site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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感染性胃腸炎と逆流性食道炎

2014/01/23 (木)  カテゴリー: アルツ君
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

一昨日(2014/01/21)の夜、姉からメールをもらいました。

内容は、アルツ君が夕食時に嘔吐したというものです。

早めに仕事を終えた姉が、アルツ君いる特養に面会に行った時の事のようです。

普段は姉も仕事があるので、アルツ君の夕食の時間には間に合わないことが多いようですが、この日は夕食時に間に合い、姉が食事の介助をしていたようです。

アルツ君がこの時に『胃(?)が痛い』と言って、吐いてしまったようです。

姉のメールの文面には『胃酸混じりのものをかなり吐きました。』と書かれてあります。

また、『熱もなく、血圧も正常で、御飯はほとんど食べてもらわず、早目に寝てもらった。』とも書いてあります。

ヤッチはすぐさま姉の携帯に電話を入れます。

ヤッチ:「お疲れのところ、すんません。メールを読ませてもらったんだけど…???」

姉:「今ちょうど、(特養から自宅に)帰って来たところ。うん…、そうなのよ…。ご飯を食べてる時に吐いちゃって…。」

ヤッチ:「俺も今日の昼間に面会に行ったんだけどさ…、その時はものすごく調子良かったんだけどな…。」

姉:「そうなのよ。私も今日は仕事が早く終わって、パパと夕食の前におしゃべりしてたんだけど、その時はすごく元気だったのよ…。」

ヤッチ:「んで?」

姉:「夕食時になって、私はパパのとなりに座って…。パパが少しご飯を食べたところで、急にパパが『痛い』って言って…。」

ヤッチ:「で、吐いちゃったってわけ?」

姉:「そうなのよ…。胃酸混じりのものを結構吐いたんだわあ~。」

姉の話は時々おかしなところがあるので、この時、『胃酸』と言っていますが、本当に胃酸だったかは定かではありません。

吐しゃ物を姉が受け取った時に、姉の手が少し溶けたとでもいうのでしょうか…。

(-_-;)

ヤッチ:「血を吐いてなかった?」

姉:「うん、それは大丈夫だったんだけどさぁ…。」

ヤッチ:「また、誤嚥してる可能性もあるね~。」

姉:「うん、わからないんだけどさ~。パパが『迷惑かけたくない』、『大丈夫』、『風邪をひかないように早く帰れ』って他人の心配ばかりするから、私もパパをベッドで寝かせて、早目に帰って来ちゃったんだけどね…。」

ヤッチ:「じゃあ、ほとんど夕飯を食べずに寝ちゃったっていうこと?」

姉:「そうなのよ…。食欲が無いんじゃなくて、吐いたことがショックだったみたい…。」

ヤッチ:「看護師さんには診せたの?」

姉:「もう、帰っちゃっていなかったみたい…。」

ヤッチ:「○○さん(生活相談員さん)は?」

姉:「もう、帰ったあとだったみたい…。」

ヤッチ:「で、誰かに伝えといたの?」

姉:「もちろん、△△さん(介護士)が夜勤で入っていたから、お願いしてきたけどさ…。」

ヤッチ:「ん…。」

姉:「△△さんも、『今夜は注意深く、お部屋の方を覗かせていただきます。』って言って下さったから、任せて帰って来ちゃったんだけどさあ。」

ヤッチ:「明日、旦那さんを病院に連れて行くとかっていう話は?」

姉:「○○さん(生活相談員さん)が居なかったから、その話はしてないけど、当然、朝でもパパの具合が悪ければ、連れていくでしょ!?もちろん、また明日、施設に電話入れてみるけどね!?」

ヤッチ:「また、逆流性食道炎が出ちゃったかね?簡単に治るとは思えないもんなぁ…。」

[関連記事:アルツ君、またもや救急搬送!!

去年の8月の終わりに吐血し、救急搬送されたアルツ君。

逆流性食道炎と誤嚥性肺炎との診断を受け、入院しましたが、汚い言い方をすれば、入院先の病院での『素行不良』が原因で、いわば追い出しを喰らって、すぐさま退院しています。

その時に逆流性食道炎の治療薬として、胃酸を抑える薬を処方されていますが、それを飲み切った後は、薬を飲んでいません。

姉:「あの施設で使ってるそば殻の枕、交換してあげた方がいいのかなぁ?」

ヤッチ:「枕を高くしても、首が高くなるだけだから、寝る時の姿勢全般を考えてあげなきゃかもなぁ…。」

姉:「そっかぁ…。」

姉とのこの日の電話はこれで終了です。

アルツ君が自宅に居る時と違って、特養に入所してしまうと、逐一様子がわからないところが歯がゆいところです。

(-_-;)

ヤッチは電話を切ってから色々と考えました。

もちろん、広く浅く…。

もしかして、風邪の症状?

インフルエンザ?

寒いのに、昼間外へ連れ出し、鉄棒やらせちゃったからか?

でも待てよ…。

最近、ノロウイルスが猛威を振るってるって聞くしなぁ…。

でも、ノロウイルス本人は猛威を振るっているって自覚してるわけないよなぁ…。

でも、可能性は無きにしにも有らず?

昼間食わしたボタモチが感染源?

でも、ノロウイルスなら、熱が出るって聞くよなぁ…?

だいたい、ノロウイルスって聞くけど、意味も分からず使ってるよな?

ノロウイルスってなに?

ウイルスってなに?

細菌ってなに?

気になりだすと調べずにはいられないヤッチです。

小さなころから、色鉛筆をケースのフタの裏に書かれている表示通りに並べないと気が済まないタイプ…。

そのくせ、落ちているものを三秒ルールで食すヤッチです。

えーい、ちょいと調べてみました。

インフルエンザについては、知らない人はいらっしゃらないと思いますので、省略させていただきます。

JP_map
↑インフルエンザ流行レベルマップ見本
ただ、インフルエンザについては、国立感染症研究所の感染症情報センターのホームページでインフルエンザ流行レベルマップとういうものが掲載されています。

各都道府県別に流行レベルを視覚的にとらえることができます。

ご興味のある方は下記リンクから表示を確認してみてください。

お次は細菌とウイルスの違い…。

細菌とウイルスとは同じものなのかという疑問が生じますが、ヤッチも細菌(最近)まで同じものとして捉えていましたが、別物のようです。

細菌とばい菌は同じもののようですが…。

人間の体内にこれらの細菌やウイルスが入ったと想定して話を進めさせて行くならば、まず細菌は自分で細胞を持っています。

人間の細胞に取りついた細菌は人間の細胞から栄養をもらって増殖します。

栄養をもらう代わりに毒を出して、人間の細胞を殺して(腐らせて)しまいます。

一定の条件さえ揃えば増殖することができるので、人間などの生物以外のものにも取りついて、腐らせます。

一方、ウイルスは細菌より小さく、自分で細胞を持っていません。

どのくらい小さいかって?

たぶん目に見えないくらいだと思います。

細胞を持たないウイルスは自力では増殖できないのが細菌との大きな違いということになるのでしょうか。

ウイルスは自力では増殖できないので、人間などの細胞に取りつき、この細胞をだまして、その力を利用して増殖していきます。

『母さん、株で失敗して会社をクビになりそうだ』と取りついた細胞に電話を掛けて来るのかどうかはわかりませんが、生きている細胞にしか取りつかないのがウイルスの特徴のようです。

細胞を持つ細菌には細胞を攻撃する抗生物質が効きますが、そもそも自分の細胞を持たないウイルスに対して抗生物質は効かないというのも細菌とウイルスの違いということになりますかね。

細菌とウイルスの事がわかったところでノロウイルスの話に行きますか?

えっ?

やだ?

そうですよね~。

書いている自分がもうイヤになっていますからね~。

(^^ゞ

ここからはほとんど引用という形で手抜きさせていただきます。

(^^ゞ

ノロウイルスはウイルスの名称ですが、このノロウイルスなどが原因で感染性胃腸炎などを引き起こします。

▽引用
  1. 感染性胃腸炎とは
    • 感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
      原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛・下痢、おう吐、発熱です。「ロタウイルス」、「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。
      これらの胃腸炎は、症状のある期間が比較的短く、特別な治療法がないことから、ウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎」と診断されることもあります。
    • ノロウイルス・ロタウイルスによる感染性胃腸炎
      1〜2日間の潜伏期間を経て、典型的には、嘔気・おう吐、下痢・腹痛、37℃台の発熱がみられます(症状の程度には個人差があります)。ノロウイルスを原因とする場合、症状が続く期間は1〜2日と短期間ですが、ロタウイルスを原因とする場合は5〜6日持続することもあります。また、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の場合、便が白色になることもあります。
  2. 原因と感染経路
    • ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが、人の手などを介して、口に入ったときに感染する可能性があります。(経口感染)
    • ノロウイルスの感染経路
      ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、ヒトからヒトへの感染と、汚染した食品を介しておこる食中毒に分けられ、次のような感染経路があります。
      1. 感染した人の便やおう吐物に触れた手指を介してノロウイルスが口に入った場合
      2. 便やおう吐物が乾燥して、細かな塵と舞い上がり、その塵と一緒にウイルスを体内に取り込んだ場合
      3. 感染した人が十分に手を洗わず調理した食品を食べた場合
      4. ノロウイルスを内臓に取り込んだカキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱処理で食べた場合
  3. 感染性胃腸炎の治療
    • ウイルスを原因とする感染性胃腸炎への特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。嘔吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。
△引用

どうやら、ノロウイルスを原因とした感染性胃腸炎が拡がるのは、飛沫感染や接触感染によるものが多く、空気感染はしないようですね。

空気感染といっても、ウイルス単体で空気中を浮遊するのではなく、ノロウイルスの付着したチリやホコリが空気中に舞い、それを吸い込んでしまったような時に感染するようです。

またノロウイルスにはエタノールなどを含んだアルコール系の除菌スプレーも効果が無いようです。

手洗いをした後は、何度も繰り返し使うタオルよりも使い捨てのペーパータオルの方が予防になるような…。

ノロウイルスを不活化(活性化の逆)するには、どうやら、加熱か次亜塩素酸ナトリウムが効果的なようです。

次亜塩素酸ナトリウムは塩素系の漂白剤のことです。

感染症予防のためのチェックリスト、市販の塩素系の漂白剤を利用してノロウイルスを不活化させる溶液の作り方、手洗いの方法などは、上記の東京都感染症情報センターからわかりやすいリーフレットが配布されているようです。

抜粋ですが下記からもダウンロードできるようにリンクを貼らせていただきました。



まあ、テレビなどでもノロウイルスの事は放映されていたりすることなので、わざわざ記事にすることではないように思えますがね…。

要は、二枚貝を買ってきて、調理して食べる場合、煮沸した漂白剤で煮込み、手袋をして食べたとしても、別の意味で悲劇を生むことはお分かりいただけたと思います。

また、ヤッチの場合、多分自分の事となると、今まで三秒ルールだったものが、二秒ルールに変わるくらいかと…。



翌日になって、姉から電話をもらいました。

姉:「今日さあ、パパの特養にお昼頃電話入れたんだわ~。」

ヤッチ:「旦那さんの調子はどうだって?」

姉:「朝もお昼もちゃんとご飯を美味しそうに食べたって。」

ヤッチ:「俺は、逆流性食道炎も心配してたけど、ノロウイルスも気にかかってたんだけどなぁ。」

姉:「まったく平気だったみたいよ。」

ヤッチ:「『平気だった』って、あんたが心配して俺にメールよこしたんじゃないかよ?」

姉:「そうなんだけど、今日はケロッとして、午前中にお風呂も入ったって。」

ヤッチ:「あいかわらず、さすがだね~。」

姉:「たぶん、昨日吐いたこともおぼえてないと思うんだわぁ~。一応、そういうことだから。じゃあね、バイバイ!!」

それにしても、お風呂に入ったって…。

もし、アルツ君がノロウイルスに感染していたとして…。

あやつ、きっとお尻もよく洗いもせず、カピカピの状態のまま湯船に飛び込んでいると思われます。

アルツ君の後にお風呂に入った人は…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

特養

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2014/01/23 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

食事摂取から絶食へ…

2014/12/30 (火)  カテゴリー: 脳梗塞
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

アルツ君が脳梗塞で入院していたK病院を12月24日に退院し、翌日には特別養護老人ホームの嘱託医と話し合いがもたれました。

この中でアルツ君が食事を上手く摂れない、水分も上手く摂れないことを指摘され、アルツ君の一日の水分摂取量が1500ccに満たない場合は、また病院送りになるようなことを言われてしまいました。

もちろん、これはアルツ君を受け入れてくれる病院が有ればの話ですが…。

姉にこれを聞かせると、「それなら、退院前に施設で話し合いをしたときに、『もう少し入院させておいた方がいいんじゃないですか?』ってアドバイスしてくれれば良かったのよ。」と呆れる始末…。

それでも、まあ、アルツ君が本調子になるまではヤッチも諦めずに、施設に通うことにしました。

12月26日金曜日です。

正午を回ったくらいに施設に到着です。

アルツ君の居室のあるフロアに行き、居室を訪れる前に、アルツ君の様子を施設の職員さんに伺います。

どの程度の水分を摂ったか、詳しく聞きませんでしたが、朝ご飯も水分も『そこそこ』という回答です。

この言い回し、今一つ多いのか少ないのかわかりませんし、聞く側のテンションでいかようにも解釈できますが、便利な言葉であることは確かです。

居室を訪れると、アルツ君の食事介助は普段別のフロアにいらっしゃる看護師さんがやってくれていました。

看護師さん:「わたし、いつも違う階で仕事をしてるから、あまりお父様と面識がないんですけど大丈夫ですかね?」

ヤッチ:「大丈夫。一回顔を合わせれば、すべて友達です。顔を合わせなくなって、30秒後には友達で無くなりますから…。」

アルツ君:「また、余計なことを言ってやがるな…?」

ヤッチ:「これはこれはお父上。大変失礼いたしました。で、今は?」

アルツ君:「目下食事中…。」

まあ、『そこそこ』穏やかな様子です。

なるべくアルツ君の視界に入らぬよう、アルツ君の昼食を摂る様子を見ていました。

この看護師さん、手慣れている感じはありますが、アルツ君にスプーンを運ぶスピードがものすごい速い印象です。

ちょっとオーバーですが、遠目に見ていると、次から次へと放り込んでいるかのようです。

食事の最中、またしてもアルツ君、眠ってしまいました。

看護師さん:「起こしてもいいの?」

ヤッチ:「食事の方はどのくらい食べました?」

看護師さん:「3割、4割っていうところかしらね…。」

ヤッチ:「少ないといえば少ないですけど、このところずっと食欲が無かったから、多めに入っているほうじゃないですかね?」

看護師さん:「普段、お父様の食介(食事介助)に入った事がないから、わからなくて…。」

ヤッチ:「いえ、大丈夫。みんなわかりませんから。何が『大丈夫』かもわかりませんが…。」

看護師さん:「じゃあ、最後にお水だけ飲んでもらいましょうか?お父さん、お水だけ飲んで?」

アルツ君が目を閉じたまま口を開けます。

看護師さんが吸い飲みのお水をアルツ君の口に持って行きます。

アルツ君、チューチューして、再び眠りについてしまいました。

ヤッチも、一旦家に戻ることにしました。

この特別養護老人ホームの夕食は18時からです。

入所者さん達をテーブルに着かせる都合も有るので、17時ごろから職員さんは準備で忙しくなります。

ヤッチも17時過ぎに、再び特別養護老人ホームへ。

アルツ君の居室の扉を開けると、アルツ君、こっちにお尻を向け、両手でベッドの手すりつかみ、横向きになっています。

右側の手は麻痺しているはずですが、かすかに手すりのバーに指を引っ掛けています。

ヤッチは少し遠めのアルツ君の背後から静かに声を掛けます。

ヤッチ:「旦那さん。」

返事が有りません。

ヤッチはベッドの向こう側に回り込み、もう一度声を掛けます。

ヤッチ:「旦那さん。」

???

返事が有りません。

ええええ?

アルツ君、吐いてしまっています。

嘔吐物はほとんど水分です。

ヤッチ:「気持ち悪いのか?」

アルツ君がヤッチの声に気づいたのかは、わかりませんが、手すりに掛けていた自分の両手を放し、腕組みをします。

(画像は嘔吐した直後の画像ではなく、後になってから撮った画像です。)

表情は苦しそうというより、グッタリしています。

喉に何かを詰まらせているという様子ではないようです。

ヤッチは慌てて職員さんを呼びに行きます。

ちょうど、ナースステーションの中に男性職員さんがいらしたので、声を掛けます。

ヤッチ:「親父なんだけど、吐いちゃってるんだよね?」

男性職員:「今、看護師が巡回していますので、もうすぐこちらに来ると思うので…。」

おいおい、もう少し慌てろよ!!

アルツ君が吐いているのをこの施設の職員さんが発見したのではなく、ヤッチが気づいてしまったことにちょっとヤッチはお怒りモード…。

イラッときたヤッチ、静かにさとすようにつぶやきます。

ヤッチ:「あのさ…、吐いているんだけどさ…。」

少しはわかっていただけたのか、この男性職員さんが内線電話を手に取りました。

ん…。

なかなか看護師さん登場しません。

アンコールをやらないのかな?

この施設では、看護師さんは全員17:30になると帰ってしまいます。(たぶん)

ヤッチが特養に来たのもこのちょっと前ぐらいなので、もしかすると、巡回を終えて帰ってしまったのかな?

いつも思うことなんですが、夜勤の看護師さんが常駐していないで、何か有ったときの対応は上手く行くのでしょうかね…。

夜の7時半ともなると、入所者さんのほとんどは居室のベッドに寝かしつけられ、夜勤の職員もほんの数人となり、これ以降の特養のフロアは夜の小学校の校舎のような静まり返った状態になります。

ヤッチのスタンディングオベーションの甲斐あって、看護師さんが処置台を押して登場です。

帰り支度をしていた時だったのかもしれませんねぇ…。

看護師さん:「遅くなってすみません。看護師はみんな17時半になると上がってしまうもので…。」

ヤッチ:「残業させて申し訳ありませんね。吐いちゃってるもんだからさ…。」

看護師さんは居室に入り、アルツ君に声を掛けます。

看護師さん:「○○さ~ん!私の声、聞こえます?」

アルツ君:「なんじゃ…?」

アルツ君が目を開けます。

看護師さん:「気持ち悪くないですか~?」

アルツ君:「なんともない…。」

看護師さん:「どこか痛いところはないですか~?」

アルツ君:「治ってきた…。」

ヤッチの経験上、アルツ君が『治ってきた。』という時は、あまり調子のよくない時…。

『大丈夫』も大丈夫ではない時の方が多くあります。

でも、今回に関しては、割とケロッとしていて、反応も良い様子…。

ヤッチが声を掛けた時はタヌキ寝入り?

看護師さん:「あらあら、ずいぶんと吐かれていますね~。」

ヤッチ:「せっかく、いい感じで昼ご飯食べていたのにね?」

看護師さん:「ノロ(ノロウイルス)では無いと思いますが、一応こちらの規則が有るので、ノロ対応させていただきます。」

そう、おっしゃって看護師さんは居室を出て行き、再び、不織布の割烹着のような物を着て居室に入ってきます。

頭にもクラゲちゃんをほうふつとさせるキャップです。

ヤッチも面会に来てから、こういうこともあるかと思って、アルツ君の身体に指一本触れていません。

看護師さんはアルツ君の体温やら脈拍、血圧などを計ります。

看護師さん:「○○さん(アルツ君のこと)、ちょっとお腹をみさせてもらいますね。

アルツ君:「わかんない…。」

看護師さん:「ちょっとお洋服をめくりますよ?」

看護師さんがアルツ君の服をめくり、聴診器を当てます。

アルツ君:「冷たいよ…。」

看護師さん:「ごめんね。一応私の身体で温めてからだったんだけど、温め方が足りなかったね。ゴメンね。」

アルツ君:「謝らんでもいいよ。ありがと。」

アルツ君の表情ですが、苦しそうな表情かと思いきや、何かすっきりした顔をしています。

目は閉じていましたが、なんかちょっとニヤついているようにも見えます。

アルツ君のお腹を見終った看護師さんがヤッチに話し掛けます。

看護師さん:「お腹の方はどこかおかしいという感じじゃないですね…。ノロウイルスでも無さそうだし…。おそらくですけど、まだ体力が回復していなくて、吐いてしまわれたのかもしれませんね…。」

ヤッチ:「昼間食べ過ぎちゃったのかな?」

看護師さん:「うん…、何とも言えないですけど、もしかするとそういうこともあり得るかもしれませんね…。」

ヤッチ:「お医者さんに診せるっていっても、そろそろ何処もお休みになっちゃうしね…。」

看護師さん:「バイタルの方はいつも通りだし、少し様子を見てもらうのも方法かもしれませんね。」

ヤッチ:「そうだね。そうしますか。」

看護師さん:「そうしましたら、シーツや枕カバーを交換させていただきますね。」

ヤッチ:「俺、部屋の外にいた方がいい?」

看護師さん:「そうですね。そうしていただけるとありがたいです。」

看護師さんはもう一人介護の職員さんを呼び、アルツ君のベッドのシーツ類を交換します。

看護師さん:「お待たせしました。一応、シーツ類を全部交換させていただきました。今日の夕食から絶食ですね。水分は多く摂られても大丈夫だと思いますよ。」

ヤッチ:「夕飯抜きっていうこと?」

看護師さん:「ちょっと残念ですけど、また食事を摂られて、嘔吐してしまうと、看護師はみんな帰った後になってしまいますから…。で、さっきので、水分がだいたい200ccくらいは出てしまっているので、その分まで行かなくても、水分は補ってあげると良いと思いますよ。」

ヤッチ:「そっか…。」

看護師さん:「一時的なものだといいんですが、明日の朝また様子を診させていただきますね。」

ヤッチ:「ご面倒を掛けて申し訳ありませんでした。法定労働時間を超えていたら、残業代は時給換算で1.25倍になるはずですから。」

看護師さん:「あ、そうなんですか?それでは私の方は失礼いたします。」

ヤッチはアルツ君の居室に入ります。

アルツ君、吐いてスッキリしたのか、何か微妙に元気になっています。

ヤッチ:「旦那さん、今日の夕飯は抜きだってよ?」

アルツ君:「そうか…。食わせてくれないのか…。」

ヤッチ:「あのさ…、今まで『食え』って言ったって食ってくれなかったんだぜ。」

アルツ君:「誰が?」

ヤッチ:「俺の目の前にいる人だよ。」

アルツ君:「そんな人はいないよ…。」

ヤッチ:「今日は水だけを飲んで寝るしかないね?」

アルツ君:「ちくしょー…。」

ヤッチ:「『ちくしょー』は俺のセリフだよ?セーブしないで、リセットボタン押しやがって…。」

アルツ君:「こんちくしょー…。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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