site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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何でメマリー飲んでるの?

2013/01/07 (月)  カテゴリー: 認知症の薬の事
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

前回、アルツ君が怒りっぽくなり、興奮気味だということ記事にしました。

そして、Newフェルガードに含まれるガーデンアンゼリカという成分がアルツ君の興奮の原因ではないかということで、その日のうちに、Newフェルガードを飲むのをアルツ君にやめてもらいました。(注:Newフェルガードを否定しているわけではありません。)

まだ、やめて日が経っていないので、すぐに興奮がおさまるとは思えないし、もし興奮がおさまれば、このガーデンアンゼリカをヤッチが増量したことで、興奮を引き起こしたことになるので、犯人はヤッチということになると思います。

(-_-;)

今のところ、結論は出ていません…。

(-_-;)

今日もちょいとこのことが気になったので、アルツ君のところへ面会に行ってきました。

アルツ君の調子ですがヤッチの前では相変わらずですかね~。

小さなドーナッツを一つだけ持って行って、ペロリと完食。

その後、書いてもらった『ちょこっと日記』の目標欄には大好きな言葉を…。

目標:

いつも通りと言っちゃあいつも通りです。

寒い日が続いて、外で散歩というわけにもいかないので、ヤッチは早目にアルツ君とおさらばします。

ヤッチは施設の看護師さんをたずね、様子を伺います。

ヤッチ:「フェルガードを飲むのをやめてから、父の様子はいかがでしょうか?」

看護師さん:「日中は穏やかだったんですが、今朝はやはり機嫌が悪い様子で…。」

ヤッチ:「Newフェルガードは飲むのストップしているんですよね?」

看護師さん:「はい、でも、今朝洗濯物がないか、職員が取りに伺った時なんですけど、床に2、3枚ご自身が履いていたズボンが脱ぎ捨ててあって…。」

ヤッチ:「はあ…。」

看護師さん:「で、そのズボンは全部濡れていたみたいだったので、職員が拾い、洗濯に出そうとしたところ、『なんで、人の物を勝手に持って行きやがるんだっ!!』って、それはすごい怒り方で、殴り掛からんばかりだったそうなんです…。」

ヤッチ:「やはり、(興奮は)おさまりませんかぁ…。」

看護師さん:「(フェルガードを)やめてすぐに結果出るには、まだ早いですけど、こちらも注意して見守りをさせていただいています。」

ヤッチ:「すいません…。で、申し訳ないですけど、今父が飲んでいる処方薬を教えてもらえませんかね?」

アルツ君が高齢者虐待防止法により、保護されて以来、ヤッチはアルツ君の薬の服用管理はしていません。

保護された当初は高齢者相談センター(地域包括支援センター)がこれを行い、『おくすり手帳』もヤッチはセンターの職員さんに預けています。

高齢者相談センターの方はアルツ君をセンターの車で診察に何回か行ったりもしています。

その後、特別養護老人ホームに入所が決まり、アルツ君の薬の管理は当然、この施設がやることになります。

成年後見人が決まるまでの間、どっちに物申して良いのかわからない状態が続いていたので、お伺いするチャンスが無く、今の今までヤッチは、保護されてからアルツ君がどんな薬を飲んでいるか知りませんでした。

まあ、高齢者相談センターの車でアルツ君が診察を受けに行ったときにも、ヤッチは立ち会っていますから、まず認知症や進行性核上性麻痺に関しては、ドクターは『薬は飲むのをやめにしよう』とおっしゃっているので、現在もその処方は変わっていないはずです。

看護師さん:「ちょっとお待ちください。今、処方薬のリストをコピーしてきますので。」

看護師さんはそうおっしゃってヤッチにアルツ君が今飲んでいるリストを渡してくれました。

以下がアルツ君の現在飲んでいる薬のリストです。

ヤッチの自己判断で飲んでもらっているフェルガードは省略しますね。

【調剤日2012年10月19日】
  • バイアスピリン100mg
    血をかたまりにくくし、血液の流れを良くする薬。
    [服用時点]
    夕食後1錠

  • アシノン錠150mg
    胃酸の分泌を抑えて、潰瘍や食道の炎症を改善する薬。
    [服用時点]
    夕食後1錠

  • メマリー錠10mg
    脳の神経の情報を伝える仕組みの異常を抑えて、神経細胞の保護と記憶・学習機能障害の抑制により、もの忘れや判断ができにくくなる等の症状が進むのを遅らせる薬。
    [服用時点]
    夕食後1錠

  • プルゼニド錠12mg
    大腸の運動を活発ににし、便通を良くする薬。
    [服用時点]
    夕食後2錠

  • アムロジピンOD錠5mg「サワイ」
    血管や心筋の収縮させるカルシウムの働きを抑えて、心臓の負担を軽くしたり、血管を拡げて血圧を下げる薬です。
    [服用時点]
    夕食後1錠

  • ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)
    神経の興奮を鎮め、神経症、眠れない、小児の夜泣き、小児疳症を改善する薬。
    [服用時点]
    夕食後1包

  • マイコスポールクリーム1%
    かびに感染しておこる皮膚炎(水虫など)を治療する薬。
    [服用時点]

施設の看護師さんからもらったコピーを引用

…物申したいことはたくさん有りますが、特筆すべきはメマリー錠10mg…。

えっ~~~!!!

なんでやめたはずの薬を飲んでるの?????


薬剤過敏のあるアルツ君、これまでアリセプトやメマリーといった認知症の薬を服用してきましたが、そのたびに副作用が出ちまって、家族を困らせてくれました。

(-_-;)

材木病だの傾眠ちゃんが今では懐かしくもあるところですが…。

なんだって今頃メマリーが復活したんでしょう???

最終的にはアリセプト1.5mgまで減薬したところで、ドクターから『進行性核上性麻痺の疑い』との診断を受け、これ以上飲んでも効果が期待できないと言われとうに卒業している認知症の薬…。

(-_-;)

ヤッチは目に飛び込んできたこの『メマリー』の文字を見ながら、看護師さんに申し上げました。

ヤッチ:「メマリーは飲まないことになっているはずですけど、これはいつの処方ですか?」

看護師さん:「確認してみないとわかりませんがこちらにいらした時から、ずっと飲んでおられると思いますよ!?」

ヤッチ:「えっ~!!メマリーはやめたはずなんですけど?」

看護師さん:「そうなんですか?副作用が出ちゃう?」

ヤッチ:「どっちかというと傾眠がひどくなります。」

看護師さん:「でも、こちらにいらしてから、(アルツ君は)眠くならないですよね!?しかも今は逆に興奮していらっしゃるし…。」

貰ったコピーでは調剤日は2012年10月19日になっています。

この時点からもし飲んでいるとすれば、被害は少なくて済みます。

しかし、施設に入所したときからということであれば去年の5月の終わりとか6月からということになります。

(-_-;)

仮にメマリーを10mg(アルツ君にとってはものすごく多量)を飲んで傾眠が改善されシャッキリしたとしても、それとこれとは話が違います。

( ̄^ ̄)キッパリ!

…[ヤッチの心の叫び]…


ふざけっんなよ!!

できれば、上記の『ふざけっんなよ』の『けっ』は足の爪が飛ぶほどのアクセントでお願いします。

誰がこんなに飲ませていいって言ったんだよ~。

薬剤過敏だって再三言ってるよね!?

ド素人でもわかりそうなことを何でわからないわけ!?

だいたい、家族が飲ませたくないって言ってるものを誰の判断で飲ませたわけ?

アルツ君?

いや…。

アルツ君は人一倍薬嫌いなのは知ってるよね!?

結果オーライと思ってるかもしれないけど、もしこれが逆だったら、命に係わる事にもなるんだよね!?


…[ヤッチの心の叫び終わり]…


このあと施設の事務所のドアをノックして、職員さんにも同じことを話しました。(心の叫びではありません。)

施設の職員さんからは、確認するので少しお時間をくださいとの事…。

現在、どうしてこのようなことになったかを調査中です。

後日これについては、改めて記事にしたいと思います。

それにしても、確認をしなかったヤッチにも責任はありますが、もともと面会も制限され、ようやくアルツ君にお目通りがかなったわけで…。

その間、家族の管理下になかったので、こちらに過失はおそらくなかったと思います。

段々、腹が立ってきました。

(`´)

どうやら、アルツ君の興奮はヤッチにも伝染してしまったか…!?

久しぶりに歌いますか?



…って、

ターゲットは誰?

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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興奮のスイッチ

2013/03/20 (水)  カテゴリー: 認知症の症状
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

月曜日にアルツ君のところに面会に行ってきました。

前回面会に行ったときは、マスキングテープでアルツ君の居室の床にパーキンソンロードなるもの作成して帰って来たわけですが、まだその効果の程をヤッチ自身が確かめていませんでした。

[関連記事:パーキンソンロード

これを居室に貼ってきたのは先週の金曜日のことですが、日曜日にアルツ君のところに面会に行った姉からメールをもらいました。

『お客さんが来た時にみっともないから』と言って、アルツ君本人が床に貼ってあったマスキングテープを全部剥がしてしまったそうです。

(^^ゞ

アルツ君の居室に面会等で、家族の誰かは来ますが、『お客さん』はさすがに来ないはずなんですがね…。

(-_-;)

姉の話によると、パーキンソンロードを木っ端にしたのはヤッチが帰ったその日の夜だったようです。

(-_-;)

ヤッチが居室を後にする時、いやな予感がしたので、『剥がすなよ』と釘を刺して来たんですけどね~。

見事に期待を裏切らない男でございます…。

(-_-;)

今度釘を刺す時はハードロックナットに換えた方が良いかもしれませんね。

結局、企画倒れに終わってしまい、経過報告もできないままになりそうです。

どうか、ご容赦のほどを…。

m(__)m

さて、面会に出かけた月曜日は非常に風が強く、畑の脇を抜ける時は土ぼこりが舞ってすごいことになっているので、目を開けては通れないほど…。

そんな天気にもかかわらず、居室に到着すると、アルツ君の愛妻キノコさんの姿も有ります。

ヤッチ:「えっ。こんな天気だっていうのに、来てたんだ?」

キノコさん:「そう…。今日はどうしてもお医者さんに私の診察の予約を入れている日だったから…。方角が一緒だからついでに来ちゃった。」

アルツ君:「お前ね、『ついで』って言うのは失礼じゃないか?」

キノコさん:「だってそうじゃない。」

ヤッチ:「まあ、まあ、まあ…。それより、旦那さん(アルツ君)、また靴の踵(かかと)踏んでるぞ。」

見れば、アルツ君、室内履きの踵を踏んでいます。

アルツ君:「ん?また?今日がはじめてだぞ!?」

ヤッチ:「そんなこと言って、踵に手が届かないんだろ?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ~。届くさよ~。」

ヤッチ:「じゃあ、ちゃんと履いてみな?」

アルツ君:「大丈夫だよ~。ほーら!!」

ヤッチ:「ほーら!!届かないじゃないかよ!!」

アルツ君:「まあ、そう言うなよ。届かない日も有るさ。」

ヤッチ:「いいですね~。そのポジティブな物言い…。類君に分けてあげたいね~。」

アルツ君:「まあ、いいさ。脱いじゃえッ!!」

ベッドのところに腰かけていたアルツ君、ポンと靴を蹴りだしてしまいました。

ヤッチ:「だいたい、足も浮腫んでいる(むくんでいる)んじゃないか?」

アルツ君:「そっかあ?きっと太ったんだよ~。」

ヤッチ:「太っても、浮腫んでも、あんまりいいことないんじゃないか?」

アルツ君:「太ったっていうことは俺が美味いもんを食ってる証拠だぞ!?」

ヤッチ:「ホントに口は減らないね~。」

アルツ君:「腹は減るけどな。」

ヤッチ:「少し運動不足なのかもな!?足を垂らし放しだし…。」

アルツ君:「足が頭に付いてたらおかしいぞ!?」

キノコさんが来ているせいなのか、アルツ君いつもに増して饒舌…。

(^^ゞ

ヤッチ:「少し施設内を歩くか?奥さん(キノコさん)も一緒に行く?」

キノコさん:「私はいいわ。ここで待ってる。」

アルツ君:「そんな事言って、お前(キノコさん)の方こそ歩けないんでしょ?」

キノコさん:「うそうそ、私は家から歩いて来たんだから。」

ヤッチ:「まあ、まあ、まあ。じゃあ、旦那さん、ちょいと散策に出かけようぜ。どっかに美味いもんが落ちてるかもしれないぞ?」

アルツ君:「はいはい、わかりましたよん!!」

先日転倒したばかりなので、この日は軽めのメニューします。

居室を出て、渡り廊下を渡って帰って来るだけの短い距離にします。

ヤッチ:「何だかフラフラしてるなあ…。」

アルツ君:「ここは酒は出してくれないぞ!?」

渡り廊下を渡って引き返してくると、入所している利用者さんが何やら職員さんともめています。

女性の入所者さんのようです。

職員さんは二人がかりで、やはりこちらも女性二人です。

何でもめているのかはわかりませんが、職員さんの手を振り切るような強い拒絶反応を起こしています。

入所者さん:「もうッ!!着いてこないで!!ほっといてッ!!」

職員さん:「そう、おっしゃらずに…。」

入所者さんの声はかなり大きな声で、かなり興奮している様子…。

それを職員さんがなだめようとしていることはヤッチにもわかりました。

入所者さん:「もう、やめてッ!!」

手をつかもうとしていた職員さんの手を振りほどき、アルツ君の居室のある方向に早足で歩いて行ってしまいました。

当然、女性職員さんも追いかけます。

アルツ君も『また始まったよ』と言う顔で半笑いの状態です。

こっちも歩行訓練があるので、そっちに専念します。

ヤッチ:「今日は部屋(アルツ君の居室)に誰かいたよな?」

アルツ君:「誰か?誰もいないぞ!?今日はだーれも来ないぞ!?」

一瞬、わが耳を疑いましたが、平静を保ちます。

ヤッチ:「そうかあああ?多分、俺は誰かいると思うぞ?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。俺はずっとあそこに居たんだから、いるわけがない!」

ヤッチ:「じゃあ、100円賭けるか?」

アルツ君:「ああ、いいさよ。100円でも俺の財布でも賭けてやらあ!!」

ヤッチ:「財布なんて持ってるのか?」

アルツ君:「知らんッ!!」

居室のそばまでもう、ホントにわずかな距離でしたが、少しお疲れの様子なので、廊下にある椅子に腰かけて休憩してもらいます。

アルツ君の『定位置』の椅子です。

ここからは職員さんの常駐しているカウンターが見える場所です。

アルツ君:「はは、まだやってやがる…。」

ヤッチは振り返り、腰かけているアルツ君の目線の先を見ると、女性入所者さんと職員さんが先ほどの続きをカウンターのところでまだやっています。

アルツ君、そちらをじっと見据え、せせら笑っているようにも見えます。

入所者さん:「もう帰るんだから、来ないでッ!!」

職員さん:「○○さん(入所者さんの名前)、そうしたらまず持っているコップをテーブルにおきましょう。」

あくまでも諭すような穏やかな口調です。

入所者さんの手にはお茶の入ったコップが有ります。

入所者さん:「もう、いいのッ!!来ないでッ!!」

入所者さんが悲鳴とも取れる大声をあげ、カウンターの中に入り込みます。

その瞬間!!

つまずいて、入所者さんがひざまずいてしまいます。

幸い、ケガはしていないようです。

しかし、コップの中のお茶が勢いよく飛び散るのが見えました。

そして、またもやその瞬間!!

「おいッ!!!!」

入所者さんの悲鳴以上の大声を張り上げたのは、な、なんとアルツ君です!!

大声が出た瞬間、二人の女性職員さんがビックリして、後ろを振り返ります。

振り返った先には『定位置』に腰かけているアルツ君が居ます。

女性職員さんが振り返り際に、その職員さんの肩がビクっと上がったのが見えました。

ビク!!ッΣ(゚_゚;)

COWCOWの『あたりまえ体操』の『ひくッ!!www』をこんなに近くで観るのは初めてです。

\(^o^)/

アルツ君:「何やがってるんだッ!!!」

ビク!!ッΣ(゚_゚;)

職員さん:「すみません…。」

事務所からも生活相談員さんが何人か飛んできます。

生活相談員さんの一人がアルツ君に声をかけます。

生活相談員さん:「○○さん(アルツ君のこと)、どうも申し訳ありません。」

アルツ君:「『申し訳ない』じゃないよッ!!だいたい、お前ら金をもらってるんだろッ!!何とかしろよッ!!!」

アルツ君の興奮の火の粉は生活相談員さんにも飛んでいきます。

生活相談員さん:「どうもすいません…。」

アルツ君:「すいませんじゃないよッ!!!」

ヤッチが割って入ります。

ヤッチ:「まあ、まあ。(職員さんたちに)任せておこうよ。」

アルツ君:「うるさい!!!お前なんか、帰れッ!!!」

こうなると、もうお手上げです…。

──∩( ・ω・)∩──

説得は逆効果になります…。

(-_-;)

アルツ君に確認をしたわけではありませんが、アルツ君の理屈はこうです…。

▽アルツ君の理屈(推測編)▽

いつまで騒いでるんだ!!

職員がいて、何でいつまでもドタバタやってやがるんだ!!

周りはいい迷惑だ!!

お前ら給料をもらっているプロなら早く何とかしろよッ!!

△アルツ君の理屈(推測編)△


『あんたが一番大騒ぎだよ』とヤッチがアルツ君にもし言ったらおそらく火事では済まされなかったかもしれません…。

(-_-;)

でも、ヤッチはこのボヤ騒ぎで少し安心したことが有ります。

時折、施設内でアルツ君がわけもなく突然興奮したり、怒りだすということを施設の職員さんから聞いています。

しかし、アルツ君が興奮したり、怒りだすというのが、『突然』ということではないということです。

少なからず、興奮や怒りだすきっかけがあるということです。

幻覚や幻視を見て、突然興奮したり、怒りだしているということではないようです。

決して、ほめられる行為ではないですが、若干の理はあるような気がします。

(^_^;)

ヤッチ:「旦那さん、部屋に戻ろう?ここに居ても不愉快になるだけだから…。」

アルツ君、無言で立ち上がります。

怒りはまだおさまっていないようです…。

(-_-;)

ヤッチもかける声が無いまま、一緒に居室へと戻ります。

居室に戻っても、アルツ君がプリプリしています。

『M』は歌いません…。

アルツ君:「ちぇッ!!面白くないッ!!」

アルツ君、居室に居るキノコさんも視界に入っていないようです。

(-_-;)

キョトン顔でキノコさんがアルツ君の顔を見上げます。

キノコさん:「なーに?大きな声が廊下の方から聴こえてきたけど、何が有ったの?」

アルツ君が、ふと我に返ったようにキノコさんの顔を見つめます。

アルツ君:「あれッ???お前、いつ来たんだ?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ



そして、この日の夕方、姉から電話が有りました。

姉も夕方、アルツ君のところへ面会に行ったようです。

もちろん、日中有った出来事は姉には話していません。

姉:「今、パパのところに来てるんだけどさあ…。パパがどうしてもあんたに話したいことが有るんだって!?今、代わるね!!」

ヤッチは日中有った出来事をアルツ君がおぼえていて、そのことを話したいのだなとピンときました。

アルツ君:「おー、お前か?あのさあ、この間は悪かったなあ。お前が貼ったんだとは知らなかったからさぁ…。」

ヤッチ:「???」

日中の出来事ではなく、どうやらヤッチが先週、アルツ君の居室に貼ったパーキンソンロードのマスキングテープのことを言っているようです。

アルツ君:「俺が剥がしちゃったんだよ…。おー、悪かったなぁ…?」

ヤッチ:「なんだよ。そっちの話かよ。それならいいよ。剥がしても良いと思って、マスキングテープにしたんだから…。」

アルツ君:「そうかあ?俺はてっきりへそを曲げてるんじゃないかと思ってさあ…。」

ヤッチ:「へそは昔から曲がってるから、これ以上曲がると元通りだよ。」

アルツ君:「そっか…。なら、いいんだけどよ…。ところでお前、ちっとも俺のところに顔を見せないけど、いつ来るんだ?」

アルツ君

さすがです×2…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

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2013/03/20 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

キノコさん宅をガサ入れ

2014/02/22 (土)  カテゴリー: アルツ君
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ikari
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

金曜日(2月21日)、アルツ君のところへ面会に行ってきました。

アルツ君、ご機嫌斜めのご様子…。

居室の扉は開け放たれたまま…。

ヤッチが居室を覗きこむと、アルツ君の方が先にヤッチの存在に気づきます。

ベッドに腰かけた状態で、ヤッチに向かって大声を張り上げます。

アルツ君:「お前、何でここへ来たっーーー!帰れっ!」

ヤッチ:「おいおい、来るなりずいぶんご挨拶だなぁ。どうかしたの?」

アルツ君:「うるさいっーーー!帰れっ!」

ヤッチ:「帰ってもいいけど、どうしてそんなに怒っているのか理由を聞かせてよ?何か気にいらないことでもあった?」

アルツ君:「お前ね、気にいらないもクソもあるかよ!ここ(特養)のカネは誰が払ってると思ってんだ?俺は何にも聞いていないんだぞっーーー!」

もちろん、アルツ君が特養に入所している費用はアルツ君の年金で賄われ、そのお金のついては、成年後見人である司法書士のI先生が管理しています。

アルツ君にも、理解しているかどうかは不明ですが、一応これまでの経緯については説明済みです。

どうしても最近の記憶がだるま落としのようにスポンと抜けて落ちて、遠い過去の記憶と現在が直結してしまい、時折、この遠い過去の記憶だけを頼りに話しをする傾向が顕在化しています。

最近のエピソードを記憶していないのですから、アルツ君にとっては、みな『聞いていない』ということになってしまいます。

『思い込み』と単純に決めつけてしまうのはちょいと酷な状況でもあります。

ヤッチ:「旦那さん、ここのお金はちゃんと払っているから心配いらないよ。お金の管理もI先生がきちんと管理してるから…。」

アルツ君:「I先生?そんな先生、俺のところに一度だって顔を見せたことがないじゃないかっ!」

ヤッチ:「そうかぁ…。顔を見せてないかぁ…。そいつはまずいなぁ…。俺から脅しの電話でも入れておくかぁ…???」

実際には、I先生も月に1、2回アルツ君の面会に来て下さってるんですけどね…。

(-_-;)

アルツ君:「そんなことをしたって、来るもんかよ!だいたい、ばあさん(キノコさん)だって、イッペンも俺のところになんて来てやしないぞ。親父がここに居るんだから、女房がここに来るのは当たり前だろうがっ!」

ヤッチ:「月曜日にここに来たって、ばあさんから聞いてたけど…???」

アルツ君:「月曜日だか何だか知らないけど、俺は顔を見てないって言うんだよっ!」

ヤッチ:「ばあさんの奴、ウソをつきやがったかぁ…。そいつはばあさんに説教してやる必要がありそうだなあ…。」

本当の大ウソつきはヤッチですがね…。

(-_-;)

アルツ君:「説教したって、無駄だね!ばあさんの顔なんて忘れたね。」

ヤッチ:「ばあさんの奴は執念深いから、旦那さんの顔を死ぬまでおぼえてるんじゃないのか?」

アルツ君:「ふん!俺なんて居ない方がいいね…。」

ヤッチ:「あれあれ、重症だね…。相当辛そうだね…。どうしてそう思うんだろう?」

アルツ君:「わからん!」

ヤッチ:「ばあさんにも話に乗ってもらうかあ???」

アルツ君:「そんなこと、俺が知るかって言うんだよ!どこで遊んで歩いてるかわかるもんかっ!」

ヤッチ:「よし!わかったっ!それじゃあ、これからばあさんのところへガサ入れ(家宅捜索)に行こう!」

今でも、なんでこの言葉を発したのか、よくわかりません…。

とっさの一言っていうやつです。

たぶん、アルツ君のストレスを解消するには最善の方法だと思ったんでしょう…。

アルツ君:「どうせ、行ったって居やしませんね!」

キノコさんのアパートにヘルパーさんが1時間ほど来て、その後は在宅だという情報をヤッチは入手しています。

ヤッチ:「居るか居ないかニギるか?もし、キノコさんが家に居たら、俺が旦那さんの代わりで、ここの女性職員さんにしばらくの間、お風呂で体を洗ってもらうっていうのはどう?」

アルツ君:「どうせ俺の勝ちに決まってら!」

ヤッチ:「よーし!その言葉、忘れずにちゃんとおぼえておけよ!じゃあ、今から外出の許可を取ってくるから!」

忘れずにおぼえておけと言ったところで無理なのはわかっていますが…。

(-_-;)

ヤッチは生活相談員さんの事務所を訪ねます。

ヤッチ:「お忙しいところすいません…。」

生活相談員さん:「こんにちは、どうかなさいましたか?」

ヤッチ:「実は親父のことなんですけど、今から母の家に連れて行こうかと思いまして???」

生活相談員さん:「また、なんで?」

ヤッチ:「どうも最近、雪の影響もあって外に連れ出す機会が少ないので相当ストレスが貯まっているみたいなんですよね…。親父が二言目には『ばあさんどうした?』の話になるので、いっそ母のアパートまで連れ行くのはどうかと思いまして…???」

生活相談員さん:「なるほど…。」

ヤッチ:「ただ、母のアパートに連れていくのはいいとして、ここへまた帰ってきて、興奮してしまうと悪循環になってしまうので、まずお伺いを立ててからにしようかなと?」

生活相談員さん:「そうですね…。ただ、こちらもお父様を散歩にお連れすることができれば良いのですが、なかなかできないでいるので、確かにお父様が不機嫌でずっといられるのも忍びないです…。」

ヤッチ:「母のアパートに連れて行っても、ここに戻ってきたら、記憶がおそらく飛んじゃうと思うんですよね…。連れて行ったことが、逆効果になって、戻って来て余計にわめき散らしたんじゃあ、こちらにもご迷惑がかかるんじゃないかと思ってね…。」

生活相談員さん:「お車かなにかでお母様のところへ?」

ヤッチ:「いえいえ、ちょっと寒くて無謀ですが、こちらの車椅子をお借りして徒歩で…。」

生活相談員さん:「実は私もお父様のことで、ちょっとその辺のところが気になっていたところです。失礼ですが、吉と出るか凶と出るかはわからないこととしても、私が承諾したということでお母様のところにお連れしてみては?」

ヤッチ:「ホントに?」

反対されるような気がしていたので、逆に拍子抜け…。

(-_-;)

生活相談員さん:「多分、寒い中風を切って、時間を掛けてお母様のお宅に行かれるのですから、お父様がお母様のお宅に行かれたことはお忘れになっても、なんだろ、冷たい風を切ったという心地よい感覚だけはお父様の心に残るのではないでしょうか。」

ヤッチ:「そう、おっしゃっていただけるとうれしいです!それじゃあ、さっそく準備して出かけてきますわ。夕飯までには戻るようにしますから。」

生活相談員さん:「了解です。」

この後、生活相談員さんもアルツ君のお出かけ準備を手伝って下さいました。

アルツ君のためにと持参したボタモチもありましたが、キノコさんのアパートで食べてもらうこととして…。

準備完了です。

(^_^)/~

ヤッチ:「それじゃあ、ガサ入れに出発しよう!」

この時にはだいぶアルツ君の興奮は治まっていました。

時刻にすると、もう午後3時を回っていましたから、キノコさんのアパートの部屋で長居はできません。

アルツ君を車椅子に乗せ施設のエントランスを出ます。

エントランスを出たあたりで、アルツ君のさっきまでの機嫌の悪さは何だったんだろうというくらい上機嫌になっています。

ヤッチ:「いつもの公園に行くのとは違って、これから30分くらいかかるからな?」

アルツ君:「そんなに遠いのか?」

ヤッチ:「ばあさんはいつも押し車(シルバカー)を押して、エッチラオッチラ施設まで一人で歩いてくるんだぞ?」

アルツ君:「かー!!そんなに長いこと歩くのか?」

ヤッチ:「そうだよん~。だから毎日、旦那さんに顔を見せに来るっていうのも無理な話だよ。」

アルツ君:「そうだなぁ…。」

ヤッチ:「暖かくなったら、旦那さんが今度はばあさんの家まで歩いて行ったらいいよ。それまでに少し足を鍛えてな?」

アルツ君:「俺はいつだって歩けるさ。」

ヤッチ:「じゃあ、何で今車椅子に乗ってんだ?」

アルツ君:「お前に遠慮してるんだよ。」

ヤッチ:「それは遠慮と言わないと思うが…。」

アルツ君:「まあまあ、そのうち歩くさ。」

ヤッチ:「ばあさんの家までの道のりをよく覚えておけよ。まだ、一回も曲がってないよな?」

アルツ君:「そうだなぁ…。今のところ真っ直ぐだな…。」

ヤッチ:「少し意地悪をして、俺が車椅子をクルクル回してやろうか?」

アルツ君:「まだ、しっかりしてるんだから、そんなことでわからなくなったりしませんよ!」

ヤッチ:「ところで昨日のオリンピックで、スケートを観たか?」

アルツ君:「知らん。」

ヤッチ:「そうか観てなかったか…。浅田真央ちゃんがトリプルアクセルを決めたんだけどなぁ…。」

アルツ君:「なんだ、そのトリプルなんとかって?」

ヤッチ:「フィギアスケートのジャンプだよ。三回転回るんだよ。」

アルツ君:「かー。目が回りそうだな。」

ヤッチ:「実際には三回転じゃなくて三回転半なんだって!?しかもトリプルアクセルっていうのは後ろ向きじゃなくて、前向きで踏み切るからすごく難しいんだってよ。」

アルツ君:「へー。」

ヤッチ:「この車椅子でトリプルアクセル決めてみるか?着地したら、後ろ向きになってるから、バック走行になるぞ?」

アルツ君:「いやだっ!」

ヤッチ:「そう固いこと言わないで、何ならトリプトゥループにトリプルルッツ、トリプルサルコウにステップシークエンスの連続技なんていうのはどう?」

アルツ君:「お前、横文字とチャンバラしてないで、ちゃんと運転してくれよな?」

ヤッチ:「大丈夫だよ。ここ少しゆるい坂道になってるから、手ぐらい放したって…。」

アルツ君:「ばかっ!」

いつものごとくくだらない会話をしていると、キノコさんのアパートに近づいて来ます。

ヤッチ:「イチョウの木をおぼえているか?」

アルツ君:「ああ、お乳イチョウのことだろ?」

『お乳イチョウ』というのは、イチョウの木が老木なると、枝から気根(きこん~空中で生やす根)を出し、それがちょうどお乳が垂れ下がっているように見えることからこの名が付いたようです。

ポトスなども土の無いところで、茎の付け根から気根を出しますよね。

ヤッチ:「おっ、さすがだね~。そのイチョウの木のすぐにそばにキノコさんの部屋があるんだよ。」

アルツ君:「そうだったけか?」

ヤッチ:「キノコさんの部屋の前が駐車場で、そこにイチョウの木が植わってるんだよ。」

アルツ君:「は~はん、ばあさん、毎日眺めてやがるのか?」

冬なので今は落葉していますが、イチョウの木が見えてきました。

↓過去の画像ですが、まだ葉の有る時のイチョウの木の画像です。

ヤッチ:「キノコさんの部屋に行く前にイチョウの木を眺めて行くか?」

アルツ君:「別に構いませんよん。」

ヤッチは駐車場の中に入ります。

ヤッチ:「ここが俺の部屋だよ。夏にベランダでミニトマトを作ってたのおぼえてるか?」

アルツ君:「あー、あの金にならないような小こいトマトだろ?」

ヤッチ:「失礼な奴だな…。まあ、おぼえているから勘弁してやろう…。」

面白いもので、アルツ君の記憶、変なところはインプットされています…。

(-_-;)

ヤッチはイチョウの木の下までアルツ君の車椅子を押します。

アルツ君:「ずいぶんと垂れ下がってやがるな~。相当古い木だぞ?」

ヤッチ:「樹齢にして何年くらいなんだろ?」

アルツ君:「わからないけど、これだけお乳が垂れ下がっているから古いのは確かだ。」

ヤッチ:「よし、ばあさんの部屋に行くか?」

アルツ君:「居るのかなぁ…。」

ヤッチ:「旦那さんが来るのをきっと待ってるよ。」

(事前に電話連絡済みです…。)

通路を通ってキノコさんの部屋に向かいます。

アルツ君:「はは~。ここは何となく覚えがあるな~。」

ヤッチ:「旦那さん、いつだったか大晦日にここでグルグル巻きにされて救急車で運ばれたじゃんかよ?」

アルツ君:「そうだよ~。あれは10年前くらいだったよな~。」

おぼえているから、まあいいか…。

関連記事:救急搬送される職人(スマホは⇒こちら

ヤッチはキノコさんの部屋のドアをノックします。

すぐさま部屋のドアが開きます。

キノコさん:「どうぞ、いらっしゃいませ。」

アルツ君:「お、お前。居たんだ…。」

キノコさん:「なんで?居たら悪かった?」

アルツ君:「いや、そういうわけじゃないけど、遊びにでも行ってるのかと思って…。」

キノコさん:「そんなに遊びまわってや、しないわよ。」

アルツ君を車椅子から降ろし、キノコさんの部屋に導き入れます。

アルツ君はキノコさんの用意した椅子に腰を下ろします。

ヤッチはキノコさんに話し掛けます。

ヤッチ:「むこう(施設)で、旦那さんに食べてもらおうと思って、(ボタモチを)買ったんだけどさ。ここで食べて。」

そう言って、ヤッチはボタモチのパッケージをキノコさんに手渡します。

キノコさん:「それじゃあ、お茶を入れなくちゃねえ…。」

アルツ君がヤッチとキノコさんのやり取りをじっと見ています。

アルツ君がキノコさんに話し掛けます。

アルツ君:「おお、お、おい…、そ、それはお前が食うのか?」

キノコさん:「食べたりしませんよ。今、お茶を入れてあげるから、全部お食べなさい!」
アルツ君がうれしそうな表情を浮かべます。

(o^―^o)ニコ

アルツ君:「お前、それにしても狭っこい部屋に居るな…。ここがお前の家か?」

キノコさん:「そうよ、全部身のまわりのことは自分でしないといけないんだから。ここでご飯も食べるし、ここで寝るのよ。」

アルツ君:「こんな狭いところで?」

キノコさん:「そうよ。あんたのところ(特養)と比べたら狭いでしょ?」

二人のご歓談なのでヤッチは席を外し、自分の部屋で一服です。

30分ちょいでしょうか…。

ヤッチは再びキノコさんの部屋を訪ねます。

あまり、長居をしてしまうと、寒くなるし、暗くなってしまいます。

アルツ君とキノコさんがにこやかに会話を楽しんでいるようです。

アルツ君をキノコさんのところに連れて来て正解だったかな?

ヤッチ:「旦那さん、暗くならないうちに戻ろう?」

アルツ君:「もう帰るのか?」

ヤッチ:「悪いけど、夕飯時には帰るってむこうには言ってあるからさぁ…。」

アルツ君:「もう、そんな時間かぁ…。」

キノコさん:「泊めてあげたいけど、ここじゃ二人で寝られないでしょ?」

アルツ君:「そうだよな…。ちょいと狭すぎるなぁ…。」

キノコさん:「自分で歩けるなら、ちょこちょこ来なさい。いつでも戸を開けて待ってるから。」

アルツ君:「開けっ放しだと寒いぞ?」

キノコさん:「まあ。そういう減らず口はすぐに出るのね?」

アルツ君:「普通だよ。普通…。」

ヤッチはアルツ君のリハパンのチェックに入ります。

アルツ君、さぞかしやらかしてると思いきや、リハパンの中の尿とりパッドは無傷…。

施設を出る時にも確認しましたが、無傷…。

そして、この後、施設に戻ってすぐに確認したときも無傷…。

尿意って、こんなに感情に左右されるものなんでしょうか…。

準備を整え、施設へ戻ります。

途中、見送ろうとするキノコさんをアルツ君が制します。

アルツ君:「転びでもしたら大変だから、そこでいい。」

うん…、何とも大人の発言。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

ヤッチは車椅子を押し始めます。

陽が傾きかけています。

車椅子を押しながらヤッチはアルツ君に質問をします。

少しでも記憶を定着させようという試みです。

ヤッチ:「今日はどこに行ってきた?」

アルツ君:「ばあさんの家。」

ヤッチ:「お、素晴らしい!で、楽しかった?」

アルツ君:「…。」

ヤッチ:「楽しかったかって聞いてるんだけど?」

アルツ君:「ああ、楽しかったよ…。」

ヤッチ:「どこへ行ってきた?」

アルツ君:「同じこと、何度も言わせるな。ばあさんの家!」

ヤッチ:「ばあさんの家で何か食べたよな?何だっけ?」

アルツ君:「食ったかぁ…???」

ヤッチ:「たぶん、食べたと思うよ。」

アルツ君:「そう言われれば、なんか食ったような気もするなぁ…。」

ヤッチ:「旦那さんの大好物だよ?」

アルツ君:「スズメか?」

ヤッチ:「また、そっちかよ!」

アルツ君:「なに、食ったかなぁ…。」

ヤッチ:「じゃあ、ヒントあげるな。ボ…?」

アルツ君:「ボ?」

ヤッチ:「そう、ボ○○○…。」

アルツ君:「ん…。ボーフラか?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/02/22 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

認知症を疑う職人の息子

2014/10/29 (水)  カテゴリー: 認知症の症状
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ワーファリン

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君の最愛の妻であるキノコさんですが、両足の先からひざ下にかけて、ところどころ内出血があり、月曜日に掛かり付けのお医者さんに診察に出かけたようです。

掛かり付けのお医者さんというのは、アルツ君の居る特別養護老人ホームの嘱託医でもあり、アルツ君が日頃お世話になっている主治医でもあります。

主治医のクリニックはアルツ君のいる特別養護老人ホームの近くに有るので、キノコさんは診察の後、その足でアルツ君の面会に行ってきたそうです。

帰宅途中にキノコさんがヤッチの部屋に立ち寄ります。

ヤッチは部屋に引き入れ、座ってもらいます。

キノコさん:「今日は、お医者さんに行って、おじいちゃん(アルツ君)のところにも行ってきたわ。」

ヤッチ:「で、どうだった?」

キノコさん:「『どうだった?』って、私のこと?おじいちゃんのこと?」

ヤッチ:「どっちも。」

キノコさん:「おじいちゃんは、元気、元気。とうとう部屋のカーテンを全部外しちゃったみたい。」

ヤッチ:「また、やらかしたのか…。しようもないなぁ…。」

キノコさん:「なんでも夜中に目を覚ましては私のことを捜しまわるらしいのよ。私がいるはずがないのに、『ばあさんをどこへ隠したっーー!!』って、興奮して暴れまわるらしいのよ。」

ヤッチ:「で、興奮して、カーテンを引きちぎるわけだ?」

キノコさん:「なんだか、そうらしいわよ。」

ヤッチ:「でも、お宅が面会に行った時はそんなでもないんだろ?」

キノコさん:「うーん、ニコニコしちゃって、『お前、帰るな、帰るな。』ってなかなか帰してくれなかったわよ。」

ヤッチ:「泊まってくれば、良かったじゃん。」

キノコさん:「そんなことさせてもらえるわけないじゃない!」

ヤッチ:「夕食時に旦那さんのとなりに腰かけて、職員に『私のご飯がまだなんだけど?』とか言って、催促して来ればよかったんだよ。」

キノコさん:「…。」

やはり、キノコさんには、冗談は通じないようです。

(-_-;)

ヤッチ:「で、あなたの方はどうだったの?」

キノコさん:「わたし?病院の事?」

ヤッチ:「そう。」

キノコさん:「2、3週間前から、○○先生(掛かり付けの主治医のこと)にワーファリンを増やされちゃったのよ。それが原因でこんなふうになっちゃったんじゃないかと思って、診察に行ってきたのよ。」

ご存知のように、ワーファリンは血液を固まりにくくする薬。

キノコさんもやや心臓に問題が有るため、心筋梗塞などを防ぐためにこの薬を飲んでいます。

ワーファリンは血液をサラサラにしてくれる利点がありますが、出血しやすくなるという欠点もあります。

キノコさんが部屋でズボンの裾をまくって、ヤッチに見せます。

すいません…。

写真を撮るのを忘れたので、おおいに妄想を膨らませて下さい…。

キノコさん:「ひざのところから足の先まで、あっちこっちすごいでしょ?」

ヤッチ:「確かにひどいね。痛くのないの?」

キノコさん:「それが痛くもかゆくもないのよ…。」

ヤッチ:「昨日、俺がお嬢さん(姉のこと)から電話をもらった時は、御嬢さんのやつ、俺に『ママのことなんだけど、足が壊死して大変なことになってるらしいんだわ~。』って言ってたぞ?」

キノコさん:「またっ。あの子ったら、なんでそんな大げさなことを言うのかしら。」

ヤッチ:「俺はしらないよ。だから、伝言ゲームは嫌いだって言うんだよ。」

キノコさん:「痛いわけじゃないんだけど、両足が同じようになっているから、ちょっと心配になって、お医者さんに行っただけよ。」

ヤッチ:「で、○○先生はなんて言ってた?」

キノコさん:「原因不明だって。ただ、『ワーファリンのせいでは、ないと思うなぁ…。』って言っていたわ。」

ヤッチ:「じゃあ、何のせいだって言うのかね?息子さんの虐待?」

キノコさん:「そんなことは言いやしなかったけど、『来週詳しく検査してみましょう。』だって。『もしわからなければ、大きい病院を紹介します。』って。それに、『ワーファリンは減らさずにこのまま同じ量を飲んで下さい。』って。」

ヤッチ:「まあ、主治医の先生としては、薬をストップして、ポックリ逝かれても困るからなぁ…。」

キノコさん:「やだわ~!」

ヤッチ:「ブラックジャックの俺の見立てだと、これ、乾燥肌が原因なんじゃないかなぁ?」

キノコさん:「どういうこと?」

ヤッチ:「夏場と違って、空気が乾燥してきてるでしょ!?あなたの足も、その乾燥した空気で、水気が無くなって、パサパサしているのがわかる?」

キノコさん:「自分じゃ、痛くもかゆくも無いから…。」

ヤッチ:「で、その乾燥肌になっているところが、歩くたびにズボンとの摩擦で、ささくれ立って、ところどころ出血するんじゃないかな?内出血といより、うっすらした引っ掻き傷にも見えるぞ。」

キノコさん:「でも、痛いわけじゃないのよ。」

ヤッチ:「残念ながら、ご高齢で少し感覚鈍ってるのかもしれないよ。それにワーファリンで出血しやすくなってるところをスリスリしちゃうから、こうなるっていうこともあるんじゃない?」

キノコさん:「うん…。」

ヤッチ:「今、履いているズボンは化繊(化学繊維)でしょ?それが肌に合わないのかもよ。」

キノコさん:「そういえば、七分のズボン下も履いてるからそれがいけないかしら?でも、こっちは綿よ?」

ヤッチ:「うん…、何とも言えないけど、ズボン下のレース部分がこすれてるのかもよ。」

キノコさん:「そっか…。」

ヤッチ:「どっちみち、また医者に行くんでしょ?ちょっとの辛抱だから、そのままそっとしておいたら?」

キノコさん:「薬とか塗らないで大丈夫かしら?」

ヤッチ:「先生が何も処方してくれていないんだったら、今は何にもしない方がいいと思うよ。悪化させたら、先生に怒られるよ。」

キノコさん:「わかったわ。そういえば、話は変るけど、おじいちゃんのところに明日面会に行く?」

ヤッチ:「行く予定にしてるけど、なんで?」

キノコさん:「いやぁ、最近朝晩は冷え込むでしょ?カーテン無しで寝て、風邪でも引いてやしないかと思って…。予備のカーテンが(施設に)ないのかしら?」

ヤッチ:「前は遮光カーテンを引っ剥がしちゃったんだろ?で、今回はレース?」

キノコさん:「そう。部屋にはカーテンが一枚も付いてない状態なのよ…。」

ヤッチ:「じゃあ、遮光カーテンの方を施設の人が修理してくれてるかもしれないから、明日、行ったら訊いてみるよ。」

キノコさん:「じゃあ、お願いね。」

そんなわけで、昨日、アルツ君のところに面会に行ってきました。

アルツ君、『定位置』に腰かけ、ウトウトしています。

アルツ君に声を掛けようとしたヤッチは、先に施設の職員さんに呼び止められます。

職員さん:「お父様なんですけど…、お昼ご飯の前あたりからご機嫌がよくないようでして…。お昼ご飯も、他の利用者の方よりも遅い時刻に召し上がっていただいたくらいでして…。」

ヤッチ:「もう、引っ剥がすものは何もないんでしょ?部屋のカーテンも全部無いって聞いてるけど?」

職員さん:「まあ、そうなんですけど、リハパンの交換もさせていただけない状態でして…。」

ヤッチ:「了解。俺がリハパンを引っ剥がすよ。」

ヤッチはアルツ君に静かに声を掛けます。

ヤッチ:「ご機嫌うるわしくいらっしゃいますか~?」

アルツ君:「なんだ?お前どっから来たんだ?ばあさんは帰ったのか?」

ヤッチ:「それ、いつの話?」

アルツ君:「いつって今だよ。」

ヤッチ:「旦那さんはどっちだと思うの?」

アルツ君:「いないところをみると、帰ったんじゃないのか?」

ヤッチ:「すばらしい!でもちょっとだけ違うのは、帰ったのは昨日なんだなぁ…。」

アルツ君:「そうか…。す~ぐ忘れちゃうんだよなぁ…。」

ヤッチ:「でも、今回は(記憶が)しっかりしてそうじゃないか。ばあさんの顔を覚えてるか?」

アルツ君:「覚えてるさよ~。」

ヤッチ:「顔はツルンとしてた?シワクチャ?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。シワだらけだよ。」

ヤッチ:「それだけ、覚えてれば大したもんだ。」

アルツ君:「でも、どうやら、俺は『人殺し』らしいんだ…。」

ヤッチ:「『人殺し』?なんだよ、急に。誰を殺したんたっていうんだ?」

アルツ君:「それがわからないんだよなぁ…。すーぐ忘れちゃうからさぁ…。」

ヤッチ:「それで、気分がすぐれず、機嫌が悪かったっていうことか?」

アルツ君:「どうやらそうらしいや…。」

ヤッチ:「じゃあ、スッキリするために、誰か殺しに行くか?」

アルツ君:「ばーか。そんなことしたら大変だぞ!」

ヤッチ:「大変な事がわかってる人に『人殺し』はできないと思うぞ?」

アルツ君:「そうかなぁ…。」

ヤッチ:「『人殺し』をした気がするんだろ?せめて誰を殺したか思い出したら、自首すればいいんじゃないか?思い出してるうちに、自分が先に天に召されるから…。」

アルツ君:「かーっ!お前のほうがよっぽど『人殺し』だ。」

ヤッチ:「それより、部屋にカーテンが付いてないらしいな?」

アルツ君:「どうだったかな…?」

ヤッチ:「寒くて眠れなかったんじゃないのか?風邪でも引いてない?」

アルツ君:「バカ言っちゃいけないよ。俺が風邪なんか引くもんかよ。」

ヤッチ:「なら、よかった。」

後の話しになりますが、この日、ヤッチが帰るまでに、アルツ君がボロボロにしてしまった遮光カーテンを施設の職員さんが修理してつけてくれたので、一応、夜間に外から丸見えということは無くなり、寒さもしのげるようになりました。

アルツ君:「だいたい、俺はいつだってポカポカしてるぞ。寒さの奴が寒いって言うから、俺が温めてやってるくらいだ。」

ヤッチ:「そうかぁ、旦那さんが地球温暖化の原因か。いやさ、ばあさんが心配してたからさぁ…。」

アルツ君:「ばあさん?ばあさんなんていつ来たんだ?」

ヤッチ:「昨日。」

アルツ君:「昨日?」

ヤッチ:「ああ、昨日。脚の皮が引っ剥がれたとか、内出血してるとか言って無かったか?」

アルツ君:「ああ、なんか言ってたなぁ…。あれ、昨日か?すーぐ忘れちゃうんだよな~。」

ヤッチ:「昨日だよん。」

アルツ君:「だいたい内出血だなんて、ばあさんの場合は、『無い出ケツ』じゃないのかよ。」

ヤッチ:「また、そんな事言って、ばあさんをイジメたんじゃないだろうな?ばあさん、冗談通じないから、あんまりイジメるなよ。」

アルツ君:「ふふ…。」

ヤッチ:「『ふふ…。』って笑ってるところを見るとイジメたな?」

アルツ君:「知らないよ!だいたいばあさんなんていつ来たのかも知らないし…。」

ヤッチ:「病院の帰りに寄って、しばらくここに居たんじゃないのか?」

アルツ君:「そうかぁ…。ばあさん来てたのかぁ…。」

ヤッチ:「旦那さんのことだから、ばあさんに向かって、『腐った足なんか切っちゃえ!』とか言ったんじゃないのか?」

アルツ君:「ふふ…。」

ヤッチ:「『お前の足なんか、切ったって一銭にもならないぞ。』くらいなことは言ってそうだな?」

アルツ君:「…。」

ヤッチ:「笑ってるところを見ると、図星だろ?」

アルツ君:「知らないよ!俺はすーぐ忘れちゃうんだから!」

ヤッチ:「怪しいな。今のうち白状すれば、かつ丼の上をおごってやるぞ?」

アルツ君:「かつ丼よりボタモチを最近食ってないから、ボタモチがいいなぁ…。」

ヤッチ:「ああ、何でも好きなもんを食わせてやるよ。で、どうなの?」

アルツ君:「どうだろうなぁ…。ボタモチの美味そうなのは思い出せるけど、ばあさんの顔が出てこないぞ?」

ヤッチ:「さっきは『覚えてる』って言ってたのにな?」

アルツ君:「うん…。」

ヤッチ:「でも、やっぱり、イジメたんだろ?」

アルツ君:「だから、イジメないよ!だいたい、切った足の替わりに材木をぶち込んでおけなんて、言った覚えはないぞ!」


やはり、認知症ではないのかも…。

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/10/29 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top
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