site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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高齢者虐待防止法

2012/03/15 (木)  カテゴリー: キノコさん
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しばらく更新をさぼってしまいました。

というのも、先週から風邪をひいてしまい、昨日はついに昼間寝込む羽目に…。

言い訳になりますが、前の晩にアルツ君の頻尿があり、明け方まで付き合っていたので、体調が悪かったせいもあり、朝一旦は起きたものの、朝ご飯を食べた後、不覚にも自分の部屋で昼過ぎまで寝入ってしまいました。

朝目覚めた時は、いつも通りアルツ君は茶の間に腰かけ普段通り。

もちろんキノコさんも朝から起きて、アルツ君が前の晩に濡らしてしまった寝巻のズボンを洗濯です。

いつもと変わらぬ朝の風景…。

ヤッチは朝ご飯を終え、アルツ君のお世話も昼間はそんなに手がかからないので、キノコさんに任せてしまって寝床についてしまったわけです。

寝ている最中に遠くで声が聞こえるなぁとは思ったのですが、起きる気なし…。

ヤッチは昼ごろに目覚め、アルツ君と外に散歩にでも行こうかとようやく起き出します。

そう…。

アルツ君には申し訳ないのですが、風邪で体調を崩していたせいで、一緒に散歩に出るのも二、三日さぼっていました。

自分の部屋を出て、階下の茶の間に降りていくと、アルツ君の姿もキノコさんの姿も見えません。

部屋の灯りは点いたまま…。

暖房のスイッチも入ったまま…。

玄関のドアの施錠は解除されています。

???

最初はキノコさんとアルツ君で散歩に出かけたのかな?と思ったのですが、転倒の危険のあるアルツ君、もし転倒した場合にキノコさんには起こすことはできません。

まず、アルツ君とキノコさんのコンビで散歩に出かけることは有りません。

気付けば、留守番電話のランプが点滅しています。

どうやらメッセージが残されているようです。

メッセージ:「こちらは△△区役所の高齢者相談センター△△です。□□さん(アルツ君のこと)と○○さん(キノコさんのこと)を安全な場所で保護しています。また連絡させていただきます。」

最初はアルツ君がまたどこかで転倒し、保護されているのかと思いました。

ナンバーディスプレイに表示されている番号に電話をかけて見ることに…。

留守番電話に残されていた担当者の名前を告げ、取り次いでもらいます。

ほどなく担当者が電話に出たのでヤッチが質問をします。

ヤッチ:「父と母がそちらで保護されているという電話をいただいたのですが…???」

担当者:「はい、○○さん(キノコさん)から相談を受け、高齢者虐待防止法(正式名称:『高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律』)に基づき、お二人を安全な場所で保護させていただいています。」

よくよく話を聞いてみると、ヤッチにキノコさんに対しての暴言や暴力が有り、キノコさんの訴えにより二人を保護しているとの事…。

正直、わが耳を疑いました…。

ヤッチにキノコさんに対する虐待が有ったというのです。

体調不良は有りましたが、慌てて、高齢者相談センターに出向きました。

正直動揺していて担当者がおっしゃったことをよく覚えていませんが、おおむね以下のような内容だったと思います。

担当者:「日頃から○○さん(キノコさん)に日常的な暴力があり、○○さんはそれを相談されました。○○さんの身の安全を考え、○○さんとお父様(アルツ君)をしかるべきところで保護しています。お母様は息子さんに首を絞められたとおっしゃっています。」

確かに家族の喧嘩の中でキノコさんの襟ぐりをつかんだことは有ります。

でも毎日のように彼女の襟ぐりをつかんだことは有りません。

担当者いわく、暴言を吐くことも言葉の暴力になると…。

高齢者である母に向かって、日常の喧嘩の中で「バカヤロー」の一言も暴言であり、暴力だそうです。

そう言われれば、おっしゃるとおりかもしれません。

弁解するつもりも有りません。


さらに、アルツ君は望んで保護されたということです。


今、二人は自分の知らない場所で生活を始めているとのことです。


せっかく、このブログを応援して下さった方には申し訳ありませんが、これまで書いた記事は信ぴょう性のない、何の説得力をも持たない記事になってしまいました。

深くお詫びするとともに、突然で申し訳ありませんが、しばらくこのブログはお休みさせていただきます。

m(__)m


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2012/03/15 | コメント (12) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

生活保護の訪問調査

2012/03/19 (月)  カテゴリー: ヤッチ
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今日の午前中、生活保護を受給するための第二ステップである訪問調査のために、ヤッチの住む区からケースワーカーさんがいらっしゃいました。

ケースワーカーというのは、おそらく自治体の行政職で、福祉事務所で生活保護を受給している人たちにいろいろと働きかけをして下さる職員さんで、地区担当員などとも呼ばれているようです。

今日の午前中はそのケースワーカーさんが3月9日にキノコさんと兄が申請していた生活保護申請について実態調査にいらっしゃいました。

この実態調査のあと、2週間以内に受給できるか、受給できないかの決定が下りることになっています。

3月9日の申請の時は、アルツ君、キノコさん、兄、ヤッチの4人世帯での申請でした。

しかし、ご存知のように、ヤッチのキノコさんに対する虐待で、キノコさんは自治体の高齢者相談センター(地域包括支援センター)に保護を求め、現在も自治体に保護され、アルツ君も保護されています。

状況が変わってしまったため、アルツ君とキノコさんの居ない兄とヤッチの二人世帯での生活保護の受給申請で良いかのか、ケースワーカーさんから確認を求められました。

ヤッチは兄と二人の生活など考えられないため、答えは『ノー』です。

兄も『置いてある荷物がどうの…』とわけのわからんことをブツブツ言っていましたが、結局「彼(ヤッチ)がそう言うならそれで構いません。」と答えます。

ヤッチがあまり言いたくは有りませんでしたが、口をはさみます。

やっち:「そういう言い方じゃなくて、自分の意思で決めようよ。」

兄がもう一度答えます。

兄:「二人別々の申請でお願いします。」

ヤッチは、ケースワーカーさんに訊ねます。

ヤッチ:「今までのように私自身が、父の介護につききりではなく、介護保険を今まで以上に上手く利用し、空いている時間に働くなどして、できるところまで在宅で父の世話をし、世帯全員、もしくは兄を除いた3人で生活保護を受給するというのは無理なのでしょうか?」

ケースワーカーさんが淡々と答えます。

ケースワーカーさん:「今はお父様、お母様は保護されて別の暮らしを始めようとしていますので、二人のことは考えないでご自身だけのことを考えて下さい。お父様、お母様の暮らしについては、部署が違うので、詳しいことはわかりませんが、高齢(者相談センター)で適切に対処しますので、今は自分だけのことをお考えになられたら、いかがですか?第一、働きながら介護もし、生活保護も受給するというのは、この制度の主旨からも(受給するのは)難しいことです。」

悪い言い方をすれば、ここでも役所の縦割り主義が露呈した結果になってしまいました。

もちろん、滞納家賃が20か月もあるという中島知子状態の中で、この先この家に住み続けるわけにはいかないのは、十分わかっています。

でも、自分一人が、生活保護をもらい、やがては保護の必要のない生活を営めるようになっても、本当に、両親二人が、施設で生活を続けることがしあわせなのでしょうか。

アルツ君は、保護されたときに、デイサービスに持って行くときの荷物だけを持って家を出ています。

後からフェルガードなどの医師の処方ではない自己購入のサプリメントを高齢者相談センターの方にお渡ししていますが、医師の処方ではないサプリを認めてもらえているのか…。

キノコさんは、おそらく買い物に行くときの手提げバッグだけで、着替えも何も持って出てはいません。

腰の圧迫骨折の後は背骨も曲がり、『要支援』という身の上ながら、家事や掃除もしないホテルのような生活が健全と言いえるかどうか…。

ヤッチはどうしてもこの辺りが気にかかっていたので、もう一度ケースワーカーさんにたずねます。

ヤッチ:「父母は、身の回りの荷物と呼べるようなものも、ろくに持って家を出ていません。この先、この家に住めないにしても、二人が必要とするこの家の荷物を二人の元へ届けることもできないのでしょうか?」

ケースワーカーさん:「はい。おそらく、お二人は施設で生活していらっしゃると思いますので、多分生活に必要なものは、すべて施設側で用意しています。また、新たに施設に持ち込むと言っても、衛生面や病原菌などの問題が有るので、荷物を施設に持ち込むのは無理だと思います。」

つまり。ケースワーカーさんの提案した生活保護の受給方法はこうだ。

まず、アルツ君とキノコさんについては高齢者相談センターの保護の元、そちらで適切な処置が取られる。

ヤッチはこの家を出て、53,700円以内で新しいアパートなどを探し、そこへ引越し、生活保護をもらいながら、働き口を探し、生計を建てていく。

兄についてもヤッチとまったく同じ…。

ただし、兄の場合、多額の債務が有るようなので、債務整理を視野に入れ、相談などの援助を受けていく。

アルツ君、キノコさんの荷物や不必要になってしまったものはこの家に残し、役所が費用を掛けて処分する。

この家の滞納家賃については、ヤッチと兄の生活保護申請が通った後に、別途相談という図式です。

かなり周到かつ合法的な『夜逃げ』のような印象です。

しかも、残整理は皆さんが必死に働いておさめた税金です。

ケースワーカーさんは付け加えました。

ケースワーカーさん:「もし、お父様やお母様の荷物で取っておきたいものが有れば、なるべく早いうちに、お姉さまも含め、ご兄弟で、おのおの保管するなどして、取り置きしてください。」

まるで、遺品整理のような話です。

しかし、ヤッチには受け入れるしか術が有りませんでした…。

ケースワーカーさんには、過去の仕事の略歴や病歴、収入状況、債務等々色々なことを聞かれました。

兄は過去の聞かれてもいない仕事上の武勇伝を得々とケースワーカーさんに聞かせ、かなり長い時間の訪問様調査になってしまいました。

結局、兄の口からは母や父の安否を気遣う言葉は一言も出てきませんでした。

ケースワーカーさんがお帰りになった後、兄弟二人になった茶の間でヤッチはどうしても聞いて置きたかったことを兄に聞いてみることにしてみました。

ヤッチ:「多分、このまま家族別々の生活になって行くことになると思うんだけど、どうしても気になることが有るから教えてもらえないかな?もちろんこうなった張本人は俺だから、偉そうなことは言えないんだけど、お兄さんとキノコさんが生活保護の相談に一緒に行ったときのことだけど…。」

ヤッチが福祉事務所に相談に行った次の日に、兄とキノコさんは二人揃って福祉事務所に相談に行き、生活保護の申請もその日に済ませているようです。

また、福祉事務所と高齢者相談センターは同じフロア内にあり、総合窓口は同じ(受付は一つ)です。

ヤッチは続けます。

ヤッチ:「その時、生活保護の相談も当然したと思うんだけど、別件でキノコさんは、俺のことを高齢者相談センターの人に相談してきたの?キノコさんが事前に相談もしないまま、いきなり高齢者相談者センターの人が家に来て、二人を連れて行くということはありえないと思うんだけど…。」

兄の口調が荒くなります。

兄:「俺がそんなこと知るわけないじゃないかっ!あの時は福祉事務所の○○さんに生活保護の相談に行っただけで、高齢者相談センターの人に、お袋は相談なんかしていないっ!」



先ほど、ヤッチの携帯に姉から着信が有りました。

ヤッチは姉に今日の訪問調査のことを伝えます。

姉:「うん。わかった。明日休みだから、またゆっくり話をしよう。それより今日も高齢者相談センターに電話したんだけどさ…。」

姉は会社で仕事をしているというのに、タイミングを見計らっては、高齢者相談センターに電話をかけ、アルツ君やキノコさんの様子を伺っています。

これはヤッチが電話をかけると、おかしなことになってしまうという姉の配慮です。

姉は続けます。

姉:「今日も高齢者相談センターに電話したんだけどさ…。○○(兄のこと)とキノコさんが生活保護の申請をした日に、やっぱりキノコさんはあんたのことを高齢者相談センターの人に訴えたらしいわよ。直接担当者から聞いたんだから間違いないわ。その時、○○(兄のこと)もとなりに居たってさ。」

姉もヤッチと同じことが疑問だったようで、直接高齢者相談センターに聞いていてくれたようです。

なんで、ここまで来てもウソをつくのか…。

兄弟なのに本当に悲しいことです…。

そして、生活保護申請が受理され、受給できるかの決定はまだ出ていませんが、仮に、受給できるという決定が出て、ヤッチが新生活をスタートとしたとして、アルツ君やキノコさんとの面会がかなわぬまま、償うこともできずに、このまま重い十字架を背負って生きて行かなければならないのは、いくらお気楽なヤッチでも応えます…。

何の落ち度もない姉から、アルツ君を遠退けてしまったのは、何と言っても心が痛みます。

せっかくのお彼岸…。

まさにボタモチの季節なのに…。


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2012/03/19 | コメント (14) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

高齢者虐待防止法03

2012/03/27 (火)  カテゴリー: キノコさん
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今日の午前中は耳鼻科での鼓膜切開に時間を費やし、ほとんど何もできず、家に帰ると、宅配便の不在票がポストに入っています。

先日ネットで注文して置いたフェルガード100です。

すぐさま、電話をかけ、宅配便のお兄さんに届けてもらいました。

キノコさんが高齢者相談センターで保護されるという事件が有ったため、お話しする機会を逸していましたが、3月12日のドクターの診察でアルツ君の認知症の薬は何も処方してもらっていません。

その前まではアルツ君はアリセプト1.5mgを処方してもらい飲んでいましたが、この診察でヤッチがアルツ君に頻尿が有ることをドクターに伝えると、薬剤過敏も考えられるということで、一旦アリセプトを休止しようということになったのです。

コメントをいただいて、教えてもらった抗利尿ホルモンの点鼻薬のこともドクターにお話をしましたが、いろいろ薬剤を使って症状を悪くするよりも、このまま様子を見た方がよいということになり、認めてもらうことはできませんでした。

また、ヤッチはメネシットというパーキンソンに使用する薬も試したいということもお話ししましたが、メネシットは表情筋がこわばっていくことが、考えられるので、これだけ表情が豊かなアルツ君が能面のような姿なっていくのは忍びないということでこれも却下となっていたんです。

ドクターからその日処方してもらったのは、抑肝散だけです。

結局アルツ君は、血圧の薬以外に認知症の薬といえるかわかりませんが、抑肝散しか飲んでいない状態です。

そこで、最後の頼みの綱で有るフェルガードを飲んでもらうように高齢者相談センターの方に手渡し、アルツ君に飲んでもらうようお願いしていました。

本当は、姉と相談して、フェルガードAやフェルガード100Mなども試す予定でいたのですが、副作用などをヤッチ本人が診てあげることができないので、安全策をとり、今まで飲んでもらっていたフェルガード100に落ち着いています。

姉からの情報でアルツ君が現在暮らしているという施設にフェルガード100の在庫が無くなっていると聞き、ヤッチがネットでフェルガード100を注文していたのです。

無くなる前に早目に教えてよと言いたいところですが、今は微妙な立場ゆえそれも言えず…。

少しでもアルツ君に早目に飲んでもらいたいと思い、夕方遅くになってしまいましたが、午後5時ギリギリくらい高齢者相談センターに届けに行ってきました。

すぐさま立ち去ろうとしたヤッチに高齢者相談センターの担当者(支援係長さん)の方が呼び止めます。

支援係長さん:「すこしお時間いただけないでしょうか?」

ヤッチ:「もうそちらもお帰りになる時間じゃないのですか?」

支援係長さん:「いえ、私どもは構いません。いかがでしょうか?」

別に断る理由もないし、高齢者相談センターの担当者の方(支援係長さん)から声を掛けてくるのは、初めてです。

姉が毎朝、高齢者相談センターに電話をかけてくれていて、その情報をヤッチは耳にしていますが、高齢者相談センターから直接声掛けしてもらうのは今回が初めて…。

支援係長さん:「お母様のことでお話があるのですが…。」

ヤッチ:「はい。なんでしょうか?」

ヤッチは個室に通されます。

目の前に腰かけたのは高齢者支援係長さんと若い女性の職員さん。

キノコさんとアルツ君が保護され、このセンターに出向いた時に応対してくれたのもこの方達で、姉が毎朝電話をかけているのは支援係長さんのほうです。

支援係長さん:「お姉さまと先ほどお電話して同じことを申し上げたのですが、お姉さまから何か聞いていますか?」

ヤッチ:「いえ、何も聞いていませんが…。」

姉が午前に電話してこの係長さんが何と答えたかまでは、電話で聞いていましたが、午後のやり取りについては何も姉からは聞いていませんでした。

話が前後しますが、福祉の話が進んでいて、今月中にもヤッチと兄は今住んでいる家を出て、アパートを借り、生活保護を受ける前提で動いています。

その際に、福祉事務所からはアルツ君とキノコさんの荷物を取って置きたいものだけを除けて、後は処分してかまわないと言われています。

この事を姉は福祉事務所の方ではなく、高齢者相談センターの支援係長さんに電話しているのです。

姉の午前のやり取りについてはこんな感じです。

▽姉と支援係長さんとの電話での会話▽

姉:「父と母の荷物を今月中にも処分するように言われているのですが、ご存知ですか?」

支援係長さん:「えっ!そんなに福祉の方で話が進んでいるのですか?」

姉の話では高齢者相談センターの係長さん相当動揺していたようです。

支援係長さん:「お父様とお母様に処分しても良いか御意向を聞かないといけませんね。それに福祉の方とも相談しないといけませんね。」

もう、アルツ君とキノコさんの生活に必要なものの大半をこの時には処分してしまっています。

姉:「もう、大半を処分してしまっているし、今頃になって『福祉』なんですか?『福祉』は関係ないとおっしゃってましたよね?」

△姉と支援係長さんとの電話での会話△

豪快姉さん、やってくれます。

縦割り主義をさらに八つ裂きです。

そんな姉との電話のやり取りから、いつだかはわかりませんが、高齢者相談センターの方がアルツ君とキノコさんのところに面会に行ったようです。

ヤッチと支援係長さんとの個室での会話に戻ります。

支援係長さん:「実はお父様とお母様は一緒の場所で保護されているのですが、今日お母様の態度が急変してしまって…。」

支援係長さん:「お父様については認知が入っているものの、老人ホームに入所することに同意していらっしゃるのですが、お母様はまだ、要支援という身ではありますが、認知が有るわけではないので、お父様と一緒の施設の入居することはできないんですね…。」

ヤッチ:「それで?…。」

支援係長さん:「お母様も最初はこの話に納得されていて、実際、入居してもらう施設の面接を受けてもらったりもしているので私どもの方では、お二人別々の生活も容認されていると判断していました。」

ヤッチ:「はい…。」

支援係長さん:「ただ、急に今日になってお母様が、『3人の子供たちに会わせろ』の一辺倒で、今度はお父様までもが興奮して、お二人で喧嘩まではじめてしまいました。お父様もかなりの興奮具合でやっと別々の部屋に分かれてもらい、お父様には落ち着いてもらいました。」

ヤッチ:「はあ…。」

支援係長さん:「お母様には、取り付く島もないといった感じで、お母様はふて寝してしまって、話を聞いていただけない状況でした。」

そんなことは日常茶飯事だよと言ってやりたいところでしたが、姉がすでにこのことについては係長さんに電話でチクリと言っているようです。

『しょっちゅう、そういうことが有るから、弟が声を荒げることが有るですよ…。』と…。

ヤッチはしばらくは黙って聞いていましたが、ついに重い口を開きました。

ヤッチ:「母はお嬢様育ちのような所が有るので、自分の気に入らないことが有ると、よくふて寝をしますよ。」

支援係長さん:「そうなんですか…。お母様は施設をご案内したときも気に入っている様子にも見えたのですが…。」

ヤッチ:「多分、それは大きな勘違いです。母は人に勧められると嫌と言えない人間です。そして後になって身内に愚痴をこぼすんです。他人にハッキリものを言えない性格なんです。」

支援係長さん:「そうでしたか…。」

ヤッチ:「だから、ここに至るまでの経緯を再三姉が聞いてくれとお願いしていたじゃないですか…。でも聞いてはくださらなかった…。私は当事者ですが、そちらから背景なりを事情聴取されたことは一度も有りません。」

支援係長さん:「でも、ここには背景は必要ないのでは?」

ヤッチ:「今となってはもう母の帰る家は無いんですよ。」

正直、高齢者相談センターの相談を受けるのもおかしな話の気がします。

支援係長さん:「それで、お母様をここ(高齢者相談センター)に連れてくることは可能なので、ここでご兄弟3人で面会して下さるわけにはいかないでしょうか?」

面会して、何を話すのかが見えてこない…。

ヤッチ:「母が帰りたいと言っても、福祉の方で話が進んでいて、もう今の家は立ち退かなければならないのですよね。ということは、母が施設での生活を受け入れるか、あるいは兄と同居して、そこで生活して、生活保護を受けるような生活しかあり得ないのではないでしょか?私と母が同居するのも変だし…。また父は、母が一緒にいるから、今はおかしくならないかもしれませんが、母と別居が決まれば、一番父が不安定になると思いますよ。『ばあさんどこに行った?』と探し回ります。」

支援係長さん:「とにかく、ご兄弟そろってお母様に会っていただけないでしょうか?」

ヤッチ:「もちろん、協力できないというわけではありませんが、私が同席すると、母の本当の気持ちは引き出せないのではないでしょうか?私の目が有れば、言いたいことも言えなくなるということも考えられます。」

支援係長さん:「そうでしょうか…。」

ヤッチ:「多分…。母がどうしても私に顔を出せと言うなら、顔を出すという形にして、私自身は自宅で待機しているというのはどうでしょうか?呼び出しをもらえばそちらに出向くという形で…。」

支援係長さん:「わかりました。お母様にもう一度お話ししてみます。」

ヤッチ:「経験的に言うのも何ですが、母がふて寝したら、元通りになるには最低1週間はかかりますよ。明日だと返って症状は悪化します。そんなに急がなくてもいいんじゃないですか?」

支援係長さん:「でも、3月中には家を出ないといけないわけでしょう?」

ヤッチ:「それはそちらが決めた話で、私たちが決めた話ではないのでは!?何度も高齢者相談センターと福祉事務所と連携をとってくれと言う話も提案させていただいたと思いますがね…。」

支援係長さん:「わかりました。明日皆さんに個別にお電話差し上げます。」

ヤッチ:「兄に電話をしても兄は私には何も伝えてくれないので直接私に連絡してくださいますか?携帯にかけて下さい。」

支援係長さん:「えっ!携帯をお持ちなんですか?」

おいおい、勘弁してよ…。

二人が保護された日に携帯の番号教えてるよ~。

結局高齢者相談センター何がしたいのでしょうか?

収集のつかない事態を兄弟に丸投げ!?

母が高齢者相談センターに相談に出かけているのですよね?

今はその高齢者が家に帰りたいと相談をしてきているのと同じですよね?

相談者がそうしたいと言っているのに、家に帰れなくしたのもヤッチのせい?

高齢者相談センターに保護を求めて相談に行ってしまうと、キノコさんの気まぐれも許されないって言うこと?

いったい高齢者虐待防止法は何を保護し、誰を支援するものなのでしょうか…。

すでにヤッチの引越しの荷造りは完璧なんですけど…。

高齢者相談センター

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/03/27 | コメント (10) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

高齢者虐待防止法04

2012/03/27 (火)  カテゴリー: キノコさん
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昨日の晩は久しぶりに兄弟3人がアルツ家に集まり、今後についての相談をしました。

ヤッチは前回の記事の通りで、キノコさんとの面会に当たり、同席してはキノコさんの本心を引き出せないという懸念から、一応自宅待機の形をとり、姉と兄に面会に行ってもらい、キノコさんがヤッチにも同席して欲しいという希望が有れば、馳せ参じるということを兄と姉に告げました。

本当は会って話をしたいのですが、キノコさんが興奮したり、情緒不安定になってしまってはいけないので、かなり苦渋の選択です。

姉については、会社を休んでキノコさんに面会するという選択肢もありましたが、兄に面会(話し合い)は一任するという形をとりました。

アルツ君については、今のところ在宅で介護という方向性は選択することがかなわない状況なので、残るキノコさんの今後の生活が3人の話し合いの焦点です。

姉が兄に一任した理由は、キノコさんと同居し、生活保護をもらいながら生活していくことを受け入れる姿勢が兄に有るなら、このことをキノコさんに伝えられるのは、兄本人しかいないと考えたからです。

兄もそれ(一任すること)を受け入れることに同意しました。

兄がキノコさんとの生活を望み、兄に受け入れる気持ちが有るかはまだこの時点では本人から聞いていません。

ところがですよ…。

昨日高齢者相談センターの係長さんにヤッチの電話番号を教えたにもかかわらず、実は今日の午後3時に高齢者相談センターでキノコさんと面会することになっていたのです。

今日(面会日の当日)の朝に兄や姉に高齢者相談センターから電話で連絡が入り、(面会日の当日)の午後3時に高齢者相談センターでキノコさんに面会することになっていたそうです。

なぜ故、あれだけ携帯の番号を教えておいたのに事前にヤッチの元には知らせが来ないのか…。

しかも昨日の今日で姉は会社を休めるはずがありません。

ヤッチも待機する旨は伝えていましたが、連絡が入らなければ、待機のしようが有りません。

幸い、姉からこのことを電話で教えてもらったので、面会するということはわかっていましたよ。

でも、直接連絡すると高齢者相談センターが言った以上、事前に連絡してくるのは当たり前の話ですよね。

ビジネスだったらあるまじき行為です。

ヤッチが虐待者だから?

ちょっと卑屈になってしまったヤッチはここでも耐えるしかありません。

(つд⊂)エーン

今日は自宅でプラプラです。

兄は高齢者相談センターに午後3時前に出かけて行きました。

帰ってきたのは夕方の6時を回ったあたりでしょうか。

高齢者相談センターの担当者さんを交えての兄とキノコさんの面談の途中に、仕事中の姉の携帯に高齢者相談センターの人から電話が入ったそうです。

ヤッチはその話を姉から電話で又聞きします。

姉:「パパも高齢者相談センターに来てるんだって。『みんなに会えるなら俺も行く』ってついてきたんだって。パパ泣いてたよ。私に会いたいって。あんまり泣きじゃくるから、高齢者相談センターの人が『どうにかしてください!』って電話をかけて来たんだよ。私にだよ!あり得る?」

ヤッチ:「あり得ると思ったからかけて来たんでしょ!?普通は考えられないでしょ。でも旦那さんも相当ボタモチを食べてないから、禁断症状が出てるよなぁ…。」

姉:「しかもだよ。その担当者、私になんて言ったと思う?『何で今日は来て下さらなかったんですか?』だって!昨日の今日で誰が会社休めるのって話よ!バカじゃないっ!」

ヤッチ:「お怒りは御もっともで…。で旦那さんは…。」

姉:「私の声を聞いて少し安心したのか、ちょっとは落ち着いたみたいだけど…。やっぱり『帰りたい』って言ってたよ!」

ヤッチ:「奥さん(キノコさん)と話しはしたの?」

姉:「ママも興奮してたよ。そんなこと(ヤッチの虐待のこと)を言った覚えはないって。ちょっと疲れていただけで、こんなはずじゃなかったと言ってるよ。」

ヤッチ:「まあどっちの話がほんとだかは難しいところだけど、帰りたいのは事実のようだね。」

姉:「でしょ~っ!でなんで施設に入れなきゃなんないの!高齢者相談センターが最初に、みんなから事情をちゃんと聞いていれば、こんなことにならなかったと思わない~っ?ふざけるな!って話よ!」

ヤッチ:「確かに聞く耳持たずだったもんね…。」

姉:「でしょっ~!今日は兄に任せるとしても、私はこのままじゃ絶対済まさないからねっ!」

姉のテンション高めの声は、完全に役所に牙をむいてやるという決意の表れです。

ヤッチ:「また、検討会を開催しないとだね。」

姉:「そうよ。この電話のおかげで、今日は取引先に30分以上遅刻よ。携帯じゃ地下鉄にも乗れないでしょ。これで仕事がまとまらなかったらどうしてくれるのって話よ!また後で電話するね。じゃあね!バイバイ!」

さすがアルツ君の一人娘。

肝っ玉が座っています。

姉との電話のあと、しばらく経ってから、今度は兄が帰って来ました。

こちらはテンション低めです。

姉とも予想はしていましたが、兄にキノコさんを引き取る選択はその表情からも無かったようです。

兄の方からヤッチに切り出します。

兄:「一応だけど、お袋と親父を説得してきたよ。一応の話だからな。」

ヤッチ:「説得?で?」

兄:「親父もそうだけど、お袋は今家の近くの老人ホームに居たわけだけど、面会の帰りはそこには行かず、今日からは『高齢者老人ホーム』というところに入所するんだって。」

ヤッチ:「『高齢者老人ホーム』!?聞いたことないな!?養護老人ホームじゃないの?」

兄:「俺は知らないよ!聞いてきたまんまを書いてきたんだから。」

ヤッチ:「まあ、いいや。で、旦那さんは?」

兄:「特別養護老人ホーム。」

ヤッチ:「ふーん。二人一緒ってわけにはいかないんだ?」

兄:「らしいな…。」

ヤッチ:「都内なの?」

兄:「親父の方はわからん。お袋は都内だって聞いてきた。」

ヤッチ:「都内のどこ?」

兄:「教えてもらえない…。」

ヤッチ:「面会はさせるけど居場所は教えないっていうつもりか…。だけど旦那さんが特別養護老人ホームっていうことは、そこにもう住民票を移すって言うことだぞ。」

兄:「だから、それは知らないよっ!一応だよ。一応…。」

アルツ君は要介護3ですが、特養(特別養護老人ホーム)に入れるんでしたっけ?

要介護4じゃなかったでしたっけ?

介護度の問題は抜きにしても、そんな簡単には入れるんでしたっけ?

職権で入れてもらったのかな?

しかも昨日の時点では入所の空を待っている状態と聞いていたが…。

ヤッチ:「二人とも別々かぁ…。」

兄:「一応だぞ。一応…。それでお袋も親父も納得して帰って行ったよ。○○(姉の)には高齢者相談センターから電話で今の話をキチンとお伝えしますって言ってた。」

なんでヤッチには電話をくれないんですかねえ~。

まだ、野菜の相場が高いから?

報・連・相は高くても大事だと思うんですけどねえ~。

高齢者相談センター

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

グレてやる…。

(ノД`)シクシク


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2012/03/27 | コメント (18) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

高齢者虐待防止法05

2012/03/28 (水)  カテゴリー: キノコさん
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今朝、会社にいる姉から電話が入りました。

姉:「昨日のキノコさんとの面会について、どんな状況だったかを聞こうと高齢者相談センターに電話したんだけどさぁ…。係長さんが接客中かなにかで電話に出られないんだって。それでさ、私もこれから忙しくて、電話に出られなくなるから、電話応対した人に伝言をお願いしますって言っておいたから…。『弟に電話して昨日のことについて説明をお願いします。』っていう伝言だからさ。きちんと内容を聞いておいて!?」

間もなく高齢者相談センターの支援係長さんからヤッチの携帯に電話が入ります。

支援係長さん:「お姉さまから電話でご伝言をいただいて、弟さんに電話を差し上げたのですが…。昨日の午後3時ごろからお兄様に来ていただいて、お母様とお父様と面会をしていただきました…。」

ヤッチ、朝からかなり不機嫌です。

一昨日に面会をすることが有れば、ヤッチの携帯に直接電話をくれるとおっしゃっていたこの支援係長が、面会が昨日行われたことをヤッチに知らせていなかったからです。

事前に連絡してくれるようにお願いして、ヤッチはこの面会に同席せず、キノコさんの要望が有れば、馳せ参じる約束を取り付けていたのに、ヤッチに知らせることなく役所の勝手な都合で、キノコさんとの面会を開催していたのです。

さすがに大事な局面なのに、連絡なしは、怒ります。

ヤッチ:「すいませんが、話を伺う前に何で直接電話をするとおっしゃっていたのに、電話をくれなかったんですか?」

支援係長さん:「それは、面会の日にお兄様が『兄弟に一任されてきた』とおっしゃったからです。」

ヤッチ:「それは、つじつまが合わないな。もちろん、いつ行われるかわからない面会に備えて、代表で兄が行くという申し合わせはしていました。でも、そちらには、呼び出しが有れば、いつでも出向きますよということを直接あなたに申し上げましたよね?兄がそちらにお伺いする前に私に連絡が入るのが普通じゃないかな…。」

文字にすると迫力が有りませんが、この時のヤッチの電話の声は、さすがに虐待者と思わせる強い口調で、怒り爆発気味です。

支援係長さん:「たしかにお聞きしましたが、お兄様に一任されたということで、こちらはそのように理解していましたが…。」

ヤッチ:「だからさぁ…。いつ面会をやるのかが分からなければ、待機するということだって、不可能じゃないですかっ!」

支援係長さん:「それは、大変申し訳ありませんでした。」

ヤッチ:「あのさぁ…。申し訳ないで済む問題じゃないでしょっ!家族の一生の問題でもある大事な話し合いですよ。しかも、母の本心を聞き出すための面会だということもおっしゃってましたよね!それには虐待者である私が同席したのでは、母が本心を言いにくいのではないかと思い、私は席を外すと申し上げたのですよ。そちらに対する配慮だったということがどうしてわかっていただけないんですかっ!私だって、本当は同席したかったんですよっ!苦渋の選択をしたのですよっ!なぜそういうことが一つも分からないのですかっ!」

これまでできるだけ沈黙を保ってきたヤッチですが、ついに怒り爆発です。

支援係長さん:「それでは、申し上げますが、本来なら、防止法の13条の規定を読んでもらえば、わかると思いますが、虐待者に対して、面会を制限することも可能なのですよ。でも今回のケースを十分検討して、特別に同席をお願いしたんです。」

支援係長さんもかなりエキサイトした口調です。

ヤッチ:「それは、お宅らの勝手な都合でしょっ!あなたからそう言う提案を出して来たんじゃないですか!ならば、最初から俺に声をかけなきゃよかった話じゃないですか。でも実際に同席しろと言ってきたのはそっちですよ!ふざけるのはいい加減にしろよっ!」

支援係長さん:「別にふざけているつもりはありませんが…。」

ヤッチ:「あんたにはまったく信用無しだな!?こんな人に母が保護されていると思ったら母が可愛そうで仕方がないわッ!今までの話は、無かったことにして、もう一度母と面会させてください。」

支援係長さん:「無かったことにしてとは?…。」

ヤッチ:「今回の面会は無かったことにして、もう一度私に母と面会させてくれということだよっ!」

支援係長さん:「それはできません!」

ヤッチ:「なぜ?」

支援係長さん:「申し上げられないし、申し上げる必要が有りません!」

ヤッチ:「電話で話すのもさ、また言った言わないになるから、直接会って話をしようよ。」

支援係長さん:「それはできません。今日も予定が入っていますし、明日は地方に行くので不在です。早くてもお話しできるのは30日以降になります。」

ヤッチ:「それじゃあ。俺はこの話は聞かなかったことにするよっ?もちろん聞く耳持たないということじゃ無いよ。もうこれ以上あなたと話をしても無駄なようだ…。」


支援係長さん:「わかりました…。」

ブチッ…。

電話を先に切ったのはまぎれもなく支援係長…。

向こうもかなり感情的になっていた事の表れです。

だいたいの面会の内容はわかっていたし、予想がつくので支援係長の口から聞かなくても済んだ話なのですが、『連絡する』という基本的なことを省略されたことに憤りを覚えます。

やり取りは実際にはもっと長かったのですが、まあ、言った言わないのバトルなので割愛させていただきました。

長いこと電話をかけていたせいか、またもや左耳の聞こえ方が変…。

もうロシアンルーレットは御免なのですが、ちょいとまた聞こえが悪くなっています。

まあ、その分、ヤッチの電話の声が大きくなって、向こうにはプレッシャーになったかも!?

支援係長さんからの電話が終わると、携帯の着信履歴に姉からの番号が何件も入っています。

リダイヤルしようとした矢先に姉からまた電話が入ります。

姉:「あのさ。キノコさんが新しい施設に行く車の中でまた大暴れしてるらしいよ。」

ここからは、姉とキノコさんに同行していた相談センターの女性職員との電話でのやり取りです。

この女性職員、全く表情を変えないちょっとシャイなヤッチには苦手なタイプ。

ヤッチは彼女のことを陰で『能面女』と呼んでいます。

能面女の声からスタートです。

女性職員:「今、お母様が車の中で暴れていて、家に帰りたいと言うことを聞いてくれないんです。動く車から飛び降りようとしたりまでするんですよ。お姉さまどうしたら良いでしょうか?」

姉:「はあ!?なんでそんなこと私に聞くんですか?家に帰りたいと言ってるのなら、家に連れて行ってあげたらいいんじゃないですか?家には弟がいますから、家のカギは開けてくれると思いますよ。」

女性職員:「今、上司とも電話したのですが、弟さんは精神的にも落ち着いてらっしゃらない(ヤッチと支援係長とのバトルのこと)ようだし、虐待者でもあるので…。」

姉:「落ち着かないのはあんたでしょ!弟なら大丈夫!私が120%保証します!」

こう言って姉は電話を切ったようです。

これが、お昼を少し回ったころでしょうか?

時間は定かではありませんが、昼の2時近くだったと思います。

姉からまた電話が入ります。

完璧に会社での勤務態度の査定に響きそうな状態ですが…。

姉:「ママが脱走したらしいよ!今○○駅に向かってるらしいよ。支援係長がその駅で張ってキノコさんを捕まえようと待ち構えているから…。○○駅なら家の近くだから、家に戻ってくるかもしれないから、準備しておいてね!よろしく!」

中々キノコさんにしては大胆な行動に出たものです。

ヤッチもキノコさんが家に戻ってくるのではないか!?

高齢者相談センターの職員がどこかで家の近辺で張り込んでやしないか!?

玄関の戸を開け、周囲を見回します。

しばらくすると、玄関ではなく、裏のサッシの窓を叩く音が聞こえます。

ヤッチが玄関から外に出て、サッシの窓の方に確認に行きます。

そこに立っていたのはまぎれもなく、キノコさんです。

ヤッチ:「おかえりなさいませ。疲れたでしょ?早く家に入りな。」

キノコさん:「あいつらつけて来ていないかしら?」

ヤッチ:「つけて来ても、家に入ればこっちのもんだよ。入るようなことが有れば、建造物侵入で通報すればいいさ。」

キノコさん、かなり興奮気味です。

ヤッチ:「昼飯食べたのか?」

キノコさん:「食べた。食べた。あいつらのいる前でラーメン屋に入ってやったわ。」

かなり興奮気味ではありますが、キノコさんの話をまとめると以下のような具合になります。

まず、キノコさんが保護されていた施設に、高齢者相談センターの職員3人が新しい養護老人ホームに移送するため、車でキノコさんを迎えに来ます。

この中の一人が能面女で、後は男女一人づつ。

キノコさんは自動車に乗るように言われます。

キノコさん:「どこに行くの?」

職員:「これから生活していただく、新しい施設です。」

この時の心境はどうだったかはわかりませんが、キノコさんは自動車に乗ります。

車に乗っているうちに、以前見学に行った施設だと気づきます。

キノコさんは見学に行ったとき、その施設の印象を『いいけど、息子や娘の意見を聞かないと入るかどうかは決められない。』と言っているそうです。

移送先の養護老人ホーム(?)の入り口付近に到着です。

キノコさん:「ここに私は入るなんて言った覚えはないわよっ!帰らしてちょうだいっ!」

キノコさんが暴れ出します。

たぶん能面女から姉への電話はこの辺りかと…。

キノコさんの話では、あいつらに閉じ込められたと言っています。

自動車の窓を叩いて周囲の人に助けを求めたようです。

しかし、施設の入り口付近…。

おそらく認知症の人が騒いでいるのだろうくらいにしか思われなかったのかもしれません。

通行人は見て見ぬふり…。

汗だくになりながら、自動車から出ようと試みたそうですが、扉を開けてもらえなかったようです。

そうこうしているうちに、自動車の中にいた男性職員がトイレに行きたいと言い出したので、キノコさんも私も行きたいと言ったそうです。

施設の中のトイレを使用しようと施設の入り口に向かいます。

当然、能面女も一緒についてきます。

ちょっとした隙に、キノコさん走り出して逃げ出します。

まあ、年寄りの走る速度はタカが知れています。

職員が追いかけてきます。

でも、高齢者虐待防止法を意識しているのでしょう…。

キノコさんの身体をつかんだり、引き戻すようなことはできません。

ピッタリとキノコさんをボディーガードのようにつけ回します。

キノコさん、土地勘のないところでバス停を発見。

行き先がキノコさんの知っている駅だったので、これに乗り込みます。

職員は説得を続けながら、ボディーガードも続けます。

終点の駅に着き、今度はキノコさん、ラーメン屋に飛び込みます。

ボディーガードは店内に入らず、外で待機…。

この時、キノコさんは外にいるボディーガードに見えるように、食べたくもないラーメンを1本ずつすすったようです。

そして、店のお兄さんにタクシーを呼ぶように耳打ち…。

こんなエネルギーがキノコさんにもあったのだとヤッチもちとビックリです。

タクシーが店の前にピタリと着きます。

キノコさんが乗り込もうとするとボディーガードも乗り込もうとしたそうな…。

キノコさん:「この人たち、私をだまして施設に入れようとしているんです。運転手さんこの人たちを乗せないで!行き先は○○駅南口!」

『○○駅南口』を耳にしたボディガードは多分センターにいる支援係長に連絡したものと思われます。

センターからの方が○○駅南口は近く、支援係長が先回りできます。

支援係長がやはり先回りしたようです。

でも、キノコさん、○○駅には向かわず、自宅にタクシーで舞い戻ったというわけです。

まだ、キノコさんからの話だけですが、キノコさんは高齢者支援センターの人間に騙されたと言っています。

保護にアルツ家に職員が来た時も「二、三日お休みしましょう。」と連れ出したと言っています。

保護の時に、ヤッチに虐待が有ったと言っていないと…。

しかも、エスケープの途中に職員の一人に

『あなたはお金が無いんですよ。帰る家なんかないんですよ。犯罪者の家に帰るんですよ。』

と言われたそうな…。

とにかくお嬢様育ちのキノコさんにとって、『お金が無い』を強調されたのが相当腹立たしかったようです。

かなり興奮状態なので、この話が第三者が聞いてどうかは別として、息子としてはキノコさんの言っていることを信じてあげたいと思っています。

またしても、言った言わないの水掛け論が噴出しそうですが、今日の老人のエスケープはなかなかさすがです。

ちなみに、キノコさんの手首のあざが気になります…。

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