site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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空調設備が故障し、蒸し暑い特養

2014/07/16 (水)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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外は意外に涼しいんだな!?

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

もう、アルツ君の入所している特別養護老人ホームの批判や悪口を記事にするのはやめようと思っていましたが、なかなかそうは問屋が卸してくれません。

不愉快にさせてしまいそうな記事なので、御了解いただいた上で、ご覧になって下さい。

また、これから書かせていただくことは、アルツ君の入所している施設に関することであって、特別養護老人ホーム全般に関する普遍的な事柄ではないということをご理解下さい。

固すぎですかね?

はい、タイトル通り、アルツ君の入所している特養の空調設備が一昨日(2014/07/14)から故障し、冷房の入っていない状態が続いています。

一昨日のいつから故障しているのかは、定かでは有りませんが、姉がその日の夜、面会に訪れた時にはすでに故障していたとの事です。

昨日(2014/07/15)火曜日のお昼過ぎに姉からヤッチに電話が入ります。

姉:「今日、あんた、パパのところへ面会に行く?」

ヤッチ:「そう思って、今準備中だけど?」

姉:「なら、よかった。実はパパの居る施設の空調が壊れて、冷房が効かないんだわ~。」

東京は日中、連日30度以上の真夏日が続いています。

ヤッチ:「えー!そいつは大変だな!昨日の夜は幾分風が有って、マシだったけど…。」

姉:「だけど、暑いのに、かわりないわよ。」

ヤッチ:「ま。そりゃそうだけど…。」

姉:「昨日の夜も暑くて冷房が効かない状態だったから、パパが寝る時に部屋の戸を開けて、『今夜は窓を閉めないでね。』って、言って帰ってきたんだけど、すぐ忘れちゃうでしょ!?ていうより、覚えておけって言う方が無理じゃない?」

ヤッチ:「忘れるのが商売だからな…。」

姉:「でしょ!!で、施設の人がまめにチェックしてくれていればいいんだけど、もしかすると窓を閉めて寝ちゃったりしていて、体調を崩していないか心配なんだわ~。」

アルツ君が体調を崩していれば、ヤッチより先に、まず身元引受人である姉に連絡が入ることになっていて、もし、すでにアルツ君が体調を崩していれば、姉に連絡が入っているはず…。

そんな事も忘れているところをみると、そうとう動揺していたのかもしれません。

ヤッチ:「で、空調のほうは、修理の目途がたってるの?」

姉:「いやあ、施設のほうは『すぐに直します。』って言っていたけど、時季が時季だけにねえ…。それに全館故障したわけじゃなくて、残念なことにパパの居るフロアだけが涼しくならないらしいんだわ~。向こうのフロアは寒いくらいに冷房が効いていたわ。」

アルツ君の入所している特別養護老人ホームは、敷地内に2棟建っていて、棟と棟が渡り廊下でつながっています。

利用者(入所者)はそこを基本的には、自由に行き来できて、姉の言う『向こうのフロア』というのは、別棟のことです。

つまり、同じ3階でも冷房が入っていない棟と入っている棟が存在するわけです。

ヤッチ:「そうだよなあ、すぐに修理に来てくれる業者がいたら、よっぽど普段から注文が少ない業者だよなぁ…。」

姉:「まあ、空調のほうは施設が業者なりを呼んで修理するんだと思うけど、パパのほうの面倒をちゃんとみてもらえるかどうかが心配なんだわ~。」

ヤッチ:「いや、いや修理より旦那さんのお世話のほうが、特養の本業でしょ!」

姉:「まあ、今日面会に行ってくれるんだったら、ちょっとその辺のところも含めて様子を見て来てよ?」

ヤッチ:「了解。これから出かけて来るよ。」

そんなわけで、昨日の火曜日(2014/07/15)に特養に出かけてきました。

時刻は暑い盛りの午後2時半ごろ。

施設のエントランスに入ると、ヒンヤリとした空気が肌に伝わって来ます。

どうやら、1階の空調は問題ナシのようです。

施設のエントランスに有った温湿度計を見ると、温度は27.5度、湿度は52%とデジタル表示されていました。

ヤッチはエレベーターを使って3階に上がります。

エレベーターが空きます。

エレベーターを下りてすぐのフロアはアルツ君のいる棟ではなく、別棟になります。

ここでも、やはり姉の言う通り、空調は問題なく動いています。

ヤッチは渡り廊下のほうに視線を移します。

渡り廊下には、ビル清掃の時などに、ワックスを乾かす時に使うような大型の扇風機が置かれ、アルツ君の居る棟に向かって、勢いよく羽根を回しています。

たぶん、空調が効いている棟から空調の効いていない棟に冷気を送り込もうとしているのでしょう。

ヤッチはその扇風機のほうに向かって歩き出し、渡り廊下を渡ります。

扇風機を追い越した辺りからでしょうか、やはり湿度を感じる空気に変りだします。

渡り廊下を渡り切った辺りで、もうアルツ君の居る棟の空調が効いていないことがはっきりわかりました。

扇風機の風は感じますが、冷房の空気ではありません。

暑い…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

途中、各所に扇風機が置かれているのが目に飛び込んできます。

アルツ君が廊下の『定位置』に腰かけていないので、居室に向かいます。

廊下側の居室を出入りするための扉は開いたままです。

ヤッチはその開け放たれた扉をノックし、居室に足を踏み入れます。

居室内は廊下よりもさらに暑く、蒸し風呂のような熱気です。

アルツ君はベッドに横たわっています。

暑いわけです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

居室にある南側の窓はしっかりと閉められています。

しかもカーテンは開け放たれている状態…。

ヤッチはその状況を見て、アルツ君に声もかけずに、すぐに居室を出ます。

そして、生活相談員さんのいらっしゃる事務所を訪ねます。

ちょうど最初に目にした大型の扇風機が回っているあたりが生活相談員さんのいらっしゃる事務所。

ちなみに回っていたのは扇風機ではなく、扇風機のハネです。

事務所に向かう途中に、普段アルツ君のお世話をして下さっている職員さんの何人かとすれ違いましたが、その方達にはあえて声を掛けませんでした。

生活相談員さんのいらっしゃる事務所も扉が開いていたので、ヤッチは生活相談員さんがいらっしゃることを確認し、声を掛けます。

ヤッチ:「ちょっといいですか?」

生活相談員さん:「あ、どうも!」

生活相談員さんが廊下に出ていらっしゃいます。

ヤッチ:「あのさ、扇風機を回してるのはわかるんだけどさ、窓を開けないの?」

生活相談員さん:「と、おっしゃいますと?」

ヤッチ:「居室の窓は、あえて開けていないの?」

生活相談員さん:「お父様のいらっしゃるお部屋のことですか?」

ヤッチ:「親父の部屋もそうだけど、他の方達の部屋も…。」

生活相談員さん:「お部屋にお伺いしてもよろしいですか?」

ヤッチ;「そのつもりでお伺いしたんで。親父の奴、顔を赤らめてグッタリしちゃってるよ。」

ヤッチは生活相談員さんと一緒に足早にアルツ君の居室に向かいます。

居室に戻り、先にヤッチが生活相談員さんに話し掛けます。

ヤッチ:「見ておわかりの通り、窓は閉め切りだよ。しかも親父の部屋には扇風機もないし、これじゃあ、『熱中症になれ!』って言ってるようなもんだよね?」

グッタリしていたアルツ君が、ヤッチの声で目を覚まし、ヤッチに向かって大声で怒鳴ります。

アルツ君:「男がつべこべ文句を言うなっ!黙ってろっ!」

ヤッチ:「おうっ。よかった!死んでなかったんだ!」

アルツ君:「うるさい!!簡単にひとを殺すなっ!!」

アルツ君、いつもとは違う本気モード。

暑さで嫌になっているのも理由のひとつだと思います。

ヤッチ:「悪い。悪い。謝るよ。ボタモチ持って来たんだけど、それで勘弁してもらえるかな?」

生活相談員さん:「ちょうど、おやつ時ですから、召し上がられたらいかがですか?」

アルツ君;「あんたにそう言ってもらっちゃあ、食わないわけいかないじゃんかよ。」

生活相談員さん:「いえいえ、私と○○さん(アルツ君)の仲じゃないですか。」

アルツ君:「じゃあ、食おうかな。」

アルツ君の機嫌はおさまりました。

ヤッチは話を元に戻します。

ヤッチ:「扇風機で向こうの棟の冷気を取り込もうという考えはわかるんだけど、無理があるでしょ!?せめて部屋の窓は開けて、風を入れてやるとか、逃がしてやるとかしないと…?」

そう言いながら、ヤッチは窓を全開にします。

生活相談員さん:「申し訳ありません…。お昼ご飯の後、お父様は廊下のいつも場所に座っていらして、それから、2時ぐらいにお部屋にお戻りになられました。その時にお父様をお部屋にお連れしたのは、僕なんです…。その時、窓を少し開けておいたんですが…。たぶん、その後に、お父様が、ご自分で閉めてしまわれたのかと…。」

ヤッチ:「なるほど…。事情はわかりました。でもごめんなさい、これだけの状況なんだから、マメに職員さんに見回ってもらわないと…。閉めてあるなら、開けるくらいはできるでしょ?俺が来た時は、ホントにグッタリしてたんだから。」

生活相談員さん:「申し訳ありません。こちらの棟は南側なので、日中窓を開けると、暑い空気が中に入って来てしまうので…。」

ん…、微妙に矛盾するご意見…。

ヤッチ:「それにしても南に面してない部屋の窓も開いていないところが有るみたいじゃない?もちろん、利用者さんによっては開けられない事情もあるかと思うけど…。でもなあ、今のままじゃ、暑い空気をカクハンしてるだけのような気がするんだけどなぁ…。対角線上に窓をちょっとでも開けてやれば、いい風が入ると思うんだけどなぁ…。」

生活相談員さん:「そうですね…、ベランダに打ち水をして、それから窓を開けようかと考えていて、今、打ち水をさせていただいているところなんですよ…。」

ヤッチ:「打ち水を否定するつもりはないけど、空気の流通の方が大事だと思うけどな…。寝たりきりの方達の部屋では、廊下側からベッドや対面の窓に向かって扇風機を回しているみたいだけど、少し窓を開けた方がいいような気がするんだけど…。みんな脱水症状にならないかな…。」

生活相談員さん:「それはうちの職員も看護師も居りますので…。」

ヤッチ:「ほんとに?」

生活相談員さん:「はい。」

ヤッチ:「偉そうに言うつもりはないけど、偉そうに言わしてもらうけど、こんな状況なんだから、頻繁に見回りなり、巡回しようよ。それに開けられる窓を開けようよ。」

生活相談員さん:「そうですね。窓を開けて、空気の流れを作った方が良さそうですね。」

ヤッチ:「で、修理のほうは業者に依頼しているんですよね?いつごろ、直りそうですか?」

生活相談員さん;「今日中(7/15中)には。ただ、業者も繁忙期なので、忙しいようで…。ただ、福祉関係の施設なので、優先的に直してくれという話をしてあります。」

ヤッチ:「何日もこんな状況が続いたら、元気な人でも元気でなくなっちゃうんだから、はやいとこ直してくださいよ。」

生活相談員さん:「それは、もう。」

ヤッチ:「ご存知のように『暑い』、『寒い』と言葉にできない方もいらっしゃるわけだし、遠慮して言えない人もいるっていうことも忘れないでほしいです。」

生活相談員さん:「わかりました。」

その後、アルツ君にボタモチを食べてもらい、別棟の冷房の効いた涼しい場所へ足を運び、しばらくそこでテレビを観て過ごしました。

今でこそ、夏場、暑い地域では、各家庭にエアコンが有る事は珍しいことではなくなってきました。

ヤッチの過ごした幼少期ではまだエアコンのある家はブルジョアでした。

近所にエアコン(その頃はエアコンという言葉より、クーラーと呼ぶ方が主流でした。)が設置されると、どうにかその家の冷気をもらえないかと、友人同士で議論したものです。

クーラーのある家の窓にホースを差し込んで、自分の家に引き込むとか…。

また、夏場は銀行に行くのが楽しかったようにも思えます。

銀行は冷房が必ずと言ってよいほど効いていて、なぜか銀行には冷水器が設置されていて、そこで冷たい水をガブ飲みした記憶が有ります。

あの足で踏むと水が出て来る冷水器も見かけなくなってきましたね。

って、何の話をしていたんでしたっけ?

空調のことでしたね。

生活相談員さんは、すぐに空調を直すようなことをおっしゃっていましたが、結局、ヤッチが施設を後にした夕方になっても、業者さんらしい車は特養に停まっている気配は有りませんでした。

空調設備の修理が遅れることが有れば、それだけ特養に入所している人達の健康状態が気になるところです。

なわけで、今日(2014/07/16)も特養の様子を見てきました。

依然、扇風機が各所に置かれているところをみると、空調設備は直っていないようです。

前日の風景とは変わって、スポットクーラーなるものが何機か置かれていました。

工場、作業所といったところで、働いた経験のある方ならお分かりになると思いますが、家庭用の洗濯機くらいの大きさの本体に太いホースのようなものが付いていて、そこから冷風を出す簡易エアコンのような物です。

冷気だけをこの長いホースの先から出すのなら、このスポットクーラーはすぐれものですが、残念ながら、排気熱を本体上部あるいは背部から出します。

つまり、冷気と排気熱の行って来いの状態ですから、部屋全体の温度を下げるものではありません。

ここの特養の上層部の指示(憶測です。)でこのようなスポットクーラーを入手し、職員はその指示のもとに、スポットクーラーを運転させているのだと思いますが、ヤッチとしては、何で自然の風を取り入れようとしないのかがわかりません。

ハッキリ言って、理解に苦しみます。

今日も寝たきりの利用者さんの部屋の窓が閉めきりのままで、その寝ている利用者さんに向かって、扇風機の風が当てられているところがいくつかありました。

もちろん、あてられている風は決して心地の良い風ではありません。

書かせていただいていることは、テレビのニュースや新聞記事になってもおかしくないとヤッチは思うくらいなのですが、どうも施設で働いている人たちの緊迫感のようなものは、残念ながら伝わって来ませんでした。

わざとそう装っているのかもしれませんが…。

スポットクーラーを入手できる予算が有るくらいなら、人員を増やすべきではないのか????

同じフロアの別棟では、空調は正常に働いて、涼しい環境が有るのですから、交代交代でも良いから、涼しい場所で日中の暑い時間帯だけでも利用者さん(入所者さん)を避難させてあげることはできないのでしょうか?

ヤッチが一番申し上げたかったことはこのことです。

そして、今日、生活相談員さんではない別の職員さんにこのことをぶつけてきました。

職員さんの話では、『すでにそういった措置はとらせていただいている。』との答えでした。

でも、ヤッチが見る限りでは、ほとんどの利用者さんは蒸し暑い環境にいらっしゃる様子で、涼しい別棟で過ごしているようにはとても見えませんでした。

そして、この空調設備が元に戻るのは、早くても今度の日曜日(2014/07/20)になるという話もいただきました。

特別養護老人ホーム

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

特別養護老人ホーム

さすがッスね!

(; ̄ー ̄川 アセアセ

蒸し暑い環境に置かれているのは物ではなく、人間です!!

物でもかわいそうです!!

できることなら、代わってあげたいが…。


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蒸し暑い特養~途中経過01

2014/07/18 (金)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

今日の東京は曇天で、日差しが無い分、普段に比べて屋外の温度も低め。

最高気温は30℃くらいの一日だったようで、体感的には、まあ過ごしやすい一日だったのではないでしょうか。

アルツ君の入所している特別養護老人ホームの空調設備は依然故障したままです。

そして、今日もアルツ君のところへ様子を見に行ってきました。

今日は職員さんの計らいなのか、自ら率先してなのかわかりませんが、空調の効いている別棟のデイルームのソファに腰かけていました。

ヤッチ:「どう?睡眠不足になっていない?」

アルツ君:「ない、ない。朝までグッスリだよ。」

ヤッチ:「なんで、わかるの?朝までグッショリなんじゃないの?」

アルツ君:「バカ。ああいうこと言ってやがるんだからなぁ~。」

ヤッチ:「まあ、グッタリじゃなくてよかったよ。」

アルツ君:「それより、ばあさん(キノコさん)はどうした?」

ヤッチ:「昨日、確か旦那さんに会いに来たんじゃないのか?覚えてない?」

アルツ君:「覚えてないな~。ばあさんなんて、30年くらい会ってないぞ!?」

ヤッチ:「たぶん、昨日、旦那さんのところに、うちわを持って来ているはずだよ。あとで部屋に行ったら、きっと有るから、確認してみな?」

アルツ君:「ウソをつけ。来てるもんかよ。」

ヤッチ:「じゃあ、ばあさんに這ってでも、顔を出すようにきつく言っておくよ。」

アルツ君:「別に這って来なくてもいいぞ。すり減っちゃうからな!?」

ヤッチ:「それより、自分の部屋、暑くないか?」

アルツ君:「俺には暑いも寒いも関係ないよ。火の中でだって寝られるぞ!?」

ヤッチ:「さすが、皮膚の鍛え方が違うね~。」

アルツ君:「まあ、それほどでもないさよ~。」

ヤッチが面会に行った時は、まあいつも通りといったところでしょうか。

バテ気味な姿を予想していましたが、大丈夫そうです。

アルツ君には、空調の効いたこのデイルームに居てもらい、その間、ヤッチはアルツ君の居室を少し片づけに行きました。

ちょっと、気になったので、温度計を持参し、居室の温度を測ってみました。

アルツ君の居室の温度

100均の温度計なので正確かどうか疑問ですが、29.7℃という数字です。

これ、ちなみに、居室の入り口の扉も南に面した窓も全開にして測った温度です。

比較的しのぎ易い一日とはいえ、やはり居室の空気はこもりがちで、晴れて暑い日を考えると…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

熱中症だけは避けたいものです…。

今度の日曜日に窓枠に取りつけるタイプのエアコン(クーラー)が各部屋に簡易的に設置され、月末に本格的な空調設備の工事になるようです。

順調に進めば良いのですが、ヤッチのネガティブ思考では、窓枠タイプのクーラーが設置された段階で、アルツ君が、

『こんなうるさい機械を置いたのは誰だっっっーーー!!』

と大騒ぎしそうな気配です。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

そのパワーが残っているとよいのだが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/18 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

蒸し暑い特養~途中経過02

2014/07/21 (月)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

記事を書き始めたのは、日付の替わる前の日曜日だったんですけど、もう日付は月曜日になってしまいましたね。

さて、不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、東京は比較的しのぎ易い日が続いています。

昨日、日曜日は夕方には雷が鳴り出し、大雨が…。

そんな中、ヤッチのところへ姉から電話が…。

姉:「やっぱり、パパ、新しく取り付けてもらった、エアコンのコードを暴れて、壊しちゃったんだわ~。」

日曜日は、本格的な空調設備が入るまでのつなぎとして、各部屋にルームエアコンが取り付けられることになっていた日です。

ヤッチ:「コードって、今日、新しく取り付けてもらったエアコンのこと?」

姉:「そう。私がちょうど、面会に来た時に『誰がこんなもん、付けやがったっっっーーー!!』って、部屋から廊下にコードを放り投げてたのよ…。」

ヤッチ:「で、エアコンは壊れちゃってるの?」

姉:「いや~、まだ試していないから、わからないけど…。」

ヤッチ:「施設の職員は知ってるの?」

姉:「うん、それはもちろん。コードも職員が持ってる…。」

ヤッチ:「じゃあ、職員さんに言って、直してもらえばいいじゃん。」

姉:「それが、どうも頼りになりそうもないんだわ…。パパがコードを外したのは私が来る前みたいだったから、普通なら元通りになっているはずじゃない!?」

ヤッチ:「生活相談員さんは?」

姉:「不在みたい…。今日は涼しいから、パパのほうは、穏やかに寝てるけどね。」

ヤッチ:「今日は良くても、明日、また暑かったら、困るべ。」

姉:「でも、取りつけた業者も帰っちゃったみたいだし…。」

ヤッチ:「外、大雨なんだよな…。ん…。わかったよ!今、道具を持ってそっちに行くよ!」

姉:「私もこれからまた、あいにく仕事に戻らなくちゃならないのよ…。」

ヤッチ:「面会時間って何時までだっけ?」

姉:「夜は9時までよ。」

ヤッチ:「俺がそっちに着くのが、早くて8時だから、時間内に直せるかな…。」

姉:「その辺は、私が事情を説明しておくから。」

ヤッチ:「わかった。なるべく早くそっちに行くよ。」

そんなわけで、雷雨の中、アルツ君の居る特別養護老人ホームまで、合羽を着て、エアコン修理に行ってきました。

施設の面会の手続きは姉が済ましてくれていたようで、姉はもう施設を出てしまっているようです。

アルツ君の居室はすでに電気が消えています。

寝ているところを起こしてはいけないと思って、そっと居室に忍び込みます。

アルツ君:「誰だ!」

アルツ君がヤッチの気配に気づきます。

ヤッチ:「エアコンの修理業者の者です。」

アルツ君:「なんだ、お前かよ…。」

ヤッチ:「お前で悪かったなぁ…。夜ご飯まだ食べてないから、腹ペコだよ。」

アルツ君:「じゃあ、俺と同じだな。」

ヤッチ:「旦那さんは食べ終わってると思うよ。その証拠に全部入れ歯外してるじゃんかよ。

アルツ君:「そうかぁ…。食べたのかぁ…。で、ばあさん(キノコさん)は?」

ヤッチ:「この大雨だもの、今頃へそを隠して縮こまってるんじゃないかな?」

アルツ君:「しょうがない奴だなぁ…。で、ばあさんはどこにいるんだ?」

ヤッチ:「○○川のそば…。」

アルツ君:「そうかぁ…。川で流されてるんじゃないのか?で、ばあさんは、何してる?」

しばらく、この問答が続き、なかなかヤッチは先に進めません。

アルツ君が眠りについたので、仕事の準備を始めます。

前記事で、窓枠に取りつけるタイプのエアコンが付くとヤッチは申し上げましたが、取り付けられたエアコンは普通のご家庭にあるものと同じタイプのものだったようです。

ただ、少しだけ違うのは、ドレンホースを壁に穴をあけて通すのではなく、窓枠から室外に出しています。

また、取り外すことになるので、躯体に穴をあけることを避けたのかと思います。

ご家庭内にあるエアコンの電源(コンセント)はエアコンのすぐそばに有ると思いますが、特養ではもともと全館空調ですから、ルームエアコンを設置することを想定していません。

設置したエアコンのそばに電源(コンセント)がなく、延長コードで、居室の入り口にあるコンセントから電源を取っていたようです。

壁の長さと床の長さを合計すると、4メートル強でしょうか。

その延長コードをアルツ君が引き抜いてしまったわけです。

壁伝い、床伝いに太い延長コードがむき出しになっていれば、アルツ君の習性上、引き抜く、もしくは引きちぎるは当然のことです。

ヤッチにしてみれば、想定内の出来事…。

施設側にも再三このことは申し上げて来たんですけどねぇ…。

ある意味、これも想定内…。

(-_-;)

ヤッチは夜勤の職員さんに声を掛け、アルツ君が廊下に放り投げたという延長コードをもらいに行きます。

ヤッチ:「これ、壊れちゃってるの?」

職員さん:「いや、確認していないので、わかりません。」

ヤッチ:「じゃあ、もらっていって試してもいい?」

職員さん:「あ、それはもちろん。」

やはり、延長コード隠すような配慮はして下さっていなかったようですね。

延長コードのところどころを養生テープで固定していただけのようです。

まだ、電話機がコードレスではなく、黒電話などをご存知の方ならおわかりになると思いますが、あのコードをいかに目立たたないように配線するか、けっこう悩みましたよね。

今回も、その配慮があまりなされていなかったということです。

ヤッチは延長コードが使えるか確認します。

電源を入れたところ、延長コードもエアコンも故障していないようです。

ヤッチはコンセントが他の場所にないか、さがします。

クローゼットの下にテレビ用にコンセントが有ったのを思い出します。

ここなら、アルツ君の寝ているベッドの下に延長コードを這わせることができるので、今まで電源を取っていた場所より、延長コードを目立たたなくできます。

どうしても、むき出しになってしまう部分は、マスキングテープ、養生テープ、布テープなどを駆使して、固定し、目立たたなくします。

床の部分もむき出しのままだと、転倒の原因になりますから、段ボールをコードの上にかぶせ、段ボールの縁をすべて養生テープでふさぎました。

写メを撮りたかったのですが、あいにくガラケーのヤッチ…。

シャッター音でアルツ君を起こしてしまう可能性大なのであきらめました。

また、他の入所者さんやアルツ君を起こしてはいけなかったので、出来るだけ静かな作業を心がけたため、ことのほか時間を食ってしまいました。

結局、エアコンの設置業者か施設の職員がエアコンから延びたコードを目立たたないように固定すれば良いだけの話で、修理は完了です。

なんで、ヤッチがそれを代行してるんですかね?

まっ、エアコンが動作するようになったからいいかっ!!

涼しくなったしな!?

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

って、誰が?

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/21 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

室外機をこわがる職人

2014/07/30 (水)  カテゴリー: 特別養護老人ホーム
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エアコンの室外機_01


こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日の日中、アルツ君のところへ面会に行ってきました。

ノックし、居室に入ると、アルツ君と女性介護士さんがベッドに腰かけ、外を眺めています。

ヤッチ:「お邪魔だったかな?」

女性介護士さん:「あっ、いえ!こんにちは。」

アルツ君:「なんだ、お前かよ…。」

二人が振り返り、そう言います。

女性職員さん:「いえね、今、お父様が、エアコンの室外機をご覧になって、何かの顔に見えるって、おっしゃるもんですから…。『こわい、こわい。』っておっしゃるんですよ。」

以前の記事でも書かせていただいた通り、アルツ君のいる特養では、空調設備が故障し、本格的な空調設備の工事が終わるまでの間、各居室にルームエアコンが設置され、暑さをしのいでいます。

アルツ君:「お前も見てごらんなさいよ。気もちっ悪いんだからっ!あー、こわい、こわい!」

確かに、窓の外からゆるキャラか、ロボットのようなものが、居室の中を覗き込んでいるようにも見えます。

ヤッチ:「なに~?エアコンの室外機じゃん!それに新品のはずなのに、熱交換器のフィンが潰れてるところが有るなぁ…。ひと暴れしたかぁ…???」

アルツ君:「ばか!お前、こんなに気持ち悪いもの見て、何とも思わないのか?どうかしちゃってるんじゃないのか?あー!やだ、やだ…。あー!こわいっ!」

そう言って、アルツ君が自分の腕を高速でさすります。

ヤッチ:「どうかしちゃってるのは、旦那さんのほうじゃないかよ…。そんなにこわがりの性格じゃなかったじゃないかよ。」

アルツ君:「ばか、言ってるよ…。こわいもんはこわいし、気持ち悪いもんは気持ち悪いってんだよ。ねっ?」

アルツ君が介護士さんに同意を求めています。

介護士さんはほほ笑んで返すだけ…。

ヤッチ:「そんなにこわいかなぁ…。」

アルツ君:「あーあ…。いよいよ、お前も末期症状だな…。こんなにおっかないものを見て、何とも思わないんだから…。こんなこわいもん、捨てちゃえよ!」

ヤッチ:「今、『お前も』って言ったよな?誰かほかに末期症状の人間がいるのか?それに、変だな…。いつもなら、美味そうとか言いそうだけどな…。」

アルツ君:「バカだな…。誰がこんな気持ちの悪いもんを食えるって言うんだよ…。だいたい、こっちだってそうだよ。誰がこんなところに十字架を貼りつけたんだよ。」

アルツ君が今度は室内に取りつけられているルームエアコンのほうを指さします。

視線の先は、エアコン本体ではなく、エアコンから延びた電気コードです。

このルームエアコンが設置された日にアルツ君がむき出しになったコードを引き抜いてしまったため、アルツ君がまた同じことをしないようにと、ヤッチが電気コードを粘着テープ(布テープ)で見えないようにしてしまったものです。

後で外す時のことを考え、粘着テープを壁紙に直に貼るのではなく、先に壁紙にマスキングテープを貼り、その上に粘着テープを貼っています。

最初はアルツ君が何を言っているのか、よくわかりませんでしたが、粘着テープの交差している部分がアルツ君には、十字架に見えるようです。

交差している部分は本体コードと延長コードの継ぎ目です、

ヤッチ:「毎日、お祈りできて、いいじゃん。これから高山右近と呼んでやるよ。」

アルツ君:「バカ言っちゃ、いけませんよ。こんなもん、必要ないんだから、捨てちゃえよ。」

ヤッチ:「捨てると、暑くなって、毎日、『涼しくなりますように。』ってお祈りしなくちゃならなくなるぞ?」

女性介護士さんは二人の会話を笑いながら聞いていらっしゃいましたが、しばらくすると、用事が有るのか、居室を出て行ってしまいました。

アルツ君:「お前ね、俺がこんなに寒いおもいをしてるんだから、こんな冷蔵庫、捨てちゃえよ。」

アルツ君の言う冷蔵庫とは、設置されているルームエアコンのことです。

ヤッチ:「俺は捨ててもかまわないけど、俺の持ち物じゃないからな…。旦那さんが弁償してくれるなら、この階から投げ落とすぞ?」

アルツ君:「そうかぁ…。」

ヤッチ:「もう少ししたら、冷蔵庫を外すって言ってたから、あと、ちょっとの辛抱だよ。」

アルツ君:「なら、いいけど、こっち(室外機)のほうをなんとかしろよ~?」

ヤッチ:「カーテンを閉めておけば?」

アルツ君:「バカ!こんなこわくて、気持ちの悪いもんがいることがわかっているんだ。臭いもんにフタをしたって、無駄だ。」

ヤッチ:「そうかぁ…。」

アルツ君:「俺はこんなこわい部屋にいるの嫌だから、あっち(アルツ君のいつもいる廊下の定位置)にいるから、その間に、お前、何とかしろよ!」

アルツ君はそう言って、居室を出て行ってしまいました。

ん…。

考えるのはヤッチの役目じゃないんだが…。

窓ガラスに、何かを貼って、エアコンの室外機が見えないようしてしまうことを最初に思いつきました。

施設の職員さんにお伺いすると、換気等のため、窓を開閉することがあるので、やらないでくれと…。

(-_-;)

じゃあ、やっぱり室外機を投げ落とすか、ぶっ壊す?

いろいろと考えた末、今はアルツ君が室外機の存在を『こわい』と言っていますが、すぐに忘れるだろうと…。

ただ、再び室外機が目に入って、思い出すかもしれません。

結局、室外機そのものがアルツ君の視線に入っても、それが『こわい』、『気持ち悪い』と、アルツ君に思わせなければ良いのですから、室外機を何かで覆ってしまえば良いのかなという結論に落ち着きました。

臭いものにフタをすることにかわりはありませんが…。

材料を持って来ているわけではないので、施設で、リハビリパンツの入っていた段ボールをもらって、それで覆うことに…。

窓ガラスに段ボールを貼りつけるのと大差ないのですが、窓ガラスに貼るのはご法度なので、ちょっと面倒でしたが、施設で借りたカッターを使い、段ボールを切り貼りして、しばしヤッチの工作の時間です。

エアコンの室外機の窓側(居室に向いている側)には、熱交換器のフィンが有ります。

これを段ボールでキッチリ覆ってしまうと、冷房効率が下がるし、故障の原因になります。

なので、すき間を空けました。

あまりベストな方法ではありませんが、コードやドレンの都合上、室外機を窓から離すのもこれでイッパイイッパイ…。

出来上がったところで、『定位置』でくつろいでいるアルツ君を呼びに行きます。

ヤッチ:「ちょいと、部屋に戻って、窓の外を見てくれよ?」

アルツ君:「なんでよ?」

ヤッチ:「『なんでよ?』って、さっき、『誰かいる』って、騒いでたじゃないかよ。」

アルツ君:「そっかぁ…。まあ、いいや、見てあげましょっ!」

アルツ君を居室に連れて行き、窓の外を見せます。

ヤッチ:「どう?まだ誰かいるように見えるかい?」

アルツ君:「ああ、あの事か!?大丈夫じゃないのかぁ…。まあ、いいだろっ!?」

ヤッチ:「何?その他人事のようなセリフ…。それに現場監督みたいな口調だな…。」

アルツ君:「現場監督じゃないけど、大丈夫そうだなぁ…。」

ヤッチ:「こわくないだろ?」

アルツ君:「まあね~。あの(段ボールの)うしろにいるのは隠れキリシタンだよな!?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/07/30 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

普通を愛する職人

2014/08/06 (水)  カテゴリー: アルツ君
▲ Page Top
室外機がない!?

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日、アルツ君のところへ面会に行ってきました。

今年の7月の半ばから空調設備が故障し、一時的にルームエアコンを各居室に設置し、暑さをしのいでいた特養ですが、昨日(たぶん?)ようやく空調設備の工事も終わり、日常を取り戻しつつあります。

とはいえ、外す予定になっていたルームエアコンは取り付けられたままです。

理由は、直したばかりの空調設備がまた故障したときの保険だそうです。

このルームエアコンの室外機に関して、アルツ君が『こわい』と言ったので、ヤッチは部屋の中から室外機が見えないように、段ボールを貼りつけました。

でも、もうその日のうちに、アルツ君が段ボールを外してしまったようです。

(-_-;)

関連記事:室外機をこわがる職人(2014/07/30)

そして、昨日、ヤッチが面会に行った時には、その室外機の姿は有りませんでした。

エアコンの室外機_01 ⇒ 室外機がない!?
画像はクリックで拡大できます。

どうやら、その後もアルツ君が室外機の存在をこわがったり、蹴飛ばしてしまったため、お隣の入所者さんの居室のほうへ、施設の職員さん(?)が移動したようです。

お隣の入所者さんの窓の外には大きな室外機が2機あることになるので、大変申し訳ない限りです。

m(__)m

そんなアルツ君、ヤッチが面会に行ったこの日、朝から随分と不機嫌だったようです。

アルツ君は廊下の『定位置』に腰かけていましたが、近づこうとするヤッチを女性職員さんが呼び止めます。

女性職員さん:「こんにちは。お父様なんですけど、今日は御気分がすぐれないようで…。」

ヤッチ:「なんか有ったのかな?」

女性職員さん:「いえ、特に…。ただ、お昼ご飯も、怒って全部ひっくり返してしまったんですよ…。」

ヤッチはアルツ君に近寄ります。

ヤッチ:「ちゃぶ台返しをやらかしたらしいな?なんか、気にいらないことでも有ったのか?」

アルツ君:「別に…。いつも通りですよ。普通だよ、普通…。」

アルツ君の表情はにこやかで、機嫌が悪かったことを想像できません。

???

ヤッチ:「ボタモチを持って来たんだけど、食うかい?」

アルツ君:「ボタモチ?それは食べてみたいもんですね~。」

ヤッチ:「あっ!入れ歯をしてないじゃないかよ!入れ歯、どうしたの?」

会話を聞いていらした女性職員さんが割って入ります。

女性職員さん:「そうなんですよ~。朝から何回かお声を掛けているんですけど、機嫌が悪くて、つけて下さらないんですよ…。」

アルツ君:「そのうち、(歯が)生えて来るさよ~。」

ヤッチ:「そのうちって、俺の髪の毛が生えるくらい難しい話だな?」

アルツ君:「お前のは、手遅れだ。」

ヤッチ:「うるせーよっ!小保方さんに交際を申し込むんだから、待ってろよ!だいたい、入れ歯してないと、ボタモチを食おうたって、食えないじゃないかよ?」

アルツ君:「飲んじゃえばいい…。」

ヤッチ:「入れ歯をつけて、食った方が美味いと思うけどな…。」

アルツ君:「そうかな…。」

ヤッチは女性職員さんが用意して下さった入れ歯を半ば強制的に、アルツ君に装着します。

そして持って来たボタモチを切り分け、アルツ君に渡します。

ヤッチ:「やっぱり、ボタモチは美味いべ?」

アルツ君:「普通だよ、普通…。」

ヤッチ:「そうか、感動が沸かないか…。じゃあ、これからボタモチは持って来ない方がいいか…。」

アルツ君:「そんなことはないぞ。持ってくりゃ、なんぼでも食うぞ。」

ヤッチ:「結局、ボタモチが好きなんでいらっしゃいますね…。それはそうと、マッサージはどうだった?気持ちよかったか?」

アルツ君、先日、姉が申し込んだマッサージを早速受けたようです。

これから定期的にマッサージ(主に足)を受けられるようです。

アルツ君:「普通だよ、普通…。」

ヤッチ:「あれ?俺がお嬢さん(姉)から聞いた話だと『気持ちよかった、あんまり気持ちが良すぎて、足から羽根が生えてきた。』って、言ったらしいじゃないか?」

アルツ君:「誰?俺がかよ?だいたい、俺は、あいつ(姉のこと)に何十年も会ってないぞ?」

ヤッチ「かっー。それにしても、ばあさん(キノコさん)やお嬢さんが、ここへ来たことを忘れちゃうのに、マッサージのことを覚えてるんだから、大した脳ミソだな?」

アルツ君:「それほどでもないさよ~。普通だよ、普通…。お前にも(脳ミソを)やろうか?」

ヤッチ:「最近、塩分を控えめにしてるから、遠慮しておくよ。」

アルツ君:「ははん!ご愁傷様。」

ヤッチ:「だけど、何でも普通なんだな?」

アルツ君:「当たり前さよ~。なんでも普通が一番なの!あんまり特殊だと、出っ張ったところを引っぱたかれることに、相場が決まってるの。」

ヤッチ:「言わんとしてることは、わからんでもないけど、ボタモチくらいは『うまい』、『おいしい』くらいを言ってやったら?」

アルツ君:「今日はそういうことは言わないの。」

ヤッチ:「『今日は』なんだぁ…???じゃあ、明日は?」

アルツ君:「明日は明日の屁が出る。屁はケツのアクビなり。」

ヤッチ:「あのさ…。もっともらしいことを言ってるつもりだろうけど、下ネタだぞ?」

アルツ君:「それほどでもないよ。普通だよ、普通…。」

ヤッチ:「まあ、いいや。話は変るんだけど、今日は旦那さんにプレゼントを持って来たよ。」

アルツ君:「なんだ?カネか?」

ヤッチ:「違うよ。絵本。」

アルツ君:「ちぇっ。絵本かよ…。そんな子供だましみたいなもん…。」

ヤッチ:「俺も最初はそう思ったんだけど、最近の絵本って、昔読んだのと違って、結末が違ったりするんだぞ?」

アルツ君:「ふん…。」

ヤッチ:「残酷なシーンがなくなってるんだぜ。今日、持って来たのは『はなさかじいさん』で、昔、読んだのと、あまり結末は変わらないようだけどな!?」

アルツ君:「ちぇっ。『はなさかじいさん』かよ…。」

アルツ君、ちょっとつまらなそうにして、口をモグモグしています。

ヤッチ:「あっ?旦那さん!もしかして、入れ歯が合わないのか?」

アルツ君:「いや、別に…。普通だよ、普通…。」

ヤッチ:「痛いのか?」

アルツ君:「痛くもかゆくもないぞ!?」

ヤッチ:「それにしちゃあ、入れ歯が動くな?ガバガバしてるような感じだな?」

アルツ君:「歯がガバガバじいさん(はなさかじいさん)!」

ヤッチ:「その大喜利のセンスを脳の記憶の領域に分けてあげられないかなぁ…。」

アルツ君:「高くつくぞ?」

ヤッチ:「今度、歯医者さんが来た時に、診てもらおう。」

アルツ君:「高くつくぞ?」

ヤッチ:「大丈夫だよ。その場でカネをふんだくるようなことはしないから。旦那さんはカネの心配をしなくても大丈夫。」

アルツ君:「じゃあ、いくらでも口を開けてやるぞ。」

ヤッチ:「その減らず口を歯医者さんに、ついでに削ってもらうように言っておくよ。」

アルツ君:「嫌だっ!」

ヤッチ:「冗談だよ。削ってもらうなら、全身だよ。」

アルツ君:「あーいうことを言ってやがるんだからなぁ…。」

ヤッチ:「話を元に戻すけど、『はなさかじいさん』の話を覚えてるか?」

アルツ君:「当たり前さよ~。」

ヤッチ:「おっ、たいしたもんだな~。俺はこの本を読むまで、思い出せなかったよ…。」

アルツ君:「しようもない奴だなぁ…、お前は…。」

ヤッチ:「どんな話だったっけ?」

アルツ君:「途中はよく覚えてないけど、おじいさんが、灰だか、粉をまくと、枯れた木に花が咲くっていうやつだろ?あれは桜の木だったかなぁ…???」

ヤッチ:「へー、すごいね~。よく覚えてるなぁ…。」

アルツ君:「そうだよ、お前も頭に灰だか、粉をまいてもらったらどうだ?」

ヤッチ:「うるせーよっ!!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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