけ声をかけます。

「さっきは大変だったわね?」

「何が?」

「何がって…。さっきお風呂で立ち上がれなくなったの覚えてないの?」

「ウソをつけ!!俺がそんな風になるわけないじゃないか。ちゃんといつも一人で立ち上がってますよ!!」

30分前のことも覚えていない…。

(-_-;)

風呂の中では立てなかったのに風呂から出ると自分で立って歩ける…。

(-_-;)

これってアルツハイマー型認知症だけじゃないですよね!?

どう考えてもレビー小体型認知症!?

材木病!?(関連記事:BPSD)

しかもヤッチはまたしても透明人間!?

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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キーワード検索 : アルツハイマー型認知症 レビー小体型認知症 材木病 風呂 自然薯 ユザータグ キーワード 

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2012/01/03 | コメント (10) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツ君が結婚~レビー小体型認知症を考える~

2012/01/05 (木)  カテゴリー: レビー小体型認知症
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日はアルツ君、年が開けてからはじめての主治医の診察です。

お昼前の午前中の診察です。

歩いてクリニックまで行きましたが、やはり日増しにアルツ君の腰が曲がってきています。

(-_-;)

かなり身体が前傾…。

志村けんのお婆さん役を想像してもらうとわかると思いますが、あんな感じの、かなり前のめりな姿勢で歩きます。

手を振って歩くというよりは、背中に手をまわしての腰折れ状態です…。

(-_-;)

「何だかペンギンがスケートしてるみたいな歩き方だな?」

「仕方がないじゃないかこうなっちゃうんだから!!」

腰が曲がってきているのは本人も自覚しているようです。

「そのまま空に飛んで行けるんじゃないのか?」

「なわけないだろ!!」

時々支えてあげないと、どんどん前のめりになり、転倒してしまいます。

やはりこれもレビー小体型認知症のパーキンソン症状の表れなのでしょうか!?

時々背筋を伸ばして休みますが、かなりきつそうな様子です。

去年の今頃はまだ自転車なんかに乗ってあっちこっち飛び回っていたことを考えると、ずいぶん進んじゃったものです…。

(つд⊂)エーン

「もう、とてもじゃないけど、一人で散歩なんかできないな?」

「そんなことはないぞ。明日になったら、真っ直ぐになってて布団から足が飛び出してるかもしれないぞ。」

「そしたら、俺の目玉も飛び出るけどな。」

ようやくクリニックに到着です。

今日はお昼近くのせいなのか、年始だからなのか、ガラガラ。

すぐさま診察室に通されます。

「お正月はのんびりされましたか?」

主治医がアルツ君に優しく声をかけてくれます。

「ああ。毎日のんびりしてるからね。正月もへったくれもないよ。」

家を出る時は年が明けたのも分からなかったアルツ君。

なぜ故他人の前に出るとこうも饒舌になるのか…???

「おせちは食べましたか?」

「ああ。食べたよ。」

「おせちは何が好きですか?」

「俺はだいたい餅だね。餅だけあれば正月はそれで十分!!」

(それを言うなら黒豆ときんとんが有れば十分だろがっ!!)

「体調はいかがですか?」

「いかがなんて大それた身体じゃないけど、まあ元気だね。」

(この間風呂で立てなくなったばかりだろがっ!!)

「便秘の方はどうですか?」

「便秘?便秘はしたことないな…。」

(便秘続きだろがっ!!)

家ではうとうとしてばかりいるのに、ここぞとばかり喋りまくります。

やはりコミュニケーションは大事ですね~。

主治医が今度はヤッチの方に顔を向けます。

「お父様はその後いかがですか?」

ヤッチも前々から気になっていたことを主治医に伝えることに…。

そう…。

アルツ君がアルツハイマー型認知症だけでなく、レビー小体型認知症も発症しているのではないかということです。

レビー小体型認知症については一言で書ける内容ではないので、Wikipediaから引用させてもらって概要だけを…。

【概要】
レビー小体型認知症(れびーしょうたいがたにんちしょう、英Dementia with Lewy Bodies、通称DLB)はアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症と同じ認知症であり、変性性認知症の一種である。日本では三大認知症の一つである。認知障害だけでなくパーキンソン病のような運動障害も併発するのが特徴。以前は、びまん性レビー小体病と呼ばれていた。
【症状】
この病気特有の症状としては、幻覚をみたり、妄想をしたりすることがあげられる。やがて、アルツハイマーのような認知障害と、パーキンソニズムと呼ばれるパーキンソン病のような運動障害の両方が症状として表れる。徐々に進行し、最終的には寝たきりになる。この病気はアルツハイマー型に比べ10倍も寝たきりになるのが速いとも言われている。 また、薬物に過敏に反応し(薬物過敏性)、アルツハイマーの治療薬やパーキンソン病の治療薬を通常量で投与することは逆に症状の悪化を招くことが多い。初期の段階では、診断が難しくアルツハイマー型認知症やパーキンソン病と診断されたり、初期にうつ病の症状が出てうつ病と診断されることがある。この病気の早期発見と、適切な治療によって進行を遅らせ症状を和らげることができる。
(ウィキペディアより)


ご覧のとおりちょっとどころか大いに疑わしいでしょ!?

アルツ君が先日風呂で立ち上がれなくなったのは、単に老化による体力の低下だけではないような気がします。

またコメントをいただいた中にもパーキソニズムをうかがわせる内容が…。

今日はこれについて主治医にぶつけてみました。

「先生、父はもしかしたらレビー小体型の認知症ということはないでしょうか?メマリーを先日10mgに増量していただきましたが、次の日眠気がひどくて今までの5mgに自己判断で戻してしまったくらいなんですが…。」

「レビーね…。」

主治医はちょっと考え込むような仕草…。

「いつからとかは、今となってはもうわからない感じですが…。」

「レビーだとすると、僕の方では診断できないな~。よかったら紹介状を書きますからそちらで調べてもらいますか?」

もっと広げた会話ができると思ったのにちょっと拍子抜けの感は否めません。

(-_-;)

そう言われてしまっては、『いやです』とは申し上げられません。

(´ェ`)ン-・・

「できれば、先生とも長いお付き合いですから、先生に診察をお願いしたいと考えているのですが…。」

「もちろん紹介状を書いてそちらで検査やら診断を受けていただいて、治療の方針なりがある程度固まってくれば、私の方で診させていただきますよ。」

アルツ君、『紹介状』が何だかわかっていない様子…。

目をパチクリしています。

|゚Д゚*||*゚Д゚|

「それでは大変お手数ですが、紹介状を書いていただけますか?」

主治医は3つの病院候補をあげて下さいました。

一つはこの辺界隈では有名な精神病棟が有る大きな病院。

もう一つは比較的新しい認知症の専門科のあるこれも大きな病院。

今一つは『ものわすれ外来』なるものがある診療所。

大きな病院や権威のある病院を選びたいところでもありますが、待ち時間などの事や手続的なものを考えるとやはりアルツ君に負担になってしまう可能性も…。

主治医の勧めも有って、比較的こじんまりしているという最後の診療所を選ぶことにしました。

なぜかヤッチは美味しいと評判の名のあるチェーン店よりちょっと小汚い定食屋が大好き。

―( ´)艸(` )―

吉とでるか凶と出るかは後でのお楽しみというやつです。

口コミや評判などの情報は全く持っていなかったので主治医のおススメを選んでみました。

(^^ゞ

「それでは、今紹介状を書きますから、しばらく待合室でお待ちください。」

主治医の診察は終わり、ヤッチは会計に…。

待合室で座っているアルツ君、いつもなら目をつぶって黙祷していることが多いのですが、会計を済ませて振り返るヤッチの姿を目で追ってきます。

「おい。『紹介状』ってなんだ?俺はお見合いするのか?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

(後日談につづく → アリセプト、メマリーの多量の服用は?)

レビー小体型認知症についてはこちらが参考になると思います。
認知症を学ぶ会
ページの中に『コウノメソッド』というのがあり、レビーかどうかを判定できるレビースコアをダウンロードできます。
老年科医の独り言(旧ある認知症専門医の回顧録)
レビースコアの解説のほかレビー小体型認知症についてわかりやすく解説されていらっしゃいます。



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キーワード検索 : 主治医 レビー小体型認知症 パーキンソン症状 アルツハイマー型認知症 パーキンソニズム 薬物過敏性 メマリー 紹介状 

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2012/01/05 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

紹介してもらった診療所での診察~診察編~

2012/02/02 (木)  カテゴリー: レビー小体型認知症
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« 紹介してもらった診療所での診察~出発編~

カフェで時間を潰し、ようやく予約時間が近づいてきました。

少し早いですが、診療所に向かいます。

診療所の自動ドアを開けると、すぐ横に受付が有りました。

受付には女性が二人いて、少し忙しそうに電話の応対などに追われていました。

廊下と待合室は兼ねた造りになっているようです。

ヤッチは受付で紹介状や健康保険を渡し、初診の登録を済ませます。

完全予約制なのか、診療所内はアルツ君の予約より一つ前の患者さんの同伴者が一人いるだけです。

その方たちの診察が終わったのか、アルツ君の名前が呼ばれます。

アルツ君の名前を呼んだのが先生のようです。

家族4人がゾロゾロと診察室に入り込みます。

初対面の挨拶から始まり、家族の自己紹介を済ませると、アルツ君の自己PRが始まります。

「俺は元気だと思ってるんだけどさぁ~。どっか悪い所でもあるのかね~?」

アルツ君がさっそくフレンドリーな口調で先生に問いかけます。

「なごやかそうで良いお父さんじゃないですか~。それはこれからいろいろ調べてみないとわからないですね~。」

先生も感じがよく、とてもなごやかな雰囲気をかもしだしています。

「名古屋だか大阪だか知らんけど、俺は元気だと思ってんだけどさぁ~。」

ヤッチは書いて持って来てくれと言われた認知症の薬の服用履歴と症状などを書いたメモを先生に手渡します。
(認知症の薬の服用履歴の記事はこちら→認知症の薬の服用履歴~アリセプト、メマリー)

【気がついたおもな症状】
  • 日にちや曜日の感覚が無い
  • 意欲の低下
  • 傾眠(一日中目を閉じている)
  • 食事をしたことや入浴したことをすぐに忘れる
  • 夜間に食事
  • 甘い物を好む(昔からではあるが)
  • 夜間の頻尿
  • 小失禁(トイレの場所はわかる)
  • 転倒(一人で起き上がれない)
  • 立ち上がり方がわからない(最近はやや改善)
  • 前傾
  • 左に傾いて歩く
  • 左足を上手く折りたためない
  • 左手親指の痙攣
  • 歩いている途中に前のめりになり、転倒しそうになる。
  • 食事の途中に寝てしまう(最近は改善)
  • 時々人が枕元に立っている夢を見る
  • 便秘(1週間)
  • 内痔核


先生はヤッチのメモに目を通しながら、認知症の薬の服用履歴にも目を通します。

「うんうん。ということは、今はメマリーを2.5mg飲んでいることですね。」

先生はヤッチに顔を向けます。

「はい。主治医は5mgの処方でしたが、自己判断で錠剤を半分に割って飲んでもらっています。」

「メマリーは半分じゃ意味がないかもしれないな~。」

「とおっしゃいますと?」

「効果が上がるのが5mgからだから、2.5mgならむしろ飲まない方が良いかもしれないな~。」

ここでアルツ君が口を挟みます。

「そうそう。何でもあんまりイッパイ飲まない方がいいよん!!」

一同苦笑…。

今度は先生はアルツ君の腕の上がり具合を確かめたり、腕を揺さぶったりして何か触診をしています。

「一応、テストをしてみますかね?」

長谷川式簡易知能評価スケールのようです。

以前にも主治医のクリニックでこやつをやりましたが、惨たんたる結果。
(記事はこちら→長谷川式簡易知能評価スケール)

でも今日のアルツ君。ギャラリーが多いせいか、非常にさえています。

今回は30点満点中14点だそうです。

でも相変わらず、『野菜の名前を思いつくだけ全部あげて下さい。』の質問に答えられたのは『小松菜』だけ…。

(-_-;)

知的機能障害でいくと中程度ということになるそうです。

程度はどうであれ、アルツハイマー型認知症であるのは間違いないようです。

ここでヤッチは気になっていたレビー小体型認知症についてたずねます。

「先生、父にレビーの疑いはないんでしょうか?」

「これから調べてみないと、まだ何とも言えませんが、もしレビーだとしてもそんなに強い方ではないと思いますよ。レビーの方だったらもっと表情が硬い感じですから、お宅のお父さんのように、表情が豊かじゃないんですよねえ…。」

「歩いている最中に歩行がどんどん前傾して、支えないと転倒しそうになることもあるんですが…。」

「それはもしかしたらレビーの可能性が強いですね…。ちょっと歩いてもらいましょうか!?」

アルツ君に立ってもらい、診察室の中を歩き回ってもらいます。

「んー…。微妙なところですね。パーキンソンだと歩幅がもっと狭くなるのですが、お父さまの場合は、さほど歩幅は狭くないですね。もっと小刻みに歩くようだったら、確実にパーキンソンですけどねえ…。ただ確かに身体が前傾してしまいますね。」

「身体が横に流れるのはどうでしょうか?」

「私の見る限りでは、左足をかばって歩いているという見方もできるなあ…。」

ちょっと歯切れの悪い印象でしたが、先生がここで一つ提案を…。

「いずれにしても長いことMRIも撮っていないようですから、一度MRIを撮ってみましょうか?それと一緒に心筋シンチも撮ってみてはいかがでしょうか?」

心筋シンチ!?

ちょっとチンチンが切り取られるようなイメージですが、こやつを撮るのがレビー小体型認知症かどうかの判断材料になるらしい…。

【引用1】
Q.
心筋シンチ検査って何ですか?

A.
正確には心筋シンチグラフ(あるいはシンチグラフィー)といいます。
人体に安全な水準の放射性薬剤を注射し、特殊なカメラで心臓を撮影することで、
心臓の筋肉の状態や血流を画像化できる検査です。
回答日時:2007/5/27 15:03:33
Yahoo!知恵袋より引用


【引用2】
Q.
レビー小体型認知症の診断に、循環器系の心筋シンチ検査が有効なのはなぜですか?

A.
とてもいい質問だと思います。
レビー小体型の認知症の方は、認知症状のほかに、自律神経系の異常がみられることが分かっています。心臓に限って言えば、心臓の交感神経の脱落がみられます。
心筋シンチの検査にもいろいろありますが、シンチの中には自律神経の働きを調べる検査もあります。
シンチの検査で心臓の交感神経の神経伝達物質(主にノルアドレナリン)の濃度を調べることで、交感神経が脱落していないかどうかを判断することができます。
同じような検査は、パーキンソン病の患者さんでも行うことがあります。パーキンソン病の患者さんにも、同じように交感神経の脱落がみられるので、心筋シンチで交感神経が脱落していないかどうか調べることがあります。
うすっぺらい知識で申し訳ありません。お役にたてれば幸いです。
回答日時:2010/9/21 17:09:39
Yahoo!知恵袋より引用


で、そのために紹介状を書いてもらい、ここまでたどり着いたのですから、断ってしまっては、来た意味は無くなります。

(-_-;)

「是非お願いします。」

「わかりました。それでは、地域連携で検査をしてもらえるところが有るので、そちらに紹介状を書いておきますので、検査を受けて下さい。うちの方では、血液の検査をしておきますね。」

アルツ君流に言わせてもらえば、『またお見合い?』といったところですが、仕方が有りません。

(-_-;)

「今後、服用する薬はどうしたら良いでしょうか?」

ヤッチが先生にたずねます。

「アリセプトで眠気が出るんですよね!?普通アリセプトは眠気が出る方よりは、むしろ興奮してしまう方の方が多いんですよねえ~。まれに眠気が出る方もいらっしゃいますが、お父様もこのレアケースに入るのかなあ…。むしろメマリーの方が眠気がひどくなる方が多いんですよ~。メマリーを止めて…。貼り薬が有るのでこちらを試してみましょうか?」

「飲薬ではないんですね?」

「はい。アリセプトと同じような作用をするお薬ですけど、こちらの方は徐々に皮膚から吸収されていくので、飲薬と違って一気に血中濃度が上がらないという利点を持っています。」

アリセプトで少々痛い目に会っているヤッチは、自分自身がアリセプトに対して薬剤過敏になっている面は否めませんが、一応承諾することにしてみました。

(^^ゞ

「一番少ない量の4.5mgから始めていきましょう。最終的には18mgまで持って行くのですが、これはお父様の経過を見ながら…。あと、夜間に起きたり、頻尿になるということなので、漢方が有りますが、こちらはどうでしょう?抑肝散(ヨクカンサン)という薬ですが…。」

「ではそちらも処方していただけますか?」

「わかりました。こちらは就寝前に飲んでいただいて結構ですから。」

「あと、先生フェルガードを飲んでもらっていますが、これはどうしたら良いでしょうか?」

「特に問題はないと思いますが、フェルガードには若干ガーデンアンゼリカという成分が含まれているので、今は薬を切り替えて経過を見るという段階なので、いったん中止してみて下さい。」

結局アルツ君の処方してもらった薬は以下のようになります。
【アルツ君が処方してもらった薬】
イクセロンパッチ4.5mg(認知症の薬 外用薬)
ツムラ抑肝散エキス顆粒 2.5g
※携帯で閲覧の方はこちらを参照ください→おくすり110番
iモード
Y!ケータイ
ez
認知症関係ではない血圧の薬や便秘薬についてはこれまで通り、普段かかり付けの主治医のクリニックで処方してもらうことになりました。

MRIや心筋シンチの検査がまた別の病院で2週間後に有ります。

料金を支払い、2週間後の予約を取り、診療所を跡にしました。

exelon.jpg
イクセロンパッチ外装


exelon02.jpg
イクセロンパッチ(貼る位置)


exelon03
イクセロンパッチ
アルツ君の背中


yokukakusan.jpg
抑肝散





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2012/02/02 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

グルメな職人

2012/08/05 (日)  カテゴリー: レビー小体型認知症
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君が特別養護老人ホームに入所してからというもの、ヤッチがアルツ君の身のまわりの世話をするということがほとんどなくなりました。

せいぜい、面会に行ったときに、汚れているトイレを掃除するとか、アルツ君の紙パンツをたまに交換する程度…。

これも本来なら、施設の職員さんがやるべきところですが、自分もアルツ君の世話をしてきた人間なので、どうも強くは職員さんに言えないところがあります…。

(^_^;)

猛暑が続いているので、最近は、アルツ君も施設内で靴下を履いているということがほとんどありません。

ヤッチがアルツ君のところに面会に行ったときに、何気なくアルツ君の足元に目をやると、アルツ君の足の爪に異変が…。

┏(゚ェ゚) アレ?

もともと分厚い爪で、爪を切るのも一苦労だったのですが、どうも見る限りヤバヤバの状況です。

左手の親指にも同じような異変が…。

むしろこの左手の親指の爪の方が深刻かも…。

このまま放置しておくと、とんでもないことになりそうなので、一応施設に常駐しておられる看護師さんに報告することに…。

看護師さん:「あらっ!?ホントだ!?」

ヤッチ:「このまま放っておくと、ひどくなっちゃいますよね?というよりひどくなってますよね?」

看護師さん:「なかなか治りにくいのよねえ…。」

ヤッチ:「爪も結構のびてますよねえ?」

看護師さん:「あまり深く切ってもよくないし…。難しいところねえ…。主治医の先生の診察が近々有りますから、報告をあげておきますね。」

ヤッチ:「お願いします。」

とまあ、勿体を付けながら書いてきましたが、アルツ君の爪…。

どうやら、爪水虫のようです。

(^^ゞ

主治医の診察で外用薬をもらい、風呂上りに看護師さんに薬を塗ってもらっているようです。

最近はすこし、改善されてきましたが、発見当初は、ちょっと女性なら目をそむけたくなる様相を呈していました。

で、肝心な画像は?

どうしても見ますぅ…?

気持ち悪くなっても知らないですよ~。

グロい画像が苦手の方はクリックしないでくださいね。

ワタシ結構平気かもという方は『爆弾』画像をクリックしてみて下さい。

ご覧になっているあなたの端末のモニターが爆発するかもしれません。

(●`w´●)ニァ・・

それでは…

↓ ↓ ↓










とまあ、水虫とはいえ、こわいですよね!?

それにも増して気になるのがアルツ君の手の親指の曲がり加減です。

以前よりもカーブがきつくなっているような気がします。

これもレビー小体型認知症のパーキンソン症状の進行なのでしょうかねえ~。

この事をアルツ君に言うと…。

ヤッチ:「だいぶ、指のカーブがきつくなって来てるんじゃないのか?」

アルツ君:「そうだな。運転が上手くないと曲がり切れないぞ。」

ヤッチ:「それに、足の爪も手の爪も腐り始めてるじゃないか?もう長いことないんじゃないか?」

アルツ君:「バカを言えっ!!肉だって、果物だって腐りかけが美味いんだぞっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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