site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君の住民票

2012/04/06 (金)  カテゴリー: アルツ君
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今日はキノコさんが不動産屋さんで新しいアパートの賃貸契約を結ぶ日です。

ヤッチも付き添い、一緒に福祉事務所に出かけてきました。

生活保護の福祉事務所に指定された時刻に行き、まずは、手続きのための日割りの賃料や敷金、礼金などの初期費用をもらいます。

このお金を持って、不動産屋さんに行き、お金を支払って一応手続き完了です。

不動産屋さんとの書面上の入居日は4月9日ですが、区が手配した引越し屋さんが繁忙期と言うことも有り、引越しは4月12日に決定です。

ヤッチはキノコさんのように、福祉事務所からお金を手渡されていませんが、引越しの日程は決まりました。

なんとキノコさんと同じ4月12日です。

実はこれ、見積もりに来た引越し屋さんにほとんど同じところに引越しするのだから、ダブルで引越しをやってしまった方が、双方ともに面倒臭く無くていいんじゃないかと、ヤッチが耳打ちしていたおいたせいもあるかも!?

引越しは自分たちでやるのではなく、区が指定した引っ越し業者がやってくれます。

区があらかじめ、2社を選定して、競合させて見積もりを取らせます。

そして、どちらか安い方の見積もりを出した方を区が入札するような順序で進められるようです。

ですから、区が決定するまではどちらの引越し屋さんになるかはわかりません。

片方の引越し屋さんが4月10日に引っ越しできると言い、片方が4月15日なら人員の手配ができると言っても、入札されるまでは、引越し日が決まらないのです。

引越しの日程について、ある程度は希望は出せても、最終的な決定は区なので、この日が決まるまで、正直落ち着きませんでした。

いつ引っ越すことになるかわからないので、身の回りの物を梱包して封をしてしまえないからです。

これである程度の見当をつけ、必要な枚数の着替えを残して、あとは箱詰めすることができます。

ちょっと一息と言ったところでしょうか…。

今日はそんな中、ちょっとした疑問が沸いたので、高齢者相談センターに相談に行ってきました。

何度も書かせていただいている高齢者相談センターは福祉事務所が有る場所と同じフロア。

キノコさんのお金をもらった後、不動産屋さんに行く前に、こちらに寄り道です。

お金をいただいたあと、同じフロア内の総合受付に戻ります。

ヤッチ:「高齢者相談センターの○○さんは御手隙でしょうか?」

ヤッチは受付にいた職員さんに高齢者相談センターの支援係長さんの名前を告げます。

受付の職員さんが支援係長さんをマイクで呼び出します。

すぐに支援係長さんが出てきます。

ヤッチ:「こんにちは。先日(アルツ君との面会日)はお世話になりました。」

支援係長さん:「いえいえ。」

社交辞令的挨拶から始まります。

ヤッチ:「実は父の事で相談させていただきたいことが有るのですが…。」

支援係長さん:「なんでしょう?」

ヤッチ:「ご存知かどうか、家族は、みなバラバラに転宅することが決まりました。まだようやく引越し先や日程が決まったところで、気が早いのですが、住民票をそれぞれの場所に移さなくてはなりません。」

支援係長さん:「引越し先は皆さん、お決まりになったのですか?」

ヤッチ:「はい、私と母は、一応4月12日が引越し日です。」

支援係長さん:「そうでしたか~。」

ヤッチ:「で、皆が引越しをしてしまうと、今住んでいる家に父だけが残ってしまうことになります。」

支援係長さん:「うん…。」

ヤッチ:「それで、父の住民票をどうしたらよいものかと思って…。」

支援係長さん:「なるほど…。先日お話ししましたように、お父様の受け入れ先の施設がまだ決まっていません。近い将来、必ず決まるはずなので、もう少し待っていただけないでしょうか?」

ヤッチ:「と、おっしゃいますと?」

支援係長さん:「お父様が入られる施設が決まるまでは住民票を移さないで欲しいのです。」

ヤッチ:「ただ、お耳に入っていると思いますが、我が家は借家で、しかも滞納家賃20か月です。おまけに父名義です。このままだと、父にどんな火の粉がかかるかわからないので、早目にどこかに移した方がよいのではないかと思って…。」

支援係長さん:「そうですか…。ただ、家賃の件に関しては、大変申し訳ありませんが、私どもではお役にっ立てないことでして…。こちらもできるだけ早い時期にお父様を別の施設に移して差し上げる努力しています。特養に移れば、早急にそちらに住民票を移すことは可能です。どうかもう少しだけお待ちいただけないでしょうか?」

ヤッチ:「気の早いことかもしれませんが、ゆくゆくは成年後見制度の相談もさせていただこうと思っていたのですが…。」

支援係長さん:「あっ、その件に関しては、こちらでは今のところの話ですが、考えていません。ご長男さんとも会ってお話ししているし、お姉さまとは何度も電話で話している間柄なので、こちらではご家族のことはじゅうぶん承知しています。ですから、今のところの話ですが、センターでは後見役の話はあがっていません。」

中々、単純そうで、難しい話…。

認知のあるアルツ君が、滞納家賃の支払い義務者。

支払い能力が無いと見なされれば、支払いは連帯保証人と思われる兄のところに行きます。

しかし、我が家では賃貸借契約書が行方不明なので、誰が連帯保証人なのかがわかりません。

兄が連帯保証人である可能性が高いのですが、可能性でしかありません。

大家さんがもう1通を持っているはずですが、大家さんに連絡を取りづらい状況…。

やはり、代理人を立てるしかないか…。

兄に被ってもらうしかないか…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/04/06 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツ君の診察について

2012/04/29 (日)  カテゴリー: 診察
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

ずいぶん長いこと更新をさぼってしまいました。

(^^ゞ

言い訳になってしまいますが、自分の引越しはわけなく終わったのですが、キノコさんの引越しがことのほか手こずってしまいました。

御存知のように重い荷物を持てないキノコさん…。

新しい部屋に運び込まれた段ボール(荷物)の山を自分で処理することができません。

ヤッチ自身の部屋の荷物を後回しにして、まずはキノコさんの部屋の荷物の処理です。

何日かかけて、ようやく不自由のない状態まで持って行き、今度は、住所変更などの役所関係の手続きや銀行口座などの変更の届け出です。

最近は、本人確認書類などが厳しくなり、キノコさんの代理でヤッチが届け出をすることもできないものが有り、そういう時はどうしてもキノコさんと一緒に出掛けなくてはなりません。

83歳という高齢も有り、役所一つに行くのも1日がかりになってしまいます。

生活保護を受けるようになると、国保などから外れることになり、被保険者証というものは有りません。

そう…。

身分証明書になるようなものが、少なくなってしまいます。

代わりに生活保護を受けるようになると、『生活保護受給証明書』というものをもらいます。

A4の再生紙に区長の印が押された極々簡単な証明書です。

これが身分証明書になるかと思いきや、意外に認めてくれないところが多いんですね。

それでも、たいがいのところの手続きは何とか済ますことができ、少し落ち着いてきたところでしょうか…。


さて、『記事にする』と申し上げておきながら、長らく更新せずに、ブログを放置したままになってしまいましたが、今日は1ヶ月も前にになる4月9日のアルツ君の診察について書いてみたいと思います。

診察は、普段掛かり付けの近所の主治医ではなく、認知症関連を診て下さっているドクターによる診察です。

未だ高齢者虐待防止法の保護下のアルツ君なので、アルツ君は保護されている施設から高齢者相談センターの職員さんが、診療所まで連れてきます。

ヤッチはアルツ君の診察の予約時間に合わせて自宅から診療所に向かいます。

予約時間は、お昼前の11:50。

中途半端な時間だったのでお昼ご飯は食べられません。

ちょうど予約時間に診療所に到着です。

まだアルツ君は来ていないようです。

診療所の廊下が待合室になっているのですが、席が空いておらず、廊下の突き当たりまで行き、ようやく空いている席をみつけます。

アルツ君、どんな感じで登場するのでしょう…。

少し、ヤッチも緊張した面持ちで、アルツ君の登場を待ちます。

しばらくすると、自動ドアの外にアルツ君の姿が見えます。

男性の職員が同伴しているようです。

自動ドアがアルツ君の姿に反応して開きます。

職員さんに付き添われ、アルツ君が診療所の中に入ってきます。

大勢の患者さんが待合室に腰かけているので、ヤッチもまぎれてしまって、アルツ君はヤッチの姿に気がつかない様子です。

ヤッチはアルツ君に向かって軽く手を振ります。

それに気づいたのか、たまたまだったのかわかりませんが、アルツ君がヤッチに気づいたようです。

その途端にアルツ君の表情が険しく変わります。

アルツ君:「お前っ!何でこんなところにいるんだっ!またばあさんかぁっ!」

入り口付近から、廊下の一番突き当りにいるヤッチに向かって、アルツ君が絶叫したものですから、一斉に中にいた患者さんが、アルツ君に注目です。

アルツ君:「なんでお前がこんなところにいるんだっ!」

以前記事にさせていただいた高齢者相談センターでの面会の時と同じように、アルツ君、大興奮です。

ちょっと殴りかからんばかりの勢いすら有りました。

ヤッチ:「まあ、まあ…。座ろうよ。」

ヤッチが近づいてきたアルツ君に声をかけます。

アルツ君:「なんで俺がこんなところに腰かけなくちゃいけないんだっ!ここは病人が来るところだろっ!俺はどこも悪くなんかないぞっ!」

ヤッチ:「まあ、まあそう言わずにとりあえず、座ってみようよ。」

アルツ君:「座ってる暇なんかないんだぞっ!俺は忙しいんだっ!」

ヤッチ:「そっか…。忙しんだぁ…。なんの仕事をしてるんだい?」

アルツ君:「そんな大した仕事なんてしてないさ。それより何で俺がこんなところに来なくちゃならないんだ?」

ヤッチ:「仕事するにしても、どっかぶっ壊れてたら、仕事続けられないだろ!?病気になっていないかの定期点検だよ。車で言えば、車検みたいなもんだよ。」

アルツ君:「お前ね。車検を受けるにしても、金がいるんだぞ。金も銭も無いと何にもできないんだぞ。お前はわかってるのか?」

アルツ君、興奮気味ではありますが、ちょっとだけ落ち着きを取り戻したようです。

ヤッチ:「お金のことは心配しないでも大丈夫だよ。それより桜の花は見たのか?来る途中、ちょうどいい感じに咲いてたんじゃないのか?」

アルツ君:「桜もへったくれもあるかっ!!ああぁあ…。世の中おしまいだっ…。」

ヤッチ:「今居るところで何か有ったのか?」

アルツ君:「何にも有りゃしないさ。それより、俺は家には帰らないからな!今居るところもいつまで居られるかわからないんだからっ!」

ヤッチ:「それじゃあ、行くところが無くなっちゃうじゃないか。」

アルツ君:「そんなこと、俺の知ったことか…。」

怒鳴り疲れたのか、アルツ君、急に静かになって、目を閉じてしまいました。

ちょうどその時、高齢者相談センターの支援係長さんが、待合室に入ってきました。

どうも、車を駐車場に入れに行っていたらしく、空が無くて、てこずっていたようです。

アルツ君が目を開け、またもや興奮です。

アルツ君:「なんで、大勢して俺をこんなところに連れて来やがるんだっ!!」

アルツ君が、スクッと立ち上がりました。

今までに見たこともない軽い動きです。

ヤッチ:「何?どうしたの?」

アルツ君:「うるさいっ!!俺は帰るっ!!」

ヤッチ:「帰るってどこへ?」

アルツ君:「うるさいっ!!どこへ行こうが知ったこっちゃないっ!!」

ヤッチはアルツ君の腕をつかもうとしましたが、アルツ君、それを振りほどいて、出口に向かおうとします。

ヤッチ:「ちょっと、待とうよ。」

ヤッチはアルツ君を後ろから羽交い絞めにして逃げられないようにします。

高齢者相談センターの職員さんが二人も見ているというのに、思い切り後ろからホールドしてしまいました。

当然、高齢者虐待防止法を熟知している職員さん二人は、アルツ君に静止の声をかけるだけで、指一本触れようとはしませんでした。

ヤッチ:「とにかく、もう少しで先生に呼ばれるから、先生にどこが悪いのかはっきり聞いてみようよ。どこも悪くないなら、すぐに帰れるよ!」

アルツ君:「ふん、医者なんて、悪くなくたって、悪い所見つけるんだよ。それが商売だからな。」

ヤッチ:「それならそれで、突き返してやればいいさ。ちょっとだけ待とうよ。」

アルツ君:「ふん、仕方ないなぁ…。」

しばらくすると、診察室からドクターが顔を出し、アルツ君の名前を呼びます。

ドクター:「外で元気な声を出していたのは、○○さん(アルツ君のこと)でしたかあ…。どうですかぁ?調子はどうですか?」

診察室に入ったアルツ君に、ドクターが声をかけます。

アルツ君:「悪いっ!!」

ドクター:「どこが悪いんですかねえ?」

アルツ君:「どこもかしこも悪いよ。」

ドクター:「そうですかあ…。ここはどこだかわかりますか?」

アルツ君:「どこだかわからないねっ。家になんか帰れるわけがないっ!!」

今度はドクターが高齢者相談センターの職員さんにアルツ君の最近の状況についてたずねます。

そう…。

ヤッチは前回の診察からずっとアルツ君と生活を共にしていないので、この1ヶ月の病状は全くわかりません。

支援係長さんが、答えます。

支援係長さん:「施設では穏やかなご様子ですよ。施設ではコミュニケーションも取れて、歩行訓練を『仕事』だと思っていらして、一生懸命歩いていらっしゃいますよ。ただ、やはり夜中に頻尿は有るようです。」

少し腑に落ちない発言に感じました。

施設では穏やかで、家族に会うと興奮してしまうのは、なぜ故と言いたいところでしたが、今回の診察は、ヤッチはあくまでもオブザーバー…。

ドクター:「仕事ですかぁ…。今日は桜の花がきれいに咲いていたんじゃないですか?」

アルツ君:「桜なんて俺には関係ないよ…。」

アルツ君、この日は興奮しているせいなのか、小刻みだった歩行も改善されて前のめりだった腰も幾分伸びて、身長が高くなったようにも見えます。

眼球障害も出ていないようです。

興奮ということを除けば、ドクターからすると可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。

何だか変な雰囲気になり、一同沈黙の状態になります。

アルツ君は待合室で待つように促されます。

高齢者相談センターの男性職員が付き添い、アルツ君は待合室へと。

診察室にはドクターと支援係長さん、ヤッチの三人が残ります。

支援係長さんが切り出します。

支援係長さん:「○○さん(アルツ君)ですが、先生の診断はいったいどういったものなのでしょうか?」

ドクター:「ご家族にはお話ししたのですが、まだそちらにはお教えしていませんでしたっけ?正直、ハッキリしたことは言えませんねえ…。」

支援係長さん:「進行性核上性麻痺(難病)ではないのですか?」

ドクター:「そうですねえ…。絶対的に進行性核上性麻痺とは言い切れないところが有りますねえ…。これは今後、どういう症状が出てくるかで変わってくるかもしれません。転倒が多いということでパーキンソン関連疾患のどれかだということは言えると思います。画像を見る限りではPSP(進行性核上性麻痺)の疑いが強いですね。大脳皮質基底核変性症なんていうのも考えられますから…。純粋のアルツハイマーではないということだけは確かです。アリセプトに対してもたくさん使うと薬剤過敏が有るので、使える薬が無いのが現状というところでしょうかね。ドーパミンなどもPSPだとすると効かない可能性の方が大きいですね。PSPだと前頭葉に障害が出やすいということも言えます。」

支援係長さん:「そうですか…。今後注意しなければいけないことは何でしょうか?」

ドクター:「これもご家族には申し上げましたが、一番気をつけなければいけないのは転倒ですかね。」

支援係長さん:「先生、今日は先生に書いてもらおうと思って書類をお持ちししたんです。難病申請の書類です。この書類、難病の種類によって書類も全部違うんですね?」

ドクター:「それは、やめときましょうよ。どの道生保(生活保護)で全額公費負担になるんだし…。」

ドクターは明らかに書類を書くのが面倒だといった表情です。

支援係長さん:「いえいえ、一応書いていただかないと…。」

ドクター:「でも、書く項目を正確に埋めていくと、今の○○さんの症状からは、申請が通らない可能性がありますよ…。」

ここで、明らかに支援係長さん、ヤッチに『席を外せ』というアイコンタクトです。

それを察してヤッチも待合室に戻ります。

アルツ君は目を閉じたまま、待合室の長椅子に腰かけじっとしています。

何だか、毎日一緒に過ごしていたのに、ずいぶん長い時を刻んでしまったような錯覚に陥りました。

いつもなら、冗談の一つも交えるのに、その日は全くそんな気分にもなれずにいたのを記憶しています。

まだ、アルツ君は、移送された施設(最初に保護された施設とは別の施設)で特別養護老人ホームの空を待っている状態だと聞きます。

現在アルツ君がいる施設での面会はヤッチはもちろんのこと、他の家族も許されていません。

4月26日に今、アルツ君の居る施設ではなく、高齢者相談センターの会議室でふたたびアルツ君と面会することができました。

次回は、この様子について書きたいと思っています。

長らく、ブログを放置したままになってしまい、心配してコメントを下さった皆さん、ありがとうございました。

また少しずつ記事を書き足して行きますので、よろしくお願い申し上げます。

まだ、笑えるような記事は書けそうもないので、少々堅苦しいかもしれませんが、気長に待っていて下さいね。


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2012/04/29 | コメント (8) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

『死』を口にする職人、アルツ君

2015/12/16 (水)  カテゴリー: アルツ君
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KraftTape

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

お久しぶりです。

長いこと、更新せずにさぼっていました。

心配して下さる方もいらっしゃるので、アルツ君の近況を書きたいと思います。

アルツ君ですが…。









安心してください。

生きてますよ。

パンツは穿いてませんよ。

オムツです。

去年(2014年)の11月に脳梗塞で倒れ、1か月ほど入院したアルツ君ですが、かれこれ1年が経過しようとしています。

今年の初めには、医師から余命1ヶ月とか2か月とか言われていましたが、施設の職員さん方やたくさんの方の支援のおかげ、そしてご覧くださっている皆さんの応援のおかげでここまでやってくることができました。

ありがとうございます。

脳梗塞の再発や誤嚥性肺炎などにならなければ、新年を迎えられそうな雰囲気も出てきました。

以前にも書かせていただいた内容の繰り返しで恐縮ですが、アルツ君、決して右肩上がりの回復傾向とは言えませんが、現状維持、もしくはなだらかな下り坂といったところでしょうか。

食事摂取量も水分摂取量も相変わらず少ないままですが、麻痺していた右腕は、リハビリをしているわけでもないのに結構な頻度で動かすようになりました。

指先は丸まったまま、まだ動かすことはできませんが、時々右腕を上げて物を掴むような仕草も見せます。

ちょっと気になるのは、とにかく明るいアルツ君だったのが、ここへきてますますネガティブトークが増えてきたこと。

『死んだほうがいい…。』、『死んじゃう…。』、『もう長いことはない。』、『もう、ダメだって…。』など、さらに後ろ向きの発言が増えて来ています。

食事時はもちろん慢性的に誤嚥している様子なので、むせるたびにそんな言葉を口にすることが多くなってきました。

まあ、むせた時の咳反射はまだまだ小さな子供を通りの向こうまで吹き飛ばすくらいの威力はあるので大丈夫でしょう。

ちょっと盛りすぎ?

以前に比べれば、声も小さくなってしまいましたし、発する言葉を100パーセントこちらが理解できることも少なくなってきましたので、やはり徐々に劣化しているのは確かなことかもしれません。

そんなアルツ君ですが、今まで居た居室から別棟の居室に引越ししました。

前々回の記事で施設(特別養護老人ホーム)の空調のことを記事にさせていただきましたが、大規模な空調の工事が今年の11月くらいから始まりました。

施設の各所に設置されている業務用の大型エアコンの室外機、室内機ともに入れ替えするかなり大規模な工事です。

同時に施設内の照明器具も白熱灯や蛍光灯のものをLED照明に切り替える工事らしいです。

詳しいことはわかりませんが、工事費用について、東京都から補助金が下りるらしく、空調工事の費用負担にはLED照明の切り替えが条件になっているようです。

こんな話を聞くと、2020年度を目処に地球温暖化対策のために白熱灯と蛍光灯の製造と輸入が禁止されるかもしれないなんていう話が、まんざら嘘でもなさそうな気配ですね…。

今まで蛍光灯だったものをLED照明にするためには器具本体をかえなくてはなりませんから、けっこうな予算なんでしょうね~。

もう4年とか5年後には蛍光灯も白熱灯が使えなくなるということは、ヤッチの部屋の蛍光灯をLED照明に切りかえる費用を誰かが出してくれるんでしょうか?

大家さんが負担してくれるのかな…。

ちょっと話がそれましたが、アルツ君の居室の引越しの話に戻ります。

アルツ君の居る施設では、エアコンなどの空調設備のほかに冬場は床暖房が入ります。

床暖房については工事をしないので、エアコンが工事で使えなくなる間、床暖房で居室の暖を取ろうというのが当初施設の考え方だったようです。

でも、やはり暖冬とはいえ、床暖房だけでは、寒い…。

ご家庭なら、エアコンを使わず、ホットカーペットだけで過ごせというような話です。

寝たきりのアルツ君が寒さを訴えます。

同じような意見が他の利用者さんからも出たため、アルツ君のように自分で寒さ対策のできない利用者さんはすでに空調工事の終わっている居室へ移動してくれないかという施設側の提案を受けました。

環境が変わることでアルツ君が不穏になることを懸念しましたが、本人の了解も取り、家族側は二つ返事でOKしました。

元の居室に戻ることを前提としているので、身の回り品だけを持って移動です。

もちろん本人も。

引越しは施設のスタッフさんが全部やって下さいました。

今まで過ごしていた居室は南側でしたが、移動先の居室は北側です。

今度はご支援いただくスタッフさんも棟が違うため、顏ぶれも変わります。

実は新しい居室に引越ししてから、1週間経っています。

特にアルツ君の気分的なものに変化は無いようです。(こちらに移ってからの方がアルツ君の笑顔が増えたかも?)

移動先の居室はベッドの位置が逆向きになるので、介助する側、される側もちょっと戸惑います。

今までヤッチはアルツ君の左側から食事介助などをしていましたが、今度は右側になるので、左右反対の動きをしなくてはならなくなるので、今ようやく慣れてきたところです。

アルツ君も呼びかけると、最初は習慣で、いつもと同じ方を向いて、あさっての方を向くなんていうことが多々ありましたが、ここへ来てようやく呼びかけた方を向くようになってきました。

よいことなのか悪いことなのかはわかりませんが、ヤッチ自身の脳トレにはなっているようです。

移動先の居室は利用者さんが集うデイルームからは少し離れた場所にあるため、とても静かです。

耳のよいアルツ君なので、質の良い睡眠を得るにはいい環境なのですが、反面、夕食時は特に食べている途中で寝てしまうことがますます多くなってきました。

ヤッチ:「旦那さん、眠いの?食べたいの?」

アルツ君:「両方…。」

ヤッチ:「贅沢な悩みだな。口の中に食いものを入れたまま寝ちゃうと、ネズミが口の中に入るぞ。」

アルツ君:「ふん…。ネズミも食べちゃう…。」

ヤッチ:「トロミがついてないから、無理だべ。」

アルツ君:「もうダメなんだって…。」

ヤッチ:「ネズミを食おうなんていう心意気があるんだから、まだまだ大丈夫だって。」

アルツ君:「ん…。もう長くないって言われた…。」

ヤッチ:「言った奴を俺がミキサーにかけてやろうか?」

アルツ君:「もう、足もなくなってきた…。」

ヤッチ:「旦那さん、それを毎回言ってるけど、どうして『死人』イコール『足が無い』なんだ?」

アルツ君:「わかんない…。」

ヤッチ:「大丈夫だよ。足はまだ付いてるよ。これ、感じるだろ?」

ヤッチはアルツ君のすねを軽く指先で叩きます。

アルツ君:「反対の足が無いって…。」

今度は反対の足を少し強めに叩きます。

アルツ君が反射的に足を動かします。

ヤッチ:「なっ?あるだろう?」

アルツ君:「みたいだな…。でも、もう要らないって…。」

ヤッチ:「鍛えなおせば、足の2本や3本、また生えてくるって。明日からジョギングでもやるか?」

アルツ君:「もういいって…。死んだ方がいいんだって…。」

ヤッチ:「なんでそんなに死にたいわけ?顔を見ると多分俺より血色がいいぞ?」

アルツ君:「そんなもん捨てちゃえ。」

ヤッチ:「いや、粗大ごみのシール貼っても持って行ってくれないよ…。」

アルツ君:「そうかぁ…。」

ヤッチ:「昔から寝れば治るって言ってたんだから、ちょっと寝ればスカッとするよ。じゃあ少し寝よう!」

アルツ君:「うん。死んじゃう…。サイナラ…。」

毎度のことなんですが、食事の途中で眠ってしまうアルツ君です。

しかも、前半でギブアップし、それから20分から、長いときは1、2時間くらいすると目を覚まし、記憶はリセットされ、また掟上今日子さん状態で食事を摂ります。

完食するまで何度もこれを続けるのも一つの手かもしれませんが、食事によってエネルギーを補給するものなのに、食事を摂るのにエネルギーを消費するのでは意味がないことなので、見極めが難しいです。

たいてい、アルツ君、『寝る』と言ってからしばらく独り言を言って、それからいびきをかき始めます。

ヤッチは独り言を言っているアルツ君にもう一枚毛布を掛け、足元をさすります。

いったん居室の灯りも消します。

ヤッチ:「ギーコ、ギーコ…。」

アルツ君の足首あたりに毛布の上から手刀を入れます。

ヤッチ:「ギーコ、ギーコ…。」

アルツ君の独り言が止みます。

ヤッチ:「ギーコ、ギーコ…。」

アルツ君:「…。」

ヤッチ:「ギーコ、ギーコ…。」

アルツ君が暗闇の中で目を開けます。

アルツ君:「うん…?何してるんだぁ?」

ヤッチ:「旦那さん、さっき『要らない』って言ってたからさ…。ギーコ、ギーコ…。」

アルツ君:「バカっ!そんなことしたら、死んじゃうだろっ!」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


追記
上記の記事はアルツ君がすぐに眠くなってしまうという話題ですが、本人は眠いはずなのに中々眠れない時もあるようです。
別の日にアルツ君が眠れない時、ヤッチとの会話を録音したものがありましたので、YouTubeにアップしました。
音声のみの記録です。
時刻にすると、18時前後で、一般的にはまだ寝るような時刻ではありませんが、食事をすこし摂った後、居室の灯りを消し、いったん寝てもらおうとして、目の閉じ方を忘れてしまったアルツ君とヤッチとの会話です。
お聞きになればおわかりになると思いますが、ヤッチがアルツ君の眠ろうとしているのを邪魔していると申し上げた方がよいかもしれませんね~。
何のオチもない普通の会話記録ですが、文字の情報だけでは伝わらないこともあるので、普段アルツ君とヤッチがどんな感じでやり取りしているのかをアップしてみました。
アルツ君は脳梗塞、ヤッチは顔面神経麻痺の後遺症で、二人とも滑舌がよくありませんがどうか御容赦下さい。(音声も小さいです。)
ちなみに、意味不明の箇所が多々ありますが、アルツ君の言っていることをヤッチも全部聞き取れているわけではありません。





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