site_title進行性核上性麻痺の疑いのある元植木職人のアルツ君(父)、アルツ君の愛妻キノコさん(母)、そしてアルツ君の息子ヤッチの日々の生活を紹介しています。
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デイサービスに殴り込み

2011/11/02 (水)  カテゴリー: デイサービス
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こんばんは

アルツ君の息子ヤッチです
(^_^)/~

今日は早速デイサービスに殴り込みに行ってきました。

( ・`ω´・)○)`Д)・∵.ドカッ








なんて言うのは真っ赤な嘘です。

m(__)m

さすがにいい歳の子供なので暴力はいけません。暴力は…。

(;^ω^)

昨日の記事を読んでいらっしゃらない方は何のことだかよくわからないと思うのでよろしければ昨日の記事(「YAH YAH YAH」)をお読みになってからこの記事を読んでいただくと内容がよくわかると思います。

何人かの方からもコメントをいただき、やはりこのままではいけないと感じ、今日午後になってしまいましたが、ケアマネージャーに電話をしました。

以下簡単に要旨をまとめておきます。


  • なぜデイサービスに行っているアルツ君が入浴後に下着を後ろ前に履いていたり、変なところから袖を通して帰って来るのか?

  • なぜデイサービスに行っているアルツ君が家に帰ってから足を攣るほど足の痛みを訴えるのか?

  • なぜデイサービスに行っているアルツ君が『昼食を食べていない』と言うのか?

  • なぜデイサービスに行った日に限ってアルツ君が夜間に小失禁を繰り返すのか?



直接デイサービスに電話をかけて担当者に話を聞くという選択肢もありましたが、『そのような事実はない』と言われてしまえば、現場をまったく知らないヤッチが不利になりかねません。

また施設に電話をした上でアルツ君がどんな風に一日を過ごしているのか見学をさせてもらう方法もあります。

でもこの方法だとデイサービスの職員の方たちが家族が見学に来ているということで妙によそよそしい態度を取ったり、その日に限ってきちんとケアしているように見せかけるとも限りません。

普段の業務と違うまったく余所行きの格好を見せられたのでは文句の余地が無くなってしまいます。

本当は屋根裏に忍び込み、天井からのぞき見するのが一番ですが、近視のヤッチがメガネをかけて風呂場に潜入しても目の前は湯気だらけで何も見えません。

お銀の電話番号も知らないし、飛猿も友達ではないのでここは踏みとどまるしかありません。

だいたい面倒臭がりのヤッチです。

『まあいっか!!』であまり考えもせず、ケアマネージャーに電話です。

以下アルツ君とかヤッチとか書いていますがもちろん実際には実名でしゃべっています。

(;^ω^)

ヤッチ:「お忙しいところすいません。いつもお世話になっているアルツ君の息子ヤッチですが、〇〇さん(ケアマネのこと)はお手すきでしょうか?」

ケアマネのスタッフ:「ただ今外出しておりまして、戻り次第お電話させていただきますが…。」

ヤッチ:「それではお戻りになられたらお手数ですが、電話をいただきたいと思います。」

待つこと一時間少々…。

ケアマネージャーさんから電話が来ました。

ケアマネ:「わたくし▽▽の〇〇と申しますが、先ほどお電話いただいたみたいなんですが…。」

ここでまったく関係ないのですが、電話のやり取りって面白いですよね。

『お電話ください』とか『お電話いただいた』とか別にヤッチはケアマネさんに電話機をプレゼントされたわけでもないし、プレゼントした覚えはありません。

何をプレゼントしたのでしょう?

ごく普通にやり取りしている会話がこの時は妙におかしくて仕方ありませんでした。

ヤッチ:「お忙しいところすいません。実はデイサービスのことで相談なんですが…。」

ケアマネ:「なんでしょう?」

ヤッチ:「昨日のことなんですが、家のアルツ君下着を表裏に履いて帰って来まして、それだけならまだしも後ろ前。施設では入浴介助の時は職員さんはみんな喫煙所に集結してるんですかねえ?」

ケアマネ:「いえそんなことはないと思いますよ。脱衣所はまだしも入浴していただく際には転倒とか有っては大変なことになるので必ず誰か職員が付き添っているはずです。ただ…。」

ヤッチ:「『ただ…』なんでしょう?」

ケアマネ:「アルツ君のように一見するとなんでもできてしまうような方には職員の目が行っていないかもしれません。基本的には自立できる方には見守りだけで衣服を脱がせたり、着てもらうのはご自身でやってもらっています。」

ヤッチ:「でも満足に着替えができないからきちんと入浴させてもらえるところに施設を換えてもらったわけだし、仮に見守りがあるとおっしゃいますが、見守りがあるにしては下着の首を通すところから腕を通して帰って来るなんてことあり得ます?」

ケアマネ:「えっ!そんなことがあったんですか?」

ヤッチ:「はい。昨日は表裏で前回はもろ肌脱いで帰って来ました。」

ケアマネ:「「そうでしたか…。それはデイの方に確認をしてみないといけませんね…。」

ヤッチ:「それと大変恐縮なんですが、向こうに確認するついでにリハビリの件についても聞いてもらえませんかね?昨日も帰って来てからヘロヘロで足を攣り気味で太ももあたりに痛みを訴えていたのですが…。」

ケアマネ:「わかりました。これから私デイの方に確認してみますね。」

ヤッチ:「いろいろ言って申しわけないのですが、デイサービスから帰って来ると決まって夜中に尿失禁が増えるので水分を摂り過ぎていないかも確認をして下さい。先日は私の方で連絡ノートにこのことを書いておいたので注意していてもらえたようなのですが、ノートに書いた時だけでなく、日頃から心がけて欲しいいんですよ。」

ケアマネ:「わかりました。ほかに何かございますか?」

ヤッチ:「本当か嘘かわかりませんが本人がよく『昼飯を出されなかった』と言っているのですが、出してないような事実はないですよね?」

ケアマネ:「それについては『大丈夫』と断言して良いと思います。昼食はきちんと出ているはずです。これから確認をしてみますので少しお時間をください。」

ヤッチ:「ついでだから言っちゃいますけど、いつも上履きを持参しているのですが、どうも上履きのカカトを踏んづけて履いているようでしたので、これも連絡ノートに書かせてもらいました。折り返しの返事に『かかとを踏んで上履きを履いていたので注意させていただきました』と返ってきました。これも基本中の基本ですよね。年寄りがカカトを踏んで歩いていたらどういうことになるかプロならすぐにわかることですよね?」

ケアマネ:「そうですね。事故につながる大事なことですよね。これももう一度厳しく言っておきますね。」

ヤッチ:「素人の私が現場に居なくても分かるようなことが、どうも見えていない気がします。プロならもう少し気配りが有ってしかりだと思いますよ。」

ケアマネ:「おっしゃる通りですね。それではもう一度デイと連絡を取ってみますね。」

こうしてケアマネージャーさんとの電話が終わり、また一時間後くらいに電話をプレゼントされました。

もうこの時点でヤッチの方は釈然としない感じです…。

『ダメだこりゃ!』的な意識が強くなっていてもうテンションガタ落ちです…。

介護を受ける側の利害。

介護サービスを提供する側の利害。

狭間に見え隠れする葛藤めいた利害。

もちろん利害は金銭だけの利害ではありません。

『介護』とはなにか?

『福祉』って何?

『義務』、『権利』、『主張』、『矛盾』、『確認』、『世話』、『仕事』…。

頭の中で色々な漢字をジャポニカ学習帳を開いて書こうとしますが、どうにも表紙の写真ばかりが気になって練習が進まない感じです…。

しかも出てくる漢字は稚拙なものばかり…。

ケアマネージャーさんからは予想通りの回答が返って来ました。

多分読んでいる皆さんも予想できる範囲なので面白みが有りません。

ケアマネ:「先ほどの件なのですが、もう少しお時間をいただけないでしょうか?向こうのデイの方ではヤッチさんがおっしゃっていた事の大半を認めて『お恥ずかしいことばかりだ…』と申しておりました。ただリハビリの件についてはそんなにきついプログラムを組んでいないと言っていたので、次回かその次のアルツさんのデイの日に私がこの目でどの程度のことをやっているのか確認したいと思います。早急にお返事をできなくて申し訳ないのですがそれまで少しお時間をいただけないでしょうか?」

『マニュアル通りの答えだな』と言いたかったのですが、我慢して失禁しませんでした。

何せアルツ君をデイサービスに行かせるということは人質に取られると同義語ですから、アルツ君のシワシワの手の甲に根性焼きだけは避けねばなりません。

「わかりました。気長に待ってますから。よーく観察してきてくださいね。」

電話を切った後もどうもしっくりこない感じです。

唯一収穫があったとすれば、ヤッチがケアマネージャーさんに何も言っていないのにある事実が発覚し、それをデイサービス側が認めたことです。

それは通常の施設では最後の送り出しの時にトイレ誘導を行い、失禁をしているような人にはパンツを履きかえてもらい、送り出すこと。

これをアルツ君の行っているデイサービスではやっていなかったということです。

以後は必ず実施するということなそうですが当たり前の話すぎます。

もうすこし面白い会話をしたかったです。

ヤッチだったら多分こういいます…。

「先ほどの件ですが…。今デイにプラスチック爆弾を仕掛けてきました…。喫煙所の扉を開けると発破が火を噴きます。」

●~*


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2011/11/02 | コメント (12) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

車椅子を拒絶する職人

2012/03/06 (火)  カテゴリー: 診察
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こんにちは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

繰り返しで恐縮ですが、はじめてこのブログの記事をご覧になる方のために、ちょいと前置きを…。

主治医
アルツ君のかかり付けの医師。
クリニックは自宅から数分のところに有り、認知症関連以外の降圧剤や便秘薬を処方してもらっています。
ドクター
主治医に紹介状を書いてもらい、紹介していただいた認知症を専門に扱う医師。
診療所へは、バスと電車を乗り継いで通う距離。
アルツ君の『進行性核上性麻痺の疑い』の診断はこのドクターから受けたものです。
([関連記事]:アルツ君の診断結果~進行性核上性麻痺の疑い)
現在は、こちらで認知症関連の治療を…。

話しがややこしくなるので、便宜上このネーミングで記事を書かせてもらっています。

で、昨日は普段かかり付けの主治医のクリニックに、アルツ君と診察を受けに行ってきました。

ヤッチだけで行ってもよかったのですが、ドクターの診断の結果を報告する都合もあるし、このところ主治医にはアルツ君は顔を出していないということもあって、運動を兼ねてのお出かけです。

それにしても、アルツ君、ヤバヤバです。

(ー_ー)!!

主治医のクリニックは歩いて数分の場所ですが、アルツ君、2,3歩歩いたところで、すでに身体が前のめり…。

すぐさま、ひざが笑ってしまい、転倒しそうになります。

ヤッチと腕を組んで歩いていましたが、アルツ君のひざが笑うたびに、ヤッチの腕にアルツ君の体重がかかります。

アルツ君がひざが笑うと、アルツ君の身体が沈み込むので、一瞬アルツ君がヤッチの視界から消えるような格好になります。

その瞬間、アルツ君がヤッチの腕にしがみつくので、腕にアルツ君の体重が載ってきます。

体重がかかるだけなら良いのですが、どうもこのひざが笑う瞬間は、アルツ君の身体がこわばるようなので、腕にそのテンションまで伝わってきます。

野球でいうところの球威が重いとでもいうのでしょうか、釣りでいうところでは大物が釣り針にかかったというのでしょうか…。

こんなにアルツ君の身体が重いと感じたことはなかったように思えます。

以前、アルツ君が食事の最中に突然首をカックンと垂れて寝てしまうことから、これを『カックン病』と名付けましたが、この名前をとって置いた方が良かったようです。

(-_-;)

ひざがカックンとなり、ヤッチの視界から消え、腕にテンションがかかる発作的な症状です。

とりあえず、『カックン発作』とでもネーミングしておきましょうか!?

これでは、おそらく今年の流行語大賞は獲れないと思うので、よきネーミングがあれば、コメントなんぞに書いていただけるとありがたいです。

採用された方には毎度のことながら、アルツ君の尿失禁済みの紙パンツを簡易梱包のまま、着払いにてお贈りさせていただきます。(生ものですので、お早めに…。)

さてさて、何歩か歩いては、『カックン発作』を繰り返し、少しずつではありますが、前進です。

「今日は絶不調だな~。今までで一番ひどいんじゃないか~。」

ヤッチがアルツ君に話しかけます。

「なんでだろ!?こんなの初めてだぞ!?」

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

今までにも何度もこの発作が有るのに、まったく覚えていない様子…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ

「えー!!外に出ると年中この有様じゃないか!?おかげでこっちは腕が筋肉痛だぞ!?」

「ばか言え!!俺がお前の腕を鍛えてやってんだぞ。」

「鍛えるなら、自分のひざを鍛えろよ。こっちは外に出るたび、大物の魚を釣りに来てるみたいだぞ。」

「いいじゃないか。大物なら、いっぱい食えるぞ。トロが食えるぞ。」

「トロ!?腐りきった脂身だろう?まずくて食えたもんじゃないよ。」

「お前は、何にも知らないんだな~。肉は腐りかけが一番美味いんだぞ。」

「じゃあ、焼いてみるか?」

「いやだっ!!」

どうにかこうにか主治医のクリニックに到着です。

ヤッチの腕はプルプル言っちゃってます…。

(((・∀・)))プルプル

受付に診察券を出す手も震えています。

(((・∀・)))プルプル

決して受付のきれいなお姉さんを目の前に緊張しているわけではありません。

(((・∀・)))プルプル


ほどなく、診察室に呼ばれます。

ヤッチはアルツ君が脱いだ上着やら帽子を拾い上げている間に、先にアルツ君が一人で診察になだれ込みます。

診察室に用意されている丸椅子に手をつき、座ろうとした瞬間、アルツ君のカックン発作です。

「大丈夫ですか!?」

近くにいらした看護師さんが慌ててアルツ君に駆け寄ります。

「大丈夫だよ。ちょっと滑っただけだよ。」

後から診察室に入ったヤッチは看護師さんと二人でアルツ君の身体を起こし、椅子に座らせます。

主治医も手を下そうと立ち上がり、一部始終を見ています。

それでも主治医はアルツ君を笑顔で迎い入れてくれます。

「転倒は危険ですね~。いかがですか?お久しぶりですね。お元気でしたか~?」

「まあ、身体は元気だね。どっこも痛いところが無いね。」

でたっ!?

今、『カックン発作』のくせに…。

(-_-;)

「そうですかあ。お元気なのは何よりですね~。調子の悪い所はないですか?」

「調子!?調子は良くもないけど悪くもないね~。まあ、普通だね。普通。」

「そうですか。調子が悪いのは困りものですけど、普通なら何よりですよ。」

病人だから、ここへ来ているはずなのに、この会話が不自然に思えたのはヤッチだけでしょうか…。

主治医のところへは、先日の診察結果がドクターから書簡で届いているようで、すでにアルツ君の病名は御存知のようです。

主治医はヤッチに話しかけます。

「こういうこと(アルツ君に進行性核上性麻痺の疑いがあること)でしたか…。これからがすこし心配ですね…。ご家族の介護が今後大変になるかもしれませんね~。訪問でヘルパーさんは来ているのですか?」

「いいえ。今はどなたもいらしていません。」

「そうですかあ…。それでは、早目にヘルパーさんを頼んだ方が良いかもしれませんね~。ケアマネさんはこの事を知っておられるのかな?」

「それは、先日ケアマネさんがいらしてくれたので、伝えてあります。公費負担のこともいろいろ調べて、お返事を下さることになっています。」

「そうですか。それは良かった。なるべくなんでも先々手を打っておいた方が良いですよ。でないといざという時に間に合わなくなることが多いですから…、住宅改修も含めて、話をなるべく早く進めておいた方が良いですよ。」

介護保険である程度は賄えるにしても、先立つものが無いわけで…。

(-_-;)


先手を打つなら、主治医に無利子のニコニコ金融になってもらいところですが、残念なことに畑違い…。

(-_-;)

主治医に『同情するなら金をくれ!!』とは言えないわけで、しかもアルツ家は借家住まい…。

ここは主治医の話を黙って『ふん、ふん』と聞く意外に方法が有りません。

(つд⊂)エーン

主事医はアルツ君の方に向き直ります。

「お父さん。どうですか。」

しばし、主治医とアルツ君はにらめっこ。

お互いに口角は少し上がった状態です。

☆・*:.。.笑.。.:*・☆

負けたのは主治医の方。

先に主治医が口を開きます。

「お父さん。どうですか?車椅子に乗ってみませんか?」

主治医は神妙な面持ちではなく、終始笑顔です。

(*^_^*)

「車椅子ね…。」

「嫌ですか~。」

「嫌っていうわけじゃないけど、好きじゃないね~。」

「あまり、好きな方はいないと思いますが、これから移動したりするときは必要になってくると思いますよ。」

「車椅子ね…。あれは病人が乗るものだろ?」

主治医も二の句が継げないご様子。

(^_^;)

「必要なければ、使わなければ良いのですから、保険だと思ってご用意なさったらいかがですか?」

「車椅子ね…。」

「ダメですか…??」

「どっか行くときは、車椅子じゃなくて、俺が転がって行くよ。」

アルツ君

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/03/06 | コメント (6) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

アルツ君との面会&診察

2012/05/11 (金)  カテゴリー: アルツ君
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こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

(^_^)/~

更新をさぼってばかりいたので、記事がずいぶん古い内容になってしまいました。

旬な内容をお伝えしたかったのですが、一度更新を怠ると、中々軌道修正が難しいものだと改めて感じている次第です。

m(__)m

今回の記事も先月の出来事からなので、ちょっとどうなのよと言う感じですが、興味のある方はお付き合いのほどを…。

と言って交際の申出ではありませんので…。(←正直、ユーモアにもキレが有りません。)

先月の4月26日にアルツ君と2回目の面会が実現しました。

そして今月(5月)の7日にドクターによるアルツ君の診察が有りました。

今回も施設での面会はかなわず、高齢者相談センターの会議室をお借りしての面会です。

アルツ君、未だ特別養護老人ホーム(特養)への入所待ちの状態で、今居る施設は変わっていません。

アルツ君が今居るところは、実は特養らしいのですが、アルツ君は介護保険上は、ここでショートステイを繰り返して、日々を過ごしている状態なのだとか…。

ショートステイならぬロングステイとでもいうのでしょうか。

今まで、ヤッチ自身これについて勘違いしていたようです。

特養に入るために老人保健施設にすでに入所しているものとばかり思っていました。

しかし、どこの施設(特別養護老人ホーム)でも、空部屋を用意し、アルツ君のように、突然、ショートステイをしなくてはならないような状況の人のために、部屋を提供するようにしておくことが、法律で定められているそうな…。

これは、アルツ君のケアマネさんから教えていただいたことなんです。

ならば、そのまま今居る特養に入所させてくれればいいじゃんと言いたいところですが、そうもいかないのが実情だそうで…。

なんとも、わかりずらいシステムです。

(-_-;)

その特養に入所している他の方が、たとえば、お亡くなりなったりして、部屋に空きができれば、アルツ君がその部屋に入るというのは、有り得ることなそうですが、ケアマネさんの話では、中々そう上手い具合に行かないらしく、やはり同じような他の場所の特養の空を待つというのが、一般的な流れのようです。

また、アルツ君が特養に入所が決まれば、現在のケアマネさんは手を引くことになるらしいです。

高齢者相談センターの職員さんからこのケアマネさんに対して、引き続き5月もアルツ君の面倒をみるように言われたそうなので、結局、アルツ君の特養入所はまだ先になりそうな気配です。

(-_-;)

さて、前回同様、キノコさん、姉、ヤッチの三人で高齢者相談センターに出向きます。

兄は仕事が忙しいとの理由で面会を辞退です。

今回もアルツ君の大好物であるボタモチを持参していきました。

先に高齢者相談センターの会議室に通されたのは、我々です。

アルツ君は施設からセンターへ向かう途中の道が混んでいるとのことで、高齢者相談センターの職員さんが、そのことを知らせに来てくれました。

予定時刻の15分後くらいでしょうか、アルツ君が男性職員に連れられて、やってきました。

例によって、最初から、やや興奮気味です。

会議室の椅子に腰を下ろすと同時に口を開きます。

アルツ君:「何でお前たちがここにいるんだ?誰がここに来るように教えたんだ?」

まだ怒鳴り声ではありませんが、明らかに不機嫌そうな顔つきです。

ヤッチが最初に答えを返します。

ヤッチ:「俺たちが頼んで、旦那さんと会わせてくれるようにお願いをしたんだよ。」

アルツ君:「ウソをつけ。何でそんなことをしなくちゃならないんだ。そのことしたって仕方がないだろう???」

段々とアルツ君の声が荒くなっていくのかがわかります。

ヤッチ:「仕方ないってことはないだろう…。それにもう暖かくなってきたから、いつまでも冬物の洋服を着ていられないから、薄手の洋服の着替えを持ってきたよ。」

アルツ君:「そんなもん、必要ないっ。」

ヤッチ:「なんで?」

アルツ君:「なんでって、どうせ、有ったって、着なけりゃそれまでだ。」

ヤッチ:「着ないわけには、いかんだろう?」

アルツ君:「裸でいればいい。」

ヤッチ:「そういうわけにもいかんだろう…。」

アルツ君:「どうせ、俺みたいなのは、着てたって着なくたって、誰も見てる奴はいないよ。それより、何で俺はあそこにいるんだ?なんか悪いことしたからか?」

『あそこ』とは、アルツ君が今ショートステイを繰り返している施設のことです。

ヤッチ:「悪いことなんて、してないよ。」

アルツ君:「じゃあ、なんであんな牢獄みたいなところに俺は居るんだ?人殺しでもしたってことか?」

ヤッチ:「そんなことしてないだろっ!?何にもしてやしないよ。」

アルツ君:「それなら、何で俺はあそこにいるんだっ!!悪いことでもしなきゃ、あんなところに入れられるわけないだろっ!!」

アルツ君がついに怒鳴り声を上げ始めました。

姉:「パパは悪いことなんて、何もしてなんかいないわよ。もし、悪いことしてたら、ここにだって来れないじゃない。」

姉が今度は口を開きました。

キノコさん:「そうよ。何にもしてなんかいないわよ。」

キノコさんもフォローします。

アルツ君:「ウソをつけっ!!そうやって、みんなして、俺をあそこに追いやってるんだろっ!!」

正直、この時、真実を伝えるべきか、非常に迷いました。

理解できるか、できないかは別として、これだけ混乱しているのですから、真実を伝え、理解してもらうのが良いようにも思えます。

真実を伝えれば、余計に興奮することも、考えられます。

しかし、いずれは、真実を伝えなければならない日が来るのですから、ヤッチとしては、できるだけ早い時期に伝えておいた方が良いように思えます。

高齢者相談センターの職員の人たちは、アルツ君が興奮するようなことが有っても、ちゃんと事情を説明するようなことは有りません。

同じように、「別に悪いことなどしておられませんよ。」とおっしゃるだけです。

なにか思惑があってそうしていることなのか、ヤッチ自身に気を遣ってそうおっしゃっているのかは、わかりませんが、いずれにしても、アルツ君がなぜ今の施設にいるか、きちんとした説明はしていません。

高齢者相談センターの職員さんが、事情を説明しない以上、ヤッチがまたしゃしゃり出て、説明するわけにもいかない雰囲気です。

やはり後で、高齢者相談センターの職員さんと相談し、説明するのが良いのか、このまま説明しないでおくのか決めた方が良さそうです。

当のアルツ君ですが、前回同じ場所で面会したときは、『仕事が忙しい』と言って、施設での歩行訓練を仕事と認識し、決して今居る施設のことを『牢獄』などと言うことは有りませんでした。

しかし、今回は、施設を『牢獄』と言い、自分が何か悪いことをしたから、牢獄に入れられているのだと錯覚しているようです。

そして、どうして自分がその牢獄に居るのかが分からず、それを家族にぶつけてくるのです。

おそらく、アルツ君には、家族の誰かが、謀ってアルツ君をその牢獄に入れたのではないかと言う疑惑も有り、家族の顔を見ると強い口調になるのかもしれません。

今回のアルツ君の面会では、アルツ君は一度たりとも笑顔を見せることは有りませんでした。

差し入れとして、持参したボタモチを差し出しても、一度は払いのける始末…。

終始どうして自分が今の施設に居るのかという疑問をぶつけ、終いには相談センターの会議室のテーブルを蹴り上げてしまうほどです。

ある意味介助なしに机を蹴り上げられるのですから、アルツ君のパーキンソン症状はすこぶる改善しているともいえますが、なんとも穏やかではありません。

アルツ君の腰の前屈や、パーキンソン症状は改善されているのは、施設でのリハビリの成果なのかわかりませんが、興奮し、暴れるのはいただけません…。

前回の面会の時も興奮が収まらなかったので、今回差し入れしたフェルガードについては思い切って種類を変えてみました。

前回まで、アルツ君に飲んでもらっていたのは、フェルガード100です。

このフェルガード100には、人によっては興奮を及ぼすガーデンアンゼリカという成分が含まれていたので、今回はこのガーデンアンゼリカが少ないタイプのフェルガード100MハーフとフェルガードAというのを飲んでもらうことにしました。(株式会社グロービアより購入)

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[関連記事:フェルガードの種類と購入方法]

2種類あるうち、どちらを夕方に飲んでもらうかを少々迷ったのですが、フェルガードAを朝に1包、フェルガード100Mハーフ1包を夕方の早い時間にアルツ君に飲んでもらうように高齢者相談センターの職員さんにお願いしておきました。

アルツ君の腰の前傾やパーキンソン症状の改善がフェルガードによるものなのか、あるいは施設での訓練の賜物なのか、はたまた環境の変化による一過性のものなのかはわかりませんが、とりあえず、職員さんに無理を言ってお願いをしてみました。

アルツ君、高齢者相談センターの職員さんにもこの日は、闘争心むき出しでした。

アルツ君:「あんた、俺に今日はここに来るって一言も言わなかったよな?何で一言も言わないで、俺をこんなところに連れて来たんだっ?」

職員さん:「いえいえ、申し上げましたよ。」

アルツ君:「いつ?」

職員さん:「昨日です。」

アルツ君:「ふんっ!連れてきた今となっては何とでも言えるわっ!さっさと帰るぞっ!!」

この日もアルツ君、後ろを振り向きもせず、施設へ帰って行ってしまいました。


………………………………


そして今月5月7日はドクターによるアルツ君の診察日です。

診察の予約時間は正午を回った12時20分という昼ご飯を食べて行こうかどうしようか迷う時間帯でしたが、例によって、アルツ君は施設からドクターの診療所まで高齢者相談センターの職員に車で連れて来てもらいます。

ヤッチは自宅から電車を利用して診療所に向かいます。

アルツ君には家族が生活保護を受け、バラバラの生活をし始めたことは、まだ知らせていません。

予約時間ちょうどくらいに到着しましたが、今回はアルツ君の方が先に到着していました。

待合室の長椅子に腰かけています。

高齢者相談センターの職員さんは二人。

診療所の中に入り、アルツ君に声をかけます。

アルツ君、少しビックリした表情…。

アルツ君:「何で俺がここに居るって知ってるんだ?」

ヤッチ:「教えてもらったからだよ。」

ヤッチは高齢者相談センターの職員さんの方を向き、軽く会釈します。

アルツ君:「こんなところにお前が来たってしようがないじゃないか?ばあさん(キノコさん)は?」

ヤッチ:「奥さんは、ちょっと遠いから家で留守番だよ。」

アルツ君:「ばあさんのやつ、俺がいなくてさぞかし生々しているんじゃないのか?昼寝でもしているんだろう?」

ヤッチ:「そんなことはないよ。いつも『どうしてるんだろう…?』って心配しているよ。」

アルツ君:「ウソをつけ!そんなわけがないっ!」

今回もアルツ君、興奮気味です。

ヤッチ:「そんなこと有るさ。旦那さんはどうなんだい?昼寝三昧かい?」

アルツ君:「何だかなぁ…。適当にやってるよ。」

ヤッチ:「『適当』っていうのは、『いい加減』ていう意味かい?」

アルツ君:「両方だな。適当な時も有れば、いい加減の時もある。」

ヤッチ:「らしくていいじゃん。」

アルツ君:「それより、なんでなんだろうなぁ…。」

ヤッチ:「何が?」

アルツ君:「俺があそこに居る事さぁ…。」

ヤッチ:「あそこって?」

アルツ君:「今居るところに決まってるだろっ。」

ヤッチ:「うん…。」

アルツ君:「なんで俺はあそこにいるんだ?よっぽど悪いことでもしたんだろうなぁ…。」

なんだか、アルツ君の顔を見るたびにこの話題になってしまいます…。

(-_-;)

ヤッチはアルツ君に小さな声で耳打ちしました。

ヤッチ:「隣に事情をよく知っている人が居るから、確かめてみん?」

隣りに座っていたのは高齢者相談センターの支援係長さんです。

アルツ君を保護したまさにその人でも有ります。

アルツ君がその隣にいた支援係長さんにたずねます。

アルツ君:「俺はよっぽど悪いことでもしたのかねえ…???」

支援係長さん:「悪いこと?」

支援係長さんが聞き返します。

アルツ君:「今、寝泊まりしてるところだよ。そうでもなきゃあんなところに俺が入れられるわけないだろ?」

支援係長さん:「いえいえ、悪いことなんて、されてはいませんよ。」

アルツ君:「じゃあ、なんで俺はあそこにいるんだ?」

支援係長さんも次の答えが出て来ない様子…。

ちょっと黙り込んでしまいました。

アルツ君:「教えてくれないとこ見ると、よっぽど悪いことしたんだなぁ…。」

ヤッチ:「何か心当たりはあるのか?」

ヤッチが張本人であるにも関わらず、アルツ君にたずねます。

アルツ君:「心当たりがないから困ってんだよ…。」

ヤッチ:「だったら、旦那さんは悪いことは何もしてないよ。自分を信じていいと思うよ。」

アルツ君:「そうかなあ。でも、そうでもなきゃこんなところにも連れて来られないぞ!?」

ヤッチ:「この診療所のこと?ここは自宅に居る時から何回か来ているじゃないか。先生の顔も覚えているだろ?」

アルツ君:「でも、俺はどこも悪くないんだぞ。なのに何で医者に連れて来られなきゃいけないんだ?」

ヤッチ:「医者に見せて、どこも悪くないことを確認に来ているんだよ。」

アルツ君:「そんなのわかるもんか。悪くもないところを悪いというのが医者だ。それでメシ食ってるんだぞ。」

ヤッチ:「今はそんなお医者さんはすぐにオマンマ食い上げだよ。今はそういうのは流行らないよ。」

ほどなく、アルツ君の診察の順番が回ってきました。

アルツ君とともに、一同診察室の中に入ります。

ドクターがアルツ君にいつものように声をかけます。

ドクター:「いかがですか?具合はどうですか?」

アチャー!!タイミングが悪かったぁ…!!

ドクターが火に油を注ぐような格好になってしまいました。

アルツ君:「具合が悪い?何であんた俺にそんなことを聞くんだっ?俺はどこも悪くなんか無いんだぞっ!!だいたいそれを決めるのが、あんたの仕事だろっ!!」

おっしゃる通りといえば、それまでですが、アルツ君、中々ワイルドな攻撃に出たもんです…。

それにしても、他人の前では、割と朗らかなアルツ君が、ドクターに向かって大声をあげたので、ドクターももちろんですが、ヤッチもビックリです。

アルツ君:「失礼しました。そういうつもりで聞いたわけではないんですよ…。○○さん(アルツ君のこと)の感触としてどう感じておられるか聞きたかったのですよ。」

アルツ君:「それならそうと、そういう風に聞けばいいじゃないかっ!今ので大いに俺は気分が悪いぞっ!!」

ドクター:「それはそれは失礼しました。いつもにこやかな○○さんにしては今日は気分がよろしくないようですね。で、施設ではどうなんでしょうか?」

ドクター、今度は話題を変えて、高齢者相談センターの職員さんに質問を向けます。

一部始終を聞いていた職員さんも場の雰囲気を察して、慌てて答えます。

支援係長さん:「それはそれは穏やかに過ごしていらっしゃいますよ。にこやかな笑顔が絶えないと聞いております。」

アルツ君:「それほどでもないよ。普通だよ…。それは大袈裟だよ。」

アルツ君に笑顔が戻りました。

久しぶりに見るアルツ君の笑顔です。

持ち上げられるとひょいひょい木に登るのは息子にも遺伝しています。

(^^ゞ

ドクター:「それはそれは何よりですなぁ…。いつも良い笑顔をされるのが○○さんの良いところですからねえ…。」

ドクターもすかさず、持ち上げます。

アルツ君:「みんなして、言いたいこと言ってるよっ。」

アルツ君、まんざらでもない様子…。

(^_^;)

ドクター:「それでは、普段とあまり変わらないということで良いのかな?」

ドクターが早くも締めに入ります。

高齢者相談センターの職員さんもうなずきます。

アルツ君:「それでは最後に腕の動きを診てみましょう。」

ドクターがアルツ君の腕を曲げ、揺さぶります。

ドクター:「特に異状は無いようですねえ。今度は目の動きを診ましょう。私の指先を見て下さい。」

ドクターはアルツ君に自分の指先をアルツ君の目の前にかざし、左右に動かし、目で追うように指示します。

続いて上下。

ドクター:「うん…。若干垂直方向が着いて来ていないようですね。」

前回の診察では垂直方向の眼球障害は改善されていたのに、今回はまた悪くなっているようです。

ヤッチ:「かなり、よくない感じですか?」

ヤッチが口を挟みます。

ドクター:「いえ、この程度なら、転倒に注意さえしていれば、問題ないでしょう。」

歩行についても、診察室の中を歩き回ってもらいましたが、介助なしで歩き回れるほど…。

アルツ君も少しドヤ顔です。

こうして一触即発の場面もありましたが、今回の診察時間はかなり短いものになりました。

再び、待合室に戻ります。

支援係長さんはアルツ君を乗せて帰る車を取りに、男性職員はアルツ君の診察料金の支払いと処方された薬を取りに調剤薬局へ…。

監視の目が無くなったのを良い事にヤッチは姑息な手段を…。

アルツ君にまたしても耳打ちします。

ヤッチ:「今の二人が旦那さんのことをよく知ってる二人だから、わからないことが有ったら、あの二人に疑問をぶつけてみな。」

そう…。

なぜ故アルツ君が施設で保護されているかをヤッチ自身からではなく、相談センターの人間に言わせようという魂胆です。

アルツ君がゆっくりうなずきます。

支援係長さんが車を診療所の前に運んできました。

アルツ君とヤッチは外に出ます。

男性職員はまだ薬が出ていないようで戻って来ません。

支援係長さんがアルツ君に後部座席に乗るよう促します。

軽自動車では有りますが、ワゴンタイプの車体なのでそこそこ高さが有ります。

それにも関わらず、アルツ君、一人で車に乗り込みます。

ヤッチは支援係長さんに挨拶をして、その場を立ち去ろうとして、アルツ君に一声かけます。

ヤッチ:「それじゃあ、旦那さん、元気でね。」

アルツ君:「うるさいっ!!」

咄嗟に出た一言だったので、言葉のチョイスを誤りました。

(・。・;

アルツ君の機嫌を損ねてしまったようです。

後で高齢者相談センターの支援係長さんから姉を通じて聞いた話ですが、診察の後もアルツ君はかなり不機嫌だったらしく、施設に戻ってからも興奮気味だったそうです。

でも施設に入所している人たちと会話しているうちに、ようやくアルツ君本来のほがらかさを取り戻した言うことです。

この話を聞き、ヤッチは姉に電話で相談することに…。

ヤッチ:「俺はさ、早くに旦那さんに事実を伝えた方がいいと思うんだけど、どう思う?俺が原因で施設で特養に入所待ちになっていることも、俺の口から言っても構わないと思っているんだけど…。もちろん、すぐに呑み込めなくて、怒って興奮することもあると思うけど、相談センターはどういう風に考えているんだろう?このままだと旦那さんがウツになっちゃうことだってあり得るぜ。」

姉:「そうだよね。じゃあ、私から、○○さん(支援係長さん)に聞いてみるよ。あんたが、動くとまた問題になるから、私からの意見と言うことにするよ。」

ヤッチ:「了解。相談センターの人たちも素人じゃないはずだから、少しは考えてもらえるといいんだけど…。上手い具合に話してみてよ。」

姉:「わかった。明日にでも電話で聞いてみるよ。」

翌日、姉が高齢者相談センターの支援係長さんに電話をかけてくれました。

支援係長さんも即答はせずに、専門家の意見も聞いてみるということでいったん電話を切ったそうな…。

その日の午後の再び支援係長さんから姉に電話が入りました。

支援係長さんはアルツ君の現在居る施設の生活相談員さんや診療所のドクターとも相談したようです。

結局、答えはノーでした。

理由の大きなものは、認知症の人には怒りなど感情が強く残っていて、他の事は忘れてしまってもこうした感情だけは強く残るもので、今、アルツ君の置かれている現状を説明しても理解はできず、怒りの感情だけが残ってしまい、返って興奮してしまう可能性があるとのことです。

ドクターの見解として、家族の前で興奮するのは、家族だと甘えが出て、普段言えないことを口にするのでは!?ということです。

なんだか、的を得ているようないないような…。

介護の本によく書かれているような回答で、アルツ君のようなレアケースにも当てはまるのでしょうか…?

正論には聞こえますが、ヤッチには、何かしっくりこないものをおぼえます。

それじゃあ、アルツ君の怒りの感情が治まるのは、アルツ君の認知が相当程度進んでから?ウツになってから?

アルツ君は認知症があるとはいえ、かなり思い悩んでいるのは事実だと思います。

こうした心のわだかまりを解いてあげる方法はないんですかねえ…。

そもそも原因を作ったのはお前だろという声が聞こえてきそうですが…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ


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2012/05/11 | コメント (2) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top

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2015/12/21 (月)  カテゴリー: キノコさん
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sheepskinboots

こんばんは。

アルツ君の息子ヤッチです。

ずっと母キノコさんのことを書いていなかったので、キノコさんについて書きたいと思います。

ご存知の方も多いかもしれませんが、我が母キノコさん、父アルツ君が特別養護老人ホームに入所が決まるのとほぼ同時期にアパートで独り暮らしを始めました。

ヤッチの部屋のあるアパートは2棟同じような建物が建っていますが、キノコさんはその別棟に住んでいます。

アルツ君と同じ生まれ年で、現在(2015年)87歳です。

キノコさんもヤッチも時折互いの部屋を訪れたりしますが、ほとんどのキノコさんとのコミュニケーションツールは電話です。(しゃべり相手が少ないせいか、電話をすると、なかなか電話を切らせてくれましぇん。)

目と鼻の先に居るというのに、逆に直接会う頻度は少なくなるものですね~。

そんなキノコさんですが、今までは介護保険の要支援1でしたが、今は要介護2です。

週に2回程度、介護保険を使って、部屋の掃除など、ヘルパーさんにいらしていただいて訪問サービスを受けています。

要介護2になったことは、今年の秋にキノコさんのケアマネさんから聞かされました。

どうして要支援1から要介護2なったのか、ケアマネさんからお伺いしていませんが、多分足腰がだいぶ弱ってきていることではないかと…。

電話で話をしていても、話が長いことを除けば、物忘れなど認知機能の衰えは感じません。

ただ、歩行がおぼつかなくなってきていて、アルツ君が特別養護老人ホームに入所してからしばらくは、自分でシルバーカーを押し、自分の足で面会に出かけていましたが、今は車椅子で送迎しないと無理…。

まあ『老化』という言葉でかたづけてしまえばそれまでですが、歩けなくなってきた主たる原因を考えた場合、ヤッチ的にはキノコさんのハンマートゥが原因じゃないかと思うんですよね。

これが治りさえすれば、以前と同じようにとはいかないまでも、また少しは歩けるようになるんじゃないかと考えています。

ご存知かもしれませんが、ハンマートゥというのは、足の指が曲がったまま元に戻らなくなった状態のことです。(金づちのつま先~直訳)

キノコさんの場合は足の中指が特に大きく曲がってしまっています。

ハンマートゥの原因の一つにサイズの合わない靴を履いているせいだというのがありますが、キノコさんもどうやらこの口です。

足のアーチ構造を修復しないかぎりり根治しないという話も…。

ヤッチが言ったところで、言うことを聞きやしませんからね~。

かかとのすり減った靴も後生大事に取っておいて中々捨てないタイプ…。

サイズの大きい靴を購入し、冬場は靴下を2枚重ね履きするので、当然、夏場などの暑い時期は同じ靴でもユルユルの図式です。

足の指が曲がったままで、痛くないのならまだ生活に支障をきたすことは無いのかもしれませんが、キノコさんの場合は、曲がった足の指の腹にマメ(タコ?)のようなものができてしまい、歩くたびにそこが刺激され、痛むのだそうです。

また、足の指が曲がってつま先が膨らむので、靴を履くと足の指の背のほうも圧迫されて痛むようです。

足の指が痛むのであればどうしたって歩く機会は減ってきますし、治癒したとしても歩く筋力を取り戻すのは容易なことではありません。

一応、定期的な内科の診察の時に、かかりつけの先生の診察を受けていますが、なかなか治りません。

外出するときも、福祉用具で購入した室内履き(サンダルに近い?)のような、つま先が開いた靴を履いています。

さすがにこの靴では雨の日や寒い冬の日ではかわいそうな状況…。

第一つま先の開いた靴を屋外で履けば、ケガの危険が伴います。

なので、ヤッチ、先日、キノコさんにブーツをプレゼントしました。

楽天市場でネット購入し、キノコさん宛の住所に送ってもらうよう手続きしました。

足型に合った介護用の靴も検討しましたが、足型に合っているとはいえ、窮屈な靴を履かせてしまってはますます歩く機会が減るのではないかと考え、この際、リハビリは捨ておいて、防寒のみを重視したムートンブーツです。


ムートンといってもフェイク(合成皮革)です。

値段は税込み、送料込みでな、なんと1,280円(2015年12月現在)。

これなら、ワンシーズンで履きつぶしても納得いく金額です。

表記はありませんでしたが、本体価格にしたら、500円とか600円の品物かもしれませんね。

ヤッチなら高価なものをプレゼントするだろうと思ったそこのアナタ、それは大きな間違いです。

当然UGGやEMUのものでもありません。

色は定番色のキャメルやベージュにしようか迷いましたが、『派手じゃない?』と言われそうな気配もあるので、無難な黒を注文することに…。

ネット購入だと、実際の色や履き心地、風合いなどを確かめられないのが難点ですが、黒ならイメージに近いものが届くだろうというヤッチの安易な発想です。

ロングだと年寄りなので脱ぎ履きが難しいだろうと、できるだけショートのものを探していたら、ベリーショートを発見、さっそくクリックです。

サイズについてですが、キノコさんは普段24.0cmの靴を履いています。

これがぴったりのサイズなのかは疑わしいところですが、このショップでは、S、M、L、LLから選択するようになっていたので、レビューを読んで、やや大きいかなと思われるLサイズ(24.0~24.5cm)を購入です。

大き過ぎれば中敷きで調整です。

キノコさんには本人宛てに荷物が届くことを事前に教えておきました。

まさか頼んだ翌日に商品が届くと思っていませんでしたが、翌日の夜にキノコさんから電話がヤッチの元へ。

キノコさん:「あんたが頼んでくれたブーツが届いたんだけど、お金を払わなくていいの?」

ヤッチ:「清算済みだよ。」

キノコさん:「あら、悪いじゃないの。払うわよ。」

ヤッチ:「一足早いクリスマスプレゼントでいいよ。1,280円だけどな~。」

キノコさん:「え!そんな値段なの?送料も入れて?」

ヤッチ:「そうだよん。」

キノコさん:「そんな値段には見えないけどね…。」

ヤッチ:「え?よくなかった?」

キノコさん:「違うわよ。逆よ。とってもそんな値段に見えないくらい素敵なブーツっていう意味よ。」

ヤッチ:「じゃあ、128,000円にしとく?」

キノコさん:「…。」

↑ 冗談が通じない職人の妻…。

ヤッチ:「で、履いてみたの?」

キノコさん:「いや、まだ。あんたに見せてからのほうがいいかと思って…。」

ヤッチ:「別に俺が履くんじゃないからいいのに…。」

キノコさん:「でも、私の部屋に来て見てよ。」

ヤッチ:「わかった。じゃあ、今そっちに行くよ。」

ヤッチは自分の部屋を出てキノコさんの部屋に行きます。

ヤッチ:「どう?お気に召さなかった?」

キノコさん:「いやあ、そんなことないわよ。とっても素敵よ。梱包されてた箱だって、とても丈夫そうで立派よ。」

ヤッチ:「つったって、靴の箱でしょ?」

キノコさん:「まあ、そうだけど…。それにこのブーツ、本革みたいね?」

ヤッチ:「本革じゃないよ。合成皮革だよ。」

キノコさん:「だから、本革なんでしょ?」

ヤッチ:「違うよ。合成皮革っていうのは、ニセモノの革ですよっていう意味だよ。」

キノコさん:「あら、やだ。『革にあい成りました。』って、どこかに書いてあったから。」

ヤッチ:「夫婦で漫才やるのは結構な話だけど、ボケが二人じゃ成立しないぞ?」

キノコさん:「失礼ね。まだ、頭のほうはしっかりしてるわよ。」

ヤッチ:「…。で、ちょっと履いてみなよ。きつくて入らなかったら、返品する都合もあるからさ。」

ヤッチは椅子に腰かけているキノコさんに部屋の中でムートンブーツを履かせます。

ヤッチ:「柔らかそうな素材だから、あまり長くて履きにくかったら、折り返して履いてもよさそうだな…。で、どう?痛くない?」

キノコさん:「痛くないわ。フカフカして温かいわ。」

ヤッチ:「ちょっと、立って歩いてみん?」

キノコさんが立ち上がります。

ヤッチ:「どう?痛くならない?」

キノコさん:「うん。平気だわ。靴下をもう一枚履いたら、多分ピッタリよ。」

ヤッチ:「まーた、そんなこと言ってるのかよ。もう一枚履くなら、足の皮の内側に履けよ。」

キノコさん:「…。」

ヤッチ:「どう?明日から履いてどっか行って来れば?」

キノコさん:「なんだかもったいないようだわね…。」

ヤッチ:「中のボアが抜けるって書いてあったから、冬が終わるころには、俺の頭のようにテニスコートの外に落ちてるテニスボールだよ。」

キノコさん:「そうかしら?箱だって立派だし、高級なんじゃない?」

ヤッチ:「満足いただけた?」

キノコさん:「満足、満足。この箱なら、お裁縫道具を入れるのにちょうどいいわ。」

欲しいのは箱かいっ!

キノコさん

さすがです…。

(; ̄ー ̄川 アセアセ



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2015/12/21 | コメント (0) | トラックバック (0) | ホーム | ▲ Page Top
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