site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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おお、味噌か?

2015/12/31 (木)  カテゴリー: アルツ君
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年越しそば

こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

一昨日のお昼過ぎのことですが、アルツ君の居室の室温調節が上手くいかなくて、アルツ君の背中がビッショリになるなんていう出来事がありました。

脱水状態でグッタリしてしまって、体調が戻らなければ、入院も考えなくてはいけないところでしたが、幸い翌日の昨日(変?)は元気に復活。

多分、サバイバルゲームに参加させたら、アルツ君、優勝間違いなしですね。

さて、そんなアルツ君ですが、今年(2015年)の初めには、医師から『看取り』を勧められ、余命宣告までされてしまいました。

特別養護老人ホームのほうからも『看取り介護』を勧められました。

『看取り介護』と『介護』が具体的にどのように違うか知りませんが、家族側は『待ってくれ。』と反対。

施設の人たちにとっては、有りがちなパターンなのかもしれませんが、『看取り介護』はいまだにピンと来ない言葉です。

お叱りや誤解を恐れずに申し上げるならば、余命宣告などという言葉も、医師が保険を掛けていう言葉なんじゃないかと…。

汚い言い方をするなら、「先生、『大丈夫』だって言ってたじゃないですか?」と家族に泣き叫ばれないための口実ではないかと。

アルツ君の病状は、今年の初めとあまり変わってはおらず、でも生きてますからね…。

どうも、ヤッチは『看取り』という言葉が好きになれません。

将来これを本当にしなくてはならない時が来るのかもしれませんが、多分ヤッチの頭の中では疑問形のまま、時間が流れるのだと思います。

漠然としていますが、はっきり申し上げてしまえば、人間の死を他人が決めてよいのか?という大命題です。

って、固い話はやめにしましょうか?

そもそも自分が勝手に書いておきながら、いい加減な奴です。

m(__)m

一昨日の翌日の昨日(変?)もアルツ君のところに面会に行ってきました。

ほとんど毎日3時前(夜中じゃないよ!)に面会に行き、一旦帰宅し、再度夕食の介助に出かけるというのをこの一年間続けてきましたので、『面会に行ってきました。』という言葉もそろそろ省略させていただこうかと考えています。

一昨日は居室の扉が閉まっていて、陽の当たる車内のような状態になっていましたが、この日は扉が開いています。

空調も問題なさそうです。

居室の前まで来ると、ヤッチが持って行った昭和の流行歌のCDに合わせてアルツ君が歌っています。

ヤッチ:「おっ、今日はいい声が出てるね~。」

アルツ君がピタリと歌うのを止めます。

ヤッチ:「なんだよ、なんだよ。そんなに息子に歌声を聴かせるのが恥ずかしいか?」

ちなみに誰が訪れてきたかわからなくなってきているアルツ君に『息子』であることをアピっています。

これもちなみにですが、今『おとずれて』とキーボードに打ち込んだら、『音ズレて』と変換されてしまいました。

アルツ君:「もったいないって…。」

ヤッチ:「まーた、部屋に入って来るなり一本取りやがって。三本勝負だからな。」

アルツ君:「あーどうぞ!かまいませんよん!」

ヤッチ:「この間、テレビでやってたけど、歌を歌ったり、口を大きく開けるのは悪いことじゃないらしいぞ?脳が活性化するんだってよ?」

アルツ君:「ワニも頭いいのか?」

ヤッチ:「今のは『技あり』だな。でも、バンバン歌ったほうがいいらしいぞ。そのかわり喉から血を出すまでやるなよ。」

アルツ君:「『有効』にもなりません…。」

ヤッチ:「うるせーよ。でも、大丈夫だよな。旦那さんがあくびをするとき、最近スンゴイでかい口を開けてるもんな?」

アルツ君:「いやいや…。」

ヤッチ:「あのね、ほめてないよ。あくびで地球の空気全部持っていかないでくれよ?」

アルツ君:「は~あ~ん!」

ヤッチ:「言った端から、あくびでご挨拶ですか?最近、俺が夜寝ていると、時々『へっ!』って息が詰まるのは旦那さんがあくびして俺の吸う空気を奪ってるからだな。」

アルツ君:「ちゃんと、残してます…。」

くだらない話をしながら、アルツ君に持って来た杏仁豆腐を召し上がってもらいます。

前日、ほとんど水分を摂っていなかったせいなのか、完食です。

ヤッチ:「今日は、調子がいいみたいだな?失礼!いつもに増して調子がおよろしいようで?」

アルツ君:「それほどでもないよ…。あっ?」

居室の扉が開いているので、時折、廊下から入所者さんや職員さんの声が飛び込んできます。

ヤッチ:「しかし、よく聞こえる耳だね?二つもいらないんじゃないの?」

アルツ君:「ばかー。」

ヤッチ:「扉、閉めておこうか?」

アルツ君:「あ、誰か来る。」

ヤッチ:「座頭市のオファーでも来そうだな…。」

アルツ君の言ったことは本当でした。

だれも乗っていない空の車椅子を押した施設の女性職員さんが居室の前に姿を現します。

寝ているアルツ君の視野には入りません。

どうも隣の居室か、そのまた隣の居室の入所者さんに用があったようです。

廊下でその女性職員さんが大きな声で声かけをします。

女性職員さん:「お待たせしました~!お迎えに上がりました~!」

アルツ君:「おーい。まだ、生きてますよ~。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


今年一年

お世話になり

誠にありがとうございました。

どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。


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