site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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徘徊の職人

2011/06/06 (月)  カテゴリー: 徘徊
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こんにちは

アルツ君の息子ヤッチです

(^_^)/~

昨日はアルツ君の家族にとって大変な一日となってしまいました。

アルツ君は要介護3といってもおそらく知らない人から見たら、ちょっと変わったおじさんぐらいにしか見えないくらい元気です。

日常生活の中では物忘れがひどいというだけで、そんなに他人に危害を及ぼしたり、困らせたりすることはありません。

昨日はアルツ君が植木職人だった頃の昔のお客様(お得意様)のお宅を訪問したいというので、家族は特に理由を聞かずに「行ってきてもいいよ」というGOサインを出してしまいました。

歩いても30分はかからないくらいの距離です。

家族にしてみれば、それをバスに乗って出かけるというわけですから、まあちょっと遠出のお散歩くらいにしか考えず、多少の不安はあるもののまあ大丈夫だろうと判断を下したわけです。

私営のバスは、アルツ君の年齢になると、どこまで乗っても無料です。

そのバスはJRと私鉄を南北に結んで、アルツ君が乗るバス停から終点のJRの駅までは30分くらいでしょうか!?

お得意様のお宅の最寄りのバス停は、ちょうどその中間くらいのところに有り、バス停を降りればすぐのところです。

アルツ君はお昼前には帰ってくると言い、午前10時過ぎくらいに自宅を出発しました。

もちろん一人だけです。

そのアルツ君はお昼になっても帰ってきません。
^_^;

お得意様の家で昼ご飯でも御馳走になっているんだろう…そう家族はまだ考えていました。

???

お昼が過ぎ、そろそろアルツ君の大好きなおやつの時間です。

昔の職人なので午前10時半の休憩と午後3時の休憩は体に染みついていて、現役を引退した今もこの時間になると、お茶とお茶菓子を催促します。

???

おやつの時間だというのに・・・・・・

そろそろ心配しないわけにはいかなくなってきました。
(-"-)

おやつをお得意様のお宅でいただいているにしてもちょっと帰りが遅すぎる気がしてきました。

キノコさんが私に
「ちょっとあんたっ…迎えに行ってきてよ?」

こういう時の役割は決まってヤッチが任命されます。
(=_=)

「しようがない…行ってくるか…」

自転車にまたがり、表通りに出ると、2〜300m位先にアルツ君らしき姿が見えます。

昔職人だった人間は骨太で遠くから見ても陰影がクッキリです。

自転車をこぐヤッチとアルツ君の表通りでの再開です。

「ずいぶん遅かったんじゃない?」

「バスに乗らないで、歩いて行ってきたからな。」

「歩いて行ったにしても、遅くないかっ〜…?」

「仕方ないだろっ。帰りも歩いてきたんだから…」

「お得意さんの家で昼飯でも食べてきたの?」

「行ってない…」

「行ってないって!?じゃあどこに行ってたの?」

「わからんっ!!〜」


どうやら家に戻って話を聞くと、行きは乗るはずのバス停が混んでいたらしく、歩いてお得意様の家まで歩いて行こうと決め、テクテク歩いたそうです。

歩いているうち、自分がどこにいるのわからなくなり、さまよい歩いていたらバス停の終点であるJRの駅にたどり着いたそうな…。

終点のJRの駅に着いたときは、土地勘があり、自分がどこにいるかわかったそうです。

もうこうなるとお得意様のお宅訪問どころではありません。

早く家に帰ろうとまたすぐJRの駅を後にして歩き出したとの事。

(バスに乗って帰ってくればいいのに・・・!?)

また歩きだしてようやくヤッチとご対面となったわけです。

アルツ君その間飲まず食わず・・・
(ええっ〜〜…!?)

ようやく自宅にたどり着いたアルツ君は家族の心配もよそにお腹が空いたと言って話もそこそこに、残しておいた昼ごはんをほおばっていました。

これって迷子なんですかねえ〜?

それとも徘徊なんですかねえ〜?

どなたかお分かりになる方教えていただけませんか?

ちなみに
今日になってアルツ君は昨日の出来事を全く覚えていませんでした。

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2011/06/06 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

早寝の職人

2011/07/11 (月)  カテゴリー: キノコさん
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こんにちは

>アルツ君の息子ヤッチです

(^_^)/~

今日も暑かったですね〜。

( ≧▼≦;)ゞアチッチチィ

東京も梅雨明けし、夏本番がスタートしました。

アルツ君もこの頃暑いせいか、ちっとも表に出ようとしません。

確かに暑いと外に出る気は失せますが、それにしても引きこもり状態が増えています。

キノコさんのストレスがどんどん貯まっていくようです。

人間歩かなくなると足もどんどん退化していく感じです。

ふくらはぎあたりからつま先にかけてアルツ君の皮膚は固くなっていて、むくみまで見られるようになってしまいました。

「歩かないとこのまま寝たきりなっちゃうわよ!少し表を散歩してきたら?」

キノコさんが問いかけても、

「もう少し涼しくなってからだ。涼しくなったら出かけてきますよっ!」

「暑い暑いって言ったってこれからずっと暑いんだからっ!いつ出かけるのよっ?」

「冬になってから…。」

身体の衰えは日増しに進行していますが、憎まれ口は日増しにエスカレートしています。

キノコさんにしてみれば、ほとんど一日中同じ空間にいて、憎まれ口を叩かれてばかりいれば確かにまともな精神力を維持するのは不可能なようです。

少しでも自分の自由な時間が欲しい、アルツ君と接している時間を少なくしたいというのはわからない話ではありません。

キノコさんも介護認定を受け、要介護にはならなかったものの、要支援2の人間です。

もともと心臓の具合が良くなく、不整脈持ちの人間です。

ただアルツ君のアルツハイマーの進行に伴って逆に元気になっているようにも思われます。

全く素人の発想かもしれませんが、手のかかる人間が出来たことでキノコさんは逆に元気になっている…。

本来的に備わっている母性みたいながものがよみがえって、ますますそれに磨きがかかっている…。

そんな風にヤッチは最近勝手に思っています。

以前テレビで老人ホームかなにかの施設にダメな警察犬だか盲導犬を送り込んだら、そこにいた年寄りがみんな元気になったというのを放送していました。

警察犬なり盲導犬としては役割を果たせない犬で人間側から見ると利用価値のない犬です。

そんなダメ犬を施設に連れて行ったら、年寄りたちが自分が介護されているのも忘れ、今度は自分たちがダメ犬の介護に回り、その年寄りたちがみんな元気になっていったという話です。

犬にしてみればはなはだ迷惑な話かもしれませんが、本来的に人間に備わっている「何か」が人間を元気にさせるのかも…!?

ちょっとそれてしまいましたが、そんな二人のやり取りを聞いていて

「犬でも飼えば?そうすれば散歩連れてかなきゃなんないから、おのずと外に出かけるんじゃない?」

「自分の下の世話もできない人が犬の世話できるわけあるもんですかっ…!?」

あっさりこれはキノコさんに却下されました。

キノコさん大のペット嫌い。

(・・;)

アルツ畑も放置しているくらいだから、確かにペットを飼えばヤッチの仕事が増える危険性は高まります。

「犬ならそこにいるじゃないか?お前の目の前に。噛みつきババア犬!」

アルツ君ドヤ顔。キノコさん顔真っ赤。

ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!

「お前たちがうるさいから俺は風呂に早く入って寝ちまおうっ!」

日は傾いてきていますが外では日曜日のせいか小さな子供の遊ぶ声が響き渡っています。

多分アルツ家のはす向かいに住んでいるまだ年中さんくらいのかわいい女の子の声です。

保育園にお父さんが毎朝その子とその子の弟を自転車に乗せて連れて行ってるみたいですが、アルツ君がその時間にちょうど外に出て行ったりすると

「〇〇〇〇さ〜ん!」と駆け寄ってきます。

普通小さな子は大人を見ると「おじさ〜ん」とか「おじいちゃ〜ん」とかいいますが、なぜかその子はアルツ君のことを苗字で呼びます。

女の子なので少しオマセさん…。

たぶんその子がお友達か誰かと家の前の道をかけっこかなにかをしているみたいです。

\(^o^)/

ちいさな子供の声は不思議と騒音にならないもんですね…。

(*^_^*)

キャッキャッキャッと飛び回っているようです。

そのうちアルツ家の前あたりで足音がピタリと止まりました。

ちいさな女の子がお友達に何かを話しているようです。

「あのね。ここは〇〇〇〇さんていうおじいちゃんのおうちなんだよ。でもね。〇〇〇〇さんいつも早く寝ちゃうからもう寝ちゃってるかも!?静かにしてあげましょっ!」

このちいさな女の子声はアルツ君の耳にも届いたようです。

「子供が鳴くから寝〜ましょっと!」
(翻訳)カエルが鳴くから帰ろっと!

………

何であの子がそんな情報持ってんだろう???

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2011/07/11 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

妖怪ゴゴ、救急搬送!

2015/05/07 (木)  カテゴリー: アルツ君
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救急車専用入口

こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

前回(3月31日~古っ!)の記事で、アルツ君の食欲も戻り、少しずつ体力も回復してきたことを書かせていただきました。

4月の終わりにはアルツ君の入所している特養でサービス担当者会議(ケース会議)も開催され、アルツ君の今後について、特養の職員さんと家族で、いろいろと話し合いをしました。

徐々に体力も回復しつつあるので、それに合わせてケアプランを実施しようという方向で全会一致でした。

ケース会議の時には、アルツ君の要介護度(従前は要介護3)についての認定調査の結果が出ておらず、はっきりとした要介護度が出ていないままの会議でしたが、5月になって、自治体から正式な認定調査の結果が出てアルツ君の正式な要介護度が決まりました。

その結果は、要介護5…。

要介護4くらいは覚悟していたのですが、飛び級してしまいましたね…。

そして、最近の2週間くらいの間、この要介護5にアルツ君の身体が合わせるかのように、アルツ君の食事摂取量(水分摂取量も)が減ってしまっている日が続いていました。

『せっかく順調に食事摂取量が増えてきていたのに、何が原因なんだろう?』と夕飯の食事介助をしているヤッチも首をかしげる場面も…。

『老化』が原因のことくらい、わかっているのに何とかアルツ君の食事摂取量を増やせないか、ジタバタしたいのが家族っていうやつです…。

アルツ君、最初の二、三口は『おいしい。』と言って、食べるのですが、そのあとは、口に入れたまま寝てしまうこともしばしば。

寝てしまうというより、まるでパソコンがフリーズしたり、ハングアップ(マウスもキー操作も受け付けない状態)してしまうかのように、アルツ君の動きが止まってしまいます。

意識消失、迷走神経反射、てんかん発作かとも思えるようなフリーズです。

『だるまさんがころんだ』を開催したら、今のアルツ君は無敵かもしれません。

こうなってしまうと、無理に揺り動かしても無駄で、CPUないしメモリの回復を待つしかありません。

無理に起こそうものなら、せん妄状態にでもなったかのように怒り出してしまいます。

このフリーズは数分程度で復活するときもあれば、そのままいびきをかいて寝てしまうことも…。

ひたすら、アルツ君が動き出すのを待つしかありません。

これじゃあ、食事摂取量が増えるわけないですよね~。

こんな日が何日間か続き、昨日(2015/5/6)の朝、姉からヤッチのところへ着信が。

姉:「今、特養の看護師さんから電話があって、パパが吐いちゃったんだって。」

ヤッチ:「それで?」

姉:「『脈も安定していないし、反応も鈍いから、これから救急搬送の準備をします。』だって。私、すぐにパパのところに行けそうもないから…。」

ヤッチ:「わかった。すぐに特養に向かうよ。」

ヤッチは自転車で特養に向かいます。

腕時計を見ると、時刻はちょうど10:30です。

自転車のターボチャージャーのスイッチをオンにして自転車を走らせます。

特養に着くと、受付の職員さんは事情をご存知の様子。

受付の職員さん:「今、救急隊が来ていますので、そのまま居室にお上がりください。」

普段は面会手続きのカードを書き込むのですが、この日は省略です。

アルツ君の居室に着くと、すでにアルツ君をストレッチャーに乗せる準備が進められています。

救命救急士さんや特養の職員さんがアルツ君の居室の中に大勢いるので、ヤッチは居室の外の廊下で待つことに。

待っているところに、特養の看護師さんが居室の外に出てきます。

特養の看護師さん:「OG病院に個室ならベッドの空きがあるということなので、そちらにお願いしましたけど、よろしいでしょうか?」

ヤッチ:「お手数をかけて申し訳ありません。お願いします。」

搬送先のOG病院はアルツ君が何度かお世話になっている病院です。

アルツ君のことを知っている病院スタッフがいらっしゃれば、受け入れを断られていた可能性もある病院です。

関連記事:

アルツ君の救急搬送の準備が進められている間、アルツ君のことについて、特養の看護師さんにお伺いしました。

ヤッチ:「どんな状況だったんですか?」

特養の看護師さん:「10時20分か、10時25分くらいだったかしら…。私が居室にお伺いしたときに、仰向けの状態で吐いていらっしゃって…。それで、これは大変と思って、側臥位(ソクガイ~横向きの姿勢)にしたんですね。そしたら、また結構の量を吐かれてしまって。脈を測ったら、普段お父様は60前後なのに120近く有ったし、呼びかけにも反応があまり良くなかったのでお姉様に電話をしたんですよ。」

ヤッチ:「そうでしたか…。」

特養の看護師さん:「もしかすると、誤嚥(ごえん~食物や吐しゃ物を気管内に飲み込んでしまうこと)していらっしゃるかもしれませんね~。」

ヤッチ:「じゃあ、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん~誤嚥によって起こる肺炎)の可能性も大ですね。熱は?」

特養の看護師さん:「私が測ったときは37.7度です。」

アルツ君を乗せたストレッチャーが居室の外へ出てきます。

救急車に同乗するのは、特養の看護師さんとヤッチです。

ヤッチは階段を使って階下に降り、救急車に向かいます。

救急車に乗り込み、シートベルトを装着します。

今回は受け入れ先が決まっているので、すんなりスタートです。

この日まだヤッチはアルツ君と一度も会話を交わしていません。

酸素マスクを付けられ、目を閉じているアルツ君にヤッチは話しかけます。

ヤッチ:「旦那さん、景気のほどはどうだい?」

うん…。

振られてしまいました…。

アルツ君の身体は小刻みに震えています。

たぶん、小刻みだから、『震え』というのだとは思いますが…。

ヤッチは同乗している救急救命士さんにたずねます。

ヤッチ:「なんか、震えていて寒そうだから、毛布を掛けてあげてもいい?」

救急救命士さん:「そうですね。」

ヤッチはアルツ君の居室から持参してきた毛布をアルツ君の上半身に掛けます。

入院ということにならず、その日のうちに帰れる場合も考え、アルツ君の上着、靴下、靴、そして毛布を居室から持ってきました。

15分程度で搬送先のOG病院に到着です。

アルツ君は処置室へすぐに入れられ、特養の看護師さんとヤッチは処置室の外にある待合室で待つように言われます。

連休でどこの病院もお休みなのでしょう。

待合室は急患の患者さんでいっぱいです。

中には長椅子に寝そべっている人の姿も。

30分くらいすると、姉がOG病院の時間外入口から登場です。

姉:「パパは?」

ヤッチ:「今、処置室にいるよ。」

特養の看護師さん:「レントゲンを撮ったり、検査に色々と時間がかかるのでしょうね~。」

姉:「あ、すいません。ご挨拶もしないで。父がいろいろとお世話になりました。」

特養の看護師さん:「あ、いえ…。」

このあと、30分くらい待ったところで、救急室の先生からお呼びがかかり、三人は処置室に通されます。

救急室の先生:「さっそくで申し訳ないんですけれども、簡易的なものですが、こちらがお父様の胸部のX線写真です。」

姉:「はい。」

救急室の先生:「ご覧になってお分かりになるように、まだ病巣らしきものは何も写っていません。おそらくもう少し時間が経過して精密な画像を撮ると、お父様の肺に誤嚥をしている跡が写るかもしれません。またお熱も施設を出られたときは37度台だったとお伺いしていますが、もしこれが誤嚥性肺炎だとすると、まだこれからもっと高熱になってくる可能性もあります。」

姉:「はい…。」

救急室の先生:「まだ詳しく調べてみないとわかりませんが、事前に伺った事や聴診器を当てると、お父様ののどや胸からゼーゼー音がかなり聴こえてくるので、誤嚥性肺炎の可能性が高いと思います。」

ヤッチ:「逆流性食道炎も併発している可能性は?」

救急室の先生:「そうですね、今申し上げたように、詳しく調べなくてはいけないことがたくさんあるのですが、あいにく連休で、専門の医師がおりません。検査等は連休明け、もしくは週明けになりますがよろしいでしょうか?」

姉:「ということは入院?」

救急室の先生:「ということになりますね。それまでは点滴と抗生剤で様子を見させていただくということで。よろしいでしょうか?」

姉:「わかりました。」

救急室の先生:「それでは入院の準備ができましたら、病室にご案内しますので、先ほどいらした待合室でお待ちください。」

ヤッチ:「先生、お忙しいところ申し訳ないですが、気になることがあるので一つだけ質問させてもらっていいですか?」

救急室の先生:「はい、何でしょうか?」

ヤッチ:「誤嚥性肺炎っていうのは、食べ物とかが肺に入って、肺炎の引き金になるわけですよね?」

救急室の先生:「そうですね。」

ヤッチ:「肺の中に入ってしまった食物というのは、胃の中の物のように体内に吸収されるんですか?それとも肺に居座るんですか?」

救急室の先生:「胃のように体内に吸収されることはありません。ほとんどは繊毛(せんもう)運動といって、多くは口から排出されます。それがいわば、痰(たん)です。ごくごく一部は体内に吸収されるものもありますが、基本的には吸収されずに体外に排出されると考えて良いと思います。」

ヤッチ:「わかりました。やっとすっきりしました。前々からこのことが気になって、俺の頭の中も誤嚥気味だったもので…。ありがとうございます。」

待合室で待つこと、さらに30分。

アルツ君のベッドを一人で押している看護師さんが処置室から出ていらっしゃいます。

OG病院の看護師さん:「○○さん(アルツ君)のご家族の方、いらっしゃいますか~?」

三人は慌てて立ち上がります。

OG病院の看護師さん:「病棟にご案内しますので、ご一緒にどうぞ。」

アルツ君のベッドの後に続き、病棟へと向かい、エレベーターに乗り込みます。

病室は3階のようです。

デイルームのところで待つように言われます。

看護師さん:「後ほど、病室にご案内しますので、こちらでお掛けになってお待ちください。」

このあと、別の看護師さんがデイルームにいらして、入院についての説明やアルツ君についての病歴などの事情聴取です。(割愛させていただきます。)

ようやく、病室に案内されます。

特養の看護師さんはアルツ君の服用薬を届けてくれた特養の職員さんの車で帰られました。

案内されたアルツ君の病室は個室です。

個室しかベッドの空きがないといわれていたので仕方ありません。

でも結構な金額の差額ベッド代(一日につき21,600円)だけに広いです。

備え付けの冷蔵庫はヤッチの部屋のものより大きいです。

アルツ君に必要はありませんが、トイレも部屋に備え付けです。

ウォシュレット標準装備なので、アルツ君の入院中はヤッチが家から我慢して、ここで用を足します。

これまた必要のないことかもしれませんが、備え付けのテレビは無料で、テレビカードを購入する必要もありません。

ちょっとというか、大いに気がかりなのは、アルツ君の入院が長引けば、アルツ君のフトコロ事情にダメージが…。

結局この日は専門の医師による病状説明はありませんでした。

アルツ君も久々に熟睡しています。(当たり前か?)

時折呼吸が苦しいのか険しい表情をしますが、夢の中のようです。

病室でのアルツ君は目を覚ましそうもなかったので、この日はアルツ君をゆっくり寝かせてあげることに…。

姉とヤッチは病室を後にすることにしました。

病状等が分かれば、また記事にさせていただきたいと思います。

話はかわりますが、アルツ君の最愛の妻キノコさん。

姉がアルツ君の救急搬送を電話でキノコさんに伝えたそうです。

そして、ヤッチもアルツ君の入院している病院からの帰りに、アルツ君の様子を伝えようとキノコさんの部屋に立ち寄りました。

キノコさんの部屋に入るとすぐにキノコさんがヤッチにたずねてきます。

キノコさん:「あの人、大丈夫なの?」

ヤッチ:「連休で専門の先生がいないらしく、検査待ちだから、俺にもよくわからないよ。」

キノコさん:「そうよね…。でもあの人、連休で帰る予定でも有ったんじゃないの?」

ヤッチ:「???」

キノコさん:「連休を利用して帰省する人も多いらしいから…。」

ヤッチ:「何を言ってるの?」

キノコさん:「だからあの人よ。誤嚥性肺炎かもしれないって聞いたから。」

ヤッチ:「旦那さんのことだよね?」

キノコさん:「そうよ。帰省するんじゃなかったの?」

ヤッチ:「帰省って、どこへ?」

キノコさん:「あら、やだ。金沢(石川県)よ。」

ヤッチ:「えっ~!『旦那さん』っていうのは、○○(姉)の旦那じゃなくて、あなたの旦那だよ!」

キノコさん:「あら、やだ。そうだったの。」

キノコさん

さすがです。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2015/05/07 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

What You Want

2015/12/21 (月)  カテゴリー: キノコさん
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sheepskinboots

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

ずっと母キノコさんのことを書いていなかったので、キノコさんについて書きたいと思います。

ご存知の方も多いかもしれませんが、我が母キノコさん、父アルツ君が特別養護老人ホームに入所が決まるのとほぼ同時期にアパートで独り暮らしを始めました。

ヤッチの部屋のあるアパートは2棟同じような建物が建っていますが、キノコさんはその別棟に住んでいます。

アルツ君と同じ生まれ年で、現在(2015年)87歳です。

キノコさんもヤッチも時折互いの部屋を訪れたりしますが、ほとんどのキノコさんとのコミュニケーションツールは電話です。(しゃべり相手が少ないせいか、電話をすると、なかなか電話を切らせてくれましぇん。)

目と鼻の先に居るというのに、逆に直接会う頻度は少なくなるものですね~。

そんなキノコさんですが、今までは介護保険の要支援1でしたが、今は要介護2です。

週に2回程度、介護保険を使って、部屋の掃除など、ヘルパーさんにいらしていただいて訪問サービスを受けています。

要介護2になったことは、今年の秋にキノコさんのケアマネさんから聞かされました。

どうして要支援1から要介護2なったのか、ケアマネさんからお伺いしていませんが、多分足腰がだいぶ弱ってきていることではないかと…。

電話で話をしていても、話が長いことを除けば、物忘れなど認知機能の衰えは感じません。

ただ、歩行がおぼつかなくなってきていて、アルツ君が特別養護老人ホームに入所してからしばらくは、自分でシルバーカーを押し、自分の足で面会に出かけていましたが、今は車椅子で送迎しないと無理…。

まあ『老化』という言葉でかたづけてしまえばそれまでですが、歩けなくなってきた主たる原因を考えた場合、ヤッチ的にはキノコさんのハンマートゥが原因じゃないかと思うんですよね。

これが治りさえすれば、以前と同じようにとはいかないまでも、また少しは歩けるようになるんじゃないかと考えています。

ご存知かもしれませんが、ハンマートゥというのは、足の指が曲がったまま元に戻らなくなった状態のことです。(金づちのつま先~直訳)

キノコさんの場合は足の中指が特に大きく曲がってしまっています。

ハンマートゥの原因の一つにサイズの合わない靴を履いているせいだというのがありますが、キノコさんもどうやらこの口です。

足のアーチ構造を修復しないかぎりり根治しないという話も…。

ヤッチが言ったところで、言うことを聞きやしませんからね~。

かかとのすり減った靴も後生大事に取っておいて中々捨てないタイプ…。

サイズの大きい靴を購入し、冬場は靴下を2枚重ね履きするので、当然、夏場などの暑い時期は同じ靴でもユルユルの図式です。

足の指が曲がったままで、痛くないのならまだ生活に支障をきたすことは無いのかもしれませんが、キノコさんの場合は、曲がった足の指の腹にマメ(タコ?)のようなものができてしまい、歩くたびにそこが刺激され、痛むのだそうです。

また、足の指が曲がってつま先が膨らむので、靴を履くと足の指の背のほうも圧迫されて痛むようです。

足の指が痛むのであればどうしたって歩く機会は減ってきますし、治癒したとしても歩く筋力を取り戻すのは容易なことではありません。

一応、定期的な内科の診察の時に、かかりつけの先生の診察を受けていますが、なかなか治りません。

外出するときも、福祉用具で購入した室内履き(サンダルに近い?)のような、つま先が開いた靴を履いています。

さすがにこの靴では雨の日や寒い冬の日ではかわいそうな状況…。

第一つま先の開いた靴を屋外で履けば、ケガの危険が伴います。

なので、ヤッチ、先日、キノコさんにブーツをプレゼントしました。

楽天市場でネット購入し、キノコさん宛の住所に送ってもらうよう手続きしました。

足型に合った介護用の靴も検討しましたが、足型に合っているとはいえ、窮屈な靴を履かせてしまってはますます歩く機会が減るのではないかと考え、この際、リハビリは捨ておいて、防寒のみを重視したムートンブーツです。


ムートンといってもフェイク(合成皮革)です。

値段は税込み、送料込みでな、なんと1,280円(2015年12月現在)。

これなら、ワンシーズンで履きつぶしても納得いく金額です。

表記はありませんでしたが、本体価格にしたら、500円とか600円の品物かもしれませんね。

ヤッチなら高価なものをプレゼントするだろうと思ったそこのアナタ、それは大きな間違いです。

当然UGGやEMUのものでもありません。

色は定番色のキャメルやベージュにしようか迷いましたが、『派手じゃない?』と言われそうな気配もあるので、無難な黒を注文することに…。

ネット購入だと、実際の色や履き心地、風合いなどを確かめられないのが難点ですが、黒ならイメージに近いものが届くだろうというヤッチの安易な発想です。

ロングだと年寄りなので脱ぎ履きが難しいだろうと、できるだけショートのものを探していたら、ベリーショートを発見、さっそくクリックです。

サイズについてですが、キノコさんは普段24.0cmの靴を履いています。

これがぴったりのサイズなのかは疑わしいところですが、このショップでは、S、M、L、LLから選択するようになっていたので、レビューを読んで、やや大きいかなと思われるLサイズ(24.0~24.5cm)を購入です。

大き過ぎれば中敷きで調整です。

キノコさんには本人宛てに荷物が届くことを事前に教えておきました。

まさか頼んだ翌日に商品が届くと思っていませんでしたが、翌日の夜にキノコさんから電話がヤッチの元へ。

キノコさん:「あんたが頼んでくれたブーツが届いたんだけど、お金を払わなくていいの?」

ヤッチ:「清算済みだよ。」

キノコさん:「あら、悪いじゃないの。払うわよ。」

ヤッチ:「一足早いクリスマスプレゼントでいいよ。1,280円だけどな~。」

キノコさん:「え!そんな値段なの?送料も入れて?」

ヤッチ:「そうだよん。」

キノコさん:「そんな値段には見えないけどね…。」

ヤッチ:「え?よくなかった?」

キノコさん:「違うわよ。逆よ。とってもそんな値段に見えないくらい素敵なブーツっていう意味よ。」

ヤッチ:「じゃあ、128,000円にしとく?」

キノコさん:「…。」

↑ 冗談が通じない職人の妻…。

ヤッチ:「で、履いてみたの?」

キノコさん:「いや、まだ。あんたに見せてからのほうがいいかと思って…。」

ヤッチ:「別に俺が履くんじゃないからいいのに…。」

キノコさん:「でも、私の部屋に来て見てよ。」

ヤッチ:「わかった。じゃあ、今そっちに行くよ。」

ヤッチは自分の部屋を出てキノコさんの部屋に行きます。

ヤッチ:「どう?お気に召さなかった?」

キノコさん:「いやあ、そんなことないわよ。とっても素敵よ。梱包されてた箱だって、とても丈夫そうで立派よ。」

ヤッチ:「つったって、靴の箱でしょ?」

キノコさん:「まあ、そうだけど…。それにこのブーツ、本革みたいね?」

ヤッチ:「本革じゃないよ。合成皮革だよ。」

キノコさん:「だから、本革なんでしょ?」

ヤッチ:「違うよ。合成皮革っていうのは、ニセモノの革ですよっていう意味だよ。」

キノコさん:「あら、やだ。『革にあい成りました。』って、どこかに書いてあったから。」

ヤッチ:「夫婦で漫才やるのは結構な話だけど、ボケが二人じゃ成立しないぞ?」

キノコさん:「失礼ね。まだ、頭のほうはしっかりしてるわよ。」

ヤッチ:「…。で、ちょっと履いてみなよ。きつくて入らなかったら、返品する都合もあるからさ。」

ヤッチは椅子に腰かけているキノコさんに部屋の中でムートンブーツを履かせます。

ヤッチ:「柔らかそうな素材だから、あまり長くて履きにくかったら、折り返して履いてもよさそうだな…。で、どう?痛くない?」

キノコさん:「痛くないわ。フカフカして温かいわ。」

ヤッチ:「ちょっと、立って歩いてみん?」

キノコさんが立ち上がります。

ヤッチ:「どう?痛くならない?」

キノコさん:「うん。平気だわ。靴下をもう一枚履いたら、多分ピッタリよ。」

ヤッチ:「まーた、そんなこと言ってるのかよ。もう一枚履くなら、足の皮の内側に履けよ。」

キノコさん:「…。」

ヤッチ:「どう?明日から履いてどっか行って来れば?」

キノコさん:「なんだかもったいないようだわね…。」

ヤッチ:「中のボアが抜けるって書いてあったから、冬が終わるころには、俺の頭のようにテニスコートの外に落ちてるテニスボールだよ。」

キノコさん:「そうかしら?箱だって立派だし、高級なんじゃない?」

ヤッチ:「満足いただけた?」

キノコさん:「満足、満足。この箱なら、お裁縫道具を入れるのにちょうどいいわ。」

欲しいのは箱かいっ!

キノコさん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ



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FC2スレッドテーマ : 日々徒然なる話 (ジャンル : 福祉・ボランティア

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2015/12/21 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top
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