site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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BPSD

2011/09/05 (月)  カテゴリー: 認知症の薬の事
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

突然ですが皆さんは「BPSD」という言葉をご存知でしょうか。

そんな事も知らないの?と罵声が飛んできそうですけどヤッチはこの言葉を今日初めて知りました。

何でも略して英語にすりゃあいいってもんじゃないよと言いたいところですが、自分でも知らず知らずに使っているものがあり、しかも本来の英語の意味を知らないのにもう市民権を得ているような言葉もたくさんあります。

たとえば、ATM。

これ元々の英語を知っているという人そんなに多くないんじゃないですかねえ!?

答えはAutomated Teller Machine。

Tellerは窓口とか窓口係の意味です。

だから「あちらにATMの『機械』がございます。」と銀行の『窓口』の女の子に案内されたらしっかりお説教してあげましょう。

他にはMVPとかVIPなんていう言葉はもう日本語といっていいくらい流通してますよね。

最近ではKY(空気読めない)に代表されるように日本語の頭文字をくっつけて略して表現する言葉も流行っていたりします。

ヤッチの代名詞ともいわれるMMK。

モテてモテて困る…。

相変わらず暴走してしまいそうなので横道にそれる(YMS)のはやめにして、「BPSD」とは何か?

今日アルツ君を診察に連れて行ったときに主治医が使っていた言葉です。

Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略だそうです。

先生に書いてもらったのをまたこのブログに書き写しているので若干綴りに自信がありません。
m(__)m

簡単に言ってしまうと認知症の行動・心理症状だそうな…。

簡単といわれても難しいし、もうすでに「BPSD」という言葉すら行方不明になりかけています…。
(´-∀-`;)

認知症になると徘徊したり、妄想を引き起こしたりいろいろな行動や心理症状が出てきます。

これが「BPSD」らしいです。

だったら「問題行動」、「精神症状」、「心理症状」でいいじゃんと言いたかったのですが、どうもお医者さんから言わせるともう少し掘り下げた意味があるらしい…。

何でも記憶障害や判断力の低下はビー・ピー・エス・ディーに入らないんだとか…。

とにかく主治医がおっしゃりたかったのはアルツ君にこのビー・ピー・エス・ディーが出ているそうな…。

我が家では「材木病」もしくは「夜泣き」と呼んでいる悪魔の叫びです。

コワ━━((;゚Д゚))━━!!

夜中になるとアルツ君が「足が材木になっちゃった」と足の痛みを訴え、トイレに立てなくなるあの症状のことです。

どうも本人が勝手に「足が痛い」とか「足が動かなくなった」と錯覚を起こしていてこの思い込みみたいなものがビー・ピー・エス・ディーに当たるというわけです。

痛風も疑いましたが、痛風はこんな痛みじゃ済まされないそうです。

これが解消されれば本人も家族もだいぶ楽になる…。

それでこの「材木病」の正体を突き止めるべく、先週からアリセプトを休止してもらったわけです。

アリセプトを休止すれば、アルツ君の飲む認知症の薬はメマリーだけですから、少なくともメマリーの副作用でBPSDがでるのか、それとも認知症の進行によってBPSDが出るのかをアリセプトを弾いた分だけ推測しやすくなると考えたからです。

結果はまだ少し夜泣きが出るのでわかりません。
。゚(PД`q。)゚。

今日の結果として言えるのは「BPSD]なる変な単語よりよっぽど「材木病」とか「材木症状」の方がわかりやすいということだけ…。

主治医に悪いので批判はこれくらいにして、アリセプト(認知症の薬)の服用を休止して、メマリー(認知症の新薬)を5mgだけに切り替えたアルツ君。

微妙なところですが、少し「材木病」が減ったような気もします。

ただ全くなくなったというわけではないので主治医からは今の薬の量でもう1週間様子を見ようということになりました。

「材木病」に関してはロキソニン錠(痛み止めの薬)を内服薬として60mg処方してもらいました。

またこの薬が増えてしまったのでアルツ君としては納得いきません。

「何でまた薬が増えるんだ!」

少し怒り口調です。
プンスコo(`ω´*)oプンスコ

「材木を大根に治す薬だって。」

わけのわからぬ口実で薬を飲ませましたが、

「俺の太ももは青首になるのか?」

これもまたわけのわからぬ質問が返って来てしまいました。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ところで「BPSD」は何の略だかわかったとして「TNP」は大丈夫?

答えは次回のブログで!!

更新は1週間(1ヶ月?)くらい先かもしれませんよ〜

(●`w´●)ニァ・・
BPSD

認知症の症状は、「中核症状」と「BPSD(周辺症状)」の二種類に大きく分けられます。
「BPSD」は、認知症の症状の基盤となる「中核症状」の記憶障害・見当識障害・理解の低下などから二次的に起こる症状で、以前は「問題行動」「迷惑行動」とも呼ばれていました。
その症状は「行動症状」と「心理症状」に分けられ、認知症の症状が軽度から中等度に進行すると多く出現するようになります。
しかし症状の現れ方は人それぞれで、必ずしも症状が現れるというわけではありません。
軽症から中等症に進行するに従い頻繁に出現するようになり、それに伴い急速にQOLの低下を招き、介護者の負担が増大します。

【主な症状】
  • 行動症状
    • 攻撃的行動・徘徊・拒絶・不潔行為・異食
  • 心理症状
    • 抑うつ・人格変化・幻覚・妄想・睡眠障害

BPSDが現れると、日常生活に大きな支障をきたすことが多く、本人はもちろん、介護者への、負担も大きくなりがちです。
そのため、認知症の介護では、できるだけBPSDが現れないよう介護することも大切になります。

【追記】
2012年になってアルツ君が実はレビー小体型認知症も発症しているのではないかという疑問が生じてきました。

レビー小体型認知症であれば、アリセプトやメマリーなどの認知症の薬に対して過敏症状が出て、上記のような副作用が出ることも至極当然な結果となります。

多量の認知症の薬の服用がレビー小体型認知症の症状の一つであるパーキンソン症状の悪化をもたらすことにもなりかねません。

もしご家族などにアルツ君のように、薬に対して過敏になっている方がいらっしゃるとすれば、アルツハイマー型認知症だけという診断を受けていたとしても、レビー小体型認知症ではないかという問題意識は少なからず持っておられた方が良いと思います。

現在(2012/01/09)アルツ君は今までの主治医に紹介状を書いてもらい、レビー小体型認知症かどうかの診断をしてもらう予定になっています。

以後のことについては、このブログの中で追々記事にして行こうと考えています。

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2011/09/05 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

桜の花と梨の花の見分け方

2014/04/02 (水)  カテゴリー: 切り花や植物の話
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日、アルツ君のところに面会に行ってきました。

近くの公園に桜の木が有るので、アルツ君にお花見でもしてもらおうという考えです。

関東はお天気が下り坂と聞いていたので、この日を逃すと、見せてあげられない可能性も出てきます。

ヤッチは、いつものように施設の居室の扉をノックします。

アルツ君:「おう!」

ヤッチが居室の扉を開けると、アルツ君、ベッドに仰向けで寝ています。

ヤッチ:「威勢のいい声が聴こえてきたから、起きてるのかと思ったよ。」

アルツ君:「寝てなんていないぞ。目をつぶっていただけだ。」

ヤッチ:「疲れているのか?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。俺が疲れてるわけないじゃないかよ~。まだ若いんですから。」

アルツ君が起き上がり、ベッドに腰かけます。

ヤッチ:「さすがだね~。どうみても85歳くらいにしか見えないね?」

アルツ君:「お前、それ褒めたことにならんぞ。」

ヤッチ:「まあ、あんまり気にするなよ。それより、この部屋少し広くなったんじゃないか?」

アルツ君:「それほどでもないよ…。」

ヤッチ:「それこそ、褒めてないしっ!」

ヤッチはアルツ君の寝ていた掛布団をたたみます。

ヤッチ:「あっ!」

アルツ君:「どうした?」

ヤッチ:「旦那さん、部屋が広くなった原因、わかったよ。」

アルツ君:「なに?」

ヤッチ:「もしかして、寝る時、一枚余計に掛けてなかったか?」

アルツ君:「知らないよ。」

居室のカーテンが外され、そのカーテンがアルツ君の掛布団の下から出てきました。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

居室の窓には、レースのカーテンは掛けられていましたが、遮光カーテンが外されています。

その遮光カーテンがアルツ君の掛布団の下から…。

カーテンレールを見ると、フックが折れ曲がり、どうやら強く手前に引っ張ったような形跡がみられます。

前にもまったく同じような事件があったような…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

この日はとても暖かく、まさか犯人が寒さをしのぐために、カーテンを引きちぎったようには思えません。

犯人が何かをしでかし、証拠隠滅を計ったと思料されます。

ヤッチは取り外されたカーテンをまとめながら、取り調べにかかります。

ヤッチ:「なんだって、こんなもん外したんだ?」

アルツ君:「俺は知らないよ。」

ヤッチ:「かつ丼を食わしたら白状するか?」

アルツ君:「かつ丼よりボタモチが食いたいね~。」

ヤッチ:「じゃあ、後で食わしてやるから。で、誰?」

アルツ君:「さあね。俺が寝ている間に、誰かがそこへしまったんだろ!?」

ヤッチ:「まあ、旦那さんが眠っていたことはバレたから、それで勘弁してやろう。それより、お花見に行こうぜ?」

アルツ君:「誰と?」

ヤッチ:「俺と。」

アルツ君:「かっー!色気が無いね~。まあ、行ってやってもいいぞ。」

ヤッチ:「よっしゃっー!そうと決まれば、準備して出かけよう!」

といっても、施設のすぐそばの公園なんですけどね。

公園のそばまで来ると、春休みのせいもあるのでしょう、子どもたちの元気な声が聴こえてきます。

ヤッチ:「大勢、人が集まってるみたいだな?」

アルツ君:「どうも、そうらしいや。」

ヤッチ:「みんな、桜の花を見に来てるんじゃないのか?この間来た時は、まだチラホラしか咲いてなかったもんな?覚えてるか?」

アルツ君:「ああ、夜だろ?」

夜の公園にアルツ君を連れ出す人間は誰もいないと思うのだが…。

(-_-;)

アルツ君の乗っている車椅子を押していると、段々公園が見えてきます。

桜の花が見ごろを迎えているのも見えてきます。

アルツ君:「かー!咲いてやがるよ。かー!大勢人もいるよ。」

公園の桜の木のすぐ下では、公園に遊びに来た子供のお母さんたちでしょうか、ブルーシートを拡げ、宴を催しています。

俗に言うママ友集団でしょうか。

アルツ君とヤッチは公園の中に入ります。

アルツ君:「かーっ!あんなにイッパイ咲いてやがるぞ。見事だね~。」

ヤッチ:「いい時に来たみたいだな。まだ散ってないし。」

アルツ君:「お前はバカだね~。桜っていうのは、散り際が一番きれいなんだぞ。そんなことも知らないのか?」

ヤッチ:「語るね~。ちゅうことは、旦那さんも今が見ごろっていうわけか?」

アルツ君:「うるさい!」

ヤッチ:「どうやら、この公園の桜はみんなソメイヨシノみたいだな?」

アルツ君:「らしいね…。」

ヤッチ:「あ?でも、あそこに居るお母さんたちが宴会をやっている桜の木…。あいつ、一本だけ他の桜に比べると白いよな…?」

アルツ君:「どこ?」

ヤッチ:「公園の入り口のところだよ。お母さん連中がブルーシートを拡げてるだろ?」

アルツ君:「ああ、あそこか。あれは違うよ。」

ヤッチ:「違うって?」

アルツ君:「ああ、あれは桜の木じゃなくて、梨の木だよ。」

ヤッチ:「梨の木?桜じゃなくて?」

アルツ君:「そうだよ。あれは梨の木だ。花が白いだろ?」

ヤッチ:「陽当たりの関係とかで、あの桜だけ色が白いんじゃないんだ?」

アルツ君:「お前は何にも知らないんだね…。」

ヤッチ:「すいません…。お宅の息子、元花屋で、お宅の跡取りだったんですけど…。」

アルツ君:「ちぇっ。近く行って、見たわけじゃないからわからんけど、多分あれは、梨の木だぞ。桜に比べると、花の色が梨の木は真っ白。」

ヤッチ:「へえ…。でも、花が咲いてなかったら、桜の木と梨の木の区別がつかないよな?」

アルツ君:「これだから、素人はイヤになっちゃうんだよ~。本職が見れば、すぐわかるさよ~。」

ヤッチ:「どうやって見分けるのさ?花びらも一緒なわけだろ?」

アルツ君:「だいたい桜も梨も花びらの形は一緒だ。だけど桜の木の幹はザラザラしてるけど、梨の木の幹はツルンとしてるんだよ。」


ヤッチ:「へえ…。開花時期っていうのは、どっちも同じかい?」

アルツ君:「どうだったけかな…、梨の木の方が早かったかな!?場所によっても違うけど、だいたい同じくらいに咲く。」

ヤッチ:「へ…。だんだん本職(植木職人)の感覚が戻ってきたな?また、軽くハシゴに上るか?」

アルツ君:「やめとく…。」

ヤッチ:「なんで?」

アルツ君:「天気が悪い…。」

ヤッチ:「晴れてるべな。それにしても、世間じゃ、桜、桜って騒いでるけど、あれが梨の花だとしたら梨の花もきれいだな?」

アルツ君:「ああ、梨の花のほうが断然、格が上だ。」

ヤッチ:「どうして?」

アルツ君:「食える!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ



まあ、最近のアルツ君といえば、近場の記憶についてはすぐに消え失せてしまいますが、遠い昔の記憶になると、まだまだ職人さんの目に変ります。

それで、生活をできているのですから、記憶障害を『怖いこと』、『恐ろしいこと』、『大変なこと』と考える必要はないのかもしれませんね。

この後、アルツ君が梨の木だと言っていた木を確認しに行こうと思いましたが、ママ友集団の中を割って入る必要が出て来るので、さすがに割って入る勇気はヤッチにも有りませんでした。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

公園を出て、公園付近をアルツ君の車椅子を押しながら、散歩して施設に戻りました。

その途中、またもや白い花の桜の木(?)を発見。

やはり梨の木なのでしょうか…???

ご存知のように暖かい地域と比較的寒い地域とでは、寒いところの方が夜温も低く、日中と夜との寒暖差も大きくなります。

同じソメイヨシノでもこの低温や寒暖差が原因で、寒い地域の方が桜の木のピンクが濃くなるということを聞いたことがあります。

でも、ここに植わっている桜の木は、道路を隔てているだけで、さほど環境の変化も考えにくいロケーションです。

アルツ君にお伺いを立てましたが、『他人の家の木のことまで心配する必要はない』とのご回答でした。

(^^ゞ

アルツ君の言うように、公園で見た白い桜の木がもし梨の木だったとして…。

宴会を催していたママ友集団がそれを聞いたらどう思うんでしょうか…???

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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