site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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生活保護の訪問調査

2012/03/19 (月)  カテゴリー: ヤッチ
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今日の午前中、生活保護を受給するための第二ステップである訪問調査のために、ヤッチの住む区からケースワーカーさんがいらっしゃいました。

ケースワーカーというのは、おそらく自治体の行政職で、福祉事務所で生活保護を受給している人たちにいろいろと働きかけをして下さる職員さんで、地区担当員などとも呼ばれているようです。

今日の午前中はそのケースワーカーさんが3月9日にキノコさんと兄が申請していた生活保護申請について実態調査にいらっしゃいました。

この実態調査のあと、2週間以内に受給できるか、受給できないかの決定が下りることになっています。

3月9日の申請の時は、アルツ君、キノコさん、兄、ヤッチの4人世帯での申請でした。

しかし、ご存知のように、ヤッチのキノコさんに対する虐待で、キノコさんは自治体の高齢者相談センター(地域包括支援センター)に保護を求め、現在も自治体に保護され、アルツ君も保護されています。

状況が変わってしまったため、アルツ君とキノコさんの居ない兄とヤッチの二人世帯での生活保護の受給申請で良いかのか、ケースワーカーさんから確認を求められました。

ヤッチは兄と二人の生活など考えられないため、答えは『ノー』です。

兄も『置いてある荷物がどうの…』とわけのわからんことをブツブツ言っていましたが、結局「彼(ヤッチ)がそう言うならそれで構いません。」と答えます。

ヤッチがあまり言いたくは有りませんでしたが、口をはさみます。

やっち:「そういう言い方じゃなくて、自分の意思で決めようよ。」

兄がもう一度答えます。

兄:「二人別々の申請でお願いします。」

ヤッチは、ケースワーカーさんに訊ねます。

ヤッチ:「今までのように私自身が、父の介護につききりではなく、介護保険を今まで以上に上手く利用し、空いている時間に働くなどして、できるところまで在宅で父の世話をし、世帯全員、もしくは兄を除いた3人で生活保護を受給するというのは無理なのでしょうか?」

ケースワーカーさんが淡々と答えます。

ケースワーカーさん:「今はお父様、お母様は保護されて別の暮らしを始めようとしていますので、二人のことは考えないでご自身だけのことを考えて下さい。お父様、お母様の暮らしについては、部署が違うので、詳しいことはわかりませんが、高齢(者相談センター)で適切に対処しますので、今は自分だけのことをお考えになられたら、いかがですか?第一、働きながら介護もし、生活保護も受給するというのは、この制度の主旨からも(受給するのは)難しいことです。」

悪い言い方をすれば、ここでも役所の縦割り主義が露呈した結果になってしまいました。

もちろん、滞納家賃が20か月もあるという中島知子状態の中で、この先この家に住み続けるわけにはいかないのは、十分わかっています。

でも、自分一人が、生活保護をもらい、やがては保護の必要のない生活を営めるようになっても、本当に、両親二人が、施設で生活を続けることがしあわせなのでしょうか。

アルツ君は、保護されたときに、デイサービスに持って行くときの荷物だけを持って家を出ています。

後からフェルガードなどの医師の処方ではない自己購入のサプリメントを高齢者相談センターの方にお渡ししていますが、医師の処方ではないサプリを認めてもらえているのか…。

キノコさんは、おそらく買い物に行くときの手提げバッグだけで、着替えも何も持って出てはいません。

腰の圧迫骨折の後は背骨も曲がり、『要支援』という身の上ながら、家事や掃除もしないホテルのような生活が健全と言いえるかどうか…。

ヤッチはどうしてもこの辺りが気にかかっていたので、もう一度ケースワーカーさんにたずねます。

ヤッチ:「父母は、身の回りの荷物と呼べるようなものも、ろくに持って家を出ていません。この先、この家に住めないにしても、二人が必要とするこの家の荷物を二人の元へ届けることもできないのでしょうか?」

ケースワーカーさん:「はい。おそらく、お二人は施設で生活していらっしゃると思いますので、多分生活に必要なものは、すべて施設側で用意しています。また、新たに施設に持ち込むと言っても、衛生面や病原菌などの問題が有るので、荷物を施設に持ち込むのは無理だと思います。」

つまり。ケースワーカーさんの提案した生活保護の受給方法はこうだ。

まず、アルツ君とキノコさんについては高齢者相談センターの保護の元、そちらで適切な処置が取られる。

ヤッチはこの家を出て、53,700円以内で新しいアパートなどを探し、そこへ引越し、生活保護をもらいながら、働き口を探し、生計を建てていく。

兄についてもヤッチとまったく同じ…。

ただし、兄の場合、多額の債務が有るようなので、債務整理を視野に入れ、相談などの援助を受けていく。

アルツ君、キノコさんの荷物や不必要になってしまったものはこの家に残し、役所が費用を掛けて処分する。

この家の滞納家賃については、ヤッチと兄の生活保護申請が通った後に、別途相談という図式です。

かなり周到かつ合法的な『夜逃げ』のような印象です。

しかも、残整理は皆さんが必死に働いておさめた税金です。

ケースワーカーさんは付け加えました。

ケースワーカーさん:「もし、お父様やお母様の荷物で取っておきたいものが有れば、なるべく早いうちに、お姉さまも含め、ご兄弟で、おのおの保管するなどして、取り置きしてください。」

まるで、遺品整理のような話です。

しかし、ヤッチには受け入れるしか術が有りませんでした…。

ケースワーカーさんには、過去の仕事の略歴や病歴、収入状況、債務等々色々なことを聞かれました。

兄は過去の聞かれてもいない仕事上の武勇伝を得々とケースワーカーさんに聞かせ、かなり長い時間の訪問様調査になってしまいました。

結局、兄の口からは母や父の安否を気遣う言葉は一言も出てきませんでした。

ケースワーカーさんがお帰りになった後、兄弟二人になった茶の間でヤッチはどうしても聞いて置きたかったことを兄に聞いてみることにしてみました。

ヤッチ:「多分、このまま家族別々の生活になって行くことになると思うんだけど、どうしても気になることが有るから教えてもらえないかな?もちろんこうなった張本人は俺だから、偉そうなことは言えないんだけど、お兄さんとキノコさんが生活保護の相談に一緒に行ったときのことだけど…。」

ヤッチが福祉事務所に相談に行った次の日に、兄とキノコさんは二人揃って福祉事務所に相談に行き、生活保護の申請もその日に済ませているようです。

また、福祉事務所と高齢者相談センターは同じフロア内にあり、総合窓口は同じ(受付は一つ)です。

ヤッチは続けます。

ヤッチ:「その時、生活保護の相談も当然したと思うんだけど、別件でキノコさんは、俺のことを高齢者相談センターの人に相談してきたの?キノコさんが事前に相談もしないまま、いきなり高齢者相談者センターの人が家に来て、二人を連れて行くということはありえないと思うんだけど…。」

兄の口調が荒くなります。

兄:「俺がそんなこと知るわけないじゃないかっ!あの時は福祉事務所の○○さんに生活保護の相談に行っただけで、高齢者相談センターの人に、お袋は相談なんかしていないっ!」



先ほど、ヤッチの携帯に姉から着信が有りました。

ヤッチは姉に今日の訪問調査のことを伝えます。

姉:「うん。わかった。明日休みだから、またゆっくり話をしよう。それより今日も高齢者相談センターに電話したんだけどさ…。」

姉は会社で仕事をしているというのに、タイミングを見計らっては、高齢者相談センターに電話をかけ、アルツ君やキノコさんの様子を伺っています。

これはヤッチが電話をかけると、おかしなことになってしまうという姉の配慮です。

姉は続けます。

姉:「今日も高齢者相談センターに電話したんだけどさ…。○○(兄のこと)とキノコさんが生活保護の申請をした日に、やっぱりキノコさんはあんたのことを高齢者相談センターの人に訴えたらしいわよ。直接担当者から聞いたんだから間違いないわ。その時、○○(兄のこと)もとなりに居たってさ。」

姉もヤッチと同じことが疑問だったようで、直接高齢者相談センターに聞いていてくれたようです。

なんで、ここまで来てもウソをつくのか…。

兄弟なのに本当に悲しいことです…。

そして、生活保護申請が受理され、受給できるかの決定はまだ出ていませんが、仮に、受給できるという決定が出て、ヤッチが新生活をスタートとしたとして、アルツ君やキノコさんとの面会がかなわぬまま、償うこともできずに、このまま重い十字架を背負って生きて行かなければならないのは、いくらお気楽なヤッチでも応えます…。

何の落ち度もない姉から、アルツ君を遠退けてしまったのは、何と言っても心が痛みます。

せっかくのお彼岸…。

まさにボタモチの季節なのに…。


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2012/03/19 | コメント (14) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

高齢者虐待防止法04

2012/03/27 (火)  カテゴリー: キノコさん
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昨日の晩は久しぶりに兄弟3人がアルツ家に集まり、今後についての相談をしました。

ヤッチは前回の記事の通りで、キノコさんとの面会に当たり、同席してはキノコさんの本心を引き出せないという懸念から、一応自宅待機の形をとり、姉と兄に面会に行ってもらい、キノコさんがヤッチにも同席して欲しいという希望が有れば、馳せ参じるということを兄と姉に告げました。

本当は会って話をしたいのですが、キノコさんが興奮したり、情緒不安定になってしまってはいけないので、かなり苦渋の選択です。

姉については、会社を休んでキノコさんに面会するという選択肢もありましたが、兄に面会(話し合い)は一任するという形をとりました。

アルツ君については、今のところ在宅で介護という方向性は選択することがかなわない状況なので、残るキノコさんの今後の生活が3人の話し合いの焦点です。

姉が兄に一任した理由は、キノコさんと同居し、生活保護をもらいながら生活していくことを受け入れる姿勢が兄に有るなら、このことをキノコさんに伝えられるのは、兄本人しかいないと考えたからです。

兄もそれ(一任すること)を受け入れることに同意しました。

兄がキノコさんとの生活を望み、兄に受け入れる気持ちが有るかはまだこの時点では本人から聞いていません。

ところがですよ…。

昨日高齢者相談センターの係長さんにヤッチの電話番号を教えたにもかかわらず、実は今日の午後3時に高齢者相談センターでキノコさんと面会することになっていたのです。

今日(面会日の当日)の朝に兄や姉に高齢者相談センターから電話で連絡が入り、(面会日の当日)の午後3時に高齢者相談センターでキノコさんに面会することになっていたそうです。

なぜ故、あれだけ携帯の番号を教えておいたのに事前にヤッチの元には知らせが来ないのか…。

しかも昨日の今日で姉は会社を休めるはずがありません。

ヤッチも待機する旨は伝えていましたが、連絡が入らなければ、待機のしようが有りません。

幸い、姉からこのことを電話で教えてもらったので、面会するということはわかっていましたよ。

でも、直接連絡すると高齢者相談センターが言った以上、事前に連絡してくるのは当たり前の話ですよね。

ビジネスだったらあるまじき行為です。

ヤッチが虐待者だから?

ちょっと卑屈になってしまったヤッチはここでも耐えるしかありません。

(つд⊂)エーン

今日は自宅でプラプラです。

兄は高齢者相談センターに午後3時前に出かけて行きました。

帰ってきたのは夕方の6時を回ったあたりでしょうか。

高齢者相談センターの担当者さんを交えての兄とキノコさんの面談の途中に、仕事中の姉の携帯に高齢者相談センターの人から電話が入ったそうです。

ヤッチはその話を姉から電話で又聞きします。

姉:「パパも高齢者相談センターに来てるんだって。『みんなに会えるなら俺も行く』ってついてきたんだって。パパ泣いてたよ。私に会いたいって。あんまり泣きじゃくるから、高齢者相談センターの人が『どうにかしてください!』って電話をかけて来たんだよ。私にだよ!あり得る?」

ヤッチ:「あり得ると思ったからかけて来たんでしょ!?普通は考えられないでしょ。でも旦那さんも相当ボタモチを食べてないから、禁断症状が出てるよなぁ…。」

姉:「しかもだよ。その担当者、私になんて言ったと思う?『何で今日は来て下さらなかったんですか?』だって!昨日の今日で誰が会社休めるのって話よ!バカじゃないっ!」

ヤッチ:「お怒りは御もっともで…。で旦那さんは…。」

姉:「私の声を聞いて少し安心したのか、ちょっとは落ち着いたみたいだけど…。やっぱり『帰りたい』って言ってたよ!」

ヤッチ:「奥さん(キノコさん)と話しはしたの?」

姉:「ママも興奮してたよ。そんなこと(ヤッチの虐待のこと)を言った覚えはないって。ちょっと疲れていただけで、こんなはずじゃなかったと言ってるよ。」

ヤッチ:「まあどっちの話がほんとだかは難しいところだけど、帰りたいのは事実のようだね。」

姉:「でしょ~っ!でなんで施設に入れなきゃなんないの!高齢者相談センターが最初に、みんなから事情をちゃんと聞いていれば、こんなことにならなかったと思わない~っ?ふざけるな!って話よ!」

ヤッチ:「確かに聞く耳持たずだったもんね…。」

姉:「でしょっ~!今日は兄に任せるとしても、私はこのままじゃ絶対済まさないからねっ!」

姉のテンション高めの声は、完全に役所に牙をむいてやるという決意の表れです。

ヤッチ:「また、検討会を開催しないとだね。」

姉:「そうよ。この電話のおかげで、今日は取引先に30分以上遅刻よ。携帯じゃ地下鉄にも乗れないでしょ。これで仕事がまとまらなかったらどうしてくれるのって話よ!また後で電話するね。じゃあね!バイバイ!」

さすがアルツ君の一人娘。

肝っ玉が座っています。

姉との電話のあと、しばらく経ってから、今度は兄が帰って来ました。

こちらはテンション低めです。

姉とも予想はしていましたが、兄にキノコさんを引き取る選択はその表情からも無かったようです。

兄の方からヤッチに切り出します。

兄:「一応だけど、お袋と親父を説得してきたよ。一応の話だからな。」

ヤッチ:「説得?で?」

兄:「親父もそうだけど、お袋は今家の近くの老人ホームに居たわけだけど、面会の帰りはそこには行かず、今日からは『高齢者老人ホーム』というところに入所するんだって。」

ヤッチ:「『高齢者老人ホーム』!?聞いたことないな!?養護老人ホームじゃないの?」

兄:「俺は知らないよ!聞いてきたまんまを書いてきたんだから。」

ヤッチ:「まあ、いいや。で、旦那さんは?」

兄:「特別養護老人ホーム。」

ヤッチ:「ふーん。二人一緒ってわけにはいかないんだ?」

兄:「らしいな…。」

ヤッチ:「都内なの?」

兄:「親父の方はわからん。お袋は都内だって聞いてきた。」

ヤッチ:「都内のどこ?」

兄:「教えてもらえない…。」

ヤッチ:「面会はさせるけど居場所は教えないっていうつもりか…。だけど旦那さんが特別養護老人ホームっていうことは、そこにもう住民票を移すって言うことだぞ。」

兄:「だから、それは知らないよっ!一応だよ。一応…。」

アルツ君は要介護3ですが、特養(特別養護老人ホーム)に入れるんでしたっけ?

要介護4じゃなかったでしたっけ?

介護度の問題は抜きにしても、そんな簡単には入れるんでしたっけ?

職権で入れてもらったのかな?

しかも昨日の時点では入所の空を待っている状態と聞いていたが…。

ヤッチ:「二人とも別々かぁ…。」

兄:「一応だぞ。一応…。それでお袋も親父も納得して帰って行ったよ。○○(姉の)には高齢者相談センターから電話で今の話をキチンとお伝えしますって言ってた。」

なんでヤッチには電話をくれないんですかねえ~。

まだ、野菜の相場が高いから?

報・連・相は高くても大事だと思うんですけどねえ~。

高齢者相談センター

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

グレてやる…。

(ノД`)シクシク


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2012/03/27 | コメント (18) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

キノコさん脱走!!

2012/03/28 (水)  カテゴリー: キノコさん
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皆さんを心配させるといけないので…。

前記事のコメントに書かせていただきましたが…。

キノコさん施設を脱走して、ヤッチのところ(アルツ家)に帰って来ています。

無事保護させていただきました。

今日は記事に出来ないかもしれませんが、後日詳しいことは記事にさせていただきます。

コメントを下さった皆さん、個別に返事できなくてごめんなさい。

ちなみに虐待などしていないので、ご安心ください。


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2012/03/28 | コメント (12) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

自分を祝う職人

2013/01/27 (日)  カテゴリー: 下の話
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日のお話しは、できればお食事中やその前後は避けてお読みいただくと、ありがたいです。

(^^ゞ

昨日、アルツ君のところに面会に行ってきました。

少しでも歩いてもらわないと、どんどん筋力も低下して行くので、歩行訓練が目的です。

前回、面会に行ったときは、例のメマリーの問題で職員さんに呼ばれて、時間を食ってしまっていたので、アルツ君と歩行訓練をする時間があまり取れませんでした。

(-_-;)

3階に行くと、アルツ君、いつもの定位置に腰かけ、お茶を飲んでいます。

ヤッチ:「足は腐ってないか?」

アルツ君:「うん…。腐る手前だな!?ブヨブヨしてやがる。」

ヤッチ:「ちょっと、むくんでいるんじゃないのか?」

アルツ君:「どうもそうらしいや。」

ヤッチ:「『らしい』とは、他人の足みたいな言い方だな?もう感覚が無いんじゃないのか?」

アルツ君:「バカ言えっ!!ちゃんとまだ(感覚が)有るわいっ!!」

ヤッチ:「じゃあ、お茶を飲み終わったら、少し(施設の中を)歩くかい?」

アルツ君:「別に構いませんよん!!」

アルツ君がお茶を飲み終えたところで、一旦居室に戻ります。

以前、アルツ君がまだ自宅に居た頃(入所前)に、アルツ君の『材木病』のために買って置いたサポーターをこの施設に持ってきていたはずだったので、ヤッチはそれをクローゼットを開けて探します。

[関連記事:盛れてるアルツ君

ヤッチ:「おっ?やっぱり、有るじゃん!!これを履いておくか?」

夜用揉まれるサポーター1
[過去に撮った写真です]

アルツ君:「別に構いませんよん!!」

アルツ君に居室にある椅子に腰かけてもらい、この夜用揉まれるサポーターを履いてもらいます。

ヤッチ:「ところで、この間、『漢字テスト』じゃなくて、『算数のテスト』を置いといたんだけど、やってみたか?」

アルツ君:「どうだったかなぁ…。」

実は前回アルツ君のところに面会に来た時に、『漢字テスト』ばかりじゃ飽きると思って、簡単な引き算の『算数のテスト』を置いてきました。

いつものように、Recbox-レクリエーション支援サイトからダウンロードしたものです。

一緒にやる予定でしたが、ちょっと時間が無く、宿題として置いて来るような形になっていました。

やっていたとしても、多分忘れていると思うので、テーブルの上にあるかを確認です。

ヤッチ:「あれっ?やってるじゃん!!すごいね?旦那さん(アルツ君)がやったのか?」

アルツ君が『算数のテスト』の用紙を手に取って、確認します。

アルツ君:「どうやら俺がやったみたいだな…。これは俺の字だからなぁ…。」

ヤッチ:「へー。ずいぶん頑張ったね?ほとんど答えを書き込んであるじゃん?」

アルツ君:「あーそうだ!!やった、やった。こんな簡単なもん誰が持ってきたんだと思ってやったわ~。」

ヤッチ:「へー。『算数のテスト』をやったのもすごいけど、思い出せたのもすごいじゃん!!」

アルツ君:「当たり前さよ~。こんな簡単な計算、三つっ子だってできるさよ~。」

アルツ君が語尾に『さよ~』をつける時はたいていドヤ顔です。

ヤッチ:「答えも、全部合っているじゃないのか?」

アルツ君:「ふん!!バカにしちゃいけないね~。」

でも、ヤッチは有る事に気づきます。

ほとんど、問題の答えを書いてあるのですが、3か所だけ空欄のところが有ります。

しかも、その3か所を除いては答えは全部正解…。

実際のアルツ君の解答を写メしてくればよかったのですが、忘れました。

(^^ゞ

以下は原稿になりますが、面白いことに気づくと思います。

算数のテスト
[拡大する]


[参考:Recbox-レクリエーション支援サイト

この『算数のテスト』は、3桁の引き算はなく、極々簡単な引き算ばかりです。

そして、反復学習できる配慮なのでしょう、同じ計算問題もいくつか繰り返し設問になっています。

用紙を見ると、なぜかアルツ君の答えには『6-4=』だけが空欄のままです。

ヤッチ:「なんで、『6-4』だけやってないんだ?」

アルツ君:「さあな…????」

ヤッチ:「『3-1』は?」

アルツ君:「2。」

ヤッチ:「『4-2』は?」

アルツ君:「2。」

ヤッチ:「『7-5』は?」

アルツ君:「なんで『2』ばっかりなんだ?」

ヤッチ:「なんでなんだろうね?じゃあ、『6-4』は?」

アルツ君:「…。」

アルツ君、首を傾げちゃってます。

(-_-;)

たぶん、『6-4=2』以外の引き算はまず問題ないように思われます。

『6-4=』だけができないのか…。

(-_-;)

やはり、これも認知症の症状というべきものなんでしょうか…??

(・ω`・?ハテナ?

ヤッチ:「まあ、いいや。少し歩けば、頭の中で『サイコロ』が回るだろうから、歩くベ!!」

アルツ君:「構いませんよん!!」

アルツ君と施設の中を歩きはじめます。

足のむくみがあるせいでしょうか、やや足取りは重いようでしたが、転倒しそうになるようなこともなく、歩くことができました。

\(^o^)/

施設の別棟まで歩いて行き、再び居室へと引き返します。

途中、エレベーター脇のベンチに腰をおろし、しばし休憩です。

二人で座っていると、施設の看護師さんがこちらに近づいてきます。

看護師さん:「こんにちは。お母様か、お姉さまからお聞きになっていますか?」

ヤッチ:「は?薬(メマリーの件)の事ですか?」

看護師さん:「いえいえ。違います。」

ヤッチ:「そしたら、特になにも聞いていませんけど…。」

看護師さん:「実は、お母様が面会にいらした時なんですけど…。」

ヤッチ:「はい?二、三日前ですよねえ?」

看護師さん:「その時にお父様が××されたらしくて…。」

『××』のところは看護師さんのジェスチャーです。

つまり、アルツ君がお漏らし(大)をしてしまったということです。

(^^ゞ

ヤッチ:「その話なら、母が帰って来た時に、チラッと聞きました。でも特に驚かない話なので聞き流していましたが…。」

看護師さん:「その時にお母様から『リハパンにたくさんの出血が有った』とお伺いしたものですから…。」

ヤッチもアルツ君がやらかしてしまったことをキノコさんから聞いてはいましたが、出血のことは聞いていませんでした。

ヤッチ:「(痔が)切れちゃったのかな?」

アルツ君、去年の11月あたりから、痔(脱肛)が再発して、飲み薬を服用しています。

自宅で痔になったときは、主治医に注入軟膏を処方してもらい、ヤッチがアルツ君のお風呂上りにアルツ君のおしりに注入したりしていましたが、キノコさんに暴れないように抑えていてもらわないと、飛び上がったりして、大騒ぎだったと記憶しています。

それゆえ、注入軟膏や坐薬だと、おそらく施設の職員さんの手を煩わせるのではないかと思い、ヤッチがお願いして、施設の看護師さん伝手にここの担当医(3階の先生?)に飲み薬を処方してもらっています。

看護師さん:「多分、そう(痔)だと思うんですけど、お父様みせてくださらないんですよ~。」

いくらアルツ君といえども(失礼!?)、羞恥心は残っています。

ヤッチも同じ男性として、チンチンを他人に見せるより、おしりの穴を他人に見せる方が恥ずかしいです。

ちょっとアンケートを取ってみたい気持ちですが、ヒンシュクを買いそうなので、ここはこらえることとして…。

(^^ゞ

ヤッチ:「そうでしょうね…。家に居る時(入所前)も私にだけしか見せてくれなくて、母には絶対見せませんでしたから…。」

看護師さん:「で、今日の午前中は入浴日だったので、お父様のお風呂上りにやっと見せていただいたんです…。それで、確認させていただいたんですけど、(痔核は肛門の)中に3つくらい小さいのが残っているようですが、出血はしていないようなんですね!?」

ヤッチ:「おそらく、便秘したりすると、中のそいつが時々切れて出血したりするんじゃないですかねぇ…?」

看護師さん:「お父様の方は『痛くない』とおっしゃるので、そこまでに私はとどめておいたんですが…。」

ヤッチ:「便秘だけでなく、下痢をしてもそう(出血)なりますからね…。」

看護師さん:「下痢はされていないようなんですけれど…。」

ヤッチ:「痔ではなく、腸の病気だったら、大変ですから注意深く、今後も診ていただけるとありがたいんですけどねぇ…。」

看護師さん:「そうしたいのですけれど、なかなかお父様が嫌がって見せてくれるかどうか…。」

それ以上やると、『虐待』になるということを暗にほのめかしているのでしょうか…。

(-_-;)

ヤッチは今度はアルツ君に向かって話しかけます。

ヤッチ:「なんで見せてやらないんだ?見せてやって、イッパイ金をふんだくってやればいいじゃん?」

アルツ君:「だって、痛くないもんっ!!」

ヤッチ:「ホントに痛くないのか?」

アルツ君:「ゼ~ンゼ~ン!!」

ヤッチ:「ひどくなると、腰の方まで痛くなったりするぞ!!」

アルツ君:「ゼ~ンゼ~ン!!」

再び、ヤッチは看護師さんに向かって話しかけます。

ヤッチ:「よく言い聞かせておきますので、お風呂上りとかに、時々おしりの様子をみてやってください。」

看護師さん:「わかりました。お父さん!!見せてくださいね?」

看護師さんは、にこやかにそう言い残し、その場を離れて行ってしまいました。

二人きりになったところで、ヤッチはアルツ君に話しかけます。

ヤッチ:「トイレに行って、ケツを拭くときに、トイレットペーパーに血が付いている事はないか?」

アルツ君:「無いね~。」

ヤッチ:「(トイレットペーパーに血が)付いているようなことが有ったら、今の看護師さんにでもいいから、すぐに言いなよ?」

アルツ君:「わかりましたよん!!」

やはり、恥ずかしいんでしょうね…。

アルツ君、ヤッチの目を見て喋りません。

(^_^;)

ヤッチ:「もう一度聞くよ?今度トイレットペーパーに血が付いているようなことが有ったらどうする?」

アルツ君:「赤飯、炊けっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

またもや、読者離れが進みそうな記事ですね…。

(-_-;)

懲りずに下のランキングのポチもよろしくです…。

(-_-;)


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2013/01/27 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

特養に物申す 後編

2013/06/08 (土)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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<<特養に物申す 前編はこちら

翌日の木曜日に日付が替わります。(2013年6月6日)

お昼ご飯の時間帯を見計らって、ヤッチはアルツ君の入所している特養に、向かいます。

今回は12時ちょい過ぎくらいに到着したのに、もうアルツ君の食事は済んでいます。

アルツ君は『定位置』に腰かけ、眠そうな顔をしています。

ヤッチはアルツ君に声を掛ける前に施設の女性職員さんに声を掛けます。

ヤッチ:「今日はお昼ご飯をちゃんと食べましたか?」

女性職員さん:「はい…。『お肉が少し固い』とおっしゃって、残されていたようですが、それ以外は召し上がられたようですよ。」

ちょっとわが耳を疑いました…。

『お肉』…。

姉はこの日の昼食から『おかゆ』をオーダーしています。

『おかゆ』のメニューに固い肉が出るのかぁ…???

姉が朝ごはんの様子を施設に電話して聞いているはずです。

もしかすると、朝ご飯をきちんとアルツ君が食べていたという報告を聞いて、この日の昼食のオーダーを『おかゆ』から『常食』に切り替えたのかもしれません。

もともと、歯ごたえの無いものを嫌うアルツ君ですから、姉の機転で、『常食』に切り替えたのかもしれません。

結局、後々判明したのは、姉が施設に電話するのをためらって、電話をしなかったこと…。

電話をしなくても、『おかゆ』をオーダーしているので、まず、噛めないものは出ないと判断し、電話を掛けなかったそうです。

しかも、姉は姉で、ヤッチが様子を見に行くことを事前に分っているので、この日は電話する必要はないと考えていたそうです。

そして、アルツ君に出されていたのは通常メニューの常食…。

(-_-;)

ヤッチは今度は座ってウトウトしているアルツ君に近づき、声を掛けます。

ヤッチ:「歯茎の方はいかがですか~?」

アルツ君:「ん?なんだ?お前か?びっくりさせるなよ~。心臓止まるかと思ったぞ!?」

ヤッチ:「念願叶うじゃん!!」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。それより眠い~。」

ヤッチ:「椅子で寝ないで、ベッドで寝れば?」

アルツ君:「ベッドなんかないもん!!」

ヤッチ:「じゃあ、ここに段ボール敷くか?」

アルツ君:「やだっ!!」

ヤッチ:「じゃあ、部屋に行って寝ようぜ?俺が添い寝してやるから…。」

アルツ君:「バカ!!そんなことしたら、余計眠れなくなるわい!!」

いつの間にか、ヤッチの後ろに看護師さんの姿があります。

施設の主任看護師さんです。

ヤッチは看護師さんにアイコンタクトをして、アルツ君を居室のベッドに連れて行き、寝かせます。

アルツ君が横になったのを見計らって、看護師さんがヤッチに声を掛けてきます。

看護師さん:「今のお父様の現状をお話しさせていただいても、よろしいでしょうか?」

ヤッチ:「はい。」

看護師さん:「いままで、朝にご機嫌が悪いことが多かったのですが、このところは、少し落ち着きを取り戻されているようです。」

ヤッチ:「俺は、直接そういう姿を見ていないので、実感がわかないですけど、そう、おっしゃるのならそうなんでしょう…。だいたい、いい加減、穏やかになってもらわないと困りますよ。」

看護師さん:「でも、まだね、すこし、時々、暴力を振るいそうになる仕草を見せるんですよ。」

ヤッチ:「それでね、俺も申し上げようと、思っていたんですけど、父が興奮したり、機嫌が悪い時はパンツが濡れている時が多いんじゃないですかね?」

看護師さん:「どうなんでしょうね…。」

ヤッチ:「いえいいえ、『どうなんでしょうね…。』はこっちのセリフですよ。どうして調べないの?」

看護師さん:「お父さまが、『パンツを交換しましょう?』と申し上げても、嫌がるものですから…。」

ヤッチ:「でも、それじゃあ、いつまで経っても、平行線のままですよね?」

看護師さん:「それは、お互いに遠慮があるからなんでしょうね…。」

ヤッチ:「そうは言っても、入所して一年ですよ。もうフレンドリーな関係を築き上げてもいいんじゃないですか?」

看護師さん:「お父様が遠慮されるものを、こちらから勝手に上り込むのはなかなかね…。」

歯切れの悪い返答なので、これ以上議論を続けるのは無駄なよう…。

(-_-;)

ヤッチ:「じゃあ、このことは看護師さんじゃなくて、生活相談員さんに話しをした方が良さそう?」

看護師さん:「そうですね~。そうしていただけると、ありがたいんですけど…。」

ん…。

本来なら、『私(看護師さん)から、生活相談員に伝えておきます。』でしょ!!

ヤッチ:「じゃあ、口腔ケアの方はどう?」

看護師さん:「何だかお父様。今度は歯茎が腫れているんですってね?」

まるで他人事のように聴こえて来たのはヤッチだけでしょうか…。

(-_-;)

ヤッチ:「口腔ケアはこちらの施設ではどういう風にやっているんですか?」

看護師さん:「たとえば、お父様が御就寝なさる時に、入れ歯を外してもらって、その入れ歯を洗浄して、一晩ポリデントに浸けさせていただいています。入れ歯は保管しておく棚があって職員の方で朝まで預からせていただいています。」

この看護師さんは、ヤッチが歯科の女医さんとお見合いをしたときの、仲人さんで、その時に同席していたはずなんですけどね…。

たぶん、女医さんの話は右から左だったんでしょうかね…。

ヤッチ:「じゃあ、夜だけでなく、毎食後に入れ歯を洗ってもらうことはできますか?」

看護師さん:「それは、もちろん、できますよ。ここに入所している利用者さんの中には、そういう方も多数おられますよ。」

ヤッチ:「そうしたら、夜だけではなくて、毎食後もやってもらえますか?ついでに口の中のブクブクも血が出るくらい入念に…???」

看護師さん:「血が出るくらいはちょっと…。」

何だか、この看護師さんと、物腰は非常に柔らかいのですが、話していると、魂を吸い取られるような感じがしてきます。

(-_-;)

ついにはアルツ君の歯をブラッシングしてくれとか、スポンジで拭いてくれとかを要求する気力が萎えてしまいました。

(-_-;)

何だかヤッチの背中を栗原類が背中をさすっているような気がします。

ヤッチ:「じゃあ、この口腔ケアのことも生活相談員さんと話しをした方が良いですかね?」

看護師さん:「できたら、そうしていただけるとありがたいのですけれども…。」

アルツ君はお昼寝に入っているので、ヤッチは生活相談員さんのいる事務所を訪ねます。

今回この記事に登場する生活相談員さんは、お一人だけです。

複数人はいません。

ヤッチは会議室に通されます。

看護師さんに話したことと同じようなことを生活相談員さんにも話します。

ヤッチ:「いま、看護師さんと話をしたんですけど、もう少しどうにかならないかな~?」

生活相談員さん:「と、おっしゃいますと…。」

ヤッチ:「親父さんのパンツの交換なんだけど、いろいろと考えたんですけどね…。」

生活相談員さん:「声掛けの部分ですか?」

ヤッチ:「そう。やっぱりこのままじゃ、父が可愛そうだと思うんだよね~。パンツからおしっこが染み出して、ズボンを濡らすような時に、自分の部屋に、自分で濡れたズボンを床に並べて干してることもあるんだよ~。」

生活相談員さん:「は…。」

ヤッチ:「そちらは嫌がるからしないって言うけど、このままじゃいつまで経っても、平行線のままだと思うんだよね…。2年先、3年先もパンツを床に並べているかもしれない…。当然体力は段々衰えるから、もしかすると、2年後はビショビショのズボンのままで布団に寝ているかもしれない…。やはり、施設の方で、親父に働きかけるなり、コミュニケーションを取るなりして、この状況を打開しないと、親父さんだって、どんどん閉鎖的になって行ってしまうような気がするんだよね~。」

生活相談員さん:「そうですね…。私もこれについては何とかしなくてはいけないと思っていたので…。比較的お父様は私には心を開いてくれる部分があるので、私でできる事なら、少し私も現場に入って、動いてみようかなとは考えていたところです。」

ヤッチ:「ごめんなさいね。最初はそれでも良いかも知れないけど、ただ、私が考えるのは、あなた一人だけができてもダメだと思うんですよ。ここの職員さんが誰でもできるようになってもらわないと…。」

生活相談員さん:「それはもちろんです、もちろんです。ですが…、そこまでになるには少しお時間がかかるかと…。」

ヤッチ:「それは、俺もバカじゃないからわかるんだけど、今までそういう素振りすら見たことがなかったからさ~。だいたい定時に排泄を促す声掛けをしているって言うけど、本当にやってるようには見えないんだよね~。それに、早番、遅番、日勤、夜勤のシフトが代わる時の申し送りなり、引継ぎだってやってるのかな?」

生活相談員さん:「それはきちんとやらせていただいているので、御心配なさらずとも、大丈夫ですよ。」

ヤッチ:「ホントかなあ~。『あの人機嫌が悪い。部屋に入るな!!』とかの申し送りじゃないだろうな?」

生活相談員さん:「いえいえ、それは無いと思います。」

ヤッチ:「じゃあ、排泄のことついて、少し積極的に動いてみてくださいよ。」

生活相談員さん:「繰り返しになってしまいますが、少しお時間をいただく形にはなってしまうとは思いますが…。」

ヤッチ:「あと、もう一つだけいいですか?」

生活相談員さん:「はい。どうぞ。」

ヤッチ:「親父さん、歯茎が腫れて思うように食事を摂れないのは御存知ですよね?」

生活相談員さん:「それはもちろん、存じ上げています。」

ヤッチ:「ご飯を食べられないから、イライラする…。イライラするから、ご飯を拒む…。この悪循環もあるっていう認識で、上手く食べてもらうようなアプローチはできないかな?」

生活相談員さん:「それは、ことあるたびに、僕がお父様のお部屋にお伺いして、ご機嫌をとると言っては失礼ですけど、お伺いはしているんですけどね。」

ヤッチ:「ならば、それに加えて、地雷を踏む可能性もあると思うけど、スタッフ全員で、もう一歩踏み出して下さいよ。その上で口腔ケアをやってもらうっていうのはどう?」

生活相談員さん:「と?」

ヤッチ:「三度三度の飯の後に入れ歯を洗浄してもらうのと、ブラッシング…。」

生活相談員さん:「うん…。口を開けてもらえるかな?」

ヤッチ:「そこですよ。やってみないと、わからないでしょ。開けてくれと言わない限りは、あの人、一生開けてくれないよ。まずはチャレンジ!!」

生活相談員さん:「わかりました。これについても職員ができるかどうか相談してからになると思いますが、できないようであれば、まずは僕が率先してやるようにいたします。」

ヤッチ:「やるふりはダメだよ。モーションはダメだよ。すぐ見抜かれるからね!?」

生活相談員さん:「わかりました。」

ヤッチ:「他にもいろいろ申し上げたいことはあるんですけど、今日は『排泄の事』と『口腔ケア』の件だけにしておきますよ。まず、頑張ってみましょうよ!!手伝えることがあれば、俺も協力しますから。」

生活相談員さん:「了解です!!」

施設の面会を終えた後、生活相談員さんと話したことと、アルツ君が肉を残したことを姉にメールしておきました。

夕方、姉からの電話が入ります。

姉:「パパ、お肉食べなかったって?ふーーーん。私、『おかゆ』にして下さいって言ってあったんだけどね。まあ、いいわ。今度は職員じゃなくて、直接、○○さん(生活相談員さん)に言うから!!しかし、ふざけてるわねっー!!」

ヤッチ:「俺も『おかゆ』のことは言おうと思ったんだけど、あなたが変更を掛けてると、とんだ勘違いになっちゃうから言わなかったんだよ。」

姉:「まあいいわ。これからパパのところに行くから、文句言ってやるっ!!」

この日の木曜日の姉が面会に行った時の内容については詳しくは聞いていません。

ただ、この日の昼ご飯が『常食』なわけですから、当然、夕飯も『常食』…。

アルツ君が上手く食べられなかったことは容易に推測がつきます。

そして、今度はアルツ君のお世話をしている介護職員さんに『おかゆ』にしろと言うのではなく、直接、生活相談員さんに、メニューの変更をお願いしてきたことはヤッチの耳に入っていました。

さらに、これは後から聞いた話になりますが、面会の時に生活相談員さんに対して、『父を物扱いするな!!』、『人間扱いしろっ!!』、『この施設は人を放置するところかっ!!』、『私はパパが笑ってる顔だけがみたいのっ!!』とかなり強い口調でのたまって来たようです。

木曜日の夜、7時頃に東京スカイツリーが、倒れそうになるのを目撃された方は、多分、それは幻覚ではありません。

(-_-;)

金曜日を迎えます。

2013年6月7日です。

やはり、こうなると、またしてもアルツ君の昼ご飯時に面会に行くしかなくなります。

タイミングを外しているので、今回は少し早く、施設に出向きます。

『定位置』にアルツ君が腰かけています。

ヤッチはアルツ君の食事メニューをそっと背後から覗き込みます。

最初にヤッチの目に飛び込んできたのは、ごぼうの輪切りが3本…。

たぶん、生ではないと思います。

煮てあるんでしょうね…。

次にヤッチの目に飛び込んできたのは、アルツ君がご飯茶碗から、混ぜご飯か、炊き込みご飯だけをかき込んでいる姿…。

それだけで食べても、確かに味は付いているんでしょうけどね…。

アルツ君に声を掛けます。

ヤッチ:「ご飯だけで美味いのか?」

アルツ君:「いいんだよ…。これで。」

ヤッチは近くにいた若い介護職員さんに声を掛けます。

どうやら、他の女性利用者さんの食事の介助をしている様子…。

ヤッチ:「あのさ、今日は『おかゆ』にしてくれって言ってあるはずなんだけど…?」

若い介護職員さんはおどおどした表情を見せ、キョロキョロとあたりを見回し、おそらく先輩の介護職員なんでしょう、その職員に向かって話しかけます。

若い介護職員さん:「おかゆをご希望だったようですけど?」

この先輩介護職員さんも他の利用者さんの食事の介助をしているようです。

ヤッチの立っている位置からは一番遠くに座っていて、ヤッチには背中を向けています。

先輩介護職員さん、振り返ることなく、天井に向かってしゃべります。

先輩介護職員さん:「どなたにおっしゃいましたか~?」

ヤッチ:「姉が生活相談員さんにお願いしていると思いますが…。」

先輩介護職員さん、面倒臭そうに立ち上がり、無言で生活相談員さんのいる事務所に歩いて行きます。

アルツ君の昼食が『おかゆ』ではなかったこと…。

そして、この面倒臭そうに歩く、先輩介護職員の姿を見てヤッチのタコメーターはレッドゾーンまで一気に振り切ります。

姉が『おかゆ』をお願いしていた生活相談員さんが事務所から走り出てきます。

ヤッチも食事を食べている利用者さんから少しでも離れようとしましたが、間に合いません。

ヤッチ:「なんで『おかゆ』にしてないんだよっ!!」

生活相談員さん:「申しわけありません。」

ヤッチ:「なんで伝えたことの一つもやってくれないんだよっ!!」

生活相談員さん:「ホント、お恥ずかしい話です。」

ヤッチ:「人の命を預かってるんだろ?もっと自覚を持ってくれよっ!!」

この後、会議室に移動します。

生活相談員さんは、立ったまま…。

ヤッチ:「信用を落とすのは簡単だよ。でも取り戻すのは並大抵の努力じゃ取り戻せないよ。」

生活相談員さん:「…。」

ヤッチ:「あなただけはもう少し、マトモかと思ったけど、がっくりだよっ!!」

生活相談員さん:「これについては、言い訳できる事ではないと思っています。」

ヤッチ:「これじゃあ、職務を全うしてないじゃない!!親父が可愛そうじゃないかっ!!放置だよ、放置!!」

生活相談員さん:「おっしゃるようにネグレクト(介護放棄)と言われても仕方のない事実だと思います。」

ここまで、ご覧いただいた方の中には、ほんの些細の伝達ミスに何でこんなに目くじらを立てなきゃいけないんだと、お思いになる方もいらっしゃると思います。

そして、話しは伝達ミスのことなのに、何で違うダメ出しをしてるんだ?という風に思われた方もいらっしゃると思います。

それは、これまでに家族側が小さな要求を事あるごとに出していたり、いろいろなシグナルを発してているからなんです。

それがなかなか施設側に実践してもらえなかったり、理解してもらえなかったことがあり、その不平・不満が一気に爆発したと思っていただいて、けっこうです。

ヤッチ:「姉が言ってたよ…。『私、毎日ここに来て、部屋の戸を開けたまま、パパのトイレの掃除や荷物を片づけたり、身の回りの世話をしてたけど、今まで一回も、私にやらせて下さいって言われたことがない』って…。」

生活相談員さん:「それはお姉さまからも直接伺っています…。」

ヤッチ:「何でこんな簡単な伝言ゲームもできないんだろうな~。ここはそんな人間ばっかりなのかねえ~!?」

生活相談員さん:「いえ、今回のお父様の食事については、私のミスです。申し訳ありません。」

ヤッチ:「もう、ここでの謝罪の言葉は聞き飽きたよ!!」

生活相談員さん:「…。」

ヤッチ:「俺もここによく来させてもらって、親父の紙パンツを交換したりしてるけど、たいていはグッショリだよ。どの程度時間が経ってるかは、色や臭いで、俺にもわかるよ。それにこの1年の間に、俺がいる時に、親父のトイレについて声がかかった事が有るのはたったの一回だよ!!定時に声掛けをしているって言ってたけど、ここの定時は一年に一回っていうこと?これは遠慮とは言わないと思うよ。」

生活相談員さん:「はあ…。」

ヤッチ:「なんでなのかな~。どっかで『嫌がることをしない』が『しなければ手抜きができる』に変わってるんように思えるのは俺だけかね?」

あんまりやり取りを事細かに書くと、皆さんも不愉快になると思うので、この辺でやめときますかね。

ヤッチのエキサイトぶりは、メマリーの一件の時とほとんど同じです。

[関連記事:何でメマリー飲んでるの?

上手く表現できませんが、どうもこの施設に足りないのは『気づきの精神』のようなものの気がしてなりません。

気づいてあげれば、安心します。

不安感が無くなれば、一人ではないことを実感できます。

実感できれば、穏やかな気持ちになれそうな気がします。

介護について偉そうに語れる人間ではありませんが、スキルアアップすればするほど、それだけ手抜きのスキルも増大する危険性が有る事をこの施設の人にはわかって欲しい気がします。

必要なのは、ありがたがられる人間より、よろこばれる人間なのかもしれません。

姉は施設での高齢者虐待で訴えると言い出しています。

うん…。

懐かしい響きですね…。

(-_-;)

もちろん、ヤッチは反対しています。

結局、アルツ君がまた違う環境に追いやられてしまうかもしれないからです。

また、あり得ないことでしょうが、、施設の許認可取り消しなどということになれば、他の利用者さんも路頭に迷うことになります。

そんな事をするくらいなら、この施設の人たちに、今までの自分たちが本当にこれでよかったのかを考え直してほしい気がします。

絶対に出来ないことをやってくれと言う理不尽な要求なら、モンスターと呼ばれても仕方のないことですが、やる努力だけでもしてくれと申し上げているのですから、何とかなりそうな気がするんですけどねえ~。

(-_-;)

今後について、ヤッチの出した要求は施設長を交えて話し合いを持つことです。

その際に、はじめからヤッチが事情を説明するのではなく、事前に施設長自身が、状況を把握しておいてくれと言うものです。

まだ、この話し合いがいつになるかは決まっていません。

ところで、アルツ君ですか、この日、ヤッチが施設の会議室で怒鳴っている最中、あやつ、食えないはずの普通食を8割も食っちまったようです。

おまけに、これまでヤッチの無知ゆえに、記事中、ずっと『おかゆ』と書いてきましたが、介護食には、いろいろな種類があるそうです。

本来もし、アルツ君がある程度の食感を楽しみながら、食べられるとすれば、それは『極きざみ』とか、『きざみ』と言うものだそうです。

生活相談員さんが、ヤッチのダメ出しの最中、追加でアルツ君に『極きざみ』のメニューを出してくれました。

そして、あやつ、この『極きざみ』も8割…。

(-_-;)

8割+8割で、いつもの1.6倍も食べたことになります。

そして、夕食はどうしたか?

当然、食べてもらえませんでした。

(-_-;)

だって、昼間に食い過ぎちゃったから…。

ヤッチが怒鳴る意味はどこに有ったのでしょう…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2013/06/08 | コメント (18) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top
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