site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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成年後見制度~その3

2012/08/15 (水)  カテゴリー: 成年後見制度
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

何度かこのブログの中で話題にしてきた成年後見制度ですが、家庭裁判所から届いた照会書は8月の13日までに返送しなくてはならなかったので、先週照会書に意見を書いて返送しました。

繰り返しになりますが、家庭裁判所から届いた照会書は以下のようなものです。

照会書

 このたび、申立人 東京都○○区長さん から △△(アルツ君の名前)さん を本人とする後見開始の審判の申立てがありました。
 この申し立てについて、あなたからご意見をお聞きし、審理の参考にしたいと思いますので、この書類の枠内の事項に回答の上、8月13日までに返送してください。(記入欄が不足する場合は、適宜用紙を追加してください。)期限内に返送がない場合は、ご意見等は特にないものとして審理が進行します。ご意見等が有る場合は、必ず期限内に返送してください
 成年後見制度については、同封の「成年後見制度とは」をご覧下さい。

  1. ご本人について後見を開始することについて、あなたのご意見はいかがですか。
    なお、この質問は、ご本人の判断能力に関するものです。後見人に誰を選任するかについてのご意見は、次の質問(質問2)でご回答ください。
     □賛成である
     □反対である
    • 【後見を開始することに反対である理由】
       □後見を開始するほど判断能力は低下していない
       □次のとおり


  2. 申立人は、成年後見人候補者を ○○司法書士(司法書士の名前) としています。後見人の人選について、あなたのご意見はいかがですか。
     □申立ての通り、成年後見人候補者が選任されることに賛成する
     □申立人と利害関係のない第三者の専門職が選任されることを希望する
     □家庭裁判所に一任する
     □次のとおり

  3. ご本人の生活状況について、お書き下さい。
     □病院、老人ホーム等の施設で生活している
    • 病院名又は施設名:
      所在地:

     □自宅又は親族宅で生活している
    •  □介護サービスを受けている
       □親族が介護している(介護者:      )
       □介護は受けていない

     □分からない
     □次のとおり


  4. ご本人の財産のうち、あなたが管理されている財産がある場合はお書きください。
    (例)預貯金(金融機関名、残高など)、現金、株式その他の金融資産(証券会社名など)等
     □管理している財産はない
     □次のとおり



  5. その他ご意見がある場合はお書きください。





    以上、回答します。

平成  年  月  日
住所:
氏名:
電話(昼間の連絡先):

※ この書面お送りした以降、原則として、家庭裁判所からの通知等は有りません。

[家庭裁判所の文章を一部抜粋して引用]

結局、1のアルツ君の後見を開始することについて…。

後見人をつける事そのものについては、反対ではないので、「賛成である」にチェックを入れました。

2の区が成年後見人候補者を名指しで司法書士としていることについては、「申立人と利害関係のない第三者の専門職が選任されることを希望する」にしました。

成年後見開始の審判の申立ては名義上は区長ですが、実質高齢者相談センターがその申立てを行っているわけで、因縁のある高齢者相談センターの息のかかった人間がなるのは好ましくないというヤッチの少しねじ曲がった感情論が正直そこにあります。

(^_^;)

3のアルツ君の生活の場所ですが、当然特別養護老人ホームであり、4のアルツ君の財産の管理は、ヤッチをはじめ、家族・親戚もアルツ君の財産を管理している人間はいません。

というより、アルツ君に財産と呼べるようなものは無く、有るとすれば、アルツ君に支給されている老齢厚生年金&老齢基礎年金くらいなでしょうか…。

この年金でアルツ君の特別養護老人ホームの費用を賄っているわけで、年金の振り込まれる口座は現在、高齢者相談センターが管理しています。

5の「その他ご意見がある場合はお書きください。」のところに、スペースはあまり有りませんでしたが、ヤッチの意見を書いておきました。

ヤッチの意見:
父が現在の施設に入所する前は借家住まいでしたが、この借家には滞納家賃が有ります。現在は貸主である大家さんから請求は無いようですが、借主である父にいずれ請求が来れば、その請求額は司法書士さんの訴訟代理(140万円)の範囲を超えるような金額になると思います。
話し合いによる解決の任意整理では追いつかず、自己破産を視野に入れなければならない状況になることが予想されます。
ならば、後見人には司法書士さんよりも最初から弁護士さんがなる方が良いのではと考えます。
以上のように、金銭管理についてだけならば、専門職がなるのが妥当かもしれません。
しかし、後見人が本人の精神的な支えとなってあげることも重要なことだと思います。
私自身は、介護を含め、生活全般について面倒をみれる姉(長女)が後見人になるのが、より望ましいと考えています。


別紙に書いてもよかったのですが、あえて狭いスペースに小さな文字でギッチリ書き込んでしまいました。

(^^ゞ

で、このことについて、高齢者相談センターから姉に電話が入ったようです。

そう…。

別に口裏を合わせたつもりはないんですが、家庭裁判所から送られてきた照会書にキノコさんをはじめとする家族がみな司法書士が選任されることに反対意見を書いて出したようなのです。

それが家庭裁判所から高齢者相談センターの耳に入ったようです。

高齢者相談センターは姉に「言葉が足りなかった」と謝罪の言葉を言い、弁護士さんが選任されると、後見が始まった後の報酬が司法書士さんより高いということを説明したそうです。

ヤッチが電話に出ていれば、詳細を聞いていたですけどね…。

(-_-;)

いったい依頼ないし、選任されるといくら位の報酬を支払わなければならないのか、司法書士さんと弁護士さんとではいくら位の報酬の差があるのか…。

当然、報酬はアルツ君の年金でもって充当されるわけですから、額が大きければアルツ君のフトコロ事情は悪くなります。

ヤッチが折り返して電話をかけたいところですが、また問題を起こしてしまう結果になるので踏みとどまることに…。

(つд⊂)エーン

そのかわり、ネットでちょいと調べてみました。

成年後見制度にかかる費用は申立てにかかる費用と後見人が選任された後にその後見人に支払う報酬とに分けて考えないといけないみたいですね。

で、気になる金額は?

それがどうもケースバイケースでハッキリした数字はわかりません…。

(-_-;)

ただ、アルツ家の場合は、区長が申立てをしているのでその費用は区長が立て替え、本人に資力が有る場合は求償するよう(?)です。

でも「資力が有る場合」というのがどの程度で資力が有ると判断されるのかが分からないのでイマイチ実際の金額というのがわかりません。

(-_-;)

もしかすると、申立ての費用は申立て人である区長の負担で、これについての費用はアルツ君が払う必要はないんじゃないかなんて、ちょっと楽観的な考え方も出てきたりして…。

(^^ゞ

また、後見人に対する報酬も家庭裁判所が本人の収入、預貯金などを考慮して家庭裁判所が決定することとされているため、絶対額というのが事前にはわからないようです。

ただ、この後見人の報酬についてはおおむね月額2~3万円というのが相場なようです。

でもでも正直、これについても自信が有りません。

(-_-;)

[参考]


どうも姉の話からすると、高齢者相談センターはこういった費用面の事より自分の立てた候補者である司法書士さんを認めて欲しいというニュアンスです。

もし、アルツ君が抱えている多額の滞納家賃を請求されて、司法書士さんでは手に負えなくなっても、改めて司法書士さんから弁護士に依頼するということも頭に入れているというのです。

いずれにしても、申立人は区長(高齢者相談センター)であって、アルツ家の誰かが申立てをしているわけでもないので、このままだと、高齢者相談センターが押している司法書士さんに後見人が決まりそうな雰囲気です。

(-_-;)

だいたい今アルツ君がいる特別養護老人ホームに月々いくら掛かっていて、今までにいくらの出費が有ったのか、高齢者相談センターもそろそろ教えてくれてもよさそうなものだが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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成年後見人さんの面会

2013/04/02 (火)  カテゴリー: ボタモチ
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日アルツ君のところに面会に行ってきました。

この日はアルツ君、『定位置』ではなく、居室のベッドのところに腰かけ、漢字のお勉強中です。

面会のたびにヤッチが持って行っている『読めそうで読めない漢字』です。

アルツ君、漢字に興味があるというより、自分が読めた漢字を他の入所者さんに自慢することに生きがいを燃やしているようです。

でも、不思議とキノコさんやヤッチの存在は忘れてしまうのに、漢字に関しては、ある程度までは、おぼえているのですから、大したもんです。

過去にアップしたものを含めて、読めそうで読めない漢字を再度アップしておきましょうかね!?

過去にアップしたものはファイル名を変えてありますが、中身は同じです。

ご自身でも是非やってみてくださいね。

読めそうで読めない漢字(問題)

読めそうで読めない漢字(答え)


ヤッチ:「おっ?お勉強中かい?」

アルツ君:「まあね!!」

ヤッチ:「ずいぶんと熱心にやってるから、頭の中は漢字だらけでしょ?」

アルツ君:「そうでもないぞ!?今日は頭の中に浮かんでくるのは、食い物ばかりだ。」

ヤッチ:「『今日は』じゃなくて、いつもだろ?」

アルツ君:「うるさい!!失礼な。」

ヤッチ:「どうせ、そんなこったろうと思って、今日はいいもの、持って来たよ。」

アルツ君:「んっ?ボタモチか?」

ヤッチ:「どうしても、そこからは縁が切れないんだね?脳ミソはあんこで、できてるんじゃないのか?」

アルツ君:「かもな!?そのかわり、つぶあんだぞ!?」

ヤッチ:「つぶあんとこしあんだったら、どっちが頭がいいのかね?」

アルツ君:「そりゃあ、つぶあんに決まってるだろう~。」

ヤッチ:「その根拠たるをきかせて欲しいものだねぇ…???」

アルツ君:「つぶあんの方が美味い!!」

ヤッチ:「全然、理屈が合わないじゃないかよ!!まあ、いいや。今日はボタモチじゃないよ。イチゴだよ。」

近所のスーパーマーケットでイチゴを安くゲットしたので、アルツ君にもお裾分けです。

イチゴ

アルツ君:「かー!!イチゴ!?お前の畑で獲れたのか?」

ヤッチ:「あの~、畑を持つほど、お金持ちじゃないんですけど…。」

アルツ君:「まあ、いいや。それにしても美味そうだな~。こんなちょっとじゃなく、畑ごと持ってくればよかったのに。」

ヤッチ:「だから、畑は持ってないって!!」

アルツ君:「盗んできたのか?」

ヤッチ:「盗みもしないって!!」

アルツ君:「どらどら、食ってやろう!!おーい!!そこの赤いの!!今、俺の口に放り込んでやるからな!!」

アルツ君がイチゴを一粒手に取って、口の中に放り込みます。

ヤッチ:「どう?」

アルツ君:「甘い!!」

ヤッチ:「辛かったら、怖いもんな?」

アルツ君がもう一粒口の中に放り込んだところで、居室のドアをノックする音が聴こえます。

特養の生活相談員さんとアルツ君の成年後見人である司法書士さんです。

成年後見人さんは、毎月、月の中ごろと月末に定期的にアルツ君の面会にいらしています。

生活相談員さん:「すいません。○○先生(成年後見人さんのこと)がいらしたので、お連れしました。」

ヤッチ:「どうも、いつもお世話になっています。どうぞお掛け下さい。」

そう言って、ヤッチは居室に有った椅子を差し出します。

生活相談員さんは、すぐに事務所に戻って行ってしまいました。

後見人さん:「あっ、すいません。お食事中か何かではなかったのですか?」

ヤッチ:「いえいえ、ちょっと家からイチゴを持って来たので、父に食べてもらっていたところです。」

後見人さん:「すいません、月末にお伺いしようと思ったのですが、野暮用が入って伺えなかったものですから…。お父様、お元気にしてらっしゃいましたか?」

アルツ君:「元気元気!!元気すぎて困ってるよ~。どっこも悪くないんだから、困っちゃうよ~。」

たしか、元気な人は特養には入れなかったような…。

(-_-;)

後見人さん:「それはそれは、何よりです。顔色も良さそうですね?」

アルツ君:「まあね!!この間もあんまり俺が元気なのをみて、ここの人が『おじさん、いくつなの?』って言うから、考えたら、俺、もう83なんだよね~。」

ウソウソ!!85だろがっ!!

後見人さん:「そうですよね。失礼ですが、年齢の割にお若く見えますものね?」

アルツ君:「まあ、それほどでもないよ!!」

木に登るのは結構だが、後で降りられなくなるタイプ…。

(-_-;)

後見人さん:「じゃあ、食事も美味しく召し上がるんですね?お父様は、好き嫌いとかは無いんですか?」

アルツ君:「そうだね~。たいていの物は食っちゃうね~。ゴキブリ以外なら何でも食っちゃうよ!!」

後見人さん、ちょっと苦笑…。

後見人さん:「それはすごい!!特に甘い物が好きとか、辛いものが好きとかは?」

アルツ君:「まあ、どちらかというと甘い物だね。」

どちらかというより、甘い物オンリーだろがっ!!

後見人さん:「イチゴを食べていらっしゃったようですが、イチゴが好物だとか?」

アルツ君:「いえいえ、これはコイツ(ヤッチのこと)がたまたま持って来たから食ってやってたんです。」

後見人さん:「そうでしたか…。実は僕も甘い物が大好きなんですよ。」

アルツ君:「私と一緒だね~。」

後見人さん:「特に甘い物だと、お父様はどんなものがお好きなんですか?」

アルツ君:「甘い物なら、何だっていいけど、強いて言うなら、『ボタモチ』かね~。」

出た出た!!!強いてあげなくても、ボタモチだと思われます。

(-_-;)

後見人さん:「そうですか、いえ、実は僕もボタモチとかお萩が大好きなんですよ!!」

アルツ君:「へえ、こりゃまた、奇遇だねえ~。」

後見人さん:「特に、こしあんより、ちょっとゴツゴツしたつぶあん…。」

アルツ君:「へえ、じゃあ、俺と一緒だ!!」

後見人さん:「あ、お父様もそうなんですか?どうも人間が古いせいか…、失礼。どうも昔ながらのものが好きなんですよ~。」

アルツ君:「うん、うん、わかりますよ。だいたい私くらいの年代は、ボタモチと言ったらつぶあんだよ~。」

後見人さんはアルツ君よりはるかにお若いと思われるが…。

(-_-;)

後見人さん:「じゃあ、大判焼きとか今川焼といった類のものは?」

アルツ君:「あーあ、あれも嫌いじゃないね!!」

後見人さん:「最近じゃ、よくあれにチーズが入っていたり、カスタードが入っていたりするじゃないですか!?僕はやっぱり、つぶあんが王道の気がするんですよ。」

アルツ君:「まあ、そうだね。つぶあん以外は邪道だね。」

他のものは食ったことが無いだろがっ!!

後見人さん:「あ、やっぱり、お父様もそうですか?でも何と言ってもつぶあんのボタモチは美味しいですよね?」

アルツ君、すでに口元からダレヨが垂れかかっています。

まぃぅ―( ´)艸(` )―♪

アルツ君:「そうだね、ボタモチさえありゃ、私なんか他の物はいらないね~。」

後見人さん:「そうでしたか~。そうしたら、今度はお父様に、ボタモチをお持ちしますよ。」

アルツ君:「それはそれは…。待ってます!!」

ちっとは遠慮しろいっ!!

後見人さん:「ところでここ(特養)はそう言った和菓子を持ち込むのは大丈夫なんですか?」

後見人さんはヤッチの方に向き直ります。

ヤッチ:「はい、ナマモノの場合、残した時は持ち帰るように言われていますが、特に父の場合、食事制限があるわけではないので、ほどほどの量なら構わないと思いますよ。」

アルツ君:「お前ね、俺がボタモチ持って来られて、残すと思うか?」

ヤッチ:「思いませんっ!!」

後見人さん:「そうですか?僕はまた、こういったところは、外部から飲食物を持ち込むのは禁止なのかと思っていました。知らないこととはいえ、失礼しました。」

ヤッチ:「いえいえ、あまりお気づかいなさらず、手ぶらでいらしてください。」

アルツ君、不満そう…。

(-_-;)

後見人さん:「いえいえ、今度お伺いするときは、たくさんは無理なご様子ですが、美味しいボタモチをお持ちしますよ。」

アルツ君、後見人さんを見据えてうなずいています。

フムム(゚ω(゚ω`(゚ω`,,)フムム

後見人さん:「それでは、私はこのくらいで…。また月の中ほどで、こちらにお伺いしますよ。お父さん、その時は…。」

アルツ君:「よろしく、たのんますね!!」

後見人さんは、そうおっしゃってアルツ君の居室を後にされました。

居室に居るのはアルツ君とヤッチの二人だけ…。

しばらくアルツ君、後見人さんが出て行った居室のドアの方を見つめていましたが、ふと我に返ってヤッチに話しかけてきます。

アルツ君:「ずいぶんと、いい人だな!?誰なんだ?」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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