site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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アルツ君の住民票

2012/04/06 (金)  カテゴリー: アルツ君
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今日はキノコさんが不動産屋さんで新しいアパートの賃貸契約を結ぶ日です。

ヤッチも付き添い、一緒に福祉事務所に出かけてきました。

生活保護の福祉事務所に指定された時刻に行き、まずは、手続きのための日割りの賃料や敷金、礼金などの初期費用をもらいます。

このお金を持って、不動産屋さんに行き、お金を支払って一応手続き完了です。

不動産屋さんとの書面上の入居日は4月9日ですが、区が手配した引越し屋さんが繁忙期と言うことも有り、引越しは4月12日に決定です。

ヤッチはキノコさんのように、福祉事務所からお金を手渡されていませんが、引越しの日程は決まりました。

なんとキノコさんと同じ4月12日です。

実はこれ、見積もりに来た引越し屋さんにほとんど同じところに引越しするのだから、ダブルで引越しをやってしまった方が、双方ともに面倒臭く無くていいんじゃないかと、ヤッチが耳打ちしていたおいたせいもあるかも!?

引越しは自分たちでやるのではなく、区が指定した引っ越し業者がやってくれます。

区があらかじめ、2社を選定して、競合させて見積もりを取らせます。

そして、どちらか安い方の見積もりを出した方を区が入札するような順序で進められるようです。

ですから、区が決定するまではどちらの引越し屋さんになるかはわかりません。

片方の引越し屋さんが4月10日に引っ越しできると言い、片方が4月15日なら人員の手配ができると言っても、入札されるまでは、引越し日が決まらないのです。

引越しの日程について、ある程度は希望は出せても、最終的な決定は区なので、この日が決まるまで、正直落ち着きませんでした。

いつ引っ越すことになるかわからないので、身の回りの物を梱包して封をしてしまえないからです。

これである程度の見当をつけ、必要な枚数の着替えを残して、あとは箱詰めすることができます。

ちょっと一息と言ったところでしょうか…。

今日はそんな中、ちょっとした疑問が沸いたので、高齢者相談センターに相談に行ってきました。

何度も書かせていただいている高齢者相談センターは福祉事務所が有る場所と同じフロア。

キノコさんのお金をもらった後、不動産屋さんに行く前に、こちらに寄り道です。

お金をいただいたあと、同じフロア内の総合受付に戻ります。

ヤッチ:「高齢者相談センターの○○さんは御手隙でしょうか?」

ヤッチは受付にいた職員さんに高齢者相談センターの支援係長さんの名前を告げます。

受付の職員さんが支援係長さんをマイクで呼び出します。

すぐに支援係長さんが出てきます。

ヤッチ:「こんにちは。先日(アルツ君との面会日)はお世話になりました。」

支援係長さん:「いえいえ。」

社交辞令的挨拶から始まります。

ヤッチ:「実は父の事で相談させていただきたいことが有るのですが…。」

支援係長さん:「なんでしょう?」

ヤッチ:「ご存知かどうか、家族は、みなバラバラに転宅することが決まりました。まだようやく引越し先や日程が決まったところで、気が早いのですが、住民票をそれぞれの場所に移さなくてはなりません。」

支援係長さん:「引越し先は皆さん、お決まりになったのですか?」

ヤッチ:「はい、私と母は、一応4月12日が引越し日です。」

支援係長さん:「そうでしたか~。」

ヤッチ:「で、皆が引越しをしてしまうと、今住んでいる家に父だけが残ってしまうことになります。」

支援係長さん:「うん…。」

ヤッチ:「それで、父の住民票をどうしたらよいものかと思って…。」

支援係長さん:「なるほど…。先日お話ししましたように、お父様の受け入れ先の施設がまだ決まっていません。近い将来、必ず決まるはずなので、もう少し待っていただけないでしょうか?」

ヤッチ:「と、おっしゃいますと?」

支援係長さん:「お父様が入られる施設が決まるまでは住民票を移さないで欲しいのです。」

ヤッチ:「ただ、お耳に入っていると思いますが、我が家は借家で、しかも滞納家賃20か月です。おまけに父名義です。このままだと、父にどんな火の粉がかかるかわからないので、早目にどこかに移した方がよいのではないかと思って…。」

支援係長さん:「そうですか…。ただ、家賃の件に関しては、大変申し訳ありませんが、私どもではお役にっ立てないことでして…。こちらもできるだけ早い時期にお父様を別の施設に移して差し上げる努力しています。特養に移れば、早急にそちらに住民票を移すことは可能です。どうかもう少しだけお待ちいただけないでしょうか?」

ヤッチ:「気の早いことかもしれませんが、ゆくゆくは成年後見制度の相談もさせていただこうと思っていたのですが…。」

支援係長さん:「あっ、その件に関しては、こちらでは今のところの話ですが、考えていません。ご長男さんとも会ってお話ししているし、お姉さまとは何度も電話で話している間柄なので、こちらではご家族のことはじゅうぶん承知しています。ですから、今のところの話ですが、センターでは後見役の話はあがっていません。」

中々、単純そうで、難しい話…。

認知のあるアルツ君が、滞納家賃の支払い義務者。

支払い能力が無いと見なされれば、支払いは連帯保証人と思われる兄のところに行きます。

しかし、我が家では賃貸借契約書が行方不明なので、誰が連帯保証人なのかがわかりません。

兄が連帯保証人である可能性が高いのですが、可能性でしかありません。

大家さんがもう1通を持っているはずですが、大家さんに連絡を取りづらい状況…。

やはり、代理人を立てるしかないか…。

兄に被ってもらうしかないか…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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キーワード検索 : 生活保護 不動産屋 引越し 高齢者相談センター 住民票 成年後見制度 

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2012/04/06 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツ君との面会解禁

2012/06/02 (土)  カテゴリー: アルツ君
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

昨日の記事でも書かせていただきましたが、昨日はアルツ君の入所している特別養護老人ホームで面会をしてきました。

そして今日の昼もアルツ君のところに遊びに行ってきました。

昨日は、高齢者相談センターの職員さんが同席することが条件での面会です。

キノコさん、姉、そしてヤッチの三人でこの特養に出向きました。

どこぞの記事の中で書いたかもしれませんが、この特別養護老人ホームは、高齢者相談センターがアルツ君とキノコさんを最初に保護した所で、しかも旧自宅から徒歩でも通えるところでもあります。

ここに最初に二人は保護され、キノコさんは、この場所から別の養護老人ホームに向かう途中で、その施設に入所する前に脱走して、旧自宅に舞い戻った次第です。

アルツ君は現在の特別養護老人ホームがが本決まりになるまでの間、別の施設で寝泊まりをしていました。

結局、アルツ君は古巣のこの施設がおそらく住民票を移す最後の場所になると思います。

キノコさんによると、最初に保護され、二人が寝泊まりしていたのは、この施設の3階。

今回、アルツ君の入所が決まったこの施設の部屋もどうやら3階のようです。

ならば、アルツ君、最初から移送されなくてもよかったんじゃないという疑問もわきますが、お役所の事情はこちらにはわからないので、ここには触れないでおきましょう。

さて、アルツ君の入所している施設は現在キノコさんやヤッチのアパートからは交通手段が有りません。

ヤッチは愛車のメルセデスちゃん(2輪ですが何か?)があるので、愛車に乗れば10分~15分の距離ですが、自転車に乗れないキノコさんにはちょっとロケーションがよく有りません。

バスを乗り継いで行く方法があるのですが、バス停まで歩く距離を考えると、アルツ君のいる施設まで歩いてしまった方が早いというちょっとキノコさんには可愛そうな場所です。

後々、ベストな行き方を考えるとして、最初の面会には、姉に自転車でアパートまで来てもらい、アパート前にタクシーを呼び、三人で施設に向かうという方法を選択しました。

何を生活保護受給者がタクシーなんて利用しやがってという御叱りを受けてしまいそうですが、今回はご容赦のほどを…。

(^^ゞ

初乗りに毛が生えたくらいの料金でアルツ君の居る特養に到着です。

高齢者相談センターの職員さんと約束した時刻よりもずいぶん早くに着いてしまいました。

施設で待たせてもらえばいいさと言うことで、施設の門を叩くことに…。

訪問者カードのようなものを書かされ、来客者であることがわかるように首にかける名札のようなものをもらいます。

施設内のロビーのような所に通され、しばし待機です。

何だかキノコさんが落ち着かない様子です。

ヤッチがキノコさんに声をかけます。

ヤッチ:「何?トイレか?」

キノコさん:「違うわよ。知った人がいないか眺めてるのよ。」

キノコさん、ここに2週間程度お世話になっているので、確かに顔見知りの職員さんが居てもおかしくない状況です。

顔見知りの職員さんを発見することなく、高齢者相談センターの職員さんの到着です。

こっちは、もう何回も会っている支援係長さんとアルツ君担当の男性職員です。

支援係長さん:「遅くなりました。それでは参りましょうか。」

支援係長さんの声がかかります。

5人で3階へと向かいます。

アルツ君の居る部屋に案内されました。

姉がヤッチに声を掛けてきます。

姉:「最初に私がパパの部屋に入るわ。ママとあんたはちょっと待ってて。」

そう…。

今日はアルツ君と面会という大事な日でもありますが、事実を隠すことなく、アルツ君にすべて伝えるという重要なミッションが待ち構えている日でもあります。

つまり、アルツ君がなぜ故、この施設に入所しなければならないのか、高齢者虐待防止法によって措置入所になったのだということを本人にはっきりと伝える日なのです。

ヤッチとキノコさんは入所している利用者さんがくつろぐテレビのあるロビーのような所に腰を下ろします。

ほどなく、高齢者相談センターの職員さん二人もこの場所に腰を下ろします。

おそらく、アルツ君と姉を二人っきりにするため、席を外したのかと…。

しばらくして、姉がキノコさんとヤッチを呼びに来ました。

姉:「中に入って。」

アルツ君の部屋にキノコさんと入ります。

高齢者相談センターの職員さんは席を外したままです。

アルツ君、バスタオルを抱えて号泣しています。

ヤッチ:「なんだよ。なんだよ。らしくないな~。花粉症か?」

ヤッチがアルツ君に話しかけます。

アルツ君:「そんなんじゃないわいっ!」

アルツ君、ますますバスタオルを抱え込みます。

ヤッチ:「じゃあ、何だっていうの?」

アルツ君:「ちょっと、湧水を掘り当てただけだ。」

ヤッチは今度は姉に話しかけます。

ヤッチ:「話したの?」

姉も涙を浮かべ、こくりとうなずきます。

ヤッチ:「旦那さん(アルツ君のこと)は、何も悪くないよ。もう心配することは何も無いんだよ。」

アルツ君の嗚咽はおさまりません。

ヤッチ:「隠したって仕方ないから、ハッキリ言うよ。もう今まで住んでた家は無いよ。みんな今はバラバラで生活してるよ。区のお世話になって不自由のない生活だよ。もう旦那さんがお金の心配をする必要も無いんだよ。」

アルツ君:「お前たちはどこにいるんだ?」

ようやくバスタオルを外し、アルツ君が顔を見せます。

ヤッチ:「今まで居たところから、ちょっと離れたところに引っ越したんだよ。奥さん(キノコさん)も俺もアパートを借りてるんだよ。」

アルツ君:「金はどうした?」

ヤッチ:「引越しの金かい?それなら区がみんな出してくれたんだよ。今のアパートの家賃も区が出してくれてるんだよ。」

アルツ君:「兄貴はどうした?」

ヤッチ:「お兄さんも区のお世話になってるよ。生活保護ってわかるかい?全員生活保護のお世話だよ。」

アルツ君:「そっか…。生活保護か…。俺はどうなってるんだ?」

ヤッチ:「旦那さんは、若い時にいっぱい働いたから年金だよ。この施設で生活するためのお金も旦那さんの年金で賄ってるんだよ。」

アルツ君:「俺に年金なんて有ったのか?」

ヤッチ:「あるじゃん!サラリーマンをやってった時もあるんだから、年金が出てるよ。だから、借金してここに入るわけじゃないんだから、胸張っていいんだよ。若い時一生懸命働いたご褒美だよ。勲章だよ。」

アルツ君:「バカ言え、俺はまだ若いぞ!?」

ヤッチ:「そうは言ったって、もう働かなくてもいいんだよ。もうのんびりしていいんだよ。」

アルツ君:「だからって、遊んでてここで飯がずっと食えるわけないだろ?」

ヤッチ:「それが食えるんだよ。もう何も心配しなくてもいいんだよ。俺がもっとしっかりしてれば、みんなで一緒に住めたんだけど、力が足りなかったよ。それだけは勘弁してくれよ。旦那さんはこの先ここでずっと生活していくことになると思うよ。ほんと申し訳ない。済まなかったね…。」

お恥ずかしい話ですが、麻痺している左目からいつの間にやら涙なるものなんぞ流れたりして…。

アルツ君:「そっか…。だけどほんとに金のことは大丈夫なんだな?」

ヤッチ:「さんざん、金で苦労したんだから、もう追っかけ回されることは無いと思うよ。旦那さんに関してはまず、何か有っても区が面倒みてくれるから、心配しなくても大丈夫。」

アルツ君:「そっか…。」

すこし、間が開いた所でキノコさんが声をかけます。

キノコさん:「ボタモチ食べる?○○(姉のこと)が買ってきてくれたのよ。」

アルツ君:「俺は甘いもんが好きだからな~。」

ようやく、アルツ君が落ち着きを取り戻しました。

この記事ではかなり省略して書かせてもらっていますが、ここに行きつくまでは、結構同じような問答の繰り返し状態です。

姉:「パパ、ボタモチ食べるの久しぶりでしょ?」

姉が今度は声をかけます。

アルツ君、何だかまたまた泣きべそです。

たぶん、アルツ君のこんなに涙を流す姿を見るのははじめてかもしれません。

姉:「ああ、いい子だ、いい子だ。ボタモチ食べな。」

まるで赤ん坊をあやすような姉の言動…。

姉にフォークで一口大にしたボタモチを口に運んでもらっています。

涙を流しながらも、ものすごい勢いでパクついっちゃってます。

^_^;

一つ食べ終わったところで、アルツ君のいつもの笑顔と落ち着きが戻って来ました。

恐るべし、ボタモチパワー…。

アルツ君が今度はヤッチに話しかけてきます。

アルツ君:「お前は何でそんなにひげをぼうぼうに生やしてるんだ?それにその顔は何だ?ひん曲がってるじゃないか?お前、ボクシングでも始めたのか?」

ヤッチ:「ボクシングなんてやるわけないだろ。旦那さんの心がねじ曲がってるから、そう見えるだけだよ。」

姉:「パパね。この子ね。顔の半分が動かなくなって入院してたんだよ。しゃべり方も少し変でしょ?口が上手く回らないんだって。」

アルツ君、せっかく笑顔が戻ったのに、姉の余計なひと言にまたまたバスタオルのお世話になっちゃってます。

(^^ゞ

ヤッチ:「なんだよ。なんだよ。そんなにタオルのお世話になってばかりだと俺みたいに顔がひん曲がるぞ。」

アルツ君:「ふんっ!お前はへそも曲がってるんだろっ!」

あー言えばこー言う節の復活です。

(*^_^*)

この後は、アルツ君もかなり混乱はあるものの、落ち着きを取り戻しました。

家族で今までの出来事をしばし語り合い…。

(*^_^*)

そして、今日はアルツ君に身のまわり品で不足しているものを届けに行ってきました。

そうです…。

ヤッチの入院生活、無駄にはなっていなかったんです。

自分で有るといいなと思っていたものを入院中、売店で買ったり、お見舞いに来てくれた人に差し入れしてもらったグッズをそっくりそのまんまアルツ君に横流ししてきました。

ちなみにヤッチが入院中、ウェットティッシュを差し入れしてもらいましたが、使い切れずに退院してしまったので、アルツ君のベッドサイドに置いてきました。

たぶん、心当たりがある方は「あっ!俺だ。」と思っているはず…。

しっかり横流ししてきたので、あしからず…。

それから、面会初日のアルツ君ですが、姉に後で聞いたところ、いつの間にやらボタモチ二つ完食していたそうです。

今日の帰り際に何か他に足りないものは無いかアルツ君に聞いてみました。

アルツ君:「そうだなぁ、今までずーとボタモチを口にしてないから、足りないって言えばそれくらいかなぁ…。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/06/02 | コメント (12) | トラックバック (1) | ホーム | ▲ Page Top
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