site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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脂肪腫と顔面神経麻痺のリハビリ

2012/09/19 (水)  カテゴリー: 顔面神経麻痺
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

顔面神経麻痺を治すために、週1回の通院でのリハビリと毎日鏡とにらめっこしながら自主トレを続けているヤッチですが、最近ある事に気づきました。

通院先でリハビリを担当しているST(言語聴覚士)さんからは8月に入ってから、麻痺側のまゆをあげておでこにシワが寄るように自主トレの方法を教わっていました。

自力ではシワが寄らないので、できるまでは手の指を使ってリフトアップし、支えてあげるような自主トレです。

最初はほとんど指でシワを寄せているような感じでしたが、最近は指を放すとうっすらシワが浮き出るくらいになってきました。

指でクセを付けてるからそうなるんじゃないかと言われればそれまでですが、自分に甘いのがヤッチです。

(^^ゞ

当然、おでこを触る回数も多くなるわけですが、おでこを触っていると何だかしこりのような感触が…。

(;゚д゚)ェ. . .

前々から有ったのか、最近になってできたのか定かではありません。

(;゚д゚)ェ. . .

ちょうど柱の角におでこをぶつけて、たんこぶができたような状態です。

顔面神経麻痺になると、顔の表情筋がこわばっているので、時折顔が痛くなることもあり、リハビリの時にマッサージを受けたりもします。

皮膚の薄いところは青あざを押すような鈍痛が走ることもあり、頬のあたりは歯茎が腫れて痛いのかなと思わせるような痛みです。

そんな時は大抵パチンコ玉くらいの小さなしこりができるらしく、STさんにマッサージをしてもらうと、ほぐれて顔も幾分軽くなります。

でも今回おでこにできたしこりはいつものしこりとはどうも感じが違います。

押しても特に痛みも無く、逆にしこりのエリアが広いようにも思えます。

自主トレのメニューにはおでこのマッサージもあるので、揉んで良いものか悪いものか、ちと困りものです…。

(〟-_・)ンー?

それで昨日がちょうどリハビリの予約を入れていた日だったので、リハビリの先生に相談してみることにしました。

STさんにリハビリをしてもらう前に必ず、リハビリテーション科の先生の診察を受けます。

ヤッチ:「先生、今、おでこにシワを寄せる練習をしているんですが、どうもここにしこりみたいなのがあるんですよね…?」

yacchie004.jpg

先生:「あっ!!ほんとだ。前から有りましたぁ?」

ヤッチ:「有ったような気もするんですけど、無かったような気もするし…、あまりおでこをこう年中いじる機会なんて無いじゃないですか!?」

先生:「まま、男性ですからそうですよね…。」

ヤッチ:「でも、友人から『おでこ、ぶつけたんですか?』と聞かれて、ちょっと気になってしまって…。」

先生:「ふん、ふん。わかりました…。」

先生がそうおっしゃって、ヤッチのおでこを触診します。

先生:「うん~。これはおそらく脂肪の塊だと思いますよ。人間いたる所に脂肪が有りますから、どこにできてもおかしくないわけで…。脂肪腫と言って、これは多分ですけど顔面神経麻痺とは直接関係ないと思うなぁ…。」

ヤッチ:「そうなんですか。昨日自主トレの時に揉みほぐして良いものなのか、悪いんものなのかちょっと躊躇してしまったものですから。」

先生:「これも多分ですけど、良性のものならマッサージしても構わないと思いますよ。念のために診察を受けてみますか?」

ヤッチ:「できればそうしていただきたいですね…。」

先生:「うちの病院だと診療科は皮膚科かな!?いつ(の予約)がいいですか?」

ヤッチ:「できれば、出直ししたくないので、今日診てもらえればと思っているのですが…。」

先生:「どうかな…。」

先生は首をかしげながらも、内線で皮膚科の予約状況を調べてくれました。

しばらくやり取りが続き、先生がヤッチの方に向き直ります。

先生:「うん。何とかなりそうですよ。今日のリハビリが終わった後、皮膚科の午前の診察時間の一番最後にねじ込んでもらいました。よろしいですかね?」

ヤッチ:「ありがとうございます。」

リハビリが終わった後、少し間が空いてしまいますが、お茶でも飲んでいれば、どうにかやり過ごせそうな時間です。

待ち合いの席で待っていると、リハビリの順番が回って来て、STさんにも同じことを告げます。

STさん:「そうだったんですか。多分、退院なされたときから、おでこはそういう(しこりがある)状態でしたよ。ご存知かと思って、申し上げなかったのですが、何なら以前に撮った動画をご覧になってみますか?」

顔面神経麻痺の改善度合いを後からわかるようにと、確か7月頃にデジカメでヤッチの顔の動画をSTさんに撮ってもらっています。

STさんがデジカメを持って来て、ヤッチに見せます。

STさん:「いかがでしょう?少し光の反射でわかりにくいですが、左のおでこがうっすら膨らんでいるのがわかると思いますが?」

ヤッチ:「『光の反射』って言うのは、『ハゲ』をオブラートに包んだ言い方?」

STさん:「いえいえ…。でもいかがでしょう?」

ヤッチ:「う~ん、ずいぶん来ちゃってるよなぁ…って、おいっ!!冗談抜きにして、確かに膨らんでますね!?気づかなかっただけで前から有ったんですね!?」

STさん:「でも、気になるでしょうから、今日はおでこを触るのはやめにしましょう。おでこは皮膚科の先生の診断を待ってからトレーニングすることにして、今日は違う場所をトレーニングしましょう。」

ヤッチ;「頭皮マッサージとか?」

STさん:「いえいえ…。」

この日のリハビリは口角を上げる練習です。

上がるには上がるのですが、持っていいところ5秒程度…。

すぐに頬が落ちてきて、まぶたの下あたりがピクピク痙攣してしまいます。

(-_-;)

STさん;「まだ、持久力が無いようですね。引き続き自主トレしていれば、持久力も付いてきますから焦らず気長に頑張りましょう。」

この日のリハビリは、動画の確認で時間を取ってしまったので、あっけなく終了です。

今度は皮膚科の診察待ちです。

1時間半くらい間が空いてしまいましたが、1階にある休憩所のような所でお茶を買って時間を潰します。

予定の時刻より少し多く待たされましたが、割とスムーズに皮膚科の診察を受けられました。

皮膚科の先生は女の先生でした。

皮膚科というだけあって、肌がとてもきれいです。

( 一一)

先生:「左側のおでこですね?ちょっと見せてください。脂肪腫ですね。1.5cm。痛くはないですか?」

ヤッチ:「今のところは痛くはないですね…。」

先生:「良性の脂肪腫ですから、このまま経過を見ることもできますが、手術して中の脂肪を抜き取るということもできます。」

ヤッチ:「手術ですか?」

先生:「手術と言っても、そこに局所麻酔を打って、中の脂肪をチュッと抜く簡単な手術です。」

ヤッチ:「入院しないとダメなんですかね?」

先生:「いえ、その日に手術してその日に帰るというのが基本ですけど、場合によっては1日入院してもらうようになるかなぁ…。」

ヤッチ:「すぐにでも切らないとダメなんですか?」

先生:「いえ、悪性ではないので、人によっては放っておくというのも変ですけど、切らずにそのままの方もいらっしゃいますよ。」

ヤッチ:「なるほど…。」

先生:「ただ、切ると傷跡は残ります。まあ、おでこのシワで隠れるかなあ…。あと、部位が部位なので血もいっぱい出ます。」

ヤッチ:「はあ…。」

先生;「手術の予約を取りますか、どうしますか?」

なんとなく、予想はしていましたが、矢継ぎ早にポンポンと物申す先生だったので、少々ヤッチもたじろいじまってます…。

(´゚д゚`)アチャー

この先生、アルツ家の長女を彷彿させます。

(-_-;)

多分、携帯を耳元でブチッと切るタイプです。

(-_-;)

ヤッチ:「でも、先生。今、顔面神経麻痺のリハビリ中なんですよね~。」

先生:「あっ、そっかぁ…。では、リハビリの進行度合いを見てからでもいいですよ。予約はいつでも取れるので…。様子を見て、切りたくなったらいつでもいらしてください。途中大きくなったりですとか、痛くなったらいつでもいらしてください。」

ヤッチ;「マッサージをしても大丈夫ですかね?」

先生:「それは大丈夫です。あまりきつくグリグリやるのは考え物ですが、マッサージ程度ならおおいにやっていただいて…。」

『切りたくなったら』と言われてもねぇ…。

(-_-;)

『傷が残る』とか、『血がいっぱい出る』と言われて切りたくなる人いるんですかね…。

(-_-;)

それに今手術してしまうと顔面神経麻痺のリハビリができなくなってしまいます。

第一、ヤッチの場合、『おでこのシワで傷が隠れる』と言われても、まだおでこにシワがちゃんと寄らないんですけど…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/09/19 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

脂肪腫の摘出と脂漏性角化症

2013/09/13 (金)  カテゴリー: ヤッチ
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

アルツ君の退院後ですが、前記事のコメント欄にも書かせていただきましたが、その後は特に大きな問題なく過ごしているようです。

小さな問題といえば、便秘が有る事くらいでしょうか。

前回、面会に行った際に、施設の職員さんからこのことを知らされました。

職員さん:「お父様なんですが、このところ排便が無いようでして…。今日で、マイナス5日なんですよ…。」

関係の仕事をしていらっしゃる方からすると、この『マイナス5日』はよく使う表現かもしれませんが、ヤッチにはこの言葉がおかしくて仕方ありませんでした。

『マイナス5日』って…。

じゃあ、5日前より大きなのをすれば、『プラス1』とか『プラス2』になる!?

昨日も面会に行ってきましたが、アルツ君、便秘薬のおかげで、どうやらこの『マイナス5日』をリセットできたようです。

よくよく聞くと、どうやら『マイナス5日』の時点から、小出しにチビチビと出していたそうです。

(^_^;)



さて、アルツ君の入院騒ぎで書こうと思っていた記事が先送りになってしまっていました。

ヤッチの左のおでこにできた脂肪腫と右の頬(ほお)にできた粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)の摘出の手術の事です。

後でご説明しますが、これ、実は粉瘤腫というものではありませんでした。

m(__)m

認知症や介護の記事ではないので、期待して訪問して下さった方にはつまらない記事かもしれませんが、『明日のわが身』の内容かもしれませんので、ご覧いただけたらと思います。

また、いつにもに増して長編になりそうなので、スマホやタブレットを放り投げるような事が有っても、自己責任ということでお願い申し上げます。

手術はさかのぼること、『約マイナス一か月』の2013年8月19日(月)です。

事前にMRI検査や血液検査は済んでいて、摘出の手術は日帰りの手術です。

抜糸は1週間後の8月26日(月)で、手術で摘出した腫瘍は病理検査に出されることになっていて、この結果が出たのが、9月09日(月)です。

摘出術(切除、摘出、縫合) 8月19日

↓ 1週間後

抜糸 8月26日

↓ 2週間後

病理検査結果 9月9日


手術当日はまだ残暑の厳しい日で13時から…。

ヤッチは大学病院の手術室に直接来るように言われていたので、早目に昼食を摂り、13時より早めの時刻に到着します。

手術室と言っても、多分何室か有るのでしょう…。

大きな扉がイッパイあります。

でも、『手術中』と表示されているところは、一つも見当たりません。

少しフロアの奥まで行くと、小さな受付のようなものがあります。

受付窓口そのものは小さいですが、覗き込むと窓口の奥は広く、手術着を着た看護師さんらしき人達が忙しそうに動いています。

窓口に座っていた女性の方にヤッチは声を掛けます。

ヤッチ:「今日、日帰りの手術をしていただくことになっている者ですが…?」

そう言いながら、ヤッチは診察券と予約票を女性に手渡します。

この女性もおそらく看護師さんだと思いますが、手術着を着て、頭には帽子を被っています。

食品工場などでも見かける髪の毛を落とさないようにするための帽子です。

この帽子の正式名称を何と言うのか知らないので、ご勘弁下さい。

形状といえば、パーマ屋さんに行って、パーマをかける時に被るものと同じで、被らない状態では、クラゲみたいなやつです。

おそらくディスポーザブルと思われ、不織布でできています。

看護師さん:「はい。左手に『手術待合室』というのがございますので、そちらでお待ちください。後ほど案内の者がそちらにお伺いします。」

ヤッチ:「わかりました。よろしくお願いします。」

案内された待合室向かいます。

3人掛けの長椅子だけが置かれた小さな個室で、中には誰も居ません。

ヤッチは長椅子に腰かけ、自宅から持って来た本を読み始めます。

本読んでいると、待合室に看護師さんと思われる女性が入って来ます。

受付にいらした女性とは違うようです。

やはり、手術着を着て、例のクラゲちゃんも被っています。

看護師さん:「今日、先生と一緒に担当させていただく、看護師の○○と申します。さっそくですが、手術に関する同意書はお持ちいただいていますか?」

ヤッチ:「はい。持って来ています。」

ヤッチは署名捺印済みの同意書を看護師さんに渡します。

看護師さん:「ありがとうございます。この同意書は、こちらでコピーさせていただき、コピーさせていただいたものを控えとして、そちらにお返しいたしますね?」

ヤッチ:「わかりました。」

看護師さん:「それで、お食事の方はどうなさっていますか?」

ヤッチ:「はい、一人暮らしなので、たまに自分で作ることもありますけど…。」

看護師さん:「…。」

ヤッチ:「いえ、いえ、冗談です。昼食は済ませてきました。」

看護師さん:「そうですか。あと時計やメガネなどは外しておいて下さい。携帯電話も電源を切って、バッグに入れておいてください。」

ヤッチ:「わかりました。」

看護師さん:「あと、着替えはどうされますか?手術着に着替えますか?」

ヤッチ:「着替えなくてはいけないなら着替えますけど?」

看護師さん:「ん~。お顔の手術だから、特に強制するものではないですけど…。」

ヤッチ:「そしたら、着替えるのは面倒なので、そちらで問題なければ、このままの服装でお願いできますか?」

看護師さん:「多分、大丈夫でしょ。では、この帽子だけ被っておいてください。」

ヤッチも看護師さんとお揃いのクラゲちゃんを渡されます。

この日のために、ヤッチは何十年ぶりかのスポーツ刈りです。

レアアースより希少資源の髪の毛をバッサリ…。

バッサリと床に落ちる音が聴こえれば、問題なしですが、多分パサもしくはヒラリだったと思います。

独り待合室で私服姿のまま、クラゲちゃんを被っている姿はかなり滑稽だったかなと…。

パーマ液が浸透するまで、しばし本を読み続けます。

しばらくして、担当して下さるという看護師さんが再び待合室に姿を見せます。

看護師さん:「先生なんですが、今連絡が入って、まだ外来の患者さんの診察が終わらないらしいのですよ。大変申し訳ありませんが、ここで、もうしばらくお待ちいただけますか?」

ヤッチ:「わかりました。」

執刀して下さる先生は形成外科の先生で、事前に診察して下さった女医さんです。

今日の午前中は外来の患者さんの診察を行っている日です。

名指しで呼んだことはありませんが、心の中では、いつもM子先生とヤッチは呼んでいます。

もしかすると、20代と思われる女医さんですが、この年齢にして、名前の末尾に『子』が付くことを考えると、ヤッチのスケベな妄想も膨らんでしまいがちになります。

(-_-;)

旧のお盆休み明けの、しかも月曜日ということで、外来患者さんが多いのかもしれません。

いつも思うのですが、外来診察のあるお医者さんって、いつ昼ご飯を食べているんですかね?

1時間くらい待ったでしょうか…。

M子先生が外来の診察を終えて、手術室にいらしたようです。

看護師さんがヤッチに声を掛けに来ます。

看護師さん:「先生が見えましたので、手術室に入ってください。」

ヤッチ:「わかりました。」

手術室の中は、テレビのドキュメンタリーやドラマで見る光景と一緒です。

大きなライトやら、得体の知れない機材がたくさん並んでいます。

看護師さん:「お顔の小手術とのことですが、大げさな設備でビックリされたでしょう?」

ヤッチ:「そうですね…。」

看護師さん:「荷物はこちらに置いて頂いて、手術台に仰向けで寝て下さい。」

ヤッチ:「わかりました。」

ヤッチは言われた通り手術台に寝ます。

看護師さん:「一応、血圧と心電図計を着けさせていただきますね。手術中にも自動で何度か血圧計が動きますので、びっくりしないでくださいね。血圧は普段高い方ですか?」

ヤッチ:「はい、高いです。(即答)」

看護師さん:「降圧剤は飲んでいらっしゃいますか?」

ヤッチ:「いえ。気合で下げようと思っていますが、なかなか下がりません。塩分を控えめにしているくらいかな…。」

看護師さん:「そうしたら、最初は普段よりももっと高くなってしまうかもしれませんね~。」

ヤッチ:「はい…、女性の前ではさらに…。」

M子先生が手術室に入って来たようです。

M子先生:「こんにちは。すいません、遅くなってしまって…。」

仰向けに寝ているヤッチの頭の方で声がしたので、ヤッチにはM子先生の姿が見えません。

どうやら、デートなら、なかなか上級者のテクです。

ヤッチ:「お世話になってま~す。」

M子先生が色々と手術の準備を始めているようで、看護師さんと二人で忙しそうにしています。

M子先生:「どうしようか?」

どうやら手術の時に顔を覆う布、覆布(おいふ)の事で看護師さんと相談しているようです。

ヤッチからすると、そんなのいらないよという感じなのですが、口出しするわけにはいきません。

手術する部位が2ヶ所なので、くり抜き部分の位置が問題になっているようです。

M子先生:「もう一か所の方は切ってしまいましょうか?」

看護師さん:「あー、そうですね。おでこを先にするなら、後から頬の方をハサミで…。」

今度はM子先生がヤッチに声を掛けます。

M子先生:「少し大げさかもしれませんが、一応決まり事なので、顔を覆っていきますね?」

ヤッチ:「了解です。」

どうやら、最初に手術するのは、おでこの脂肪腫のようです。

手術台のライトが点灯します。

かなりまぶしいです。

覆布越しでも、ライトが目に入ってきます。

M子先生:「最初にお顔を消毒しますね。少し冷たく感じるかもしれません。」

M子先生は患部の消毒を始めたようです。

消毒が終わると、どのようにヤッチの顔を料理するかのマーキングです。(こっちを先にやったのかな!?)

M子先生:「おでこにシワを寄せてくださいます?」

ヤッチは、目を見開き、おでこにシワを寄せます。

たぶん、シワに沿ってメスを入れるのでしょう…。

M子先生:「ありがとうございます。今度は局所麻酔をおでこに打って行きます。少しチクっとしますよ。」

ヤッチ:「はい。」

M子先生:「何か所かチクっとします。」

ヤッチ:「はい。」

M子先生:「麻酔が効くまで、楽にしていいですよ。」

さほど、くつろぐ間もなくM子先生が再び声を掛けます。

M子先生:「これ、感じます?」

M子先生がおでこを何かでつついているようです。

麻酔が効いていたので、もう全く感覚がなく、どんなものでつつかれているのかもわかりませんし、つつかれていたのかどうかもわかりませんでした。

ヤッチ:「感じません。」

M子先生:「それでは、はじめて行きますね。」

当然のことながら、この辺からは、メスを入れられたのもわからないし、M子先生がどんな作業をしているのかもわかりません。

ただ寝ているヤッチの枕元でM子先生がゴソゴソやっているという感覚だけです。

しばらくすると、痛みはありませんが、少し頭を持ち上げられるというか、引っ張り上げられるというか、そんな感覚が伝わります。

推測ですが、切開したところから、M子先生が脂肪腫を引き出しているのではないかと…。

この感覚は、この後、何回か伝わります。

もしかして、手こずっている…???

また少し時間が経過すると、麻酔が切れてきたのでしょうか…。

時折、チクチクと痛みが走ります。

ヤッチはそのたびに、顔をゆがめます。

おでこの骨を、お箸か何かでこすられているような感覚にも思えます。

M子先生:「痛いですか?」

覆布があるのに、明るいライトのせいで、M子先生にはヤッチの表情がわかるのでしょうか…。

ヤッチ:「ちょっと、チクチクと痛いです。」

M子先生:「それでは麻酔を足していきますね?」

不思議と麻酔の針の痛みは全く感じません。

M子先生:「まだ、痛いですか?」

ヤッチ:「いえ、大丈夫です。」

この後もM子先生のゴソゴソはしばらく続きましたが、脂肪腫の摘出は完了したようです。

M子先生:「取り残しが無いか、確認しますね?」

余談ですが、ヤッチのパソコン、いつも『取り残し』が『鳥の腰』と変換されてしまいます。

(-_-;)

おでこに鳥の腰があるのは勘弁だし、だいたい鳥の腰はどの部分?

ヤッチのおでこに、ニワトリは、いなかったようです。

M子先生:「縫合も済みました。次は頬をやらせていただきますね。身体はそのままで結構ですので、顔だけ少し横に向けられます?」

ヤッチ:「はい。」

この後は、おでこの時と、全く同じ手順で手術が進められます。

頬の粉瘤腫の摘出の手術は、皮膚にできた腫瘍を皮膚ごと丸く切り取ってしまうような感じで、中から取り出すようなものがなかったのか、すぐに終了です。

おでこと頬の手術で、合計で1時間もかかっていなかったのではないかと思います。

最後に看護師さんに手術してもらった箇所をガーゼとテープで固定してもらって、手術は無事終了です。

M子先生:「お疲れさまでした。ゆっくり起き上がってください。」

ヤッチ:「ありがとうございました。」

M子先生:「やはり、おでこの方は(脂肪腫が)骨にくっ付いていましたね。」

MRI検査後の診察時には筋肉や骨には付いていないようなことをおっしゃっていましたが、やはり開けてみないとわからないものですね…。

ヤッチ:「それで、時間がかかっていたんですね。」

M子先生:「そうです。もう少し簡単に取れると思っていたのですが、上手く取らないとですからね…。」

ヤッチ:「お手数を掛けました。」

M子先生:「切除したものを、ご覧になりますか?」

ヤッチ:「あ、はい。是非見てみたいです。」

M子先生:「これです。」

M子先生はそうおっしゃって作業台を指さします。

ヤッチも自分の分身を確認します。

コテッチャンが二つ、作業台の上に並べられています。

ヤッチ:「頬の方はそのままの大きさみたいですけど、おでこの脂肪腫はそんなに大きくないですね?」

M子先生:「いえ、取り出した時はもっと大きかったんですよ。空気に触れて縮んじゃったんです。今の倍近くは有ったかな?」

ヤッチ:「へえー、縮むんですか~???」

相変わらず、興味のターゲットが変るのはヤッチの悪い癖です…。

(-_-;)

M子先生:「こちらは病理検査に出させていただきますね?」

ヤッチ:「はい。よろしくお願いします。」

M子先生:「で、傷口なんですけど、止血はして、糸で縫ってあります。ただ、特におでこの方は取り除いたところが、空洞になっていて、そこに血液が貯まってしまう可能性があります。赤く腫れたりとか、我慢できない痛みがあるなら、すぐに病院にいらして下さい。」

ヤッチ:「わかりました。」

M子先生:「今は、まだ麻酔が効いていて、感覚があまりないと思いますが、醒めて来ると多少痛みがあるかもしれません。痛み止めと抗生剤を出しておきます。抗生剤の方は3日分出しておきますので、痛くなくても3日間は必ず飲んでください。人によって、お腹がゆるくなる方もいらっしゃるので、胃薬も出しておきますので、それも一緒に飲んでくださいね。」

ヤッチ:「お風呂は?」

M子先生:「今日は我慢してください。」

ヤッチ:「明日から?」

M子先生:「明日からは良いですけど、できれば、明日も手術したところには、お水を掛けない方がいいかな!?消毒薬と軟膏のお薬も出しておきますので、夏の暑い時期なので、清潔を保ってこまめにガーゼは交換するようにしてください。」

ヤッチ:「わかりました。」

M子先生:「抜糸は1週間後です。今度はここ(手術室)ではなく、いつもいらっしゃる外来の診察室でやらせていただきます。」

ヤッチ:「わかりました。どうもありがとうございました。」

この後、会計の手続きをして、調剤薬局に足を運びます。

処方された薬(3日分)は以下の通りです。

フロモックス錠100mg(抗生物質)
1日3回毎食後
ロキソニン錠60mg(痛み止め)
1日3回毎食後
ムコスタ錠100mg(胃薬)
1日3回毎食後
0.02%ヘキザック水w(消毒液)
1日1回
ゲンタシン軟膏0.1%(塗り薬)
1日1回

※薬剤名をクリックすると詳細をご覧になれます。


調剤薬局で薬剤師さんから薬の説明を受けます。

ヤッチ:「あれ?そう言えば、消毒液は入っているけど、ガーゼとかテープが入っていないよね?」

薬剤師さん:「病院の先生に電話で確認しましょうか?」

ヤッチ:「いや、多分、まだ手術室にいらっしゃると思うから、電話じゃ、つかまらないかも!?直接、自分で聞いて来ますよ。」

まだ、さほど時間が経っていないので、M子先生は手術室にいらっしゃるはず…。

調剤薬局から大学病院の手術室の受付まで戻ると、予想通り、何かの作業をしているM子先生の姿が見えます。

ヤッチ:「先生、処方していただいた薬の中に、ガーゼとかテープが入っていないんですけど?」

M子先生:「ごめんなさい。申し上げるのを忘れました。ガーゼとかテープは衛生材料なので、お出しできないんですよ~。」

ヤッチ:「そうなんですか…。じゃあ、自分で買うっていうこと?」

M子先生:「すいません。ドラッグストア等でご購入いただけますか?」

そう言えば、以前にもこういうことがありましたね!?

ヤッチが顔面神経麻痺で入院して、片目をまだ上手く閉じられなかった時…。

看護師さんがメパッチクリアなる防水性のテープをシャワー前に、ヤッチの片目に貼って、水が入らないようにしてくれたことがあります。

これを『処方してくれ』と言ったら、『自分で買ってくれ』と言われたことを…。

(-_-;)

保険適用でなくても良いから、こういった衛生材料を実費で分けていただければ良いのにと思うのは、ヤッチだけでしょうか…。

(-_-;)


手術日当日は、麻酔が醒めて来ると、頭に鉢巻をきつく巻かれたような痛みが残りました。

喋ったり、ものを食べて運動範囲が広いはずの頬の方は全く、痛みがありませんでした。

画像は、手術前と手術して縫合したばかりの傷口です。

普段、無精ひげははやしていませんが、写真を撮る時だけなぜか無精ひげ状態…。

(-_-;)

ワイルドなヤッチをお楽しみください。

また、サムネイル表示しようと思いましたが、苦手な方もいらっしゃると思いますので、リンクで表示しています。

ご興味のある方はリンクの文字をクリックしてみてください。

[おでこの脂肪腫]

手術前



手術直後



縫合拡大



[頬の粉瘤腫]

手術前



手術直後



縫合拡大


1週間後は抜糸です。

頬はやはり手術後もまったく痛みもなく、経過です。

おでこは、髪をかきあげたりする動作をすると、患部を中心に髪を引っ張られるような痛みが走ります。

1週間後8月26日、大学病院に行き、ヤッチは待合室でM子先生に呼ばれるのを待ちます。

ヤッチの名前が呼ばれます。

ヤッチはM子先生の診察室をノックします。

M子先生:「その後どうですか?」

ヤッチ:「頬は特に問題なしですが、おでこの方はまだ少し痛みが残っています。」

M子先生:「そうですか…。まあ、それは仕方ないですね。では、抜糸しますので、そこに横になってください。」

ヤッチは診察室のベッドに仰向けで寝ます。

M子先生がヤッチのおでこの傷口を覗き込みます。

M子先生:「まあ、順調に傷口がふさがってきているんではないでしょうか。抜糸しても大丈夫そうですね。すぐ終わりますからね。」

30秒もかからなかったのではないでしょうか。

抜糸完了です。

M子先生はヤッチの抜糸後の傷口に直接テープを貼ります。

M子先生:「後で、お教えしますけど、今貼っているのと同じテープがこの病院の売店に売っています。それを買っていただき、貼っておいてください。」

ヤッチ:「1階の売店ですか?」

M子先生:「そうです。これを貼っておいた方が傷の治りも早いし、日焼け防止にもなるので、しばらくはこれを貼って様子をみて下さい。」

ヤッチ:「わかりました。」

テープを貼り終わると、M子先生がヤッチに今貼ったテープの見本を手渡します。

残念ながら、メールアドレスは書かれていませんでした。

(-_-;)

テープの見本(画像)

M子先生:「病理検査の結果が今日は届いていると思ったのですが、まだ出ていないんですよ~。」

ヤッチ:「そうなんですか…。」

M子先生:「余裕をみて、2週間後なら出ていると思うので、2週間後の9月9日はいかがでしょうか?」

ヤッチ:「はい。私は先生のご都合に合わせていただいて構いません。」

M子先生:「それでは、9月9日の10時30分に予約を入れておきます。」

ヤッチ:「テープはいつぐらいまで貼り続けなきゃ駄目なんですかね?」

M子先生:「最低1週間は貼っておいていただきたいところですけど、それ以降は、家にいらっしゃるときなら、貼らないでもいいですよ。」

ヤッチ:「わかりました。では、また2週間後に…。」

ヤッチはM子先生に言われた通りに、病院内の売店で傷に貼るテープを購入しました。

購入したテープ(画像)

何だか最初は『壁紙みたいだな!?』なんて思いましたが、意外に貼ってみると、皮膚の色に馴染んで、傷も目立たなくなります。



ヤッチの抜糸が済んだあと、この2日後にアルツ君の入院騒ぎ…。

でもこのテープのおかげで、アルツ君に傷がバレずに済みました。

実は、抜糸前はガーゼの上にテープを貼っている状態だったので、まるで試合後のボクサー状態…。

アルツ君が心配すると思い、面会にも行っていなかったんです。

抜糸後、1週間もすると、おでこの傷も特に傷口を触らない限りは、痛むこともなくなりました。

多少、赤みはあるものの、あまり気にならない程度にまでなってきました。

9月9日、病理検査の結果を聞きに行く日が来ました。

いつものように大学病院の待合室でM子先生に呼ばれるのを待ちます。

ヤッチの名前が呼ばれます。

M子先生:「傷の方を見せてもらってもいいですか?」

ヤッチ:「はい。」

[抜糸後2週間目の画像]

おでこの傷口

頬の傷口


M子先生:「うん、これならまず大丈夫でしょう。少し赤くなっていますが、段々これも取れて、傷口も時間の経過とともに目立たなくなると思いますよ。病理検査の結果も出ています。」

ヤッチ:「ありがとうございます。おでこの方は時折、まだ痛むことがあるんですが?」

M子先生:「そうですね。おでこの脂肪腫は筋肉の裏側でしたからね。筋肉を裂いて取ったので、やはりその分、痛むのかもしれませんね。」

ヤッチ:「それをお伺いしただけで、なんか痛いわ…。」

M子先生:「そのおでこの方ですが、やはり良性の脂肪腫でした。悪性ではない脂肪のかたまりです。頬の方は『脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)』でした。」

ヤッチ:「粉瘤腫というお話でしたが、そうではなかったんですね?」

M子先生:「そうですね。粉瘤腫なら袋状のものが皮膚の中に入っていることがありますが、そういうものも無いようでしたので、まず、『脂漏性角化症』で間違いないと思います。」

ヤッチ:「その『しろうせい何とか』というのは?」

M子先生:「皮膚にできる良性の腫瘍で、長い時間日焼けしたりすると、なりやすいようです。今すぐ日焼けをしたから、すぐにできるというのではなく、長い期間紫外線を浴びてきた、その蓄積が大きいかもしれませんね…。」

後で、自分で調べてわかったことですが、この『脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)』というのは、『老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)』とか、『年寄りイボ』とかの別名があり、紫外線の影響や皮膚の老化よってできるもののようです。

皮膚の色に近いものから、ヤッチのように黒っぽいものまであり、シミと違って、少し盛り上がっていることが特徴のようです。

また、年々大きくなって、数も増えて来るとか…。

良性なものなのは、放置しても構わないようですが、大きくなってから切除しようと思えば、切除跡も大きくなってしまう可能性も有るので、手術して取るかは悩みどころですよね…。

M子先生としては、50歳にリーチのかかったヤッチに『老人性』とか、『年寄り』という言葉を使うのは、あまりに微妙な年齢なので、あえて難しい『脂漏性角化症』という言葉を選んだのかもしれません。

また、長時間の日焼けが原因の一つともおっしゃっていましたが、ヤッチの場合は元々肌の色が白く、若い頃はあまり好んで日焼けをする方ではありませんでした。

若い頃からの紫外線を浴びている時間をトータルすれば、もしかすると、一般の人に比べれば、短い時間なのかもしれません。

ヤッチ:「これ(脂漏性角化症)は、年々大きくなってしまうものなんでしょうか?」

M子先生:「個人差や体質的なものがあるのかもしれませんが、大きくなることはあっても、小さくなるという可能性は低いでしょうね。」

ヤッチ:「それじゃあ、小さいうちに取っておいた方が、取った跡が小さくて済むということですよね?」

M子先生:「良性のものであれば、放置でも構わないので、どうしても気になるので有れば、取っても構わないですけど、いずれにしても切って取る場合は、傷が全く残らないというわけではないので…。」

ヤッチ:「実はこめかみ辺りにもこの『しろうせい何とか』ができているんでよね…。先日取っていただいたものよりはまだ小さいんですけどね…。」

M子先生:「そうですね…。」

ヤッチ:「早いうちに、取ってもらおうかなぁ…。お願いすれば、取ってもらえますか?」

M子先生:「はい、どうなさいますか?」

ヤッチ:「うん~、お願いしちゃおうかな~。」

おおいに悩みどころでしたが、小さいうちに取ってしまうことを選択…。

11月に手術の予約を入れてしまいました。

(-_-;)

ヤッチ:「それにしても、何だって顔面神経麻痺以来、顔にトラブル続きなんですかね…。以前はこんなにたくさん、顔に『しろうせい何とか』は無かったような気がするんですけどね~???」

M子先生:「やはり、年齢的なものではないでしょうか…。」

ん…。

M子先生

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

[参考]:脂漏性角化症|慶應義塾大学病院 KOMPAS


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2013/09/13 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

脂肪腫の再発

2014/11/12 (水)  カテゴリー: ヤッチ
▲ Page Top
MRI
こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

相変わらずの話ですが、アルツ君、夜中や明け方に目を覚ますと、キノコさんをさがしまわり、キノコさんの姿が見当たらないと、『ばあさんを何処へ隠したっーー!!』と職員さんを怒鳴り、居室で暴れまわるようです。

毎日暴れまわるわけではないようですが、暴れる時は決まって、居室のカーテンを引っ張って剥ぎ取り、カーテンフックはおろか、カーテンの生地までダメにしてしまいます。

その都度、施設の女性職員さんが補修して取り付けてくれていますが、アルツ君の暴れる頻度が多くなると、カーテンの補修が追いつきません。

一般家庭と違い、大きな施設の窓ですから、既成のカーテンを取り付けても、寸足らずになってしまいます。

仕方がないので、ネットでセミオーダーのレースのカーテンを見つけ、これを購入し、先日取り付けてきました。

アルツ君には、『キノコさんが夜なべ仕事で縫ったものだから、大事にしてくれ。』と伝え、しばらくは、剥ぎ取らずにいましたが、昨日、ヤッチが面会に出かけた時には、コッパです。

オマケにトイレのシャワーカーテンもカーテンレールごと折り曲げる始末…。

なんだか危険ドラッグでもやってるんじゃないかというような暴れようですねぇ…。

カーテンの生地を傷めないように、すぐに外れるようなカーテンフックを検討しないと、これではイタチごっこですねぇ…。

って、もうすでにイタチごっこか!?



さて、今日はヤッチの話題です。

御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、去年(2013年)の8月19日に、おでこ(医療用語では前額部と呼ぶそうです。)にできた脂肪腫を取り除く日帰りの手術を受けました。

術後の病理検査の結果、脂肪腫は良性のものでした。

[関連記事]
術後の経過は順調で、抜糸後は、脂肪を摘出したところが空洞になっているのか、指で押すと、ちょっと凹むような感覚がありました。

抜糸後3ヶ月程度は抜糸の跡が赤くミミズ腫れのような状態でしたが、半年もすると、その傷もほとんど目立たたなくなりました。

ところが最近、正直いつからかわかりません…。

手術したのと同じ個所が盛り上がってるじゃありませんか。

画像はヤッチの髪の生え際の後退具合を示すものではなく、おでこにできた脂肪腫の膨らみ具合を示すものです。

前回のおでこの膨らみがBカップとするなら、今回のものは、AAカップとかなりの貧乳ちゃんですが、見る位置によってやはり盛り上がって見えます。

おでこのシワは目立ちますが、前回手術した、手術痕は全くわからないと思います。

誰ですか?

おでこのシワより生え際の後退のほうが目立つって言ったのは???

軽く押してみると、前回の脂肪腫は明らかに脂肪のかたまりが入っていると想像のつくプニュプニュしているものでした。

しかし、今回のものは、若干、コリコリしているし、面積も大きい気がします。

アワビもクラゲも、ナタデココも食べた覚えはないんですけどね…??

ましてやミミガーなんぞは食べた経験すらありません。

まあ、この程度の膨らみなら、人に言わない限りは気づかれない範囲だと思ったのですが、せっかく摘出したのに、再び膨らみ始めて来ているのはちと困りものだし、脳裏に『悪性』の文字がよぎります。

なので、先日、診察を受けてきました。

先日といっても、さかのぼること9月8日です。

診察に出かけたのは、現在ボトックス®でお世話になっている大学病院の本院ではなく、分院です。

ヤッチが顔面神経麻痺で入院した病院で、前回脂肪腫を摘出してもらった病院です。

今回も担当の先生は変わらず、形成外科のM子先生です。

M子先生は本院でも外来診察をなさっています。

M子先生:「今日はこちら(分院)にいらしたのですね?本院でもよかったのに…。」

ヤッチ:「こちらの方が家から近いもので…。」

M子先生:「問診票を拝見させていただきましたが、またおでこに?」

ヤッチ:「はい。」

M子先生:「いつからですか?」

ヤッチ:「いつからなのかはよくわかりません。気づいたのは1ヶ月くらい前ですかね…。」

M子先生:「痛みはどうです?」

ヤッチ:「痛みは無いんですが、触ると、引っ張られる感じがします。」

M子先生:「ちょっといいですか?」

M子先生がヤッチのおでこを触診します。

M子先生:「膨らみは以前(去年の脂肪腫)もこのくらいでしたっけ?」

ヤッチ:「今回膨らみはそんなでもないようですけど、面積が広いような…。同じ個所なものですからちょっと気になって…。」

M子先生:「そうですよね…。前回の手術で、全部取り切れていなかったのかもしれませんねぇ…。それがまた少し大きくなってきたのかもしれません。」

ヤッチ:「今回のものはすこしコリコリしているような気がするんですけど?」

M子先生:「前回手術した○○さん(ヤッチのこと)の脂肪腫は結構筋肉に貼りついていたんですね。その筋肉から引きはがすような形で手術を行いました。もしかしたら、その痛んだ筋肉が固くなっているのかもしれません。」

ヤッチ:「なるほど…。」

M子先生:「いずれにしても触っただけではわかりませんので、MRIを撮ってみましょうか?」

ヤッチ「ですね!?」

ということで、10月24日にMRI検査を受け、MRI検査の結果が先日の月曜日、11月10日に出たので検査結果を聞きに行ってきました。

朝の9時半の予約を取り、M子先生の声で、診察室に呼ばれます。

M子先生:「画像を診させてもらいましたが、やはり脂肪腫だと思います。再発ですが、『悪性』の可能性は低いと思いますよ。このまま様子をみることも可能ですし、切って取ってしまうことも可能です。いかがなさいますか?」

ヤッチ:「放っておいて、小さくなるなら構わないんですけど、小さくはならないんですよね?」

M子先生:「そうですね。大きくなることは有っても、小さくなる可能性は低いですね。」

ヤッチ:「手術後の一年でこれだけの大きさになるんだから、放っておいたら、この先もっと大きくなる可能性だってありますよね?」

M子先生:「そうですね…。大きくなるのが早いかもしれません。」

ヤッチ:「なら、やっぱりバッサリいってもらっちゃおうかな?その方が傷口も小さくて済みますよね?」

M子先生:「ただ、今回取るとなると、少し広く切開して、取り残しがないようにと考えていますので、傷口は大きくなると思います。」

ヤッチ:「なら、なおさら今のうちに取っておいた方が良さそうですね?お願いしてもよろしいですか?」

M子先生:「手術されますか?」

ヤッチ:「はい、お願いします。」

M子先生:「では、日程を決めましょうか?都合のよい日があるかなぁ…???」

以前の記事でもご紹介させていただいた通り、抜糸は手術した後、一週間後に行います。

M子先生の外来診察日はこの病院では月曜日だけです。

手術日の翌週の月曜日が祝日などで病院の休診日になってしまうと、抜糸のタイミングを逸してしまいます。

これを見極め、先生の予定と照らし合わせて、手術の日程を組まなくてはなりません。

M子先生が目の前にあるパソコンのカレンダーとしばらく、にらめっこします。

M子先生:「なかなかよい日が無いですね…。最短で来年(2015年)の1月26日というのがありますけど、いかがでしょう?」

ヤッチ:「先生のご無理な予定にならないのでしたら、その日にお願いします。」

M子先生:「では、手術は来年の1月26日、抜糸は一週間後の2月2日ということで。」

ヤッチ:「はい。」

M子先生:「それでは、手術の内容説明の書類を作成しますね。」

M子先生、ものすごい速さでキーボードを叩き、手術の説明書や手術の同意書作成し、プリントアウトします。

M子先生:「前回と同じ手術になるので、お分かりだと思いますが、一応手術のご説明をさせていただきますね?」

小手術とはいえ、ここは省略できない項目なのでしょう。

M子先生はプリントアウトした用紙に沿って手術内容を説明してくれます。

ヤッチもわからない点があると、M子先生に質問し、M子先生がこれに答えて下さいます。

手術内容については、おおむね以下の通りです。

手術についての内容説明
病名
前額部皮下腫瘍
術式
皮下腫瘍摘出術
手術法の概略
腫瘍直上の皮膚を切開し、腫瘍を摘出。
腫瘍は病理検査に提出。
皮下、皮膚を縫合。
抜糸は1週間後。
麻酔法
局所麻酔
輸血の必要性
無し
予定術者
○○○○(M子先生)
起こりうる合併症
出血、血腫、感染、創離開
疼痛、腫脹
残存、再発
瘢痕、知覚障害、運動障害
添付資料
無し
患者さんからの質問と医師の説明
空欄
(他の治療法の選択についてなど)
空欄
2014年11月10日
形成外科 説明医師:○○○○
ヤッチ:「確認なんですけど、手術は日帰り手術ですよね?」

M子先生:「はい、日帰りで大丈夫です。術後一週間くらいは無理な運動は避けて、安静にしていてください。」

ヤッチ:「前回と同じですから、その辺は大丈夫だと思います。」

M子先生:「ただ、先ほども申しあげましたが、おでこのシワに沿って、一か所、線を引くような形で切開します。この線が前回より長めになりますので、ご了承ください。」

ヤッチ:「わかりました。」

M子先生:「では、手術の同意書にサインしてください。このあと採血室でウイルス感染症の検査を受けてください。採血したら、会計を済ませ、そのままお帰りいただいて結構です。」

ヤッチ:「了解です。」

M子先生:「ほかに何かご質問は?」

ヤッチ:「先生、お休みの日はいつもどのように過ごされていますか?」

ヤッチがあと、もう20歳若ければ、訊けたのですが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


追記 ~ 2016年6月11日

2016年3月におでこの脂肪腫が再々発しているのと、背中にもゴルフボール大の脂肪腫が新たにできていることに気づきました。
新しくできた脂肪腫は左肩の肩甲骨(けんこうこつ)の上付近です。
服の上からでもわかるほど大きく盛り上がっていたのに、自分の視野に入らなかったので、いつからでき始めたのかわかりませんでした。
同年3月14日にM子先生の診察を受けてきました。
再々発したおでこの脂肪腫はさほど目立っているわけではなかったので、M子先生のアドバイスで経過観察することに…。
さすがに3回も同じところを切ってしまうと神経や組織が相当ダメージを受けてしまうという理由からです。
どうもヤッチの場合、脂肪腫ができやすい体質のようです。
背中にできた新しい脂肪腫については以下の日程で日帰り手術を受けてきました。
おでこと違って、背中の脂肪腫は腕を動かすと、洋服で擦れる部位なので、傷口の痛みが消えるまで2か月近くかかりました。
2016年03月14日
診察
2016年03月24日
MRI検査
2016年04月04日
MRI検査の結果、脂肪腫と思われると診断を受け、手術の日程を組む。
2016年04月25日
摘出手術(30分程度、局所麻酔)
摘出した脂肪腫は病理検査へ
手術日翌日からシャワー可、湯船に浸かるのは×
手術日翌々日から湯船もOKだったが、怖くて入れない。シャワーのみ。
2016年05月02日(手術から1週間後)
抜糸(診察室にて)
抜糸後は、ガーゼを付けず、M子先生に指定されたメディカルテープのみを貼る。
使用しているメディカルテープはネクスケア™キズあと保護&肌にやさしい不織布テープ
2016年06月06日
病理検査の結果、良性と診断。
まだ傷口がヒリヒリするので、メディカルテープを貼る。
傷口自体はふさがっているため診察は終了。
2016年06月11日
この追記を書いている2016年06月11日時点でも傷口が時折痛むのでメディカルテープを継続中。
関連リンク
2016年4月25日のヤッチのツイート


2016年肩の脂肪腫の手術後の画像(閲覧注意~グロいです)
画像01(頭の方から撮ったもの)
画像02(ピンボケしています)



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